MAZDA MODEL ATENZA 2015 アテンザ|取扱説明書 (in Japanese)

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
AFS ( アダプティブフロントライティングシステム ) とは
¬è”Å“7
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‹
AFS( アダプティブフロントライティングシステム )は、 エンジン回転中、 ヘッドランプ
が点灯しているとき、 ハンドルの操作にあわせてヘッドランプの照らす方向を左右に自動
で調節するシステムです。
ŒÝ
AFS( アダプティブフロントライティングシステム )を作動しないようにできます。
→ 538ページ「設定変更( カスタマイズ機能 )」
アダプティブ LED ヘッドライト (ALH) とは¬è”Å“7
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‹
アダプティブ LED ヘッドライト(ALH) は、 フォワードセンシングカメラ (FSC) を使用
することにより夜間走行時に前方車や対向車の状況を判断し、 ヘッドランプの照射範囲、
照射部分や明るさを自動的に変化させるシステムです。
→281
ページ「フォワードセンシングカメラ(FSC)について」
アダプティブ LED ヘッドライト( ALH)は 、 ヘッドランプの上向き( ハイビーム )と 下
向き(ロービーム )を次のように制御し、 前方車や対向車を眩惑することなく運転者の視
界確保を支援します。
グレアフリー ( 防眩 ) ハイビーム
ヘッドランプ上向き(ハイビーム ) の配光を前方車の
部分だけ減光して照射します。
車速約 40km/h以上で走行中に、 ヘッドランプ上向
き(ハイビーム )と下向き ( ロービーム ) を切り替え
ます。また、 車速が約 30km/h未満になると、 ヘッ
ドランプは下向き( ロービーム )に切り替わります。
ŒÝ
ヘッドランプが上向き(ハイビーム ) のときは、 メーター内のヘッドランプ上向き表
示灯が点灯します。
ATENZA_Qツ_3版.indb 2192015/05/07 15:29:48

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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ワイド配光ロービーム
車速約 40km/h以下で走行中に、 ヘッドランプ下向
き( ロービーム )の照射範囲を拡大して照射します。
ハイウェイモード
高速走行時にヘッドランプの照射角度を上方向へ移動
して照射します。
アダプティブ LED ヘッドライト( ALH)が対象物を認識できる距離は 、 周囲の状況によ
り異なります。
«™
サスペンションの改造、 ヘッドランプユニットの改造、 カメラの取り外しを
行わないでください。アダプティブ LED ヘッドライト (ALH) が正常に作
動しなくなるおそれがあります。
システムを過信せず、常に周囲の状況に注意を払い、必要に応じて、上向き ( ハ
イビーム ) と下向き ( ロービーム ) を 手動で切り替えるなど、 安全運転に心
がけてください。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
次のような状況では、 アダプティブ LED ヘッドライト( ALH)が正常に作動しない
場合があります。視界や道路状況、 交通状況に応じて、 上向き( ハイビーム ) と下向
き( ロービーム )を手動で切り替えてください。
●周囲に街灯、 電光掲示、 信号機などの光源があるとき
●周囲に反射板や標識などの反射物があるとき
●雨、 雪、 霧などで視界が悪いとき
●カーブの多い道、 起伏の激しい道を走行しているとき
●前方車や対向車のランプが暗いときや電球切れしているとき
●薄暗い早朝や夕暮れなどの暗さが不十分なとき
●ラゲッジルームや後席へ重い荷物をのせたとき
●前方車が水をまき上げて走行するなど前方の視界状況が悪いとき
作動させるとき
電源ポジションが ON の状態でランプスイッチが
の位置のときにヘッドランプを上向き(ハイビーム )
にすると作動します。同時にメーター内のアダプティ
ブ LED ヘッドライト(ALH)表 示灯 ( 緑 ) が 点灯し
ます。
周囲の明るさからアダプティブ LED ヘッドライト(ALH)が夜と判断すると作動します。
ランプスイッチをの位置以外にするか、 下向き(ロービーム )またはパッシングにす
ると解除します。
ŒÝ
アダプティブ LED ヘッドライト(ALH)を作動しないように変更できます。
→538ページ「設定変更( カスタマイズ機能 )」
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ブラインドスポットモニタリング (BSM) とは¬è”Å“7
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‹
ブラインドスポットモニタリング(BSM)は、 自車の後方から接近する車両の存在を知ら
せることにより、 車線変更時の後方確認を支援するシステムです。
ブラインドスポットモニタリング(BSM)は、 車速が約 15 km/h 以上で前進していると
きに後方からの接近車両を検知して、 その接近状態に応じてドアミラーに設置したブライ
ンドスポットモニタリング(BSM)接近表示灯を点灯させます。ブラインドスポットモニ
タリング(BSM)接近表示灯が点灯した状態で、 その点灯した側に方向指示器のレバーを
操作すると、 ブラインドスポットモニタリング(BSM) 接近表示灯が点滅するとともに警
報チャイムにより運転者に危険を知らせます。
当システムの検知エリアは、 自車の左右に隣接する車線で、 自車のフロントドア後端付近
から自車の後方約 50m までです。
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実際の車線変更時には、 必ず目視にて周辺状況を確認する。
本システムは車線変更時の後方確認を支援するシステムです。本システムの
作動には各種の制約があるため、 隣接車線に車両が存在する場合でもブライ
ンドスポットモニタリング ( BSM) 接近表示灯が点滅しなかったり 、 点滅が
遅れる場合があります。必ず、運転者の責任において後方を確認してください。
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快適装備の
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トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
●ブラインドスポットモニタリング( BSM)は次の条件をすべて満たしているとき
に作動します。
•電源ポジションが ONのとき
•ブラインドスポットモニタリング(BSM) スイッチを押してメーター内のブラ
インドスポットモニタリング(BSM)OFF 表示が消灯しているとき
•車速が約 15km/h 以上のとき
●ブラインドスポットモニタリング(BSM)は次のときには作動しません。
•ブラインドスポットモニタリング(BSM)O FF 表示が消灯している場合でも、
車速が約 10km/h を下回ったとき
•チェンジレバー(マニュアル車 )ま たはセレクトレバー( オートマチック車 )
を R に入れて後退中のとき
●次の場合、 システムはブラインドスポットモニタリング(BSM) OFF 表示を点灯
させ、 システムの作動を停止します。ブラインドスポットモニタリング( BSM)
OFF 表示が点灯し続ける場合は速やかにマツダ販売店で点検を受けてください。
•ブラインドスポットモニタリング(BSM)接近表示灯を含むシステムに何らか
の異常が認められるとき
•レーダーセンサー( リア )の車両への搭載位置に大きなズレが生じたとき
•レーダーセンサー(リア ) 付近のリヤバンパー上に雪や氷などが多量についた
とき( 氷、 雪や泥が付着しているときは、 これらを取り除いてください。)
•雪道を長時間走行したとき
•夏場に上り坂を長時間走行するなどレーダーセンサー( リア ) 付近の温度が非
常に高くなったとき
•バッテリーの電圧が下がっているとき
●次のような対象物は、 レーダーセンサー(リア )が検知しない 、 もしくは検知し
にくいことがあります。
•隣車線後方の検知エリアにいても、 自車に接近してこない車両( 接近車両は
レーダーの検出データをもとにシステムが判断しています。)
•自車とほとんど速度差なく長い時間並走している車両
•対向車
•自車が追い越そうとしている隣接車線の車両
•道路幅が極端に広い場合の隣接車線の車両(レーダーセンサー ( リア ) の検知
エリアは、 高速道路の道路幅に対して設定してあります。)
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
●次のような場合は、 ブラインドスポットモニタリング(BSM)接近表示灯の点滅
および警報チャイムの警告が遅れるか、 点滅 / 警告ができないことがあります。
•車両が 2 つ離れた車線から隣接車線に車線変更してきたとき
•急勾配を走行しているとき
•峠を越えるとき
•回転半径が小さいとき( 急カーブや交差点を曲がるときなど )
•自車線と隣接車線の高さに差があるとき
•ブラインドスポットモニタリング(BSM)スイッチを押してシステムを作動可
能な状態にした直後
●道路幅が極端に狭い場合は、 2 車線横の車両を検知する場合があります。( レー
ダーセンサー(リア )の 検知エリアは、 高速道路の道路幅に対して設定してあり
ます。)
●道路上および道路端の停止物( ガードレール、 トンネル、 側壁、 駐車車両等 )に
対してブラインドスポットモニタリング( BSM)接近表示灯が点灯する場合があ
ります。
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前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
●チェンジレバー( マニュアル車 )またはセレクトレバー( オートマチック車 )を
R の位置にすると、リアクロストラフィックアラート(RCTA)に切り替わります。
→233ページ「リアクロストラフィックアラート(RCTA)とは
¬è”Å“7
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‹」
ブラインドスポットモニタリング (BSM) 接近表示灯 / ブラインドスポッ
トモニタリング (BSM) 警報チャイム
ブラインドスポットモニタリング( BSM)またはリアクロ ストラフィックアラート
(RCTA)作動中は、ブラインドスポットモニタリング (BSM) 接近表示灯や警報チャイム
で、 隣接車線や自車後方に車両が存在することを知らせます。
ブラインドスポットモニタリング (BSM) 接近表示灯
ドアミラーに取り付けられています。後方からの接近車両を検知すると点灯します。電
源ポジションを ONにすると点灯し、 しばらくすると消灯します。
前進時 ( ブラインドスポットモニタリング (BSM) 作動 )
後方からの接近車両を検知して、 その接近状態に応じてドアミラーに設置したブラインド
スポットモニタリング(BSM)接近表示灯が点灯します。また、 ブラインドスポットモニ
タリング(BSM)接近表示灯が点灯した状態で、 その点灯した側に方向指示器のレバーを
操作すると、 ブラインドスポットモニタリング(BSM)接近表示灯が点滅します。
後退時 ( リアクロストラフィックアラート (RCTA) 作動 )
自車後方の左右に接近する車両を検知して、 ブラインドスポットモニタリング(BSM) 接
近表示灯が点滅します。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
減光解除機能
ランプスイッチをまたはの位置にすると、ブラインドスポットモニタリング(BSM)
接近表示灯が点灯したときの明るさは減光されます。
雪道や霧での走行時など、 周囲が明るく減光状態ではブラインドスポットモニタリング
(BSM)接近表示灯が見えにくい場合には、 減光解除ボタンを押すと減光が解除されブラ
インドスポットモニタリング(BSM)接近表示灯が点灯したときの明るさが明るくなりま
す。
→152ページ「パネルライトコントロールスイッチ」
ブラインドスポットモニタリング (BSM) 警報チャイム
ブラインドスポットモニタリング(BSM)接近表示灯の点滅と同時に鳴ります。
ŒÝ
ブラインドスポットモニタリング(BSM)警報チャイムの音量を変更できます。
→538ページ「設定変更( カスタマイズ機能 )」
ブラインドスポットモニタリング (BSM) スイッチ
スイッチを押すとブラインドスポットモニタリン
グ(BSM)およびリアクロストラフィックアラート
(RCTA)が停止され、 メーター内のブラインドスポッ
トモニタリング(BSM)OFF 表示が点灯します。
もう一度押すとブラインドスポットモニタリング
(BSM)およびリアクロストラフィックアラート
(RCTA)が作動可能な状態になり、 ブラインドスポッ
トモニタリング(BSM)OFF 表示が消灯します。
ŒÝ
電源ポジションを OFF にしたときは、 OFF にする前の状態が保持されます。たとえ
ば、 ブラインドスポットモニタリング(BSM) およびリアクロストラフィックアラー
ト(RCTA)が作動可能な状態で電源ポジションを OFF にすると、 次に電源ポジショ
ンを ON にしたときはブラインドスポットモニタリング(BSM)  およびリアクロスト
ラフィックアラート(RCTA)は作動可能な状態のままです。
ATENZA_Qツ_3版.indb 2262015/05/07 15:29:50

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
車間認知支援システム (DRSS) とは¬è”Å“7
÷
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車間認知支援システム(DRSS)は、車速が約 30km/h 以上のとき、レーダーセンサー( フ
ロント )が前方車との車間距離を計測し、 アクティブドライビングディスプレイ、 または
マルチインフォメーションディスプレイに表示します。さらに、 車速に応じた適正な車間
距離よりも前方車に近づきすぎた場合に、 ディスプレイにお知らせを表示して、 適正な車
間距離を保って運転ができるようアドバイスします。
/
車間認知支援システム (DRSS) を過信しない
車間認知支援システム (DRSS) は前方車との安全な車間距離の目安をお知
らせし、安全運転のアドバイスを行うシステムです。前方車の種類、天候状況、
道路状況等によっては前方車の検知に限界がありますので、 アクセルやブレー
キの適切な操作を怠ると思わぬ事故につながるおそれがあります。周囲の安
全を確認してブレーキペダルやアクセルペダルを踏むなど、 前方車や後続車
との車間距離を十分に確保してください。
ŒÝ
●次の条件をすべて満たしているときに車間認知支援システム( DRSS)は 作動し
ます。
•電源ポジションが ON のとき
•車間認知支援システム(DRSS)が ON のとき
•セレクトレバーが R レンジ以外のとき
•車速が約 30km/h 以上のとき
●システムの作動対象は 4 輪車両です。
●バイクや自転車等にも車間認知支援システム(DRSS)が 作動するときがありま
す。
●次の条件のときは、 車間認知支援システム(DRSS)が正常に作動しないときが
あります。
•DSC が故障しているとき
•前方車が極低速のとき
●次の対象物には作動しません。
•対向車
•静止物( 停車車両、 障害物 )
●車間認知支援システム(DRSS)を作動しないようにできます。
→538ページ「設定変更( カスタマイズ機能 )」
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ディスプレイ表示
車間認知支援システム(DRSS)の作動状態をアクティブドライビングディスプレイ 、 ま
たはマルチインフォメーションディスプレイに表示します。故障状態については、センター
ディスプレイに表示します。故障の場合は、 表示されたメッセージの方法で処置してくだ
さい。
→162ページ「警告灯、 表示灯」

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電源ポジションを OFF にしたときは、 OFF にする前の状態が保持されます。たとえ
ば、 車間認知支援システム( DRSS)が作動可能な状態で電源ポジションを OFF に
すると、 次に電源ポジションを ON にしたときは車間認知支援システム(DRSS)は
作動可能な状態になります。
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