MAZDA MODEL BIANTE 2008 取扱説明書 (in Japanese)

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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
/
空気圧が 130kPa (1.3kgf/cm2) 以下に低下していたら、 運
転を中止してマツダ販売店または JAF などに連絡する。
本修理キットによる応急修理はできません。
手順 14 ~ 20 の作業を繰り返しても、 空気圧の低下が認められ
る場合は、 運転を中止する。
マツダ販売店または JAF などに連絡してください。
«™
タイヤ空気圧を空気圧計で確認するときは、 エアコンプレッサーのスイッチ
を OFF にしてから確認してください。
21. 空気圧が低下していなければ、 応急修理完了です。すみやかにマツダ販売店まで慎重
に運転し、 新しいタイヤに交換をすることをおすすめします。修理 · 再使用する場合
はマツダ販売店にご相談ください。
ŒÝ
応急修理をしたタイヤとホイールは
●タイヤパンク応急修理キットで応急修理をしたタイヤは、 できるだけ早く新しい
タイヤに交換をすることをおすすめします。修理 · 再使用する場合はマツダ販売
店にご相談ください。
●ホイールは付着した修理剤をふき取れば再使用できます。ただし、 バルブは新し
いものと取り替えてください。
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5. トラブルが起きたら
パンクしたとき
タイヤパンク応急修理キットの点検
タイヤパンク応急修理キットの点検は定期的に行なってください。
●修理剤の有効期限の確認
●コンプレッサーの作動の確認
ŒÝ
修理剤の有効期限について
修理剤には有効期限があります。有効期限がきれたものは使用できませんので、 ボト
ルのラベルに記載されている有効期限を確認し、 有効期限がきれる前にマツダ販売店
で新しい修理剤をお求めください。
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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
5. トラブルが起きたら
バッテリーがあがったとき
バッテリーあがりについて
次のような状態はバッテリーあがりです。
●スターターがまわらない。またはまわっても回転が弱く、 なかなかエンジンがかから
ない。
●ホーンの音が小さい、 または鳴らない。
●ランプ類がいつもより極端に暗い。
/
正しく安全にバッテリーを取り扱うために、 バッテリー使用前または点
検前には必ず次の注意事項をお読みください。
必ず保護メガネを着用する。
バッテリー液には有毒で腐食性の高い希硫酸が含まれており、 目に入ると失
明など重大な傷害につながるおそれがあります。また、 バッテリーから発生
する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあります。
バッテリーの近くでお子さまを遊ばせない。また、 バッテリー液
をこぼさない。
バッテリー液には有毒で腐食性の高い希硫酸が含まれており、 目や皮膚に付
着すると重大な傷害につながるおそれがあります。万一、 目や皮膚に付着し
たときは、 すぐに多量の水で洗浄し、 応急処置が済んだら、 医師の診察を受
けてください。
絶対に火気を近づけない。
バッテリーから発生する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあり危険で
す。火気の発生を防ぐため、ブースターケーブルの接続、取りはずしのときは、
端子同士やボディーに触れないように十分注意してください。
換気の悪い場所では、 バッテリーの充電を行なわない。また、 充
電中はバッテリーに近づかない。
バッテリーから発生する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあり危険で
す。
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5. トラブルが起きたら
バッテリーがあがったとき
/
ブースターケーブルを使用してエンジンを始動する前に必ずバッ
テリー液の量を点検する。
バッテリー液の量が下限 (LOWER L EVEL) より不足して いる状態でエン
ジンを始動すると、 破裂 (爆発 ) につながるおそれがあり危険です 。バッテ
リー液が不足しているときは、 エンジン始動前に必ず補充液または蒸留水を
補充してください。
処置方法
押しがけによる始動はできません。
別売のブースターケーブルを使用して、 救援車(他の車 )のバッテリーと自車のバッテ
リーを接続してエンジンをかけます。
自車と同じ 12V バッテリーを搭載した救援車を依頼してください。
«™
ブースターケーブルを接続するときは慎重に行なってください。ブースター
ケーブルがベルトなどの回転部に巻き込まれるおそれがあります。
1. 自車のバッテリーと救援車のバッテリーが一番近
い位置になるように、 車を移動させます。
2. ヘッドランプやエアコンなどの電源が切ってある
ことを確認します。
3. バッテリーカバーを取りはずします。
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運転する
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快適装備の
使いかた
お手入れの
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トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
«™
バッテリーカバーを取りはずす場合はドライバーやプライヤーなど、 力のか
かる工具を使わないでください。クリップに無理な力をかけると破損するお
それがあります。
破損や傷つきを防止するため、 次の手順で取りはずしてください。
4. 車両外側のクリップをゆっくり 4mm 程度広げ、 バッテリーカバーを持
ちあげてロック部分を解除します。
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5. 車両内側のクリップをゆっくり 4mm 程度広げ、 バッテリーカバーを持
ちあげてロック部分を解除します。
«æ¿Ó
6. バッテリーカバーを、 カウルグリルにあたらないよう持ちあげて、 引き
抜きます。
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5. トラブルが起きたら
バッテリーがあがったとき
7. 救援車のエンジンを止めて、 ブースターケーブルを次の順で接続します。
ブースターケーブルを接続する前に各バッテリーの端子(、)の位置を確認して
ください。
• 1 本目
自車のバッテリーの端子
救援車のバッテリーの端子
• 2 本目
救援車のバッテリーの端子
図で表示の箇所( アースを取る )
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×  wÌ¿Âæ”
/
バッテリーを取り扱うときは、 絶対に火気を近づけない。
バッテリーから発生する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあり危険で
す。また、 火花の発生を防ぐため次の点を必ず守ってください。
 ●の接続は自車バッテリーの端子につながないでください。
 ●ブースターケーブルの接続、 取りはずしのときは、 端子がボディーや端
子に触れないように十分注意してください。
8. 救援車のエンジンをかけ、 エンジン回転数を高めにします。
9. 自車のエンジンをかけます。約 3 分間エンジンを回転させて、 応急的に自車のバッテ
リーを充電します。
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快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
/
充電中はバッテリーに近づかない。
バッテリー液は希硫酸です。目や皮膚に付着すると重大な傷害につながるお
それがあります。万一目や皮膚に付着したときは、 すぐに多量の水で洗浄し、
応急処置が済んだら、 医師の診察を受けてください。
10. ブースターケーブルを接続したときと逆の順で取りはずします。
11. バッテリーカバーを取り付けます。
«™
クリップに無理な力をかけると破損するおそれがあります。
破損や傷つきを防止するため、 次の手順で取り付けてください。
12. (SKYACTIV-G 2.0)
カウルグリルにあたらないよう注意しながら、 バッテリートレイの穴にバッテ
リーカバーの凸部を挿しこみます。
(MZR 2.0 DISI)
カウルグリルにあたらないよう注意しながら、 バッテリーカバーを取り付けます。
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13. バッテリーカバーのツメをクリップに取り付けます。
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5. トラブルが起きたら
バッテリーがあがったとき
«™
 ●バッテリーカバーを取り付けたあとは、 カバーが確実に固定されていることを確
認してください。確実に固定されていないと走行中他の装置と接触し故障につな
がるおそれがあります。
4,:"$5*7(
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14. 早めにマツダ販売店で点検を受けてください。
ŒÝ
バッテリーがあがりやすいときは、 マツダ販売店で点検を受けてください。
BIANTE_Mコ_初版.indb 2962014/07/23 14:58:14

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運転する
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運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
5. トラブルが起きたら
オーバーヒートしたとき
オーバーヒートについて
次のようなときは、 オーバーヒートです。
●水温計の針が H 付近を示し、 エンジンの出力が急に低下したとき。
●エンジンルームから蒸気が出ているとき。
/
エンジンルームから蒸気が出ているときは、 ボンネットを開けな
い。
エンジンルーム内が熱いとき、 ボンネットを開けると、 蒸気や熱湯が噴き出
してやけどなど、 重大な傷害につながるおそれがあります。また、 蒸気が出
てない場合でも高温になっている部分があります。ボンネットを開けるとき
は十分に注意してください。
エンジンが十分に冷えるまではラジエーターとリザー
バータンクのキャップを開けない。
エンジンが熱いときにキャップをはずすと、 蒸気や熱湯が噴き出してやけど
など、 重大な傷害につながるおそれがあります。
エンジンルーム内を点検するときは、 ファンやベルトなどの
回転部に触れない。
特に、 エンジンルームが高温のときは、 エンジンが止まっていてもファンが
回転することがあるため、 手や指などが巻き込まれるなど、 重大な傷害につ
ながるおそれがあります。
処置方法
1. 安全な場所に車を止めます。
2. エンジンルームから蒸気が出ていないかどうかを確認します。
エンジンルームから蒸気が出ているときは
エンジンを止めてください。蒸気が出なくなるまで待ち、 風通しをよくするためにボ
ンネットを開け、 エンジンを始動してください。
エンジンルームから蒸気が出ていないときは
エンジンをかけたままボンネットを開け、 エンジンを冷やします。
クーリングファンが作動していることを確認し、 水温計の針が下がってきたらエンジ
ンを止めます。
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5. トラブルが起きたら
オーバーヒートしたとき
«™
クーリングファンが作動していないときは、 エンジン温度がさらに上昇しま
す。ただちにエンジンを止め、 マツダ販売店にご連絡ください。
3. エンジンが十分に冷えてから、 冷却水の量を点検します。量が不足しているときは
ラジエーターリザーバータンクの順に冷却水を補充してください。
補充後はキャップを確実に取り付けてください。
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4. 早めに最寄りのマツダ販売店で点検を受けてください。
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冷却水がない場合は
一時的に水を補充してください。
水を補充したあとは、 冷却水の濃度をもとにもどしてください。
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