MAZDA MODEL AXELA 2017 アクセラ|取扱説明書 (in Japanese)

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
フューエルキャップの開閉
/
žc ”
フューエルキャップを開けるときは、 ゆっくりとゆるめ、 空気の
抜ける音が止まってから取りはずす。
急に開けると、 燃料が噴き出すことがあるため火災につながったり、 目や皮
膚に付着すると傷害につながるおそれがあります。
žc ”
フューエルキャップは確実に閉める。
キャップが確実に閉まっていないと、 走行中に燃料がもれ、 火災につながる
おそれがあります。
«™
Э
純正部品以外のフューエルキャップは使用しないでください。燃料装置や排
出ガス発散抑止装置などの故障につながるおそれがあります。
‰Z”
Š”取りはずしたキャップはフューエルリッドの内側にか
けます。
キャップを閉めるときは、 カチッと 1 回音がするま
で締め付けてください。
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1. 運転する前に
盗難防止システム
イモビライザーシステム
イモビライザーシステムはキーに信号発信機を内蔵し、 あらかじめ登録されたキー以外で
はエンジンを始動できないようにした車両盗難防止装置です。
万一、 キーが電池切れや故障の場合は、 電池切れ時のエンジン始動手順を行なうとイモビ
ライザーシステムが解除され、 エンジンを始動できます。
«™
žc ”
キーの故障を防ぐために次のことを守る。
 ●システムを改造したり、 付加部品を取り付けたりしないでください。
 ●強い衝撃をあたえたり、 ぬらしたりしないでください。
 ●磁気を帯びた製品を近づけないでください。
 ●インストルメントパネルやボンネットの上など直射日光があたる場所や
高温になる所に放置しないでください。
システムの作動
電源ポジションを ON から ACC または OFF にする
とシステムが作動し、 セキュリティ表示灯が点滅しま
す。
システムの解除
登録されたキーで電源ポジションを ON にするとシステムが解除され、 エンジンを始動
できます。そのときセキュリティ表示灯は約 3 秒間点灯した後消灯します。
エンジンが始動しないときは
次のような場合、 エンジンの始動ができない場合があります。
●キーを( 車内でも )感知しにくい場所に置いている。
●携帯電話、 テレビ、 ラジオ、 トランシーバーなどからの電波でシステムが影響を受け
ている。
処置方法
一度、 電源ポジションを OFF にもどし、 キーを別の場所に置いて、 再度エンジンを始動
してください。

2

7ページ「アドバンストキーレスエントリー & プッシュボタンスタートシステム
の機能を使っての操作」

2

9ページ「キーレスエントリー & プッシュボタンスタートシステムの機能を使っ
ての操作」
セキュリティ表示灯を確認し、 消灯しない場合は
(

点灯 / 点滅したままなど )、 一度電源
ポジションを OFF にもどし、 しばらく待って再度エンジン始動してください。
3 回行なってもエンジンが始動しないときはシステムの異常が考えられますので、 マツダ
販売店で点検を受けてください。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
運転中にセキュリティ表示灯が点灯 / 点滅した場合は
エンジンを停止せず、 そのままマツダ販売店で点検を受けてください。エンジンを停止す
ると、 再度エンジンを始動できないことがあります。
ŒÝ
イモビライザーシステムを修理するときは
コードを再登録するために、 お手持ちのすべてのキーをマツダ販売店に持参してくだ
さい。
キーを追加するときは
●キーを紛失したときのために、 スペアのキーを保管しておいてください。
●キーには特有の電子コードが含まれていますので、 マツダ販売店以外でキーを追加す
ることはできません。
キーを紛失した場合、 盗難防止のため、 イモビライザーシステムに登録されているコード
をマツダ販売店で消去できます。消去した後に、 今後使用するキーを再登録する必要があ
りますので、 お手持ちのすべてのキーをマツダ販売店に持参してください。登録されてい
ないキーではエンジンを始動することができません。
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1. 運転する前に
SRS エアバッグシステム
SRS エアバッグシステムについて
SRS とは SupplementalRestraintSystem ( サプルメンタルレストレイントシステ
ム )  の略で、 補助乗員保護装置の意味です。
エアバッグは、 電源ポジションが ON のとき車両前方または側方から強い衝撃を受ける
と瞬間的に膨らみ、 運転者および同乗者の頭部や胸部などへの衝撃をやわらげます。
SRS エアバッグシステムはシートベルトの働きに加えて乗員を保護する装置であり、シー
トベルトに代わるものではありません。シートベルトは必ず着用してください。
エアバッグの種類
運転席エアバッグ
運転席エアバッグはハンドルの中央に格納されていま
す。
助手席エアバッグ
助手席エアバッグはインストルメントパネルに格納さ
れています。助手席に同乗者がいなくても運転席エア
バッグと同時に膨らみます。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
サイドエアバッグ
サイドエアバッグはフロントシート背もたれの外側部
分に格納されています。乗員の有無に関係なく衝撃を
受けた側のサイドエアバッグが膨らみます。
カーテンエアバッグ
ç” Ñ± Å
æ
Ñé
ïÄ
Ðå ”
æàÐå ”カーテンエアバッグはフロントピラー、 リヤピラー、
ルーフサイド部に格納されています。乗員の有無に関
係なく衝撃を受けた側のカーテンエアバッグが膨らみ
ます。
エアバッグの注意点
/
お車に乗る前に
žc ”
運転者はもちろん、 同乗者も必ずシートベルトを着用する。
SRS エアバッグシステムはシートベルトと併用することで効果を発揮しま
す。シートベルトを着用していないと、 重大な傷害につながるおそれがあり
ます。
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1. 運転する前に
SRS エアバッグシステム
/
シートに座ったときは
Э
ハンドル中央部に手を置いたり、 顔や身体を近づけたりしない。
エアバッグが作動したときに、 強い衝撃を受け重大な傷害につながるおそれ
があります。
Э
シートの前端に座ったり、 インストルメントパネルにもたれか
かったり、 手や顔を近づけない。
エアバッグが作動したときに強い衝撃を受け重大な傷害につながるおそれが
あります。
お子さまを乗せるときは
žc ”
お子さまはできるだけリヤシートに座らせ必ずシートベルトを着
用させる。
シートベルトが首や顔などにあたったり、 腰骨に正しく着用できないお子さ
まには、 別売りのベビーシート、 チャイルドシート、 ジュニアシートをお使
いください。お子さまがエアバッグの前に立っていたり、 正しい姿勢で座っ
ていなかったりすると、 エアバッグが作動したときに強い衝撃を受け、 お子
さまの命にかかわる重大な傷害につながるおそれがあり危険です。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
/
こんなことにも注意
Э
ハンドルを交換しない。また、 パッド部にステッカーなどを貼り
付けたりしない。
万一の場合エアバッグが正常に作動しなくなり、 重大な傷害につながるおそ
れがあります。
Э
インストルメントパネル上部にステッカーを貼り付けたり、 芳香
剤、 アクセサリー用品、 手荷物などの物を置かない。また、 ルー
ムミラーにワイドミラーを取り付けない。
エアバッグが正常に作動しなくなったり、 エアバッグが膨らむときにこれら
の物が飛散し、 重大な傷害につながるおそれがあります。
Э
車両前部にグリルガードなどを装着しない。
SRS エアバッグシステムに影響をおよぼすため、 万一の場合エアバッグが
正常に作動しなくなり、 重大な傷害につながるおそれがあります。
Э
サスペンションの改造をしない。
車高やサスペンションの硬さが変わると、 衝撃を正しく検知できないため、
エアバッグが正常に作動しなくなったり、 誤って作動し、 重大な傷害につな
がるおそれがあります。
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1. 運転する前に
SRS エアバッグシステム
/
Э
SRS エアバッグシステムの部品や配線を修理したり、 電気テス
ターを使って、 SRS エアバッグシステムの回路診断をしない。
正常に作動しなくなったり、 誤って作動し、 重大な傷害につながるおそれが
あります。
メンテナンスや廃車について
žc ”
事故後は必ずマツダ販売店で点検を受ける。
エアバッグが作動しない程度の事故であっても、 事故の衝撃でシステム本来
の機能を損なっているおそれがあるため、 万一の場合エアバッグが正常に作
動しなくなり、 重大な傷害につながるおそれがあります。
žc ”
次のような作業が必要なときは、 必ずマツダ販売店に相談する。
これらの作業を行なうとエアバッグが正常に作動しなくなったり、 誤って作
動し、 重大な傷害につながるおそれがあります。
 ●SRS エアバッグの取りはずし、 取り付け、 分解、 修理
 ●ハンドルまたは周辺部品の取りはずし、 取り付け、 分解、 修理
 ●インストルメントパネルまたは周辺部品の取りはずし、 取り付け、 分解、
修理
 ●フロントシートの交換、 取りはずし、 取り付け、 分解、 修理
 ●車両前部または側部の修理
 ●フロントピラー、 サイドピラー、 リヤピラー、 ルーフサイド部の修理
 ●オーディオなど用品の取りはずし、 取り付け
žc ”
車を廃車にする場合は、 必ずマツダ販売店に相談する。
不意にエアバッグが作動し、 重大な傷害につながるおそれがあります。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
/
サイドエアバッグについて
Э
フロントシート背もたれの外側部分に手、 足、 顔を近づけた姿勢
で座らない。
フロントシートに座ったときは、 フロントドアにもたれかかったり、 窓から
腕を出したりしないでください。また、 リヤシートに座ったときはフロント
シートの背もたれを抱えないでください。サイドエアバッグが作動したとき
に強い衝撃を受け、 重大な傷害につながるおそれがあります。
Э
フロントシートにシートカバーを使用しない。
シートカバーを使用するとサイドエアバッグが正常に作動しなくなり、 重大
な傷害につながるおそれがあります。
Э
フロントドアやフロントシート付近にカップホルダーなどのアク
セサリー用品を取り付けない。
サイドエアバッグが膨らむときにこれらの物が飛散し、 重大な傷害につなが
るおそれがあります。
Э
フロントシートの下に荷物などを置かない。
フロントシートの下部にあるサイドエアバッグの配線が損傷し、 万一の場合
エアバッグが正常に作動しなくなり、 重大な傷害につながるおそれがありま
す。
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1. 運転する前に
SRS エアバッグシステム
/
カーテンエアバッグについて
žc ”
ドアにもたれかかったり、 フロントピラー、 リヤピラー、 ルーフ
サイド部などに近づいたりしないようにして座る。
カーテンエアバッグが作動したときに強い衝撃を受け、 重大な傷害につなが
るおそれがあります。
Э
フロント窓ガラス、 リヤ窓ガラス、 フロントピラー、 サイドピラー、
リヤピラー、 ルーフサイド部、 アシストグリップなどカーテンエ
アバッグ展開部周辺にアクセサリー、 ハンズフリーマイクなどを
取り付けたりしない。
カーテンエアバッグが膨らむときにこれらのものが飛散し、 重大な傷害につ
ながるおそれがあります。
ÑéïÄÐ å” ± ÅÐ å”
æà Ðå ”
ç” Ñ± Å
æ
Э
アシストグリップやコートフックなどには重たいものやとがった
ものをかけない。
服などをかけるときはハンガーを使わないでください。カーテンエアバッグ
が膨らむときにこれらのものが飛散し、 重大な傷害につながるおそれがあり
ます。
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