MAZDA MODEL ATENZA 2015 アテンザ|取扱説明書 (in Japanese)

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
車間表示の目安*1
ディスプレイ表示 車間距離の目安
( 約 40km/h 走
行時 )車間距離の目安
( 約 80km/h 走
行時 )
マルチインフォメーショ
ンディスプレイ アクティブドライビング
ディスプレイ
約 25m約 50m
約 20m約 40m
約 15m約 30m
約 10m約 20m
( 前方車表示が点滅 )( 前方車表示が点滅 )
約 10m 以下約 20m 以下
*1車間距離は車速によって異なります。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
ディスプレイ表示の前方車表示が点滅する車間距離を変更できます。
→538ページ「設定変更( カスタマイズ機能 )」
ドライバーアテンションアラート (DAA) とは¬è”Å“7
÷
‹
ドライバーアテンションアラート( DAA)は 、 運転者の疲労や注意力の低下を検知し、 運
転者に休憩を促すシステムです。
ドライバーアテンションアラート(DAA)は、 車線内を車速が約 65 km/h 以上で走行し
ているとき、 フォワードセンシングカメラ(FSC)や各種車両情報から運転者の疲労増加
や注意力低下を推定して、 マルチインフォメーションディスプレイの表示、 警報チャイム
により運転者へ休憩を促します。
ドライバーアテンションアラート(DAA)は高速道路や自動車専用道路などで使用してく
ださい。
→281
ページ「フォワードセンシングカメラ(FSC)について¬è”Å“7
÷
‹」
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
/
ドライバーアテンションアラート (DAA)  を過信せず安全運転に
心がける。
ドライバーアテンションアラート (DAA) は 、 運転者の疲労や注意力の低下
を検知し、 運転者へ休憩を促すシステムです。ふらつきを防止するものでは
ないため、 過信しすぎると、 思わぬ事故につながるおそれがあります。運転
に集中し、 適切にハンドルを操作してください。
また、 道路状況や走行状況等によっては、 運転者の疲労や注意力の低下を適
切に検知出来ない場合があります。運転者は十分に休憩を取り、 安全運転に
心がけてください。
ŒÝ
●ドライバーアテンションアラート(DAA)は 、 次の条件をすべて満たしていると
きに作動します。
•車速が約65km/h 以上のとき
•車線の白線( 黄線 )を検知しているとき
•運転者の走行データ学習が完了したとき
●ドライバーアテンションアラート(DAA)は、 次のときには作動しません。
•車速が約65km/hを下回ったとき
•車線の白線( 黄線 )を検知できないとき
•急カーブを走行しているとき
•車線変更したとき
●ドライバーアテンションアラート(DAA)は 、 次のときには正常に作動しない場
合があります。
•車線の白線( 黄線 )がかすれや汚れなどにより見えにくいとき
•強風や悪路走行で車両が揺れ続けたとき
•スポーティーな走行をしているとき
•頻繁に車線変更を行っているとき
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
●ドライバーアテンションアラート(DAA)は 、 車速が約 65k m/h 以上で約 20
分間走行したときの走行データをもとに、 運転者の疲労や注意力の低下を検知し
ています。次のときは学習した走行データがリセットされます。
•15 分以上停車したとき
•車速が約 65km/h未満で約 30 分間走行したとき
•電源ポジションを OFF にしたとき
●ドライバーアテンションアラート(DAA)は 、 一度休憩を促すと、 45 分間は次
回休憩をお知らせしません。
ドライバーアテンションアラート (DAA) 表示
運転者の疲労や注意力の低下を検知すると、 警報チャ
イムが鳴り、 マルチインフォメーションディスプレイ
に表示されます。
ドライバーアテンションアラート (DAA) を停止させるには
ドライバーアテンションアラート(DAA)を作動しないようにできます 。→538ページ
「設定変更( カスタマイズ機能 )」
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快適装備の
使いかた
お手入れの
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トラブルが
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車両
スペック
さく
いん
リアクロストラフィックアラート (RCTA) とは
¬è”Å“7
÷
‹
リアクロストラフィックアラート( RCTA)は 、 自車の後方に接近する車両の存在を知ら
せることにより、 車両後退時の後方確認を支援するシステムです。
リアクロストラフィックアラート(RCTA)は 、 駐車場等から後退するときに自車の左右
に接近した車両を検知して、 ブラインドスポットモニタリング(BSM)接近表示灯の点滅、
および警報チャイムにより運転者に危険を知らせます。
U Œ¤æž
× 
リアクロストラフィックアラート (RCTA) 作動
1. チェンジレバー( マニュアル車 ) またはセレクトレバー ( オートマチック車 ) を R の
位置にすると、 リアクロストラフィックアラート(RCTA)が作動します。
2. 車両が接近し、 自車と衝突の可能性がある場合、 ブラインドスポットモニタリング
(BSM)接近表示灯が点滅、 同時に警報チャイムが鳴り、 バックガイドモニターに警
告が表示されます。
ATENZA_Qツ_3版.indb 2332015/05/07 15:29:53

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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
/
実際の車両後退時には、 必ず目視にて周辺状況を確認する。
本システムは車両後退時の後方確認を支援するシステムです。本システムの
作動には各種の制約があるため、 自車後方に車両が存在する場合でもブライ
ンドスポットモニタリング (BSM) 接近表示灯が点滅しなかったり 、 点滅が
遅れる場合があります。必ず、運転者の責任において後方を確認してください。
ŒÝ
●次の場合、 システムはブラインドスポットモニタリング(BSM)OFF 表示を点灯
させ、 システムの作動を停止します。ブラインドスポットモニタリング( BSM)
OFF 表示が点灯し続ける場合は速やかにマツダ販売店で点検を受けてください。
•ブラインドスポットモニタリング(BSM)接近表示灯を含むシステムに何らか
の異常が認められるとき
•レーダーセンサー( リア )の車両への搭載位置に大きなズレが生じたとき
•レーダーセンサー(リア ) 付近のリヤバンパー上に雪や氷などが多量についた
とき
•雪道を長時間走行したとき
•夏場に上り坂を長時間走行するなどレーダー付近の温度が非常に高くなったと

•バッテリーの電圧が下がっているとき
ATENZA_Qツ_3版.indb 2342015/05/07 15:29:53

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運転する

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快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
●次の場合、 レーダーセンサー( リア )が検知しない 、 もしくは検知しにくいこと
があります。
•後退時の車速が約 10km/h 以上のとき
•隣接した壁や駐車車両によりレーダーセンサー(リア ) の検知エリアが妨げら
れているとき(レーダーセンサー ( リア ) の検知エリアが妨げられない位置ま
で、 自車を後退させてください。)
× 
•自車の真後ろから車両が接近してきたとき
× 
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
•車両が斜めに駐車されているとき
× 
•ブラインドスポットモニタリング(BSM)スイッチを押してシステムを作動可
能な状態にした直後
●次のような場合は、 ドアミラーに取り付けられているブラインドスポットモニタ
リング(BSM)接近表示灯の点灯 / 点滅が見えにくいことがあります。
•ドアミラーに氷や雪が付着しているとき
•フロントドアガラスに曇りや雪、 汚れ、 霜が付着しているとき
●トレーラー等をけん引したり、 車両後部に自転車のキャリア等を装着した場合は、
リアクロストラフィックアラート(RCTA)を解除してください。レーダーの電波
がさえぎられるためシステムが正常に作動しない可能性があります。
ATENZA_Qツ_3版.indb 2362015/05/07 15:29:54

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前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
マツダレーダークルーズコントロール (MRCC) とは
¬è”Å“7
÷
‹
マツダレーダークルーズコントロール( MRCC)は 、 レーダーセンサーが前方車を検知す
ることで、 ドライバーがアクセルペダルやブレーキペダルを踏まなくても、 約 30k m/h
~ 100km/h の設定した速度での定速走行や、 前方車との車間距離を車速に応じて一定
に保つ追従走行ができるシステムです。
また、 追従走行時に前方車が急ブレーキをかけたときなど、 前方車に接近したときは、 警
報音と同時にディスプレイに警告を表示し、車間距離を十分確保するようお知らせします。
マツダレーダークルーズコントロール(MRCC)は 高速道路、 加速 / 減速の繰返しが少な
い自動車専用道路などで使用してください。
/
マツダレーダークルーズコントロール (MRCC) を過信しない
マツダレーダークルーズコントロール (MRCC) は 運転者の負担を軽減する
ために、 走行速度を一定に保つ、 あるいは、 前方車を検知して前方車との車
間距離を車速に応じて一定に保つシステムですが、 前方車の種類や状態、 天
候状況、 道路状況等によっては前方車の検知に限界があります。また、 前方
車が急ブレーキをかけたときや他車が割り込んだときなどは十分な減速がで
きず、 前方車に接近するなどして思わぬ事故につながるおそれがあります。
周囲の安全を確認してブレーキペダルやアクセルペダルを踏むなど、 前方車
や後続車との車間距離を十分に確保してください。
思わぬ事故につながるおそれがあるため、 次のような場所では使
用しない
 ●急なカーブ、 交通量が多く車間距離が十分に取れない道路や頻繁に加減
速を繰り返すような道路 ( 道路状況に合わせた走行はできません。)
 ●高速道路などでインターチェンジ · サービスエリア · パーキングエリアへ
進入するなど本線から出るとき (本線上で追従走行していたときは、 自
車が本線から出ることにより前方車がいなくなり、 設定された速度まで
加速する場合があります。)
 ●凍結路や積雪路などの滑りやすい路面 ( タイヤが空転して、 車のコント
ロールを失うおそれがあります。)
 ●長い下り坂 (車間距離を保つため自動的にブレーキを踏み続け、 ブレー
キが効かなくなる恐れがあります。)
マツダレーダークルーズコントロール ( MRCC) を使用しないと
きは、 安全のためマツダレーダークルーズコントロール (MRCC) 
を OFF にする
ATENZA_Qツ_3版.indb 2372015/05/07 15:29:54

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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
«™
けん引されるとき、 または、 他の車をけん引するときは誤って作動しないよ
うにシステムを OFF にしてください。
シャシーローラーを使用するときは、 シャシーローラー上を走行中に誤って
作動させないよう、 システムを OFF にしてください。
ŒÝ
マツダレーダークルーズコントロール(MRCC)は次のすべての条件を満たしている
ときに作動できます。
●車速が約 30km/h ~ 100km/h のとき
●マツダレーダークルーズコントロール(MRCC)が ON のとき
●ブレーキペダルを踏んでいないとき
●パーキングブレーキがかかっていないとき
●DSC が正常に作動できる状態のとき
 ●( マニュアル車 )
•チェンジレバーが R、 N 以外のとき
•クラッチペダルを踏んでいないとき
 ●( オートマチック車 )
セレクトレバーが D または M( マニュアルモード )のとき
次のときは、 前方車と接近したときでも、 警報が作動しない場合があります。
●前方車と同程度の速度で走行しているとき
●マツダレーダークルーズコントロール(MRCC)をセットした直後
●アクセルペダルを踏んでいるとき、 またはアクセルペダルを離した直後
●他車が割り込んだとき
次の対象物については、 対象物として検知しません。
●対向車両
●歩行者
●静止物( 停車車両、 障害物等 )
●前方車が極低速のときは、 前方車を正しく検知できないときがあります。
追従走行をするときはバイク、 自転車等の 2 輪車を前方車として設定しないでくだ
さい。
接近警報が頻繁に作動するような状況では、 マツダレーダークルーズコントロール
(MRCC)を使用しないでください。
ATENZA_Qツ_3版.indb 2382015/05/07 15:29:55

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