MAZDA MODEL ROADSTER 2017 ロードスター|取扱説明書 (in Japanese) 

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
自動解除
次のようなときは、 車線逸脱警報システムが自動で解除され、 メーター内の車線逸脱警報
システム警告灯が点灯、 または警告表示が表示します。なお、 車線逸脱警報システムが作
動可能な状態になると自動で復帰し、 車線逸脱警報システム警告灯が消灯、 または警告表
示が非表示になります。
●カメラ内部の温度が高温または低温になったとき
●カメラ付近のフロントガラスが曇ったとき
●カメラ付近のフロントガラスに遮蔽物があり前が見えないとき
警報の自動中止
次のような操作を行なうと、 運転者の意思で車線変更しているとシステムが判断し、 車線
逸脱警報システムの警報が自動で中止されます。なお、 操作後は、 車線逸脱警報システム
が自動で復帰します。
●急なハンドル操作をしたとき
●急なブレーキ操作をしたとき
●急なアクセル操作をしたとき
●方向指示器を操作したとき( 方向指示器がもどった後、 進路を修正するための約 3 秒
程度は、 車線逸脱警報システムが作動しない場合があります )
ŒÝ
方向指示器を出したまま約 60 秒経過した後、 車線の白線( 黄線 ) に近づくと、 車線
逸脱警報システムが警報を行なう場合があります。
解除するとき
車線逸脱警報システムを解除するときは、 車線逸脱警
報システムスイッチを押します。
車線逸脱警報システム OFF 表示灯が点灯します。
ŒÝ
電源ポジションを OFF にしたときは、 OFF にする前の状態が保持されます。たとえ
ば、 車線逸脱警報システムが作動可能な状態で電源ポジションを OFF にすると、 次
に電源ポジションを ON にしたときは車線逸脱警報システムは作動可能な状態のま
まです。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
車線逸脱警報
車線から逸脱する可能性があるとシステムが判断すると、 車線逸脱警報システム警報チャ
イムが鳴り、 車線逸脱警報システム警告灯が点滅します。適切にハンドルを操作し、 車線
の中央を走行するようにしてください。
メーター (A タイプ )
車線から逸脱する可能性があるとシステムが判断した方向を、 マルチインフォメーション
ディスプレイに表示します。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
●外部の騒音など状況によっては、 車線逸脱警報システム警報チャイムが聞こえな
い場合があります。
●車線逸脱警報システム警報チャイムの音量を変更できます。
→ 547
ページ「設定変更( カスタマイズ機能 )」
●車線逸脱警報システム警報チャイムの種類( ランブル*1/ ビープ )を変更できま
す。
→547
ページ「設定変更( カスタマイズ機能 )」
*1道路舗装表面の一部に一定間隔で溝を配置し、 車がその上を通過するときにゴ
トゴトという振動と音を発生させることで、 車線の逸脱を運転者に知らせる注
意喚起舗装路をランブルストリップスといいます。
ランブルとは、 ランブルストリップスを通過するときに発生する音を疑似的に
作り出した音です。

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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ブラインド ・ スポット ・ モニタリング (BSM) とは
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‹
ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)は、 自車の後方から接近する車両の存在を
知らせることにより、 車線変更時の後方確認を支援するシステムです。
ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)は、 車速が約 15 km/h 以上で前進してい
るときに後方からの接近車両を検知して、 その接近状態に応じてドアミラーに設置したブ
ラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)接近表示灯を点灯させます。ブラインド ・ ス
ポット ・ モニタリング(BSM)接近表示灯が点灯した状態で、 その点灯した側に方向指示
器のレバーを操作すると、 ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM) 接近表示灯が点
滅するとともに警報チャイムにより運転者に危険を知らせます。
当システムの検知エリアは、 自車の左右に隣接する車線で、 自車のドア後端付近から自車
の後方約 50m までです。
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実際の車線変更時には、 必ず目視にて周辺状況を確認する。
本システムは車線変更時の後方確認を支援するシステムです。本システムの
作動には各種の制約があるため、 隣接車線に車両が存在する場合でもブライ
ンド ・ スポット ・ モニタリング ( BSM) 接近 表示灯が点滅しなかったり、 点
滅が遅れる場合があります。必ず、 運転者の責任において後方を確認してく
ださい。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
●ブラインド ・ スポット ・ モニタリング( BSM)は次の条件をすべて満たしている
ときに作動します。
•電源ポジションが ONのとき
•ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM) スイッチを押してメーター内の
ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)O FF 表示灯が消灯していると

•車速が約 15km/h 以上のとき
●ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)は次のときには作動しません。
•ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)O FF 表示灯が消灯している場
合でも、 車速が約 10km/h を下回ったとき
•チェンジレバー(マニュアル車 )ま たはセレクトレバー( オートマチック車 )
を R に入れて後退中のとき
●次の場合、 システムはブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM) OFF 表示灯
を点灯させ、 システムの作動を停止します。ブラインド ・ スポット ・ モニタリン
グ(BSM)OFF 表示灯が 点灯し続ける場合は速やかにマツダ販売店で点検を受
けてください。
•ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM) 接近表示灯を含むシステムに何
らかの異常が認められるとき
•レーダーセンサー( リア )の車両への搭載位置に大きなズレが生じたとき
•レーダーセンサー(リア ) 付近のリアバンパー上に雪や氷などが多量についた
とき( 氷、 雪や泥が付着しているときは、 これらを取り除いてください。)
•雪道を長時間走行したとき
•夏場に上り坂を長時間走行するなどレーダーセンサー( リア ) 付近の温度が非
常に高くなったとき
•バッテリーの電圧が下がっているとき
●次のような対象物は、 レーダーセンサー(リア )が検知しない 、 もしくは検知し
にくいことがあります。
•隣車線後方の検知エリアにいても、 自車に接近してこない車両( 接近車両は
レーダーの検出データをもとにシステムが判断しています。)
•自車とほとんど速度差なく長い時間並走している車両
•対向車
•自車が追い越そうとしている隣接車線の車両
•道路幅が極端に広い場合の隣接車線の車両(レーダーセンサー ( リア ) の検知
エリアは、 高速道路の道路幅に対して設定してあります。)
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
●次のような場合は、 ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)接近表示灯の
点滅および警報チャイムの警告が遅れるか、 点滅 / 警告ができないことがありま
す。
•車両が 2 つ離れた車線から隣接車線に車線変更してきたとき
•急勾配を走行しているとき
•峠を越えるとき
•回転半径が小さいとき( 急カーブや交差点を曲がるときなど )
•自車線と隣接車線の高さに差があるとき
•ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)スイッチを押してシステムを作
動可能な状態にした直後
●道路幅が極端に狭い場合は、 2 車線横の車両を検知する場合があります。( レー
ダーセンサー(リア )の 検知エリアは、 高速道路の道路幅に対して設定してあり
ます。)
●道路上および道路端の停止物( ガードレール、 トンネル、 側壁、 駐車車両など )
に対してブラインド ・ スポット ・ モニタリング( BSM)接近表示灯が点灯する場
合があります。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
●次のような場合は、 ドアミラーに取り付けられているブラインド ・ スポット ・ モ
ニタリング(BSM)接近表示灯の点灯 / 点滅が見えにくいことがあります。
•ドアミラーに氷や雪が付着しているとき
•窓ガラスに曇、 雪、 汚れ、 霜が付着しているとき
●チェンジレバー( マニュアル車 )またはセレクトレバー( オートマチック車 )を
R の位置にすると、 リア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート(RCTA)に切り替わ
ります。
→216
ページ「リア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート(RCTA)とは
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‹」
ブラインド ・ スポット ・ モニタリング (BSM) 接近表示灯 / ブラインド ・
スポット ・ モニタリング (BSM) 警報チャイム
ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)またはリア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラー
ト(RCTA)作動中は 、 ブラインド ・ スポット ・ モニタリング( BSM)接近表示灯や警報
チャイムで、 隣接車線や自車後方に車両が存在することを知らせます。
ブラインド ・ スポット ・ モニタリング (BSM) 接近表示灯
ドアミラーに取り付けられています。後方からの接近車両を検知すると点灯します。
電源ポジションを ONにすると点灯し、 しばらくすると消灯します。
前進時 ( ブラインド ・ スポット ・ モニタリング (BSM) 作動 )
後方からの接近車両を検知して、 その接近状態に応じてドアミラーに設置したブライン
ド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)接近表示灯が点灯します。また、ブラインド ・ スポッ
ト ・ モニタリング(BSM)接近表示灯が点灯した状態で、 その点灯した側に方向指示器の
レバーを操作すると、 ブラインド ・ スポット ・ モニタリング( BSM)接近表示灯が点滅
します。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
後退時 ( リア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート (RCTA) 作動 )
自車後方の左右に接近する車両を検知して、ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)
接近表示灯が点滅します。
減光解除機能
車幅灯が点灯しているとき、 ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)接近表示灯が
点灯すると、点灯したときの明るさが減光されます。
雪道や霧での走行時など、 周囲が明るく減光状態ではブラインド ・ スポット ・ モニタリン
グ(BSM)接近表示灯が見えにくい場合には、 減光解除ボタンを押すと減光が解除されブ
ラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)接近表示灯が点灯したときの明るさが明るく
なります。
→139ページ「パネルライトコントロールスイッチ」
ブラインド ・ スポット ・ モニタリング (BSM) 警報チャイム
ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)接近表示灯の点滅と同時に鳴ります。
ŒÝ
ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)警報チャイムの音量を変更できます。
→547ページ「設定変更( カスタマイズ機能 )」
ブラインド ・ スポット ・ モニタリング (BSM) OFF 表示灯
●電源ポジションを ON にすると点灯し、 しばらく
すると消灯します。
●ブラインド ・ スポット ・ モニタリング( BSM)ス
イッチを押して、 ブラインド ・ スポット ・ モニタ
リング(BSM)およびリア・ クロス ・ トラフィッ
ク ・ アラート(RCTA)を停止すると点灯します。
●次のようなときはシステムの異常が考えられま
す。マツダ販売店で点検を受けてください。
•電源ポジションを ON にしても点灯しないと

•ブラインド ・ スポット ・ モニタリング( BSM)
スイッチを操作しても、 点灯し続けるとき
•走行中に点灯したとき
ROADSTER_Rニ_初版.indb 2142016/09/21 16:48:45

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ブラインド ・ スポット ・ モニタリング (BSM) スイッチ
スイッチを押すとブラインド ・ スポット ・ モニタリ
ング(BSM) およびリア ・ クロス ・ トラフィック ・ ア
ラート(RCTA)が停止され 、 メーター内のブライン
ド ・ スポット ・ モニタリング( BSM)O FF 表示灯が
点灯します。
もう一度押すとブラインド ・ スポット ・ モニタリング
(BSM)およびリア・ クロス ・ トラフィック ・ アラー
ト(RCTA)が作動可能な状態になり 、 ブラインド ・
スポット ・ モニタリング(BSM)O FF 表示灯が消灯
します。
ŒÝ
電源ポジションを OFF にしたときは、 OFF にする前の状態が保持されます。たとえ
ば、 ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM) およびリア ・ クロス ・ トラフィッ
ク ・ アラート(RCTA)が作動可能な状態で電源ポジションを OFF にすると、 次に電
源ポジションを ON にしたときはブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)およ
びリア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート(RCTA)は作動可能な状態のままです。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
リア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート (RCTA) とは
¬è”Å“7
÷
‹
リア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート(RCTA)は 、 自車の後方に接近する車両の存在
を知らせることにより、 車両後退時の後方確認を支援するシステムです。
リア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート(RCTA)は 、 駐車場などから後退するときに自
車の左右に接近した車両を検知して、 ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM) 接近
表示灯の点滅、 および警報チャイムにより運転者に危険を知らせます。
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リア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート (RCTA) 作動
1. チェンジレバー( マニュアル車 ) またはセレクトレバー ( オートマチック車 ) を R の
位置にすると、 リア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート(RCTA)が作動します。
2. 車両が接近し、 自車と衝突の可能性がある場合、 ブラインド ・ スポット ・ モニタリン
グ(BSM)接近表示灯が点滅、 同時に警報チャイムが鳴ります。
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