MAZDA MODEL AXELA 2017 アクセラ|取扱説明書 (in Japanese)

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101
運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
«™
Э
エアバッグが作動した直後は、 しばらくの間エアバッグ取り付け部をさわら
ないでください。エアバッグが作動すると高温になるため、 やけどをするお
それがあります。
Э
ドアを閉じるときは窓ガラスが割れるほど強く閉めないでください。サイド
およびカーテンエアバッグが作動するおそれがあります。
ŒÝ
エアバッグの作動について
●エアバッグは瞬時に膨らむため、 エアバッグとの接触により打撲やすり傷など、
けがをするおそれがあります。
●エアバッグが膨らむと白煙が出ますが、 火災ではありません。また、 人体への影
響はありません。ただし、 皮膚などの弱い方はまれに刺激を受けることがありま
す。エアバッグ作動時の残留物
(

カス )
が目や皮膚に付着したときは
、 できるだ
け早く洗い流してください。
●エアバッグは一度膨らむと再使用できません。マツダ販売店で交換してください。
●助手席エアバッグが膨らむときにフロントガラスが破損することがあります。
エアバッグの作動条件について
運転席 / 助手席エアバッグは正面衝突において、 サイド / カーテンエアバッグは側面衝突
において、 強い衝撃を受けたときに作動します。
車体の衝撃吸収ボディー構造により、 乗員への衝撃は大きくならない場合があります。
したがって、 車両の損傷が大きくてもエアバッグが必ずしも作動するとは限りません。
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102
1. 運転する前に
SRS エアバッグシステム
エアバッグが作動するとき
運転席 / 助手席エアバッグ
次のようなときには、 衝撃が大きいと作動します。
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YØ ¿ ¥ `hqVq ‰ a  Sw

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103
運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
エアバッグが作動しにくいとき
次のようなときには、 衝撃の大きさによって作動しないことがあります。
運転席 / 助手席エアバッグ
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サイド / カーテンエアバッグ
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104
1. 運転する前に
SRS エアバッグシステム
エアバッグが作動しないとき
次のようなときには作動しません。
運転席 / 助手席エアバッグ
™–M² T’ ¿ ¥ ^•hqV# 8 8
ô`hqV #M²T’ ¿ ¥
^• hqV
サイド / カーテンエアバッグ
™– M² T’ ¿ ¥ ^•hqV
YØ ¿ ¥`hqV
EDR ( イベントデータレコーダー ) について
本車両は、 SRS エアバッグ制御のためのコンピュータを搭載しています。
そのコンピュータは、 SRS エアバッグシステムが正常に作動していることを診断すると
ともに、 衝突や衝突に近い状態のとき、 次のデータを記録 · 蓄積する EDR を装備してい
ます。
記録するデータ
EDR は下記のような情報を記録します。
●車速
●運転席乗員のシートベルト装着有無
●助手席乗員のシートベルト装着有無
●エアバッグ作動に関する情報( 加速度波形等 )
●エアバッグシステムの故障診断情報
ŒÝ
EDR は会話などの音声や映像は記録しません。
AXELA_Bナ_初版.indb 1042016/07/07 9:48:21

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105
運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
データの開示について
マツダおよびマツダの委託先は、 EDR に記録されたデータを、 車両衝突安全性能の向上
などを目的に取得 · 利用することがあります。
なお、 取得したデータは次の場合を除き、 第三者へ開示 · 提供することはありません。
●お車の使用者の同意がある場合
●裁判所命令などの法的強制力のある要請に基づく場合
●統計的な処理を行なうなどの使用者や車が特定できないように加工したデータを研究
機関などに提供する場合
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1. 運転する前に
安全に運転をしていただくために
積雪、 寒冷時の取り扱い
お車に乗る前に
ルーフに雪が積もっているときは
●走行中、 ガラスに雪が落ちると視界のさまたげとなり危険です。
走行前に取り除いてください。
●ルーフの雪を取り除くときは、 アンテナに注意して取り除いてください。アンテナを
損傷するおそれがあります。
ガラスに雪や霜がついているときは
●視界を確保するため、 雪や霜を取り除いてください。
●プラスチックの板などを使用して取り除くことができます。
プラスチックの板などを使用する時はガラスに傷をつけないように注意して取り除い
てください。
足まわりなどに雪や氷が付着しているときは
部品に傷をつけないように注意して取り除いてください。
ドアなどが凍結しているときは
●ドアが凍結しているときは、 お湯をかけて氷を溶かしてから開けてください。
無理に開けようとすると、 ドアまわりのゴムがはがれたり、 周辺部を損傷するおそれ
があります。
●ドアのキー穴部にはお湯をかけないでください。凍結してキーが差しこめなくなるお
それがあります。
●お湯をかけたあとは、 すぐに水分をふき取ってください。
●ワイパー、 パワーウインドー、 電動ドアミラーなどが凍結して動かない場合もお湯を
かけて氷を溶かしてから操作してください。
無理に動かそうとすると故障の原因になります。
お車に乗るときは
靴についた雪をよく落としてから乗車してください。
ペダル類を操作するときにすべったり、 室内の湿気が多くなるため窓ガラスが曇ったりす
ることがあります。
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107
2 運転するときに
安全なドライブの
ために 110
運転するとき...................................... 110
運転装置について 
.............................. 112
こんなことにも注意


.......................... 112
駐停車するとき


.................................. 116
お子さまを乗せるとき


...................... 117
エンジンの始動と停止 118
電源ポジション
( エンジンスイッチ ) 
..................... 118
エンジンの始動


.................................. 119
エンジンの停止


.................................. 126
i-stop

について 
................................. 127
i-ELOOP について 137
i-ELOOP とは.................................... 137
燃費モニター 140
燃費モニター...................................... 140
メーター、 警告灯、 表示灯の
見方 144
メーター.............................................. 144
マルチインフォメーションディスプレ


..................................................... 148
アクティブ・ドライビング・ディスプ レイ


................................................. 151
インテリジェント

・ドライブ・マスター 
(i-DM)


............................................. 155
警告灯、

表示灯 
.................................. 161
トランスミッションの使いか
た 168
マニュアルトランスミッション....... 168
オートマチック 
トランスミッション

...................... 170
ドライブセレクションについ
て 182
ドライブセレクションとは............... 182
ブレーキ 184
ブレーキの操作.................................. 184
i-ACTIV AWD 188
i-ACTIVAWD について................... 188
スイッチの使いかた 189
ヘッドランプスイッチ...................... 189
方向指示器 
.......................................... 195
非常点滅灯スイッチ


.......................... 196
フロントフォグランプスイッチ


....... 197
リヤフォグランプスイッチ


............... 198
ワイパー

/ ウォッシャースイッチ 
... 198
ヘッドランプウォッシャー


スイッチ

.......................................... 202
リヤウインドーデフォッガー

 
( 曇り取り )
 スイッチ 
.................... 203
ホーン


................................................. 204
ABS について 205
ABS とは........................................... 205
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108
2 運転するときに
ヒルローンチアシスト
(HLA)
について 206
ヒルローンチアシスト
(HLA)  とは 
..................................... 206
エマージェンシーシグナルシ
ステム
(ESS)
について 207
エマージェンシーシグナルシステム
(ESS)

 とは 
..................................... 207
トラクションコントロールシ
ステム
(TCS)
について 208
TCS とは............................................ 208
ダイナミック ・ スタビリ
ティ ・ コントロール
(DSC)
について 209
DSC とは........................................... 209
i-ACTIVSENSE
について 212
i-ACTIVSENSE とは....................... 212
アダプティブ・LED・ヘッドライト 
(ALH)

 とは 
..................................... 215
ブラインド・スポット・モニタリング


(BSM)

 とは 
.................................... 218
交通標識認識システム(TSR)とは... 224
車間認知支援システム


(DRSS)

とは

................................. 231
ドライバー・アテンション・アラート


(DAA)


とは

.................................... 234
リア・クロス・トラフィック・アラー ト


(RCTA)

とは

............................. 236
マツダ・レーダー・クルーズ・コント ロール


(MRCC)

とは

.................... 239
レーンキープ・アシスト・システム


(LAS)


& 車線逸脱警報システム 
(LDWS)


とは

................................. 251
アドバンスト

・ スマート ・ シティ ・ ブ
レーキ ・ サポート

( アドバンスト
SCBS)

とは

................................... 262
AT

誤発進抑制制御

[ 前進時 ]

とは 
(

オートマチック車 )

..................... 267
スマート・シティ・ブレーキ・サポー ト


[ 後退時 ]

(SCBS

R)

とは

...... 271
AT

誤発進抑制制御

[ 後退時 ]

とは 
(

オートマチック車 )

..................... 276
スマート

・ブレーキ・サポート

(SBS) 
とは


................................................. 279
フォワードセンシングカメラ


(FSC) 
について


.......................................... 282
レーダーセンサー


( フロント )


について

.......................................... 287
レーダーセンサー( リア )について... 290
超音波センサー

( フロント )


について

.......................................... 291
超音波センサー


( リヤ )

について

... 292
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109
2 運転するときに
クルーズコントロールについ
て 293
クルーズコントロールとは............... 293
ディーゼルパティキュレート
フィルター
(DPF)
について 298
ディーゼルパティキュレートフィル
ター  (DPF)  とは 
............................ 298
駐車支援システム
について 299
駐車支援システムとは...................... 299
メンテナンスモニター 308
メンテナンスモニター...................... 308
様々な状況での運転の
ときは 310
悪天候での運転.................................. 310
環境保護のために 312
経済的な運転...................................... 312
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11 0
2. 運転するときに
安全なドライブのために
運転するとき
走行中はエンジンを止めない
走行中にエンジンを止めると、 ブレーキの効きが悪くなり、 ハンドルも重くなるため、 思
わぬ事故につながるおそれがあります。
坂道ではエンジンブレーキを使う
ブレーキペダルを踏み続けると、 ブレーキが過熱し、 効きが悪くなることがあります。
下り坂ではフットブレーキとエンジンブレーキを併用してください。
高速走行中、 またはぬれた路面や積雪路、 凍結路では急激なエンジンブレーキの使用
(

フトダウン )

は避けてください。スリップするおそれがあります。また、
走行中にチェン
ジレバーをニュートラル位置に入れたままにしないでください。エンジンブレーキが全く
効かないため思わぬ事故につながるおそれがあります。
エンジンブレーキとは、走行中アクセルペダルから足を離したときにかかるブレーキ力で、
低速ギヤほどよく効きます。
走行中はセレクトレバーを N にいれない
トランスミッションの故障につながります。また、 エンジンブレーキが全く効かないため
思わぬ事故につながるおそれがあります。
すべりやすい路面では慎重に運転する
ぬれた路面や凍結路、 積雪路などのすべりやすい路面では、 急加速や急ブレーキ、 急ハン
ドル、 急激なエンジンブレーキを避け、 スピードをひかえめにして運転してください。ぬ
れた路面を高速で走行すると、タイヤと路面の間に水の膜ができ、タイヤが浮いた状態
 ( ハ
イドロプレーニング現象 )
 になるおそれがあります。
高速走行中、 またはぬれた路面や積雪路、 凍結路を走行しているときは、 急激なエンジン
ブレーキの使用

(
シフトダウン ) 
は避けてください。タイヤがスリップし、
思わぬ事故に
つながるおそれがあります。
冠水した道路を走行しない
冠水した道路を走行しないでください。冠水した道路を走行すると、 エンストをするだけ
ではなく、 電気部品や電子部品のショート、 水を吸い込んでのエンジン破損など、 車両に
悪影響を及ぼします。万一、 水中に浸ってしまったときは、 必ずマツダ販売店にご相談く
ださい。
水たまり走行後や洗車後はブレーキの効きを確認する
水たまりを走行したあとや洗車後は、 ブレーキパッドがぬれているため、 ブレーキの効き
が悪くなったり、 ぬれていない片方のブレーキだけが効いて、 ハンドルをとられるおそれ
があり危険です。ブレーキの効きが悪いときは、 低速で走りながら、 効きが回復するまで
アクセルペダルを放してブレーキペダルを軽く数回踏んでブレーキを乾かしてください。
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