MAZDA MODEL ATENZA 2015 アテンザ|取扱説明書 (in Japanese)

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
4. 救援車のエンジンを止めて、 ブースターケーブルを次の順で接続します。
ブースターケーブルを接続する前に各バッテリーの端子(、)の位置を確認して
ください。
• 1 本目
自車のバッテリーの端子
救援車のバッテリーの端子
• 2 本目
救援車のバッテリーの端子
図で表示の箇所( アースを取る )
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/
バッテリーを取り扱うときは、 絶対に火気を近づけない。
バッテリーから発生する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあり危険で
す。また、 火花の発生を防ぐため次の点を必ず守ってください。
 ●の接続は自車バッテリーの端子に接続しないでください。
 ●ブースターケーブルの接続、 取りはずしのときは、端子がボディーや
端子に触れないように十分注意してください。
5. 救援車のエンジンをかけ、 エンジン回転数を高めにします。
6. 自車のエンジンをかけます。約 3 分間エンジンを回転させて、 応急的に自車のバッテ
リーを充電します。
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5. トラブルが起きたら
バッテリーがあがったとき
/
充電中はバッテリーに近づかない。
バッテリー液は希硫酸です。目や皮膚に付着すると重大な傷害につながるお
それがあります。万一目や皮膚に付着したときは、 すぐに多量の水で洗浄し、
応急処置が済んだら、 医師の診察を受けてください。
7. 自車のエンジンがかかったあと、 メーター内のディスプレイに「i-ELOOP 充電中」
が表示されるときがあります。エンジンを回転させ、 充電が完了すると表示が消えま
す。表示が消えるのを確認してください。
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メッセージ表示中に走行するとチャイムが鳴ります。メッセージ表示中にステアリン
グを操作すると通常のステアリング操作より重くなるときがありますが、 異常ではあ
りません。しばらくすると表示が消えて、 通常のステアリング操作に戻ります。
8. ブースターケーブルを接続したときと逆の順で取りはずします。
9. バッテリーカバーを取り付けます。
10. 早めにマツダ販売店で点検を受けてください。
ŒÝ
バッテリーがあがりやすいときは、 マツダ販売店で点検を受けてください。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
5. トラブルが起きたら
エンジンが始動しないとき
燃料切れしたときは (SKYACTIV-D 2.2)
«™
連続して 30 秒以上エンジンを始動しないでください。 3 0 秒以上連続してエンジ
ンを始動するとスターターを損傷するおそれがあります。
最初のエンジン始動でエンジンが始動しない場合、 10 秒待ってから再度エンジン始
動を試みてください。
燃料切れを起こした場合、 少なくとも 10L の燃料を補給してからエンジンを始動してく
ださい。燃料切れが起きると燃料系統に空気が入り、 エンジン始動に時間がかかることが
あります。最初のエンジン始動でエンジンが始動しない場合、 エンジン始動を数回試みて
ください。それでも始動しないときはマツダ販売店へ連絡してください。
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5. トラブルが起きたら
オーバーヒートしたとき
オーバーヒートについて
次のようなときは、 オーバーヒートです。
●高水温警告灯( 赤 )が点灯し、 エンジンの出力が急に低下したとき。
●エンジンルームから蒸気が出ているとき。
/
エンジンルームから蒸気が出ているときは、 ボンネットを開けな
い。
エンジンルーム内が熱いとき、 ボンネットを開けると、 蒸気や熱湯が噴き出
してやけどなど、 重大な傷害につながるおそれがあります。また、 蒸気が出
てない場合でも高温になっている部分があります。ボンネットを開けるとき
は十分に注意してください。
エンジンが十分に冷えるまではラジエーターとリザー
バータンクのキャップを開けない。
エンジンが熱いときにキャップをはずすと、 蒸気や熱湯が噴き出してやけど
など、 重大な傷害につながるおそれがあります。
エンジンルーム内を点検するときは、 ファンやベルトなどの
回転部に触れない。
特に、 エンジンルームが高温のときは、 エンジンが止まっていてもファンが
回転することがあるため、 手や指などが巻き込まれるなど、 重大な傷害につ
ながるおそれがあります。
処置方法
1. 安全な場所に車を止めます。
2. エンジンルームから蒸気が出ていないかどうかを確認します。
エンジンルームから蒸気が出ているときは
エンジンを止めてください。蒸気が出なくなるまで待ち、 風通しをよくするためにボ
ンネットを開け、 エンジンを始動してください。
エンジンルームから蒸気が出ていないときは
エンジンをかけたままボンネットを開け、 エンジンを冷やします。
クーリングファンが作動していることを確認し、 高水温警告灯(赤 )が消灯したらエ
ンジンを止めます。
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運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
«™
クーリングファンが作動していないときは、 クーリングファンの故障が考え
られます。ただちにエンジンを止め、 マツダ販売店にご連絡ください。
3. エンジンが十分に冷えてから、 冷却水の量を点検します。冷却水量が不足していると
きは
ラジエーターリザーバータンクの順に冷却水を補充してください。
冷却水がない場合は一時的に水を補充してください。
補充後はキャップを確実に取り付けてください。
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4. 早めに最寄りのマツダ販売店で点検を受けてください。
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5. トラブルが起きたら
キーが作動しないとき
キー一時停止機能
キーが車内にあるとき、 車内に置いてあるキーの機能(プッシュボタンスタートでのエン
ジン始動、 リクエストスイッチの操作 )が盗難防止のため、 一時停止する場合があります。
車内から一時停止したキーのアンロックスイッチを押すと復帰します。
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お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
5. トラブルが起きたら
けん引について
けん引してもらうとき
けん引はできるだけマツダ販売店または JAF などに依頼してください。特に、 エンジン
がかかっているのに車が動かないときや異常な音がするときは駆動装置の故障が考えられ
ます。必ずマツダ販売店または JAF などに連絡してください。
/
長い下り坂を降りるときは、 レッカー車でけん引する。
ロープでけん引をすると、 車間距離を保つためにフットブレーキを多用し、
ブレーキが過熱して効かなくなります。このような状態でけん引を続けると、
前の車に衝突するおそれがあります。
«™
オートマチック車をロープでけん引してもらうときは、 速度 30km/h 以下、
走行距離は 30km 以内にしてください。
4WD 車のけん引は、 前後輪すべてを持ち上げるか、 前後輪接地状態で搬送
してください。駆動装置の故障時は、 トレーラーなどに搭載して搬送してく
ださい。前輪または後輪だけを持ち上げた状態でけん引すると、 駆動装置が
破損したり、 車輪が台車から飛び出すなど思わぬ事故につながるおそれがあ
ります。
金属製のチェーンやワイヤーロープなどを使用するときは、 ロープやロープ
先端についているフック部に布などを巻いてください。直接バンパーにあた
ると、 傷がつくおそれがあります。
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5. トラブルが起きたら
けん引について
やむをえずロープでけん引してもらうときは、 車両の前側にあるけん引フックを使用し、
次の手順で行なってください。
1. けん引フック( ロングタイプ )、 ホイールレンチをラゲッジルームから取り出します。
→482ページ「工具、 ジャッキの格納場所」
2. マイナスドライバーなどの先端に布を巻いてカ
バーを取りはずします。
«™
カバーはバンパーから完全に取りはずし、 紛失しないように保管してくださ
い。
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3. ホイールレンチを使ってけん引フック( ロングタ
イプ )を確実に取り付けます。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
/
やむをえずエンジンがかかっていない状態でけん引される場合
は、 慎重に運転する。
エンジンがかかっていないときは、 ブレーキの効きが悪くなったり、 ハンド
ル操作が重くなるなど運転操作が困難になり、 思わぬ事故につながるおそれ
があります。
«™
けん引中は電源ポジションを OFF にしないでください。OFF にするとハン
ドルがロックされ、 操作できなくなり、 思わぬ事故につながるおそれがあり
ます。
7. パーキングブレーキを解除します。
8. けん引する車の制動灯に注意し、 ロープをたるませないように走行してください。
故障車をけん引するとき
一般路上でやむをえず故障した車をロープでけん引するときは、 後ろ側のけん引フックに
ロープをかけてけん引してください。
«™
けん引するときは次の点に注意してください。けん引フックや車体および駆
動装置を損傷するおそれがあります。
 ●自車の重量より重い車はけん引しないでください。
 ●急発進など、 けん引フックやロープに大きな衝撃が加わる運転をしない
でください。
 ●けん引フック以外にロープをかけないでください。
金属製のチェーンやワイヤーロープなどを使用するときは、 ロープやロープ
先端についているフック部に布などを巻いてください。直接バンパーにあた
ると、 傷がつくおそれがあります。
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5. トラブルが起きたら
けん引について
1. けん引フック( ショートタイプ )、ホイールレンチをラゲッジルームから取り出します。
→482ページ「工具、 ジャッキの格納場所」
2. マイナスドライバーなどの先端に布を巻いてカ
バーを取りはずします。
«™
カバーはバンパーから完全に取りはずし、 紛失しないように保管してくださ
い。
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3. ホイールレンチを使ってけん引フック( ショート
タイプ )を確実に取り付けます。
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