MAZDA MODEL DEMIO 2014 デミオ|取扱説明書 (in Japanese)

Page 451 of 520

427
運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
/
žc ”
万一誤飲したときは、 すぐに多量の水を飲み、 応急処置が済んだ
ら、 医師の診察を受ける。
修理剤を誤飲すると健康に害があります。
žc ”
修理剤が目に入ったり、 皮膚に付着したときは、 すぐに多量の水
で洗浄する。
それでも異常を感じたときは、 医師の診察を受けてください。
Э
お子さまには修理剤をさわらせない。
誤って使用すると、 思わぬ事故につながるおそれがあります。
Э
天然ゴムに対するアレルギーを有する人は修理剤に触れない。
アレルギー症状を発症する可能性があります。
ŒÝ
修理剤の使用について
●一度使用した修理剤は再使用できません。新しい修理剤をマツダ販売店でお求め
ください。
●次のようなときには、 修理剤を使用することができません。マツダ販売店または
JAF などに連絡してください。
•修理剤の有効期限がきれているとき( 有効期限はボトルのラベルに記載されて
います )
•約 4mm 以上の切り傷や刺し傷があるとき
•接地部以外が損傷を受けたとき
•パンクしたまま走行し、 タイヤ側面が損傷しているとき
•タイヤがホイールからはずれているとき
•ホイールやバルブが破損しているとき
•タイヤが 2 本以上パンクしているとき
タイヤパンク応急修理キットの使いかた
1. 車を交通のさまたげにならない、 地面が平らで固い安全に作業できる場所に移動しま
す。
2. マニュアル車はチェンジレバーを 1 または R に、 オートマチック車はセレクトレバー
を P に入れます。
3. ブレーキペダルを踏んだまま、 パーキングブレーキをかけ、 エンジンを止めます。
DEMIO_Dク_初版.indb 4272015/03/03 13:42:33

Page 452 of 520

428
5. トラブルが起きたら
パンクしたとき
4. 必要に応じて、 非常点滅灯を点滅させ、 停止表示板( 停止表示灯 )を使用します。
5. 人や荷物を降ろし、 タイヤパンク応急修理キットを取り出します。
8% 8% 
6. 修理剤のボトルをよく振ります。
/
žc ”
注入ホースをねじ込む前にボトルを振る。
注入ホースをねじ込んだ後にボトルを振ると、 修理剤が注入ホースから飛び
散り、 衣服などに付着すると取れないおそれがあります。
ŒÝ
修理剤の性質について
0°C 以下の寒冷時では修理剤が固まりやすくなり、 注入作業がしにくくなります。
車内などで暖めると注入作業がしやすくなります。
DEMIO_Dク_初版.indb 4282015/03/03 13:42:33

Page 453 of 520

429
運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
©ß ¿Ó
« Ö ×”µ
Ø Äç
7. ボトルのキャップをはずします。内ぶたをつけた
ままの状態で注入ホースをボトルにねじ込むと、
ボトルの内ぶたが破れます。
Ìç Ò
©ß ¿Ó
¯ž‡˜ `
8. パンクしたタイヤのバルブからキャップを取りは
ずし、 コアまわしの後ろでバルブ内のバルブコア
を押してタイヤの空気を完全に抜きます。
¯ž‡˜`
ÌçÒ¯ž
9. コアまわしでバルブコアを左にまわし、 バルブコ
アを取りはずします。
«™
žc ”
バルブコアをはずすとき、 タイヤに空気が残っているとバルブコアが飛び出
すおそれがあります。バルブコアは慎重に取りはずしてください。
ŒÝ
バルブコアは汚れないように保管してください。
DEMIO_Dク_初版.indb 4292015/03/03 13:42:34

Page 454 of 520

430
5. トラブルが起きたら
パンクしたとき
« Ö×”µ
ÌçÒ10. 注入ホースをバルブに差し込みます。
ÌçÒ
11. ボトルを逆さまにして持ち、 手でボトルを圧迫し、
修理剤をすべてタイヤの中に注入します。
« Ö×” µ
Ìç

ÌçÒ¯ž
¯ž‡˜ `
12. 注入ホースをバルブから引き抜きます。
13. コアまわしでバルブコアを右にまわし、 バルブコ
アを取り付けます。
»Ò
14. 残った修理剤が漏れないようにするために、 注入
ホースをタブに取り付けます。
DEMIO_Dク_初版.indb 4302015/03/03 13:42:35

Page 455 of 520

431
運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
修理剤の回収について
注入が完了した空ボトルは、 タイヤ交換または修理の際に使用済み修理剤の回収に使
用しますので、 ボトルは捨てずにマツダ販売店までお持ちください。
15. 運転者のよく見えるところに速度制限シールを貼
ります。
/
Э
ハンドルのパッド部に速度制限シールを貼らない。
万一の場合エアバッグが正常に作動しなくなり、 重大な傷害につながるおそ
れがあります。また、 警告灯やスピードメーターが見えなくなる位置には貼
らないでください。
¯ï Ó迱 ”×” µ16. エアコンプレッサーからコンプレッサーホースと
電源プラグを引き出します。
DEMIO_Dク_初版.indb 4312015/03/03 13:42:35

Page 456 of 520

432
5. トラブルが起きたら
パンクしたとき
ÌçÒ×” µ
±Ú
17. エアコンプレッサーのホースの口金を右にまわし
てバルブに取り付けます。
¯ïÓ迱 ”
Óå¬
18. エアコンプレッサーのプラグを車内の電源ソケッ
トに差し込み、 電源ポジションを ACC にします。
→362ページ「電源ソケット」
«™
žc ”
電源ソケットにエアコンプレッサーのプラグを抜き差しするときは、 エアコ
ンプレッサーのスイッチが OFF になっていることを確認してください。エ
アコンプレッサーの ON、 OFF はエアコンプレッサー本体のスイッチで行
なってください。
19. エアコンプレッサーのスイッチを ON にして、 タイヤを適正空気圧まで昇圧します。
DEMIO_Dク_初版.indb 4322015/03/03 13:42:36

Page 457 of 520

433
運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
空気圧の調整について
●タイヤの適正空気圧は運転席ドアを開けたボディー側に貼り付けられているラベ
ルで確認してください。
●エアコンプレッサーは長時間使用すると故障につながるおそれがありますの
で、 10 分以上連続して作動させないでください。
●10 分以内に適正空気圧にならなければ、 タイヤがひどい損傷を受けている可能
性があります。この場合は、 本修理キットで応急修理することができません。マ
ツダ販売店または JAF などに連絡してください。
●空気を入れすぎたときはエアコンプレッサーのホースの口金を緩めて空気を抜い
てください。
20. 適正空気圧まで昇圧できたら、 エアコンプレッサーのスイッチを OFF にしエアコン
プレッサーのホースの口金を左にまわしてバルブから抜きます。
21. バルブキャップを取り付けます。
22. 修理剤をタイヤ内にゆきわたらせるため、 ただちに走行を始めます。
«™
žc ”
80km/h 以下の速度で慎重に運転してください。80km/h 以上の速度で走
行した場合、 車体が振動することがあります。
23. 10 分間もしくは 5km 程度走行後に手順 17 の方法でタイヤにエアコンプレッサー
を接続し、 エアコンプレッサーに付属している空気圧計でタイヤ空気圧を確認します。
適正空気圧より低下していたら、 手順 18 の作業から再度行ないます。
/
Э
空気圧が 130kPa (1.3kgf/cm2) 以下に低下していたら、 運
転を中止してマツダ販売店または JAF などに連絡する。
本修理キットによる応急修理はできません。
Э
手順 17 ~ 23 の作業を繰り返しても、 空気圧の低下が認められ
る場合は、 運転を中止する。
マツダ販売店または JAF などに連絡してください。
DEMIO_Dク_初版.indb 4332015/03/03 13:42:36

Page 458 of 520

434
5. トラブルが起きたら
パンクしたとき
«™
žc ”
タイヤ空気圧を空気圧計で確認するときは、 エアコンプレッサーのスイッチ
を OFF にしてから確認してください。
24. 空気圧が低下していなければ、 応急修理完了です。すみやかにマツダ販売店まで慎重
に運転し、 新しいタイヤに交換をすることをおすすめします。修理 · 再使用する場合
はマツダ販売店にご相談ください。
ŒÝ
応急修理をしたタイヤとホイールは
●タイヤパンク応急修理キットで応急修理をしたタイヤは、 できるだけ早く新しい
タイヤに交換をすることをおすすめします。修理 · 再使用する場合はマツダ販売
店にご相談ください。
●ホイールは付着した修理剤をふき取れば再使用できます。ただし、 バルブは新し
いものと取り替えてください。
タイヤパンク応急修理キットの点検
タイヤパンク応急修理キットの点検は定期的に行なってください。
●修理剤の有効期限の確認
●コンプレッサーの作動の確認
ŒÝ
修理剤の有効期限について
修理剤には有効期限があります。有効期限がきれたものは使用できませんので、 ボト
ルのラベルに記載されている有効期限を確認し、 有効期限がきれる前にマツダ販売店
で新しい修理剤をお求めください。
DEMIO_Dク_初版.indb 4342015/03/03 13:42:36

Page 459 of 520

435
運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
5. トラブルが起きたら
バッテリーがあがったとき
バッテリーあがりについて
次のような状態はバッテリーあがりです。
●スターターがまわらない。またはまわっても回転が弱く、 なかなかエンジンがかから
ない。
●ホーンの音が小さい、 または鳴らない。
●ランプ類がいつもより極端に暗い。
/
正しく安全にバッテリーを取り扱うために、 バッテリー使用前または点
検前には必ず次の注意事項をお読みください。
žc ”
必ず保護メガネを着用する。
バッテリー液には有毒で腐食性の高い希硫酸が含まれており、 目に入ると失
明など重大な傷害につながるおそれがあります。また、 バッテリーから発生
する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあります。
žc ”
バッテリーの近くでお子さまを遊ばせない。また、 バッテリー液
をこぼさない。
バッテリー液には有毒で腐食性の高い希硫酸が含まれており、 目や皮膚に付
着すると重大な傷害につながるおそれがあります。万一、 目や皮膚に付着し
たときは、 すぐに多量の水で洗浄し、 応急処置が済んだら、 医師の診察を受
けてください。
žc ”
絶対に火気を近づけない。
バッテリーから発生する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあり危険で
す。火気の発生を防ぐため、ブースターケーブルの接続、取りはずしのときは、
端子同士やボディーに触れないように十分注意してください。
žc ”
換気の悪い場所では、 バッテリーの充電を行なわない。また、 充
電中はバッテリーに近づかない。
バッテリーから発生する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあり危険で
す。
DEMIO_Dク_初版.indb 4352015/03/03 13:42:36

Page 460 of 520

436
5. トラブルが起きたら
バッテリーがあがったとき
/
žc ”
ブースターケーブルを使用してエンジンを始動する前に必ずバッ
テリー液の量を点検する。
バッテリー液の量が下限 ( LOWER L EVEL) より不足して いる状態でエン
ジンを始動すると、 破裂 (爆発 ) につながるおそれがあり危険です 。バッテ
リー液が不足しているときは、 エンジン始動前に必ず補充液または蒸留水を
補充してください。
処置方法
押しがけによる始動はできません。
別売のブースターケーブルを使用して、 救援車(他の車 )のバッテリーと自車のバッテ
リーを接続してエンジンをかけます。
自車と同じ 12V バッテリーを搭載した救援車を依頼してください。
«™
žc ”
ブースターケーブルを接続するときは慎重に行なってください。ブースター
ケーブルがベルトなどの回転部に巻き込まれるおそれがあります。
1. 自車のバッテリーと救援車のバッテリーが一番近
い位置になるように、 車を移動させます。
2. ヘッドランプやエアコンなどの電源が切ってある
ことを確認します。
3. バッテリーキャップを取りはずします。
DEMIO_Dク_初版.indb 4362015/03/03 13:42:37

Page:   < prev 1-10 ... 411-420 421-430 431-440 441-450 451-460 461-470 471-480 481-490 491-500 ... 520 next >