clock MAZDA MODEL CARROL 2015 取扱説明書 (キャロル) (in Japanese)

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運転する前に/ウインドーの開閉
3-21
3
■ 運転席ウインドーのオート機構
運転席ウインドースイッチを強く操作す
ると、オート機構が作動してスイッチか
ら手を離しても自動で全開(オートダウ
ン)または全閉(オートアップ)します。
途中で止めたいときは、操作した方向と
逆の方向に軽く操作します。
お車のタイプにより、オートアップ機
構はありません。
■ 運転席ウインドーのオフディレイタイマー機能
運転席ウインドーは、エンジンスイッチ
を の位置から または
(OFF)にしたあとでも、30 秒以内は開
閉が可能です。
■ はさみ込み防止機構
運転席ウインドーには安全装置として、
はさみ込み防止機構があります。(オー
トアップ機構非装備車には、はさみ込み
防止機構はありません。)
オート機構を作動させて自動で閉めて
いるときに、異物をはさみ込むなどし
てウインドーに一定以上の負荷がかか
ると、ウインドーの動く方向が反転
し、少し開いて停止します。(過負荷
検知方式)
30 秒以内でも、運転席ドアを開けて
閉めると、運転席ウインドーの開閉
ができません。
運転席ウインドーの開閉が可能な間
は、運転席ウインドースイッチの
“AUTO”の文字が点灯しています。
オートアップ機構装備車
ONACCLOCK
オートアップ機構装備車
はさまれる異物の形状や硬さ、はさま
れかたによっては過負荷検知されず、
はさみ込み防止機構が作動しない場合
があります。重大な傷害を受けるおそ
れがありますので、十分に注意して開
閉操作を行なってください。
はさみ込み防止機構は、スイッチを引
き上げ続けた状態では作動しません。
また、閉まりきる直前は、はさみ込み
を検知できない領域があります。指な
どをはさまないように気をつけてくだ
さい。
ウインドーの故障で、はさみ込み防
止機構が作動し、自動で閉めること
ができない場合があります。この場
合、運転席ウインドースイッチを引
き上げ続けると、完全に閉めること
ができます。
悪路などを走行中にウインドーを自
動で閉めると、衝撃や荷重がウイン
ドーに加わって、はさみ込み防止機
構が作動することがあります。
000.book 21 ページ 2014年12月5日 金曜日 午前9時20分

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運転する前に/シートベルト
3-36
3
妊娠中や疾患のある方は
80J075
シートベルト警告ブザー
前席のシートベルト着用忘れを防止する
ためのブザーです。
エンジンをかけて走行を開始してか
ら、最初に車速が約 15 km/h 以上に
なったときにシートベルトを着用して
いないと、メーター内のシートベルト
警告灯が点灯から点滅に切り替わると
ともに、シートベルト警告ブザーが断
続的に鳴ります。
→ 3-69ページ(シートベルト警告灯)
シートベルトの長さ調節
シートベルトは、長さ調節が必要ありま
せん。身体の動きにあわせてベルトが伸
縮し、強い衝撃を受けたときは自動的に
ベルトがロックされて身体を固定しま
す。
妊娠中の方、疾患がある方もシート
ベルトを着用してください。ただし、
衝突のときに局部的に強く圧迫され
るおそれがありますので、医師に相
談して注意事項を確認してください。
妊娠中の方は、腰ベルトを腹部を避
けて腰部のできるだけ低い位置にか
けます。肩ベルトは、首と肩先の中
央から腹部を避けて胸部にかかるよ
うに着用してください。
†Be'$9
bB>$^
†Be'$9
‚BArq
Ú>$^
ベルトを着用すると、警告灯は消灯
します。また、警告ブザーが鳴って
いるときは、ブザーも止まります。
警告ブザーはベルトを着用しなくて
も、約95 秒間鳴り続けたあとに止ま
ります。ただし、警告灯は点滅から点
灯に切り替わったまま、エンジンス
イッチを または (OFF)
にするまで消灯しません。
助手席側の場合、助手席に乗員がす
わっていないときブザーは鳴りませ
ん。ただし、助手席の座面に荷物など
を載せていると鳴る場合があります。
警告灯は運転席側・助手席側兼用で
す。
ACCLOCK
000.book 36 ページ 2014年12月5日 金曜日 午前9時20分

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運転する前に/メーター
3-67
3
セッティングモードへ切り替えます。
表示切替えノブを短押ししてオドメーター表示に切り替えます。
→ 3-62ページ(オドメーター)
オドメーター表示中に、セッティングモードの表示に切り替わるまで、ノブを
長押しします。
設定を切り替えたい表示を選択します。
表示切替えノブを短押しして表示を切り替えます。
設定切替え表示に移動します。
表示切替えノブを長押しします。室内ブザーが“ピッ ”と鳴り、下図(表示例)
のON設定表示(1)に切り替わります。
74P30530
設定を切り替えます。
設定を切り替えるときは、表示切替えノブを短押しして ON または OFF を選択し
ます。そのあとノブを長押しします。室内ブザーが“ピッ ”と鳴り、 「SUCCES」
と表示されると設定が切り替わり、手順 の表示にもどります。
設定切替えを行なわずに手順 にもどるときは、BACK 表示(3)を選択して
から、室内ブザーが“ピッ ”と鳴るまでノブを長押しします。
続けて設定の切替えをしたいときは、手順 ~ を繰り返します。
セッティングモードを終了する場合は、手順 に進みます。
セッティングモードを終了します。次のいずれかの操作で終了できます。
手順 の表示のときに「End」を選択してから、オドメーター表示に切り替わ
るまで表示切替えノブを長押しする
エンジンスイッチを ま た は (OFF)にする
走行を開始する
(1) ON設定表示(現在設定中) (2) OFF設定表示 (3) BACK表示
上図の(1)のように、設定表示の左に が表示されている状態が、現在設定
中であることを示します。
1
2
3
表示例(エネルギーフローインジケーターの場合)
(1) (2)(3)
AB
4
2
2
524
6
6
2
ACCLOCK
000.book 67 ページ 2014年12月5日 金曜日 午前9時20分

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運転する前に/メーター
3-69
3
(2)シートベルト警告灯
80J221
前席の乗員がシートベルトを着用して
いないと、エンジンスイッチが
のときに点灯します。
また、エンジンをかけて走行を開始し
てから、最初に車速が約15 km/h以上
になったときに前席の乗員がシートベ
ルトを着用していない場合、シートベ
ルト警告ブザーが断続的に鳴るととも
に、警告灯が点灯から点滅に切り替わ
ります。
シートベルトを着用しても、点灯また
は点滅したままのときは、システムの
異常が考えられます。マツダ販売店で
点検を受けてください。
(3)SRSエアバッグ警告灯
80J111
次のような場合、エンジンスイッチを
にしたときに点灯します。
・SRS エアバッグ、シートベルトプリ テンショナーが作動
・SRS エアバッグ、シートベルトプリ テンショナーの電子制御システムに
異常がある
システムが正常な場合はエンジンス
イッチを にしたときに、約6秒間
点灯したあと消灯します。
シートベルトを着用すると消灯しま
す。また、警告ブザーが鳴っていると
きは、ブザーも止まります。
警告ブザーはシートベルトを着用し
なくても、約 95 秒間鳴り続けたあと
に止まります。ただし、警告灯は点滅
から点灯に切り替わったまま、 エンジ
ンスイッチを または
(OFF)にするまで消灯しません。
助手席側の場合、助手席に乗員がす
わっていないときは点灯しません。 た
だし、助手席の座面に荷物などを載せ
ていると作動する場合があります。
警告灯は運転席側・助手席側兼用で
す。
ON
ACCLOCK
次のような場合、ただちに使用を止
め、マツダ販売店にご連絡ください。
万一、衝突したとき SRS エアバッグ
またはシートベルトプリテンショナー
が正常に作動せず、重大な傷害を受け
るおそれがあります。
エンジンスイッチを にしても
点灯しない
エンジンスイッチを にしたあ
と、約6秒間たっても消灯しない
運転中に点灯
ON
ON
ON
ON
000.book 69 ページ 2014年12月5日 金曜日 午前9時20分

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運転する前に/スイッチの使いかた
3-83
3
■ ワイパーが作動中に停止したときは
積雪などでワイパーに大きな負荷がかか
る状態が続きワイパーモーターの温度が
上がると、ワイパーモーターを保護する
ためにブレーカーが作動してワイパーが
停止します。次の手順で対処してくださ
い。
安全な場所に停車し、エンジンス
イッチを または
(OFF)にします。
ワイパースイッチをOFFにします。

ワイパーの作動をさまたげる積雪な
どの障害物を取り除きます。
しばらくしてワイパーモーターの温
度が下がると、ブレーカーが自動復
帰してワイパーの使用が可能となり
ます。
しばらく待ってもワイパーが使用 できない場合は、別の原因が考え
られます。マツダ販売店で点検を
受けてください。
フロントワイパースイッチ
レバー(1)を上下に操作します。
74P30610
上図のスイッチは代表例です。お車の
タイプにより異なります。
フロントウォッシャースイッチ
レバー (1)を手前に引くと、 ウォッシャー
液が噴射されワイパーが数回動きます。
74P30620
1ACCLOCK
2
3
4MIST レバーを押し上げ
ている間作動
OFF 停止 INT 間欠作動LO 低速作動
HI 高速作動
ÍÉÓÔ
ÈÉ
ÏÆÆ
ÌÏ
ÉÎÔ(1)
(1)
000.book 83 ページ 2014年12月5日 金曜日 午前9時20分

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運転するときは/エンジン始動・停止
4-13
4
■ アドバンストキーレスエントリー&キーレスプッシュボタ
ンスタートシステム非装備車
エンジンスイッチを にもどしま
す。
■ アドバンストキーレスエントリー&キーレスプッシュボタ
ンスタートシステム装備車
停車中にエンジンを停止できないとき
は、エンジンスイッチを 3 連打以上、
または 2 秒以上長押ししてください。
この場合、システムの異常が考えられ
ますので、マツダ販売店で点検を受け
てください。
キーを抜くときは
キーを抜くと、ハンドルロックがかかり
ます。
■ オートマチック車
セレクトレバーを に入れ、セレ
クトレバーのボタンから手を離しま
す。
誤操作防止のため、次の条件をみ
たしているときだけキーが抜けま
す。
・セレクトレバーが 位置
・セレクトレバーのボタンから手
を離している
→ 4-20ページ (キーインターロック)
→ 4-25ページ(駐車)
■ マニュアル車
キーを (OFF)にもどして
キーを抜きます。
→(OFF) は、キーを
押し込んでまわします。
64L40170
は走行中、絶対にエン
ジンスイッチを にもどさな
いでください。キーが万一抜けると、
ハンドルがロックされてまわせなくな
り、思わぬ事故につながるおそれがあ
ります。
車両の状態 エンジン停止方法
停車中 エンジンスイッチを
押す
走行中
(緊急時) エンジンスイッチを
3連打以上、または
2秒以上長押しする
ACC
マニュアル車
LOCK
アドバンストキーレスエントリー&キーレス
プッシュボタンスタートシステム非装備車
1P
P
1LOCK
ACCLOCK
000.book 13 ページ 2014年12月5日 金曜日 午前9時20分

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4
運転するときは/エンジン始動・停止
4-14
■ キー抜き忘れ警告ブザー
キーの抜き忘れを防止するためのブザー
です。
キーを または (OFF)に
したまま運転席ドアを開けると、室内
ブザーが“ ピー、ピー、” と断続的に
鳴ります。
キーを抜くと、室内ブザーが止まります。
エンジンスイッチをもどすと
きは
セレクトレバーを に入れ、セレ
クトレバーのボタンから手を離しま
す。
→ 4-17ページ (セレクトレバーの操作)
エンジンスイッチを押して
(OFF)にもどします。
エンジンスイッチを (OFF)
にもどしていずれかのドアを開閉する
と、ハンドルロックがかかります。
誤操作防止のため、次のようなときは、
エンジンスイッチを (OFF)に
もどせません。
・ セレクトレバーの位置が 以外
・ セレクトレバーの位置が に入っ
ていても、セレクトレバーのボタン
を押しているとき
→ 4-25ページ(駐車)
セレクトレバーの故障などで、エンジ
ンスイッチを (OFF)にもどせ
ないことがあります。マツダ販売店で
点検を受けてください。なお、点検前
には次の作業をしてください。
・盗難を防ぐため、キー操作にてドア
を施錠してください。(リクエスト
スイッチやキーレスエントリーでは
施錠できません)
・鉛バッテリーあがりを防ぐため、 バッテリーのマイナス端子を外して
ください。(10 mm スパナなどの
市販工具が必要です)
■ エンジンスイッチもどし忘れ 警告ブザー
エンジンスイッチのもどし忘れを防止す
るためのブザーです。
エンジンスイッチを にしたま
ま運転席ドアを開けると、室内ブザー
が“ピー、ピー、”と断続的に鳴りま
す。
セレクトレバーを に入れ、セレク
トレバーのボタンから手を離します。
エンジンスイッチを2回押して
(OFF)にもどすと、室内ブザーが止ま ります。
(OFF)にもどさないと、リクエ
ストスイッチや携帯リモコンでドアが施
錠できません。
■ハンドルロック未作動警告ブザー
故障などで、エンジンスイッチを
(OFF)にもどして、いずれかのドアを開 閉してもハンドルがロックされない場
合、運転席ドアを開けると、室内ブザー
が“ピッ、ピッ、”と断続的に鳴ります。
マツダ販売店で点検を受けてください。
ACCLOCK
アドバンストキーレスエントリー&キーレ
スプッシュボタンスタートシステム装備車
1P
2LOCK
LOCK
LOCK
P
P
LOCK
ACC
P
LOCK
LOCK
LOCK
000.book 14 ページ 2014年12月5日 金曜日 午前9時20分