MAZDA MODEL AXELA 2016 アクセラ|取扱説明書 (in Japanese)

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
キーが電池切れしたときのエンジン始動
«™
キーの使用について
次のような状態にしないでください。車両がキーからの信号を正確に受信できず、 エ
ンジンが始動できない場合があります。
 ●キーに他のキーの金属部や金属製のものが接している
 ●キーにスペアのキーや他の車両の盗難防止システムキー ( 信号発信機内蔵のも
の ) が重なっている、 または近くにある
 ●キーの近くに電子部品を含んだ製品やクレジットカードなどの磁気カードがある
キーの電池切れなどで、 エンジンが始動できないときは、 次の手順でエンジンを始動する
ことができます。
1. エンジンが完全に始動するまで、 ブレーキペダルをしっかりと踏みます。
2. マニュアル車は、 エンジンが完全に始動するまで、 クラッチペダルをいっぱいに踏み
込み続けます。
3. プッシュボタンスタートの表示灯( 緑 )が点滅するのを確認します。
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2. 運転するときに
エンジンの始動と停止
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4. プッシュボタンスタートの表示灯( 緑 )が点滅中
に、 キーの裏面でプッシュボタンスタートに触れ
ます。
5. プッシュボタンスタートの表示灯( 緑)が点灯に変わったら、 プッシュボタンスター
トを押します。
ŒÝ
●マニュアル車はクラッチペダル、 オートマチック車はブレーキペダルをいっぱい
に踏み込まないとエンジンが始動しないようになっています。
●プッシュボタンスタート機能に異常があるときは、 プッシュボタンスタートの表
示灯( 橙 )が点滅します。この場合でもエンジンを始動できることがありますが、
ただちにマツダ販売店で点検を受けてください。
●キーの裏面でプッシュボタンスタートに触れるときは、 ロックスイッチ側を上に
して、 ボタンに触れてください。プッシュボタンスタートに触れたときにボタン
を押してしまうとエンジンが始動することがあります。
●プッシュボタンスタートの表示灯( 緑)が点灯 しない場合は、 最初から操作を行
なってください。それでも点灯しない場合はマツダ販売店で点検を受けてくださ
い。
●電源ポジションの切り替えを行なう場合は、 プッシュボタンスタートの表示灯
( 緑 )が点灯に変わったあと、マニュアル車はクラッチペダル、 オートマチック
車はブレーキペダルを放してからプッシュボタンスタートを押してください。電
源ポジションが ACC、 ON、 OFF の順に切り替わります。なお、 電源ポジショ
ンが OFF になると、 それ以降は電源ポジションの切り替えができませんので、
エンジンを始動する場合は最初から操作を行なってください。
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運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
エンジンの停止
1. マニュアル車はチェンジレバーをニュートラルの位置、 オートマチック車はセレクト
レバーを P の位置にします。
2. プッシュボタンスタートを押します。エンジンが停止し、 電源ポジションが OFF に
なります。
«™
Э緊急時以外は、 走行中にエンジンを停止しないでください。
žc ”
車から離れるときは、 電源ポジションが OFF になっていることを確認して
ください。
ŒÝ
 ●キーの電池容量について
電源ポジションを ON から ACC または OFF にしたとき、 キーの電池容量が少
なくなっていることを感知したら、 KEY 表示灯( 緑 )が点滅します。新しい電池
と交換してください。
→445ページ「キー」
 ●電源ポジションについて
オートマチック車はセレクトレバーが P 以外の位置のときに、 プッシュボタンス
タートを押してエンジンを停止させると、 電源ポジションは ACC になります。
 ●電源ポジションを OFF にせずに車から離れると
KEY 警告灯( 赤 )が点滅し、 警告チャイムが鳴ります。
→503ページ「チャイムがなったときは」
(SKYACTIV-G 1.5、 SKYACTIV-G 2.0)
 ●エンジンルームの冷却について
エンジンルームを早期に冷却するため、電源ポジションを ON から OFF にしても、
エアコンの ON/OFF にかかわらずクーリングファンが数分間回転することがあ
ります。
緊急エンジン停止
車両が停止していなくてもプッシュボタンスタートを押し続ける、 または素早く何度も押
すとエンジンが停止します。電源ポジションは ACC になります。
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2. 運転するときに
エンジンの始動と停止
i-stop について
i-stop( アイ ・ ストップ )は、 燃費向上 ・ 排気ガスの低減 ・ アイドリング騒音低下のため、
信号待ちや渋滞などで車両を停止させたとき、 自動でエンジンを停止 ・ 再始動させる機能
です。
i-stop は、 エンジンが次の状態のとき機能します。
 ●(SKYACTIV-G 1.5、 SKYACTIV-G 2.0)
エンジン暖機後
 ●(SKYACTIV-D 2.2)
エンジン冷間以外
アイドリングストップ · 再始動
マニュアル車
1. 走行中にアイドリングストップする条件を満たすと、 i-stop 表示灯( 緑)が点灯しま
す。
2. ブレーキペダル、 次にクラッチペダルを踏み込んで、 車両を完全に停車させます。
3. クラッチペダルを踏み込んだまま、 チェンジレバーをニュートラルの位置にします。
クラッチペダルから足を放したあと、 アイドリングストップします。
(i-stop 表示灯( 緑 )はアイドリングストップ中も点灯します。)
4. クラッチペダルを踏み込むと自動でエンジンが再始動し、 i-stop 表示灯( 緑 )が消灯
します。再び走行中にアイドリングストップする条件を満たすと、 i-stop 表示灯( 緑 )
が点灯します。
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運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
オートマチック車
1. 走行中にアイドリングストップする条件を満たすと、 i-stop 表示灯( 緑 )が点灯しま
す。
2. 走行状態(R レンジ以外 )からブレーキペダルを踏んで停車すると、アイドリングス
トップします。
(i-stop 表示灯( 緑 )はアイドリングストップ中も点灯します。)
3. D/M(2 速固定モードでない )レンジでブレーキペダルから足を放すと、 自動でエン
ジンが再始動し、i-stop 表示灯( 緑 )が消灯します。再び走行中にアイドリングストッ
プする条件を満たすと、 i-stop 表示灯( 緑 )が点灯します。
セレクトレバーが N/P レンジでは、ブレーキペダルから足を放しても再始動しません。
もう一度ブレーキペダルを踏むと再始動します。
ž Åæ ï¬ µÄ¿Ó 6
«™
( オートマチック車 )
次の条件のときは走行中、 i-stop 表示灯 ( 緑 ) が点 灯しても停車時に消灯し、 アイ
ドリングストップしません。
 ●停車時のハンドルが直進状態でないとき
 ●急な坂道に停車したとき
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2. 運転するときに
エンジンの始動と停止
ŒÝ
i-stop は、 安全かつ快適にご使用いただくために運転者の操作以外に、 車内外の環境、
車両の状態などの状況を常にモニターし、 アイドリングストップ · 再始動を制御して
います。
次の条件をすべて満たしているときにアイドリングストップします。
●エンジンを始動したのち、 一度走行したあと( 走行せずにアイドリングを続けて
も、 i-stop は作動しません。また、 停車中に自動でアイドリングストップ · 再始
動を繰り返すこともありません。)
●ボンネットを閉めてエンジンを始動したとき
●エンジンが十分に暖まっているとき
 ●( マニュアル車 )
車速が 3km/h 以下のとき
 ●( オートマチック車 )
車両が停車しているとき
●バッテリーの状態が良好のとき
●全てのドア、 リヤゲート / トランク、 ボンネットが閉まっているとき
●運転席シートベルトを着用しているとき
●エアコンの吹き出し口切り替えダイヤルがの位置で作動していないとき
●エアコンの温度設定ダイヤルが、 最大暖房 / 最大冷房(A/CON )以外の位置と
なっているとき
●車内の温度とエアコンの設定温度がほぼ一致しているとき
●標高約 1500m 以下で使用しているとき
●i-stop 警告灯( 橙 )が点灯 / 点滅していないとき
●キーレスエントリー & プッシュボタンスタートの機能が正常なとき
 ●( マニュアル車 )
•チェンジレバーがニュートラル位置のとき
•クラッチペダルを踏んでいないとき
 ●( オートマチック車 )
•セレクトレバーが D/M(2 速固定モードでない )または N レンジのとき
•オートマチックトランスミッションフルードが十分に暖まっているとき
•オートマチックトランスミッションフルードの温度が異常に高くないとき
●ブレーキ負圧が十分に高いとき
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快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
 ●( オートマチック車 )
•ハンドルがほぼ直進状態のとき( 直進状態にしていてもハンドルに力を入れて
いるとアイドリングストップしない場合があります。アイドリングストップさ
せたいときは、 ハンドルから力をゆるめてみてください。)
•ブレーキペダルを踏んで停車させたとき( アイドリングストップせず i-stop
表示灯( 緑 )が点滅しているときは、 ブレーキペダルの踏み方が不足している
可能性があります。少しブレーキペダルを踏み足してください。)
•急制動ではないとき
•立体駐車場などの急な坂道で停車していないとき
●ハンドル操作をしていないとき
 ●(SKYACTIV-D 2.2)
定期的に自動で実施される燃料噴射量学習が行われていないとき
次の条件のときはアイドリングストップするまでに時間がかかることがあります。
●車両を長期間使用しなかったときなどでバッテリーが放電したとき
●外気温が高いとき、 または、 低いとき
●バッテリー交換等によりバッテリー端子をはずしたあと
 ●(SKYACTIV-D 2.2)
ディーゼルパティキュレートフィルター(D PF)によ る PM の除去が行われてい
るとき
アイドリングストップ中に次の操作を行うと i-stop 警告灯( 橙 )が点灯し、 安全を
確保するために、 クラッチペダルを踏み込む( マニュアル車)、 ブレーキペダルから
足を放した( オートマチック車)ときでも自動でエンジンが再始動しません。この場
合は、 通常の操作でエンジンを始動してください。
●ボンネットを開けたとき
 ●( マニュアル車 )
チェンジレバーがニュートラルの位置以外で運転者が車両から降りようとしたと
き( 運転席シートベルトをはずして運転席ドアを開けたとき )
 ●( オートマチック車 )
D/M(2 速固定モードでない )レンジで運転者が車両から降りようとしたとき
( 運転席シートベルトをはずして運転席ドアを開けたとき )
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2. 運転するときに
エンジンの始動と停止
ŒÝ
( オートマチック車 )
アイドリングストップ中にセレクトレバーを D/M(2速固定モードでない )レンジ
から N レンジ、 または D/M(2速固定モードでない )レンジから P レンジへ操作す
るとブレーキペダルから足を放しても自動でエンジンが再始動しません。もう一度ブ
レーキペダルを踏むか、 セレクトレバーを D/M(2速固定モードでない )または R
レンジへ操作すると再始動します。また、 N または P レンジで運転者が車両から降
りようとしたとき( 運転席シートベルトをはずして運転席ドアを開けたとき)にも、
エンジンが再始動します。( 安全のため、アイドリングストップ中にセレクトレバー
を操作する時は、 必ずブレーキペダルを踏み込んだ状態で行なってください。)
アイドリングストップ中に次の操作をすると、 クラッチペダルを踏み込む( マニュア
ル車 )、 ブレーキペダルから足を放さなく( オートマチック車 )てもエンジンが再始
動します。ただし、 安全上の理由によりマニュアル車のチェンジレバーがニュートラ
ルの位置以外であればエンジンは自動で再始動しません。
●i-stopOFF スイッチをチャイムが鳴るまで押し続けたとき
●運転席側のエアコンの温度設定ダイヤルを、 最大暖房 / 最大冷房(A /CON )の
位置にしたとき
●エアコンの吹き出し口切り替えダイヤルをの位置で作動させたとき
●運転者が車両から降りようとしたとき( 運転席シートベルトをはずしていずれか
のドア、 リヤゲートを開けたとき )
●坂道でブレーキをゆるめ、 車両が動きだしたとき
 ●( オートマチック車 )
•D/M(2 速固定モードでない )レンジでアクセルペダルを踏んだとき
•セレクトレバーを R レンジにしたとき
•セレクトレバーを N または P レンジから D/M(2速固定モードでない )レン
ジにしたとき
•セレクトレバーが D/M(2速固定モードでない )レンジのまま 、 ハンドル操
作をしたとき
•セレクトレバーが M レンジで、 2 速固定モードにしたとき
アイドリングストップ中に次の状態になると、 クラッチペダルを踏み込む( マニュア
ル車 )、 ブレーキペダルから足を放さなく( オートマチック車)てもエンジンが再始
動します。ただし、 安全上の理由によりマニュアル車のチェンジレバーがニュートラ
ルの位置以外であればエンジンは自動で再始動しません。
●車内の温度がエアコンの設定温度から大きく外れたとき
●アイドリングストップしてから 2 分経過したとき
●バッテリーの放電が進んだとき
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
次のときはエンジン停止時間が短くなる、 または次のアイドリングストップが可能に
なるまでの時間が長くなることがあります。
●外気温が高いとき、 または、 低いとき
●バッテリーの放電が進んだとき
●車載装備などの電流消費が多いとき
外気温が非常に低い、 または高いときには、 アイドリングストップしません。
バッテリー端子をはずした場合は、 バッテリー端子接続後すぐにはアイドリングス
トップしないことがあります。また、 バッテリーを交換したときは、 i-stop の機能
を確認する必要がありますので、 マツダ販売店にご相談ください。
i-stop 警告灯 ( 橙 )/i-stop 表示灯 ( 緑 )
i-stop は、 安心かつ快適にご使用いただくために、
運転者の操作状況や、 車内外の環境、 車両の状態な
どの状況を常にモニターし、 i-stop 警告灯( 橙 )/
i-stop 表示灯( 緑)によりさまざまな注意を運転者
にお知らせします。
ŒÝ
センターディスプレイ装備車は、 i-stop の作動状況を燃費モニターの作動状況表示
に表示します。
→136ページ「i-stop/i-ELOOP 状態表示」
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2. 運転するときに
エンジンの始動と停止
i-stop 警告灯 ( 橙 )
点灯するとき
●電源ポジションを ON にすると点灯し、 エンジンがかかると消灯します。
●i-stopOFF スイッチを押してシステムを解除すると点灯します。
●アイドリングストップ中に次の操作を行なうと i-stop 警告灯( 橙)が点灯します。こ
の場合、 安全確保のため自動でエンジンは再始動しません。通常の操作でエンジンを
始動してください。
•ボンネットを開けたとき
•( マニュアル車 )
チェンジレバーがニュートラル以外の位置で、 運転席シートベルトをはずして運転
席ドアを開けたとき
•( オートマチック車 )
セレクトレバーが D/M(2速固定モードではない )レンジで、 運転席シートベル
トをはずして運転席ドアを開けたとき
ŒÝ
次のようなときはシステムの異常が考えられます。マツダ販売店で点検を受けてくだ
さい。
●電源ポジションを ON にしても点灯しないとき
●エンジンがかかっている状態で、 i-stopOFF スイッチを操作しても点灯し続け
るとき
点滅するとき
システムに異常があるときは点滅し続けます。マツダ販売店で点検を受けてください。
i-stop 表示灯 ( 緑 )
点灯するとき
●アイドリングストップ中に点灯し、 エンジンが再始動すると消灯します。
●走行中にアイドリングストップする条件を満たすと点灯します。
点滅するとき
 ●( マニュアル車 )
アイドリングストップ中、 チェンジレバーをニュートラル以外の位置にしたとき点滅
し、 アイドリングストップ中であることをお知らせします。
クラッチペダルを踏み込むと自動でエンジンが再始動し消灯します。
 ●( オートマチック車 )
ブレーキペダルを強く踏まずに停車させたとき点滅します。ブレーキペダルの踏力が
不足している可能性があります。少しブレーキペダルを踏み足してください。
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