MAZDA MODEL AZ-WAGON 2012 ワゴン|取扱説明書 (in Japanese)

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5. 快適装備の取扱い/室内装備
5-54
·N½ö
買い物袋などを引っかけるときにご使用
ください。
インパネ、助手席シートバック
使用するときは、フック(1)の下部
を押しながら回転させます。
70K098 70K50110
使用後は、反転させてフックを格納し
ます。
荷室
荷室の左右側面にフック(1)が計 2 個
あります。
70K187
フックにかける物は、次に示す荷重以
下としてください。フックが破損する
おそれがあります。
インパネのフックは2 kg以下
助手席シートバックのフックは3 kg
以下
荷室のフックは1 kg以下
ショッピングフック
インパネ
(1)

ƒ,
助手席シートバック
(1)
ƒ,
(1)
000-AZ 取扱説明書 .book 54 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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Y>_
Ío ½
お車との上手なつきあいかた
6-1
6. お車との上手なつきあいかた
お手入れ
外装のお手入れ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6-2
内装のお手入れ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6-4
タイヤの交換 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6-5
リモコンキーの電池交換 ・・・・・・・・・・・・・・・ 6-6
寒冷時の取扱い 冬期に入る前の準備 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6-9
出発の前に ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6-10
雪道を走行するとき ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6-11
駐車するとき ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6-12
タイヤチェーンを装着するとき ・・・・・・・・・ 6-14
000-AZ 取扱説明書 .book 1 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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6. お車との上手なつきあいかた/お手入れ
6-2

Y>_塗装面を美しく保つために
お車をいつまでも美しく保つためには、
日頃のお手入れが大切です。
駐車、車の保管は風通しのよい車庫や
屋根のある場所をおすすめします。
次のようなときはサビや塗装の変色な
どの原因となります。すみやかに洗車
をしてください。
・海岸地帯や凍結防止剤を散布した道
を走行したとき。とくに車体の下ま
わり、足まわりを洗車してください。
・鳥 の ふ ん、虫 の 死 が い、樹 液、鉄 粉、ばい煙、コールタールなどが付
着したり、酸性雨に濡れたとき。
・ほこりや泥でひどく汚れたとき。
ワックスがけは月に 1 回程度、または
水のはじきが悪くなったら行なってく
ださい。ワックスがけのしかたは、
ワックス(別売り)の容器に書かれて
いる取扱説明に従ってください。
80J302
飛び石の傷や、引っかき傷などはサビ
の原因となります。見つけたら早めに
補修してください。
洗車のときのご注意
手洗い洗車をするときは
十分に水をかけながら、スポンジや
セーム皮のような柔らかいものを
使って汚れを洗い落とします。
汚れがひどいところは中性洗剤を
使って洗い、さらに真水で洗って中
性洗剤を落とします。
柔らかい布で水をよくふき取り、水
滴のあとが残らないようにします。
80J303塗装面の傷を補修するときは、マツダ
販売店にご相談ください。不適切な塗
料を使用すると、塗装がはがれる原因
となります。
お手入れ
外装のお手入れ
エンジンルームに水などをかけない
でください。エンジンの始動不良や
電気部品が故障する原因となります。
車体の下まわりや足まわりを洗うと
きは、けがをしないように気をつけ
てください。
洗車したあとはブレーキの効きが悪
くなることがあります。
→ 2-15ページ(水たまりを走行し たあとや洗車後はブレーキの効
きを確認)
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2
3
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6. お車との上手なつきあいかた/お手入れ
6-3

Y>_
自動洗車機を使うときは
高圧洗浄機を使うときは
洗車ノズルを車体から十分に離してくだ
さい。
フロントウインドーガラスの
手入れ
油膜などが付着してワイパーのふき残しが出たときは、ガラスクリーナー(別売
り)で汚れを取ってください。
アルミホイール(タイプ別装
備)の手入れ
6-2 ペ ー ジ の「手洗い洗車をするとき
は」をお読みください。
ドアミラーを格納し、アンテナを収
納または取り外してください。洗車
機にひっかかり、ドアミラーやアン
テナを損傷するおそれがあります。
ルーフエンドスポイラー装備車は、
自動洗車機での洗車を避けてくださ
い。洗車機にひっかかり、スポイ
ラーを損傷するおそれがあります。
自動洗車機によっては、ブラシで傷がつ
いて塗装面の光沢が失われたり、塗装の
劣化が早まったりすることがあります。
洗車ノズルを車体に近づけすぎた
り、バンパーなどの開口部に向けた
りすると、車体や部品の変形や損傷
の原因となります。
洗車ノズルをドアガラスやドアまわ
りなどの開閉部分に向けると、車内
に水が入るおそれがあります。
フロントワイパーは運転席側から順に
起こし、助手席側から順にもどしてく
ださい。助手席側を先に起こす、また
は運転席側を先にもどすと、ワイパー
同士があたって傷つきの原因となりま
す。
酸性、アルカリ性の洗剤を使用しな
いでください。塗装のしみ、変色、
ひび割れの原因となります。
硬いブラシや砂入り石けんを使用し
ないでください。傷つきの原因とな
ります。
000-AZ 取扱説明書 .book 3 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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6. お車との上手なつきあいかた/お手入れ
6-4

Y>_砂、ほこりなどは掃除機などで吸い取
るか、水またはぬるま湯を固くしぼっ
た柔らかい布でふき取ってください。
そのまま放置すると、傷つきの原因と
なります。
液体芳香剤やジュースなど液体類が付
着したときは、すみやかにティッシュ
ペーパーや柔らかい布でふき取ってく
ださい。こぼしたままにしておくと、し
み、変色、ひび割れの原因となります。
布地、ビニールレザー、樹脂
部品などの手入れ
中性洗剤の水溶液を柔らかい布に軽
く含ませ、汚れをふき取ります。
真水を含ませた柔らかい布で、残っ
た洗剤分をふき取ります。
残った水分をふき取り、風通しの良
い日陰で乾燥させます。
ラックススエード®(タイプ別
装備)の手入れ
ぬるま湯を固くしぼった柔らかい布で汚
れをふき取り、風通しの良い日陰で乾燥
させます。
バックウインドーガラスの室
内側の手入れ
熱線や端子を傷つけないように、水を含
ませた柔らかい布で熱線に沿ってふいて
ください。
車内に水などをかけないでください。
オーディオ(タイプ別装備)やスイッ
チ類、フロア下の配線や電気部品など
にかかると、火災や故障につながった
り、SRS エアバッグシステムが正常
に作動しなくなったりするおそれがあ
ります。
次のような成分が含まれているケミカ
ル用品は使用しないでください。し
み、変色、変形、強度低下などの原因
となります。
ベンジン、ガソリン、シンナー、ス
テッカーはがし剤などの溶剤
酸性、アルカリ性の洗剤
漂白剤や染料
液体芳香剤はこぼさないように容器
を固定するか、固形タイプのものの
ご使用をおすすめします。
色物の革製品・毛皮・ビニールなど
を長時間、放置しないでください。
内装の変色や変質の原因となりま
す。
内装のお手入れ
洗剤(とくに原液)の使用はできるだ
け避けてください。洗剤分のふき取り
が不十分な場合、ラックススエード
®
(※)の素材強度が低下し、変質する
おそれがあります。
※ラックススエード
®は、セーレン株
式会社の登録商標です。
ラックススエード®とはシート表皮の
ひとつで、セーレン株式会社の起毛
調人工皮革のことです。
ラックススエード®部分は、パンチン
グ(穴あけ)加工が施されています。
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6. お車との上手なつきあいかた/お手入れ
6-5

Y>_タイヤ空気圧警報システム装備車の場
合、次の作業のあとにタイヤ空気圧警報
システムの初期設定を行なってくださ
い。
タイヤ空気圧の調節後
タイヤまたはホイールの交換後
タイヤのローテーション後
メーター内のタイヤ空気圧警告灯が点
灯したとき
→ 4-25ページ(タイヤ空気圧警報システム)
タイヤのローテーション
タイヤのかたよった摩耗を防止して寿命
をのばすために、約 5,000 km走行ごと
に行なってください。(次の図参照)
車載ジャッキでタイヤのローテーショ
ンを行なうときは、応急用スペアタイ
ヤ(別売り)などを使用して 1 輪ずつ
交換します。
→ 7-10ページ(ジャッキアップ)
タイヤパンク応急修理セット装備車に
は、応急用スペアタイヤが装備されて
いないため、マツダ販売店にご相談く
ださい。
80J305
タイヤ交換するときは
指定タイヤのサイズと空気圧は、お車
のタイプにより異なります。運転席ド
アの開口部に貼付してある「 空気圧ラ
ベル 」で確認してください。
走行中にハンドルや車体に振動が出る
場合は、タイヤのバランスを点検して
ください。
取り付ける前にタイヤの摩耗状態を点
検してください。ウェアインジケー
ター(溝の深さが1.6mm浅い部分)が
現れて溝の一部が消えていたら、他の
タイヤと交換してください。
82K135
タイヤの交換
前前
回転方向指定の
ないタイヤ 回転方向指定の
あるタイヤ
回転方向指定のあるタイヤをローテー
ションするときは、回転方向を逆にし
ないでください。走行に悪影響をおよ
ぼすおそれがあります。
回転方向指定のあるタイヤは、タイヤ の側面に回転方向を示すマークがあり
ます。
ウェアインジケーター
(摩耗限度表示)
ウェアインジ
ケーター位置
を示すマーク
000-AZ 取扱説明書 .book 5 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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6. お車との上手なつきあいかた/お手入れ
6-6

Y>_
プッシュボタンスタート&ア
ドバンストキーレスエント
リーシステム非装備車
キーカバー(2)を外します。
ス ク リ ュ ー(1)は、サ イ ズ の
合ったプラスドライバー(市販
品)で外します。
64L60010
指定のサイズで、4 輪ともサイズ、銘
柄、トレッドパターン(溝模様)が同
一のタイヤを装着してください。ま
た、摩耗状態が著しく異なるタイヤを
使用しないでください。燃費や走行安
定性が悪化するだけでなく、思わぬ事
故につながるおそれがあります。ま
た、故障の原因となります。(冬 用 タ
イヤも同様です)
ABS やタイヤ空気圧警報システム
(タイプ別装備)の場合、正確なタイ ヤ回転速度が検出できなくなって、
正常に作動しない場合があります。
4WD 車では、その性能が十分に発
揮できないばかりでなく、駆動系部
品に悪影響をあたえるおそれがあり
ます。
電池および取り外した部品は、お子さ
まが誤って飲み込まないよう注意して
ください。
故障を防ぐため、次のことをお守りく
ださい。
濡れた手で電池交換しない
電池以外の端子や電子部品に触れな

端子を曲げない
油や異物を付着させない
リモコンキーの電池交換
電池交換の際、リモコンキーを破損
するおそれがありますので、マツダ
販売店での交換(有料)をおすすめ
します。
電池は、マツダ販売店や家電量販
店・ホームセンターなどでご購入く
ださい。
使用電池 リチウム電池CR1216
スクリューのサイズ・形状に合わない
ドライバーを使用すると、スクリュー
の頭がつぶれるおそれがあります。
1
(1)
(2)
000-AZ 取扱説明書 .book 6 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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6. お車との上手なつきあいかた/お手入れ
6-7

Y>_
電池を交換します。
古い電池を取り出します。傷つき
防止のため、布などをかぶせたマ
イナスドライバー(市販品)を使
用します。
70K60010
電池は、+極を上にして取り付け
ます。
64L60030
キーカバーを組み付けます。
図のようにカバーの先端を合わせ
てから組み付けます。
64L60040
スクリューを確実に締め付けま
す。
リモコンキーが正常に作動するか確
認します。
プッシュボタンスタート&ア
ドバンストキーレスエント
リーシステム装備車
リモコンキー(携帯リモコン)から
キーを取り出します。
→ 3-2ページ(キー)
携帯リモコンのケースを分割しま
す。
ケースは、ロック解除レバー
(1)側を上にします。(内 部 ユ
ニットの落下防止のため)
傷つき防止のため、マイナスドラ
イバー(市販品)に布などをかぶ
せます。キー格納穴の両側にある
溝(2)へ差し込み、ケースを分
割します。
70K60020
2
3
使用電池 リチウム電池CR2032
4
1
2
(2)(1)
000-AZ 取扱説明書 .book 7 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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6. お車との上手なつきあいかた/お手入れ
6-8

Y>_
電池を交換します。
古い電池を取り出します。傷つき
防止のため、布などをかぶせたマ
イナスドライバー(市販品)を使
用します。
82K383
電池は、+極を上にして取り付け
ます。
64L60070
ケースを組み付けます。
ケースの合わせ部分のすきまが均
等になるように確実にはめ込みま
す。
万一部品がばらけてしまった場合
は、次の図を参考に組み付けてく
ださい。
70K60030
キーを格納します。
携帯リモコンが正常に作動するか確
認します。
■ 携帯リモコン電池消耗警告灯
のリセットのしかた
電池交換前に携帯リモコン電池消耗警告
灯が点灯していた場合は、電池交換後に
次の操作を行なって警告灯をリセットし
てください。
キーレスエントリーによるドアの施
錠・解錠を2回以上繰り返す
それでも消灯しない場合は、所有してい
る予備のリモコンの電池消耗が考えられ
ます。予備のリモコンも電池交換し、前
記の操作を行なってリセットしてくださ い。
→ 3-8ページ(キーレスエントリー)
→ 3-12ページ (携帯リモコン電池消耗警告灯)
ケースを分割するときは、ロック解
除レバー(1)側を下にしないでく
ださい。内部ユニットが落下して破
損するおそれがあります。
ドライバーで、内部ユニットを破損
しないよう注意してください。
3
4
(3)内部ユニット (4) スイッチ
(5) アッパーケース(6) ロアケース
(6)
(3)
(5)
(4)
5
6
000-AZ 取扱説明書 .book 8 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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6. お車との上手なつきあいかた/寒冷時の取扱い
6-9
Ío ½
ウインドーウォッシャー液
凍結を防ぐため、外気温に応じた割合で
配合してください。
〈マツダ純正ウォッシャー液の場合〉
バッテリー
バッテリーの液量や比重を点検してくだ
さい。寒くなるとバッテリーの性能が下
がり、弱っているバッテリーではエンジ
ンがかかりにくくなります。
→ 2-3ページ(バッテリ-の液面を点検する)
冷却水
エンジン内部の腐食および凍結防止のた
め、指定の冷却水をお使いください。
→ 8-1ページ(サービスデータ)
→ メンテナンスノート(日常点検)
スノーブレード(別売り)
スノーブレード(降雪地用ワイパーブ
レード)は、金属部分をゴムでおおって
雪の付着を少なくするものです。標準装
備のワイパーブレードでは、降雪時に雪 が付着し、ふき取りにくくなることがあ
りますので、必要に応じて交換してくだ
さい。
冬用タイヤ、タイヤチェーン、
輪止め
雪道や凍結路を走行するために必要です。
82K139
使用地域・季節 薄める割合 凍結温度
通 常 原液1に水3 約-7℃
温暖地の冬期 原液1に水2 約-10℃
寒冷地の冬期 原液1に水1 約-20℃
極寒冷地の冬期 原液のまま 約-50℃
冷却水の濃度点検および交換は、マツ
ダ販売店へお申し付けください。
寒冷時の取扱い
冬期に入る前の準備
高速走行時は、通常のワイパーブレー
ドよりふき取りにくくなることがあり
ます。その場合には、車のスピードを
落としてください。
雪の降らない時季は、通常のワイパー ブレードのご使用をおすすめします。
(1) 冬用タイヤ (2) タイヤチェーン
(3) 輪止め
(1) (3)
(2)
000-AZ 取扱説明書 .book 9 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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