MAZDA MODEL CX-5 2012 取扱説明書 (in Japanese)
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エンジンが始動しないとき
燃料切れしたときは.(SKYACTIV-D.2.2)
連続して 30 秒以上エンジンを始動しないでください。 30 秒以上連続してエンジンを始動す
るとスターターを損傷するおそれがあります。
最初のエンジン始動でエンジンが始動しない場合、 10 秒待ってから再度エンジン始動を試み
てください。
燃料切れを起こした場合、 少なくとも 10Lの燃料を補給してからエンジンを始動してください。
燃料切れが起きると燃料系統に空気が入り、 エンジン始動に時間がかかることがあります。最
初のエンジン始動でエンジンが始動しない場合、 エンジン始動を数回試みてください。それで
も始動しないときはマツダ販売店へ連絡してください。
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5. トラブルが起きたら
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オーバーヒートしたとき
オーバーヒートについて
次のようなときは、 オーバーヒートです。
.●高水温警告灯(赤)が点灯し、 エンジンの出力が急に低下したとき。
.●エンジンルームから蒸気が出ているとき。
エンジンルームから蒸気が出ているときは、 ボンネットを開けない。
エンジンルーム内が熱いとき、 ボンネットを開けると、 蒸気や熱湯が噴き出してやけ
どなど、 重大な傷害につながるおそれがあります。また、 蒸気が出てない場合でも高
温になっている部分があります。ボンネットを開けるときは十分に注意してください。
エンジンが十分に冷えるまではラジエーターとリザーバータン
クのキャップを開けない。
エンジンが熱いときにキャップをはずすと、 蒸気や熱湯が噴き出してやけどなど、 重
大な傷害につながるおそれがあります。
エンジンルーム内を点検するときは、 ファンやベルトなどの回転部に
触れない。
特に、 エンジンルームが高温のときは、 エンジンが止まっていてもファンが回転する
ことがあるため、 手や指などが巻き込まれるなど、 重大な傷害につながるおそれがあ
ります。
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5. トラブルが起きたら
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処置方法
1.安全な場所に車を止めます。
2.エンジンルームから蒸気が出ていないかどうかを確認します。
エンジンルームから蒸気が出ているときは
. エンジンを止めてください。蒸気が出なくなるまで待ち、 風通しをよくするためにボンネッ
トを開け、 エンジンを始動してください。
エンジンルームから蒸気が出ていないときは
.エンジンをかけたままボンネットを開け、 エンジンを冷やします。
.クーリングファンが作動していることを確認し、 高水温警告灯.( 赤).が消灯したらエンジン
を止めます。
クーリングファンが作動していないときは、 エンジン温度がさらに上昇します。ただ
ちにエンジンを止め、 マツダ販売店にご連絡ください。
3.エンジンが十分に冷えてから、冷却水の量を点検します。量が不足しているときは①ラジエー
ター②リザーバータンクの順に冷却水を補充してください。
. 補充後はキャップを確実に取り付けてください。
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