MAZDA MODEL ROADSTER 2017 ロードスター|取扱説明書 (in Japanese) 

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
/
žc ”
実際の車両後退時には、 必ず目視にて周辺状況を確認する。
本システムは車両後退時の後方確認を支援するシステムです。本システムの
作動には各種の制約があるため、 自車後方に車両が存在する場合でもブライ
ンド ・ スポット ・ モニタリング ( BSM) 接近 表示灯が点滅しなかったり、 点
滅が遅れる場合があります。必ず、 運転者の責任において後方を確認してく
ださい。
ŒÝ
●次の場合、 システムはブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM) OFF 表示灯
を点灯させ、 システムの作動を停止します。ブラインド ・ スポット ・ モニタリン
グ(BSM)OFF 表示灯が 点灯し続ける場合は速やかにマツダ販売店で点検を受
けてください。
•ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM) 接近表示灯を含むシステムに何
らかの異常が認められるとき
•レーダーセンサー( リア )の車両への搭載位置に大きなズレが生じたとき
•レーダーセンサー(リア ) 付近のリアバンパー上に雪や氷などが多量についた
とき
•雪道を長時間走行したとき
•夏場に上り坂を長時間走行するなどレーダー付近の温度が非常に高くなったと

•バッテリーの電圧が下がっているとき
●次の場合、 レーダーセンサー( リア )が検知しない 、 もしくは検知しにくいこと
があります。
•後退時の車速が約 10km/h 以上のとき
•隣接した壁や駐車車両によりレーダーセンサー(リア ) の検知エリアが妨げら
れているとき(レーダーセンサー ( リア ) の検知エリアが妨げられない位置ま
で、 自車を後退させてください。)
× 
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
•自車の真後ろから車両が接近してきたとき
× 
•車両が斜めに駐車されているとき
× 
•ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)スイッチを押してシステムを作
動可能な状態にした直後
●次のような場合は、 ドアミラーに取り付けられているブラインド ・ スポット ・ モ
ニタリング(BSM)接近表示灯の点灯 / 点滅が見えにくいことがあります。
•ドアミラーに氷や雪が付着しているとき
•窓ガラスに曇りや雪、 汚れ、 霜が付着しているとき
●トレーラーなどをけん引したり、 車両後部に自転車のキャリアなどを装着した場
合は、リア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート(RCTA)を解除してください。レー
ダーの電波がさえぎられるためシステムが正常に作動しない可能性があります。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
フォワードセンシングカメラ (FSC) について¬è”Å“7
÷
‹
この車両にはフォワードセンシングカメラ( FSC)が装備されています 。フォワードセン
シングカメラ(FSC)は次のシステムが共用しています。
●ハイ ・ ビーム ・ コントロールシステム(HBC)
●車線逸脱警報システム
フォワードセンシングカメラ(FSC)は 、 車線表示の検知、 および夜間走行時に前方の状
況を判断しています。フォワードセンシングカメラ(FSC)が対象物を認識できる距離は、
周囲の状況により異なります。
フォワードセンシングカメラ(FSC)はルームミラー付近に設置されています。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
«™
žc ”
正しい作動のため、 次のことをお守りください。
 ●フォワードセンシングカメラ (FSC)  を取りはずさないでください。シス
テムが正常に作動しなくなるおそれがあります。
 ●フォワードセンシングカメラ (FSC) のカバーをはずさないでください。
 ●インストルメントパネルの上に光を反射するものを置かないでください。
 ●フォワードセンシングカメラ (FSC) 付近のフロントガラスにアクセサ
リ、 ステッカーやフィルムを貼らないでください。フォワードセンシン
グカメラ (FSC) のレンズの前方に妨げとなるものがあると 、 透明なス
テッカーでも誤作動の原因となります。
 ●フォワードセンシングカメラ (FSC) 付近のフロントガラスは 、 汚れた
り曇ったりしないように常に綺麗な状態にしてください。曇ったときは、
エアコンの吹き出し口切り替えダイヤルを
の位置にしてガラスの曇
りを取ってください。
 ●フロントガラスの手入れをするときは、 ガラスクリーナーなどが、 フォ
ワードセンシングカメラ (FSC) のレンズに付着しないようにしてくださ
い。また、 フォワードセンシングカメラ (FSC)  のレンズには触れないで
ください。
 ●フォワードセンシングカメラ (FSC) 前方のフロントガラス内側の清掃は
マツダ販売店にご相談ください。
 ●フォワードセンシングカメラ (FSC) のレンズを汚したり、 傷をつけたり
しないでください。また、 分解などもしないでください。故障、 誤動作
の原因になります。
 ●フォワードセンシングカメラ (FSC) 本体周辺の修理を行なうときは、 マ
ツダ販売店にご相談ください。
 ●ルームミラー周辺の修理を行なうときはマツダ販売店にご相談ください。
 ●カメラのレンズの手入れは、 マツダ販売店にご相談ください。
 ●フォワードセンシングカメラ (FSC) 本体やその周辺部に強い衝撃や力を
加えないでください。万一、 衝撃が加わった場合は、 ハイ ・ ビーム ・ コ
ントロールシステム (HBC)、 および車線逸脱警報システムの使用を中止
しマツダ販売店にご相談ください。
 ●フォワードセンシングカメラ (FSC)  の向きは厳密に調整されていますの
で、 フォワードセンシングカメラ (FSC) の取り付け位置を変更したり 、
取りはずしたりしないでください。故障、 誤動作の原因になります。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
●次のような場合は、 フォワードセンシングカメラ( FSC)が正確に対象物を検知
できず、 各システムが正常に作動しない場合があります。
•前方車が車高の低い車両のとき
•前方車と同程度の速度で走行しているとき
•夜間、 またはトンネル内でヘッドランプを点灯していないとき
●次のような場合は、 フォワードセンシングカメラ(FSC)が対象物を検知できな
いことがあります。
•模様のない壁の横を走行しているとき( フェンスや縦じま模様の壁を含む )
•前方車のテールランプ( 尾灯 / 制動灯など )が消灯しているとき
•前方車がヘッドランプの照射範囲外にいるとき
•急カーブ、 急な上り坂、 急な下り坂を走行しているとき
•トンネルの出入り口を走行しているとき
•重い荷物の積載などにより車が傾いているとき
•前方に強い光を受けたとき( 逆光やヘッドランプ上向き( ハイビーム )など )
•車両前方にたくさんの光を発するものがあるとき
•前方車にテールランプ( 尾灯 / 制動灯など )が装備されていないとき
•キャリアカーなど、 特殊な形状をした車両
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
レーダーセンサー ( リア ) について¬è”Å“7
÷
‹
この車両にはレーダーセンサー(リア )が装備されています 。レーダーセンサー( リア )
は次のシステムが共用しています。
●ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)
●リア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート(RCTA)
レーダーセンサー(リア ) は、 レーダーセンサーから送信される電波が後方からの接近車
両や障害物に反射し、 もどってきた電波を検知することで制御しています。
蔼” ·ï±” æž
レーダーセンサー( リア ) は、 リアバンパーの内側に
左右 1 つずつ設置されています。
レーダーセンサー(リア ) の正しい作動のため、 レー
ダーセンサー(リア ) 付近のリアバンパー表面は、 い
つもきれいにしておいてください。またステッカーな
ども貼り付けないでください。
→455ページ「外装の手入れ」
«™
žc ”
リアバンパーに強い衝撃が加わったときは、 システムが正常に作動しなくな
るおそれがあります。ただちにシステムの使用を中止し、 マツダ販売店で点
検を受けてください。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
●レーダーセンサー( リア )の 検知性能には限界があります。次のような場合は検
知性能が低下し、 正常に作動しないことがあります。
•レーダーセンサー( リア )付近のリアバンパーが変形したとき
•リアバンパーのレーダーセンサー( リア ) 付近に氷、 雪や泥が付着していると

•雨、 雪、 霧などの悪天候のとき
●次のような対象物は、 レーダーセンサー(リア )が検知しない 、 もしくは検知し
にくいことがあります。
•小型の二輪車、 自転車、 歩行者、 動物、 ショッピングカート、 道路上および道
路端の静止物体
•レーダーが反射しにくい形状の車両(車高の低い空荷のトレーラー、 スポーツ
カーなど )
●レーダーセンサー(リア )が 接近車両を正しく検知するために、 車両搭載状態で
レーダーセンサー( リア )の向きを車両ごとに調整して出荷しています。レーダー
センサー(リア )の 向きが何らかの原因でずれた場合は、 マツダ販売店で点検を
受けてください。
●レーダーセンサー(リア )の修理 、 交換およびレーダーセンサー( リア )付近の
バンパー修理、 塗装、 交換をするときは、 マツダ販売店にご相談ください。
●トレーラーなどをけん引したり、 車両後部に自転車のキャリアなどを装着した場
合は、 システムを停止してください。レーダーの電波がさえぎられるためシステ
ムが正常に作動しない可能性があります。
●レーダーセンサー(リア )は 、 日本国内の電波法の認可を受けています。日本国
外で走行する際には、 その国の認可を受ける必要があります。
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2. 運転するときに
メンテナンスモニター
メンテナンスモニター¬è”Å“7
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あらかじめ設定されたメンテナンス時期になるとセンターディスプレイにお知らせを表示
することができます。

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次の項目のメンテナンス時期を設定できます。
●定期点検
●オイル点検 / 交換
設定方法
1. ホーム画面のアイコンを選択して、 アプリケーション画面を表示します。
2. 車両ステータスを選択します。
3. メンテナンスを選択します。
4. 設定したい項目を選択します。OFF を選択すると非表示になります。
項目により設定できる内容が異なります。
定期点検のとき
定期点検選択後、 設定を選択し、 点検時期を好みの日
数に設定します。
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運転する

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運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
オイル点検 / 交換のとき
オイル点検 / 交換選択後、 設定を選択し、 交換距離を
好みの距離に設定します。
リセット方法
メンテナンスを実施した後、 リセット( 再設定 ) をすれば、 次回メンテナンス時期が近づ
いたときに表示させることができます。次の手順でリセットしてください。
1. ホーム画面のアイコンを選択して、 アプリケーション画面を表示します。
2. 車両ステータスを選択します。
3. メンテナンスを選択します。
4. 設定したい項目を選択し、 リセットを選択します。
ROADSTER_Rニ_初版.indb 2252016/09/21 16:48:52

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2. 運転するときに
様々な状況での運転のときは
悪天候での運転
雨の日の運転
ガラスが曇るときは
湿度の高い日はガラスが曇りやすくなります。
このようなときは、 吹き出し口を
に切り替えます。エアコンを作動させると吹き出
し風が除湿されるため、 効果的に曇りを取ることができます。
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Э
ガラスの曇りを取るときは、 吹き出し風の温度を低くしない。
ガラスの外側が曇り、 視界不良などで思わぬ事故につながるおそれがありま
す。
冠水した道路は
冠水した道路を走行しないでください。冠水した道路を走行すると、 エンストするだけで
なく、 電気部品や電子部品のショート、 水を吸い込んでのエンジン破損など、 車両に悪影
響をおよぼします。万一、 水中に浸ってしまったときは、 必ずマツダ販売店にご相談くだ
さい。
積雪、 寒冷時の運転
すべりやすい路面を走行するときは
早めに冬用タイヤまたはタイヤチェーンを装着してください。
→ 468ページ「タイヤチェーンの取り付け」
●急発進、 急ハンドルや急ブレーキを避け、 ひかえめな速度で運転してください。
●日陰や橋の上、 水たまりなど、 凍結しやすい場所にさしかかる前では速度を落とし、
注意して走行してください。
ハンドルの切れ具合に注意
走行中、 フェンダーの裏側に雪が付着して氷になり、 ハンドルの切れが悪くなることがあ
ります。
ときどき車を止めて点検し、 氷塊が大きくなる前に取り除いてください。
ブレーキの効き具合を確認
ブレーキ装置に雪や氷が付着すると、 ブレーキの効きが悪くなるおそれがあります。
効きが悪いときは、 低速で走りながらアクセルペダルを放してブレーキペダルを軽く数回
踏んで、 効きが回復するまでブレーキを乾かしてください。
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