MAZDA MODEL CX-5 2015 取扱説明書 (in Japanese)

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
マツダレーダークルーズコントロール( MRCC)を使用して走行しているときは 、 セ
レクトレバーを操作してもマツダレーダークルーズコントロール(MRCC)が解除さ
れないため、 意図したエンジンブレーキがかかりません。減速が必要なときは、 設定
速度を下げるか、 ブレーキペダルを踏んでください。
マツダレーダークルーズコントロール(MRCC)自動ブレーキ作動中は 、 ブレーキラ
ンプが点灯しますが、 下り坂を設定車速、 または前方車に追従して一定車速で走行中
は、 ブレーキランプが点灯しないときがあります。
追従走行を解除し、 定速走行のみを作動するように切り替えることができます。
→225ページ「定速走行機能」
マツダレーダークルーズコントロール (MRCC) ディスプレイ表示
マツダレーダークルーズコントロール( MRCC)の設定状況および作動状況をマルチイン
フォメーションディスプレイでお知らせします。

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故障状態については、センターディスプレイに表示します。故障の場合は、表示されたメッ
セージの方法で処置してください。
→145ページ「警告灯、 表示灯」
接近警報
追従走行時に前方車が急制動を行ったときなど前方車
に接近したときは、 警報音が鳴り、 ディスプレイにブ
レーキ警告が表示されます。周囲の安全を確認してブ
レーキペダルを踏むなど、 前方車との車間距離を十分
に確保してください。また、 後続車との車間距離も確
保してください。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
設定するとき
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µ  ¿½
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ON スイッチを押すと速度の設定や追従走行時の車間距離の設定ができる状態になり、 マ
ツダレーダークルーズコントロール( MRCC)デ ィスプレイ表示がマルチインフォメー
ションディスプレイに表示されます。
ŒÝ
●マツダレーダークルーズコントロール(MRCC)を ON にしたまま電源ポジ
ションを ACC または OFF にしたとき、 マツダレーダークルーズコントロール
(MRCC)は自動的に OFF になります。
●マツダレーダークルーズコントロール(MRCC)を ONにした状態で、 ON スイッ
チを約 2 秒押し続けると、 定速走行機能に切り替わります。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
速度を設定するとき
1. アクセルペダルの操作で設定したい速度に調節します。
2. SETまたは SETスイッチを押すと定速走行をはじめます。ディスプレイに設定
速度が表示され、 車間表示の白線表示が白色の塗りつぶし表示に変わります。同時に
マツダレーダークルーズコントロール( MRCC)表示灯( 緑 )が点灯し 、 チャイムが
1 回鳴ります。
走行状態ディスプレイ表示
定速走行時
追従走行時
ŒÝ
●定速走行中に前方車を検知すると、 ディスプレイに前方車表示が表示され、 追従
走行を行います。また、 前方車を検知しなくなったときは、 ディスプレイの前方
車表示が消灯し、 定速走行に切り替わります。
●設定速度より速い速度で走行している車両を前方車としての追従走行はできませ
ん。アクセルペダルの操作で希望の速度に調節します。
●ディスプレイの車間距離表示が白線表示のとき、 SETまたは SETスイッチ
を押すとチャイムが 3 回鳴る場合があります。そのときは速度が設定できないこ
とをお知らせしています。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
追従走行時の車間距離を設定するとき
スイッチを押すことにより車間距離を短く設定します。スイッチを押すことにより車
間距離を長く設定します。車間距離は長、 中、 短、 極短の 4 段階で設定できます。
車間距離の目安
( 約 80km/h 走行時 )ディスプレイ表示
長( 約 50m)
中( 約 40m)
短( 約 30m)
極短( 約 20m)
ŒÝ
●車間距離は速度により異なり、 速度が遅いほど車間距離は短くなります。
●電源ポジションを ACC または OFF にしたときは、 次回エンジン始動時に、 前回
設定した車間距離が自動的に設定されます。
設定速度を変更するとき
スイッチで加速するとき
SETスイッチを押したまま、 設定車速を変更すると 10k m/h ずつ調整することがで
きます。
また SET
スイッチを押してすぐに手を離すと、 設定速度を 5km/h ずつ調節すること
ができます。
たとえば、 SET
スイッチを 4 回押すと、 設定速度が約 20km/h 上がります。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
スイッチで減速するとき
SETスイッチを押したまま、 設定車速を変更すると 10k m/h ずつ調整することがで
きます。
また SET
スイッチを押してすぐに手を離すと、 設定速度を 5km/h ずつ調節すること
ができます。
たとえば、 SET
スイッチを 4 回押すと、 設定速度が約 20km/h 下がります。
アクセルペダルで加速するとき
アクセルペダルを踏んで、 希望の速度になったところで、 SETスイッチまたは SET
スイッチを押し、 手を放します。スイッチを操作しなければ、 アクセルペダルから足を放
すと、 もとの設定速度にもどります。
«™
アクセルペダルを踏んでいるときは、 警報やブレーキ制御が作動しません。
ŒÝ
●追従走行中に SETスイッチで加速したとき、 設定速度の調節はできますが加
速しません。前方車がいなくなったとき、 設定速度になるまで加速し続けます。
設定速度はディスプレイの設定速度表示で確認してください。
●アクセルペダルを踏んでいるときは、 ディスプレイの車間距離表示は白線表示に
なります。
●設定速度の下限は 30km/h です。スイッチ操作で設定速度が 30k m/h になっ
たときは、 SETスイッチを押しても約 30km/h の定速走行を行います。この
ときマツダレーダークルーズコントロール(MRCC)は解除されません。
解除するとき
OFF スイッチを押すと、 マツダレーダークルーズコントロール(MRCC)が解除されます。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
一時的に解除されるとき
次のようなときは、 マツダレーダークルーズコントロール(MRCC)が一時的に解除され、
ディスプレイにマツダレーダークルーズコントロール(MRCC)キャンセル表示が表示さ
れ、 同時に MRCC 表示灯( 緑 )が消灯します。
●CANCEL スイッチを押したとき
●ブレーキペダルを踏んだとき
●パーキングブレーキがかかったとき
●セレクトレバーが P、 N または R になったとき
次のようなときは、 マツダレーダークルーズコントロール( MRCC)キャンセル表示と
チャイムが 1 回鳴ります。
●車速が 25km/h 以下になったとき
●DSC が作動したとき
●TCS が一定時間作動したとき
●スマートブレーキサポート(SBS)が作動したとき
●スマートシティブレーキサポート(SCBS)が作動したとき
●下り坂を長時間走行したとき
●システムに異常が発見されたとき
●エンストしたとき
ŒÝ
●雨 · 霧 · 雪など天候が悪いときやラジエーターグリルの前面が汚れたときもマツ
ダレーダークルーズコントロール(MRCC)が解除される場合があります。
●マツダレーダークルーズコントロール(MRCC)が一時的に解除されたときは 、
再度作動条件をすべて満たしているとき、 RES スイッチを押すと、 もとの設定
速度にもどります。
●OFF スイッチを押してマツダレーダークルーズコントロール(MRCC)を解除し
たときは、 RES スイッチを押しても、 もとの設定速度にもどりません。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
マツダレーダークルーズコントロール (MRCC) 警報
システムの故障や、 使用上の注意が必要なときはマツダレーダークルーズコントロール
(MRCC)警報でお知らせします。チャイムによって確認してください。
警報 確認すること
マツダレーダークルーズコントロール
(MRCC)を設定するときに、 チャイムが
3 回鳴るとき 車速が低すぎるなど、 マツダレーダーク
ルーズコントロール(MRCC)
が作動可能
な条件を満たしていません。
マツダレーダークルーズコントロール
(MRCC)作動時に、チャイムが 1 回鳴る
とき
車速が 25km/h 以下になるなどで、
マツダレーダークルーズコントロール
(MRCC)が解除されています。
走行中にチャイムが断続的に鳴るとき 前方車との車間距離が近すぎます。周囲
の安全を確認し、 減速してください。
マツダレーダークルーズコントロール
(MRCC)作動時に
、 チャイムとメーター
内のマツダレーダークルーズコントロー
ル(MRCC)警告灯( 橙 )が点灯するとき
システムの異常が考えられます。マツダ
販売店で点検を受けてください。
定速走行機能
追従走行を解除し、 定速走行のみを作動するようにする機能です。
車速を約 30 ~ 100km/hの間に設定できます。
高速道路、 加速 / 減速の繰り返しが少ない自動車道などで使用してください。
/
次のような場所では使用しない。
思わぬ事故につながるおそれがあります。
 ●急なカーブ、 交通量が多く車間距離が十分にとれない道路 ( 道路状況に
合わせた走行はできません )
 ●急な下り坂 (エンジンブレーキが十分に効かず、 設定速度をこえること
があります )
 ●凍結路や積雪路などのすべりやすい路面 ( タイヤが空転して、 車のコン
トロールを失うおそれがあります )
安全運転に心がける
定速走行機能使用中は追従走行を行わないため、 警報やブレーキ制御が作動
しません。周囲の状況に応じてブレーキペダルを踏んで減速するなど、 前方
車との車間距離を十分に確保し、 安全運転を心がけてください。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
定速走行機能に切り替えるとき
マツダレーダークルーズコントロール(MRCC)を ON にした状態で、 ON スイッチを約
2 秒押し続けると、 定速走行機能に切り替わります。
同時にメーター内のマツダレーダークルーズコントロール(MRCC)表 示灯( 緑 )が 消灯
し、 マルチインフォメーションディスプレイにメッセージを表示します。
/
定速走行機能を使用しないときは、 必ず OFF にする。
常に使用できる状態にしておくと、 誤って定速走行機能を作動させ、 思わぬ
事故につながるおそれがあります。
速度を設定するとき
アクセルペダルの操作で希望の速度に調節します。
SET
または SETスイッチを押すと定速走行をはじめます。
ŒÝ
●急な上り坂または下り坂など、 走行条件によっては設定速度を一定に保てない場
合があります。
●SETスイッチを押したままにすると加速をはじめます。SETスイッチを押
したままにすると減速をはじめます。
設定速度をあげるとき
次の操作で設定速度を上げることができます。
スイッチで加速するとき
SETスイッチを押したまま、 希望の速度になったところで手を離します。
スイッチを押してすぐに手を離すと、設定速度の調節( 約 1km/h)ができます。たとえば、
スイッチを 4 回押すと、 設定速度が約 4km/h上がります。
アクセルペダルで加速するとき
アクセルペダルを踏み、 希望の速度になったところで SETまたは SETスイッチを押
します。
スイッチを操作しなければ、 アクセルペダルから足を離すと、 もとの設定速度にもどりま
す。
設定速度を下げるとき
SETスイッチを押し続け、 希望の速度になったところで手を離します。
スイッチを押してすぐに手を離すと、設定速度の調節( 約 1km/h)ができます。たとえば、
スイッチを 4 回押すと、 設定速度が約 4km/h 下がります。
CX-5_Kシ_3版.indb 2262015/04/22 9:50:35

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
解除するとき
OFF スイッチで解除するとき
OFF スイッチを押すと、 定速走行機能が解除されます。
ON スイッチで解除するとき
ON スイッチを約 2 秒押し続けると、 定速走行機能が解除され、 追従走行が可能な状態
に切り替わります。
次のようなときは、 定速走行機能が自動的に解除されます。車速が 30km/h以上であれ
ば、 RESUME スイッチを押すと、 もとの設定速度にもどります
●CANCEL スイッチを押したとき。
●ブレーキペダルを踏んだとき。
●パーキングブレーキをかけたとき。
●セレクトレバーを N または P の位置にしたとき
ŒÝ
●設定速度より、 約 15k m/h以上下がったとき 、 定速走行機能が解除されること
があります。
●車速が 30km/h未満になると 、 定速走行機能が解除されます。この場合、 車速
を 30km/h以上にして RESUME スイッチを押しても、 もとの設定速度にはも
どりません。定速走行機能を設定しなおしてください。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
レーンキープアシストシステム (LAS) & 車線逸脱警報シス
テム (LDWS) とは¬è”Å“7
÷
‹
レーンキープアシストシステム(LAS)& 車線逸脱警報システム( LDWS)は 、 自車が車
線から逸脱する可能性があることを知らせるとともに、 ハンドル操作をアシストすること
により車線からの逸脱回避を支援する装置です。
走行中に、 フォワードセンシングカメラ(FSC)で車線の白線( 黄線 )を検知して 、 自車
が車線から逸脱する可能性があるとシステムが判断した場合に、 電動パワーステアリング
を動作させ運転者のハンドル操作をアシストするとともに、 車線逸脱警報、 ハンドルの振
動、 マルチインフォメーションディスプレイの表示により運転者に知らせます。白線( 黄
線 )の整備された道路でご使用ください。
→261ページ「フォワードセンシングカメラ(FSC)について¬è”Å“7
÷
‹」
レーンキープアシストシステム( LAS)& 車線逸脱警報システム( LDWS)のハンドル操
作をアシストするタイミングには「遅い」と「早い」があります。
「遅い」は、 自車が車線から逸脱する可能性があるときに、 ハンドル操作のアシストを行 います。
「早い」は、 ハンドル操作のアシストを常に行い、 走行車線内の中央付近を走行できるよ うにアシストします。
「遅い」と「早い」の切り替え( ハンドル操作のアシストを行うタイミング )は設定変更
で変更できます。
→517
ページ「設定変更( カスタマイズ機能 )」
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