MAZDA MODEL ATENZA 2016 アテンザ|取扱説明書 (in Japanese)

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
自動ブレーキ作動表示
ž« Ÿ

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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
●アドバンスト ・ スマート ・ シティ ・ ブレーキ ・ サポート( アドバンスト SCBS)
を作動しないようにすると、
スマート ・ シティ ・ ブレーキ ・ サポート  [ 後退時 ] 
(SCBS

 R)  およびスマート ・ ブレーキ ・ サポート  (SBS)  も作動しなくなります。
●アドバンスト ・ スマート ・ シティ ・ ブレーキ ・ サポート( アドバンスト SCBS)
を停止した状態でエンジンを停止した場合、
次にエンジンを始動するとアドバン
スト ・ スマート ・ シティ ・ ブレーキ ・ サポート
 ( アドバンスト SCBS)  は作動可
能な状態にもどります。
AT 誤発進抑制制御 [ 前進時 ] とは ( オートマチック車 )
¬è”Å“7
÷
‹
AT 誤発進抑制制御[ 前進時 ]は車両が徐行中( 約 10km/h 以下 )や停車時、 前方に車
や壁などの障害物があるにも関わらず、 必要以上にアクセルペダルが踏み込まれた  ( アク
セルペダルを踏み間違えたと判断した )
 ときに、 エンジン出力を抑制することで、 衝突時
の被害を軽減します。システム作動中は、 AT 誤発進抑制制御
 [ 前進時 ]  表示で作動中を
お知らせすると同時に、 警報音で運転者に警告します。
アクセ ル 
踏み間違い
エン ジン 出力抑制
ピ・ピ・ピ・ピ
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
/
žc ”
AT 誤発進抑制制御 [ 前進時 ] を過信せず安全運転に心がける
AT 誤発進抑制制御 [ 前進時 ] は、 ペダルの踏み間違いによる事故を回避す
るものではありません。発進時はシフトやペダルの位置を十分に確認して操
作してください。シフト、
アクセルやブレーキなどの操作を怠ると思わぬ事
故につながるおそれがあります。
Э
停車中、 むやみにアクセルペダルを踏まない
停車状態を保ったり、 発進を緩やかにするものではありません。また、 障害
物の近くで故意にアクセルを踏み込まないでください。意に反して車が動き
出し、 思わぬ事故につながるおそれがあります。
«™
žc ”
踏切内に閉じ込められた場合、 フォワードセンシングカメラ (FSC) および
超音波センサー   ( フロント )   が遮断機を障害物と判断し、 AT 誤発進抑制制

  [ 前進時 ]   が作動することがあります。遮断機を押しのけて進む場合、 あ
わてずにアクセルを踏み続ける、 または踏みなおして脱出してください。脱
出の際、 車両が急加速することがありますので注意して運転してください。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
●AT 誤発進抑制制御[ 前進時 ]は次の条件のときに作動します。
• 
エンジンがかかっているとき



アドバンスト
・ スマート ・ シティ ・ ブレーキ ・ サポート  ( アドバンスト
SCBS)/ スマート ・ シティ ・ ブレーキ ・ サポート
 [ 後退時 ]  (SCBS  R)  を停
止していないとき


DSC
 OFF スイッチを押して DSC を作動停止状態にしていないとき


スマート
・ ブレーキ ・ サポート / スマート ・ シティ ・ ブレーキ ・ サポート  (SBS/
SCBS)
 警告表示  ( 橙 )  が表示されていないとき


セレクトレバーが
D/M レンジのとき
●フォワードセンシングカメラ(FSC)および超音波センサー( フロント )の検知
能力には限界があります。次のようなときは、 AT 誤発進抑制制御  [ 前進時 ]  が
作動しない場合があります。


フロントガラスまたはフロントバンパーに氷、
雨滴曇り、 雪、 霜、 汚れ、 ビニー
ル袋等の異物が付着しているとき


ウインドーウォッシャー使用中や降雨時にワイパーを使用していないとき
●次のようなときは、 フォワードセンシングカメラ(FSC)および超音波センサー
(
フロント )  が障害物を検知できず、 AT 誤発進抑制制御  [ 前進時 ]  が作動しない
場合があります。


障害物の高さが低いとき
 ( 低い壁、 低いガードレール、 トレーラーなどの後部 )


障害物が小さいとき



障害物が細いとき
 ( 標識の支柱や電柱など )


障害物が自車の中心から外れた位置にあるとき



障害物の面が自車に対して垂直に向いていないとき
]


垂れ幕や、
雪が付着した車両など、 障害物がやわらかいとき


障害物が凹凸のある形状をしているとき



障害物が極端に近いとき



フェンス、
ガラスなど均一な模様や模様のない障害物


荷台の低いトラック、
極端に車高の低い車両や車高の高い車両


キャリアカーなど、
特殊な形状をした車両
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運転する

前に
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ときに
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トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
●次のような状況では、 フォワードセンシングカメラ(FSC)および超音波センサー
(
フロント )  が障害物を正しく検知できず、 AT 誤発進抑制制御  [ 前進時 ]  が作動
しない場合があります。


カーブ、
坂道のとき


ハンドルを大きく切っているとき



ボンネットの上に雪などの障害物があるとき




・ 霧 ・ 雪など天候が悪いとき


湿度が低いとき、
高いとき


気温が低いとき、
高いとき


風が強いとき



走行路が平坦ではないとき



前方車の排気ガス、
砂や雪、 マンホールやグレーチングなどからの水蒸気など
による煙、 水しぶきが巻きあがっているとき


荷室やリヤシートへ重い荷物をのせたとき



障害物などと部分的な接触の可能性があるとき



カーブが連続する道路やカーブの出入口を走行をしているとき



ルーフレールなどを装着してフォワードセンシングカメラ
 (FSC)  および超音
波センサー
 ( フロント )  をおおうような長尺物を装着したとき


超音波センサー
 ( フロント )  付近に無線アンテナ、 フォグランプ、 字光式ナン
バープレートなどを取りつけたとき


車、
歩行者、 二輪車、 自転車などが横から割り込んだり、 飛び出してきたとき


朝方、
夕方の薄暗いとき、 夜間や屋内駐車場など周囲が暗いとき


ヘッドランプが照射されていない場所に障害物があるとき



前方に強い光を受けているとき
 ( 逆光やヘッドランプ上向き  ( ハイビーム )  な
ど)


自車が進路変更を行い、
障害物のすぐ後ろに接近したとき


衝突などで、
超音波センサー  ( フロント )  の方向がずれたとき


他車のホーン、
エンジン音、 超音波センサーなど、 他の音波の影響を受けたと

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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
●次のようなときは、 フォワードセンシングカメラ(FSC)および超音波センサー
(
フロント )  が障害物と判断し、 AT 誤発進抑制制御  [ 前進時 ]  が作動する場合が
あります。


急な登坂路があるとき



輪留めがあるとき



垂れ幕、
ETC や踏切などバーがあるとき


道路沿いの草木、
垣根、 車両、 壁、 フェンスを感知しているとき


草の生い茂った場所や、
オフロードなど悪路を走行するとき


低いゲート、
狭いゲート、 ETC ゲート、 洗車機、 トンネルなどを通行すると



路面上に金属物、
段差または突起物があるとき


ビニールカーテン、
旗などを潜って通行するとき


パイロンなどのプラスチック類



完全に開いていない駐車場ゲートや遮断器



シャシーダイナモなど使用するとき



キャリアカーに積載するとき



前方車に接近して走行するとき



カーブや交差点の左記に障害物があるとき



障害物に接近して通過するとき
●システムが作動しているときは、 運転者にマルチインフォメーションディスプレ
イまたはアクティブ ・ ドライビング ・ ディスプレイの表示で知らせます。
●システムが故障しているときは、 スマート ・ ブレーキ ・ サポート / スマート ・ シ
ティ ・ ブレーキ ・ サポート  (SBS/SCBS)  警告表示  ( 橙 )  が表示されます。
→ 170ページ「警告表示 / 警告灯」
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お手入れの
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トラブルが
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AT 誤発進抑制制御表示 [ 前進時 ]
ž« Ÿ

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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
/
žc ”
システムを過信しない。
 ●スマート ・ シティ ・ ブレーキ ・ サポート [ 後退時 ] (SCBS R) は、 あく
までも衝突時の被害を軽減するシステムです。システムを過信してアク
セルやブレーキなどの操作を怠ると思わぬ事故につながるおそれがあり
ます。
 ●スマート ・ シティ ・ ブレーキ ・ サポート [ 後退時 ] (SCBS R) の超音波
センサー   ( リヤ )   はリヤバンパーに設置され、 AT   誤発進抑制制御   [ 後
退時 ]
  と共用しています。スマート ・ シティ ・ ブレーキ ・ サポート   [ 後
退時 ]
  (SCBS   R)   の正しい作動のため、 次のことをお守りください。


超音波センサー
  ( リヤ )   にステッカー   ( 透明なものを含む )   などを貼
り付けないでください。超音波センサー
  ( リヤ )   が障害物を正しく検
知できず思わぬ事故につながるおそれがあります。


超音波センサー
  ( リヤ )   の分解などを行なわないでください。


飛び石などで超音波センサー
  ( リヤ )   周辺に傷などが認められるとき
は、ただちにスマート ・ シティ ・ ブレーキ ・ サポート
  [ 後退時 ]   (SCBS  
R)

  の使用を停止し、 必ずマツダ販売店で点検を受けてください。超音
波センサー
  ( リヤ )   の周辺にひび割れや引っかき傷などがあるまま運
転を続けると意に反して作動し、 思わぬ事故につながるおそれがあり
ます。
作動を停止させるときは次のページを参照してください。
→ 615ページ「設定変更
  ( カスタマイズ機能 )」


リヤバンパーを交換する際は、
マツダ販売店に相談してください。
Э
サスペンションを改造しない。
車高や車の傾きが変わると障害物を正しく検知できないため、 スマート ・ シ
ティ ・ ブレーキ ・ サポート  [ 後退時 ]   (SCBS   R)   が正常に作動しない場合
があります。
Э
超音波センサー ( リヤ ) に強い衝撃を与えない。
洗車時に超音波センサー ( リヤ ) に強い水圧を与えたり、 強くこすったりし
ないでください。また、 荷物の出し入れなどでリヤバンパーに強い衝撃を与
えないでください。障害物を正しく検知できず、スマート ・ シティ ・ ブレーキ ・
サポート
  [ 後退時 ]   (SCBS   R)   が正常に作動しない場合があります。
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前に
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快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
«™
žc ”
草の生い茂った場所や、 オフロードなど悪路を走行する際は、 スマート ・ シ
ティ ・ ブレーキ ・ サポート
  [ 後退時 ]   (SCBS   R)   を停止してください。
žc ”
4 輪ともすべて指定されたサイズで、 同一メーカー ・ 同一銘柄 ・ 同一トレッ
ドパターンのタイヤを使用してください。また、 磨耗差の著しいタイヤを混
ぜて使用しないでください。タイヤを混ぜて使用すると、 スマート ・ シティ ・
ブレーキ ・ サポート
  [ 後退時 ]   (SCBS   R)   が正常に作動しなくなるおそれ
があります。
žc ”
超音波センサー ( リヤ ) は氷、 雪などが付着した場合など、 状況によっては
障害物を正しく検知できない場合があります。このようなときは、 正しい制
御ができないおそれがあります。常に後方を注意して運転してください。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
●アクセル操作、 ブレーキ操作やハンドル操作によって車両姿勢が変化し、 障害物
が見えにくくなったり、 不要な障害物が見えやすくなったりします。このような
場合、 スマート ・ シティ ・ ブレーキ ・ サポート
[
後退時 ] 
(SCBS

R)

が作動しな
かったり、

作動する場合があります。
●スマート ・ シティ ・ ブレーキ ・ サポート[ 後退時 ] (SCBS R) は、 次の条件のと
き作動します。


エンジンがかかっているとき




ェンジレバー
(
マニュアル車 )
ま
たはセレクトレバー
(
オートマチック車 )



R の位置にしているとき


スマ
ート ・ シティ ・ ブレーキ ・ サポート
(
SCBS)
警告
表示
(
橙 )
が表
示され
ていないとき


マルチインフォメーションディスプレイに
「SCBS 後退時作動しません」と
表示されていないとき


車速が約
2  km/h ~約 8  km/h のとき


アドバンスト
・ スマート ・ シティ ・ ブレーキ ・ サポート
(
アドバンスト
SCBS)
 を停止していないとき


DSC
 が故障状態でないとき
●スマート ・ シティ ・ ブレーキ ・ サポート[ 後退時 ](SCBSR)は、超音波センサー
(
リヤ )
が発信した超音波が
、 後方の障害物に反射し、 超音波センサー
(
リヤ )

に戻ってきた超音波を受信することで、

後方の障害物を検知し、 作動しています。
●次のようなときは、 超音波センサー(リヤ )が障害物を検知できず 、 スマート ・
シティ ・ ブレーキ ・ サポート  [ 後退時 ]  (SCBS  R)  が作動しない場合があります。


低い壁、
荷台の低いトラックなど、 障害物の高さが低いとき


荷台の高いトラックなど、
障害物の高さが高いとき


障害物が車両や壁のように大きくないとき



標識のポールなど、
障害物が細いとき


障害物が自車の中心から外れた位置にあるとき



障害物の面が自車に対して垂直に向いていないとき



垂れ幕や、
雪が付着した車両など、 障害物がやわらかいとき


障害物が凹凸のある形状をしているとき



障害物が極端に近いとき
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