MAZDA MODEL BIANTE 2008 取扱説明書 (in Japanese)
Page 311 of 360
289
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
/
空気圧が 130kPa (1.3kgf/cm2) 以下に低下していたら、 運
転を中止してマツダ販売店または JAF などに連絡する。
本修理キットによる応急修理はできません。
手順 14 ~ 20 の作業を繰り返しても、 空気圧の低下が認められ
る場合は、 運転を中止する。
マツダ販売店または JAF などに連絡してください。
«™
タイヤ空気圧を空気圧計で確認するときは、 エアコンプレッサーのスイッチ
を OFF にしてから確認してください。
21. 空気圧が低下していなければ、 応急修理完了です。すみやかにマツダ販売店まで慎重
に運転し、 新しいタイヤに交換をすることをおすすめします。修理 · 再使用する場合
はマツダ販売店にご相談ください。
ŒÝ
応急修理をしたタイヤとホイールは
●タイヤパンク応急修理キットで応急修理をしたタイヤは、 できるだけ早く新しい
タイヤに交換をすることをおすすめします。修理 · 再使用する場合はマツダ販売
店にご相談ください。
●ホイールは付着した修理剤をふき取れば再使用できます。ただし、 バルブは新し
いものと取り替えてください。
BIANTE_Mコ_初版.indb 2892014/07/23 14:58:11
Page 312 of 360
290
5. トラブルが起きたら
パンクしたとき
タイヤパンク応急修理キットの点検
タイヤパンク応急修理キットの点検は定期的に行なってください。
●修理剤の有効期限の確認
●コンプレッサーの作動の確認
ŒÝ
修理剤の有効期限について
修理剤には有効期限があります。有効期限がきれたものは使用できませんので、 ボト
ルのラベルに記載されている有効期限を確認し、 有効期限がきれる前にマツダ販売店
で新しい修理剤をお求めください。
BIANTE_Mコ_初版.indb 2902014/07/23 14:58:11
Page 313 of 360
291
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
5. トラブルが起きたら
バッテリーがあがったとき
バッテリーあがりについて
次のような状態はバッテリーあがりです。
●スターターがまわらない。またはまわっても回転が弱く、 なかなかエンジンがかから
ない。
●ホーンの音が小さい、 または鳴らない。
●ランプ類がいつもより極端に暗い。
/
正しく安全にバッテリーを取り扱うために、 バッテリー使用前または点
検前には必ず次の注意事項をお読みください。
必ず保護メガネを着用する。
バッテリー液には有毒で腐食性の高い希硫酸が含まれており、 目に入ると失
明など重大な傷害につながるおそれがあります。また、 バッテリーから発生
する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあります。
バッテリーの近くでお子さまを遊ばせない。また、 バッテリー液
をこぼさない。
バッテリー液には有毒で腐食性の高い希硫酸が含まれており、 目や皮膚に付
着すると重大な傷害につながるおそれがあります。万一、 目や皮膚に付着し
たときは、 すぐに多量の水で洗浄し、 応急処置が済んだら、 医師の診察を受
けてください。
絶対に火気を近づけない。
バッテリーから発生する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあり危険で
す。火気の発生を防ぐため、ブースターケーブルの接続、取りはずしのときは、
端子同士やボディーに触れないように十分注意してください。
換気の悪い場所では、 バッテリーの充電を行なわない。また、 充
電中はバッテリーに近づかない。
バッテリーから発生する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあり危険で
す。
BIANTE_Mコ_初版.indb 2912014/07/23 14:58:11
Page 314 of 360
292
5. トラブルが起きたら
バッテリーがあがったとき
/
ブースターケーブルを使用してエンジンを始動する前に必ずバッ
テリー液の量を点検する。
バッテリー液の量が下限 (LOWER L EVEL) より不足して いる状態でエン
ジンを始動すると、 破裂 (爆発 ) につながるおそれがあり危険です 。バッテ
リー液が不足しているときは、 エンジン始動前に必ず補充液または蒸留水を
補充してください。
処置方法
押しがけによる始動はできません。
別売のブースターケーブルを使用して、 救援車(他の車 )のバッテリーと自車のバッテ
リーを接続してエンジンをかけます。
自車と同じ 12V バッテリーを搭載した救援車を依頼してください。
«™
ブースターケーブルを接続するときは慎重に行なってください。ブースター
ケーブルがベルトなどの回転部に巻き込まれるおそれがあります。
1. 自車のバッテリーと救援車のバッテリーが一番近
い位置になるように、 車を移動させます。
2. ヘッドランプやエアコンなどの電源が切ってある
ことを確認します。
3. バッテリーカバーを取りはずします。
BIANTE_Mコ_初版.indb 2922014/07/23 14:58:11
Page 315 of 360
293
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
«™
バッテリーカバーを取りはずす場合はドライバーやプライヤーなど、 力のか
かる工具を使わないでください。クリップに無理な力をかけると破損するお
それがあります。
破損や傷つきを防止するため、 次の手順で取りはずしてください。
4. 車両外側のクリップをゆっくり 4mm 程度広げ、 バッテリーカバーを持
ちあげてロック部分を解除します。
«æ ¿Ó
5. 車両内側のクリップをゆっくり 4mm 程度広げ、 バッテリーカバーを持
ちあげてロック部分を解除します。
«æ¿Ó
6. バッテリーカバーを、 カウルグリルにあたらないよう持ちあげて、 引き
抜きます。
Ì¿ Âæ ”§ Ì”
§¢ç¬æç
BIANTE_Mコ_初版.indb 2932014/07/23 14:58:12
Page 316 of 360
294
5. トラブルが起きたら
バッテリーがあがったとき
7. 救援車のエンジンを止めて、 ブースターケーブルを次の順で接続します。
ブースターケーブルを接続する前に各バッテリーの端子(、)の位置を確認して
ください。
• 1 本目
自車のバッテリーの端子
救援車のバッテリーの端子
• 2 本目
救援車のバッテリーの端子
図で表示の箇所( アースを取る )
y w
Ì¿Âæ ”
× wÌ¿Âæ”
/
バッテリーを取り扱うときは、 絶対に火気を近づけない。
バッテリーから発生する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあり危険で
す。また、 火花の発生を防ぐため次の点を必ず守ってください。
●の接続は自車バッテリーの端子につながないでください。
●ブースターケーブルの接続、 取りはずしのときは、 端子がボディーや端
子に触れないように十分注意してください。
8. 救援車のエンジンをかけ、 エンジン回転数を高めにします。
9. 自車のエンジンをかけます。約 3 分間エンジンを回転させて、 応急的に自車のバッテ
リーを充電します。
BIANTE_Mコ_初版.indb 2942014/07/23 14:58:13
Page 317 of 360
295
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
/
充電中はバッテリーに近づかない。
バッテリー液は希硫酸です。目や皮膚に付着すると重大な傷害につながるお
それがあります。万一目や皮膚に付着したときは、 すぐに多量の水で洗浄し、
応急処置が済んだら、 医師の診察を受けてください。
10. ブースターケーブルを接続したときと逆の順で取りはずします。
11. バッテリーカバーを取り付けます。
«™
クリップに無理な力をかけると破損するおそれがあります。
破損や傷つきを防止するため、 次の手順で取り付けてください。
12. (SKYACTIV-G 2.0)
カウルグリルにあたらないよう注意しながら、 バッテリートレイの穴にバッテ
リーカバーの凸部を挿しこみます。
(MZR 2.0 DISI)
カウルグリルにあたらないよう注意しながら、 バッテリーカバーを取り付けます。
4 , : "