MAZDA MODEL ATENZA 2015 アテンザ|取扱説明書 (in Japanese)

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
バックガイドモニター
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以下のような状況では危険ですので、 バックガイドモニターを使用しないで
ください。
 ●凍結した滑りやすい路面や雪道
 ●タイヤチェーン ・ 応急用タイヤを使用しているとき
 ●トランクやリヤゲートが完全に閉まっていないとき
 ●坂道などの平坦でない道路
ディスプレイが冷えているときは、 映像が尾を引いたり、 画面が通常よりも
暗くなり、 車両周辺の状況を確認しにくくなる場合があります。必ず後方お
よび周囲の安全を直接確認しながら運転してください。
カメラ部に強い衝撃を与えないでください。カメラの位置や取り付け角度が
ずれるおそれがあります。
カメラ部は防水構造となっていますので、 分解 ・ 改造 ・ 取りはずしをしない
でください。
カメラのカバーは樹脂ですので、 油膜取り剤 ・ 有機溶剤 ・ ワックス ・ ガラス
コート剤などを付着させないでください。付着したときは、 すぐにやわらか
い布等でふき取ってください。
カメラのカバーを強くこすったり、 研磨剤や硬いブラシなどでみがいたりし
ないでください。カバーまたはレンズが傷つき、 映像に悪影響をおよぼすお
それがあります。
ŒÝ
●カメラのレンズに水滴や雪、 泥などがついているときは、 やわらかい布等でふき
取ってください。よごれがひどい場合は、 中性洗剤で洗い流してください。
●車両後部をぶつけたときは、 カメラ( 位置、 取り付け角度 )がずれているおそれ
があります。必ずマツダ販売店で確認を行なってください。
●寒いときにお湯をかけるなど、 カメラ部に急激な温度変化をあたえるとバックガ
イドモニターが正常に作動しなくなるおそれがあります。
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2. 運転するときに
駐車支援システムについて
ŒÝ
●バッテリーの電圧が低いときや、 アイドリングストップが再始動するときに画面
が見えにくくなることがありますが、 異常ではありません。
●ディスプレイに「映像信号を受信できません。」と表示されたときは、 カメラ等
の故障が考えられます。マツダ販売店で点検を受けてください。
画面に映し出される範囲
車両後方の映像を映し出して駐 ・ 停車時に障害物や車間距離を確認するときの補助として
ご使用ください。
車両後部に設置されたカメラから、 ほぼ水平に映し出します。
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●自車の状況や路面状況により、 映し出される範囲は異なります。
●カメラが映す範囲には限界があります。バンパーの下にあるものやバンパーの両
端付近は映りません。
●バックガイドモニターのカメラは特殊なレンズを使用しているため、 画面に映る
映像の距離間隔は実際の距離とは異なります。
●バックガイドモニターは鏡面画像になっています。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
●装備によってはカメラに写りこむ場合があります。カメラの視野に影響をおよぼ
すもの(視野を遮るもの、 光を発するもの、 光沢素材でできたものなど )は取り
付けないでください。
●次のような状況では、 画面が見づらくなることがありますが、 故障ではありませ
ん。
•夜間など暗いところ
•レンズ付近の温度が高い / 低いとき
•雨天時など、 カメラに水滴がついたときや湿度が高いとき
•カメラ付近に泥などの異物がついたとき
•太陽やヘッドランプなどの光がカメラのレンズに直接当たったとき
ガイド線の見方
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a)予想進路線( 黄色 )
車両の予想進路の目安を示すライン
ハンドルを操作すると、 予想進路線が連動して動きま
す。
b)車幅延長線( 青色 )
車幅の延長の目安を示すライン
ハンドルが直進状態のときは、 表示されません。
c)距離目安線
車両後方の距離( バンパー後端から )を示すライン
●ハンドル操作と連動するライン( 赤色と黄色 )は、
それぞれの中心位置で、 約 0.5m 先(
赤色 )約
1m 先( 黄色 )を示します。
●ハンドルが直進状態ではないときは、 誤差が生じ
ます。
●画面では、 距離目安線が示す実際の距離( 赤色 :
約 0.5m 先、 黄色 :約1m 先 ) より、 右側は近く
の位置に、 左側は遠くの位置に表示されます。
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バックガイドモニターを使って駐車する方法は、駐車時の道路事情、路面状況、
自車の状況によって違います。ハンドル操作のタイミング、 操作量は状況に
よって異なりますので、 周囲を直接確認しながら状況に合わせた操作を行なっ
てください。また、 操作を行なう前は、 必ず駐車スペースに車両が駐車でき
るかを確認してください。
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2. 運転するときに
駐車支援システムについて
ŒÝ
次に示す状況は、 ハンドルを右側にまわして後退し、 駐車する例を示しています。逆
方向から後退し駐車するときは、 左右が逆になります。
1. マニュアル車はチェンジレバーを R、 オートマチック車はセレクトレバーを R の位置
にし、 バックガイドモニターを表示します。
2. 車両が駐車スペースの中に入るようにハンドル操作を行ない後退します。
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3. 車両が駐車スペース内にはいったら、 車幅延長線と駐車スペース左右の間隔が、 車両
付近の位置で同じくらいになるようにハンドルを操作して、 ゆっくり後退します。
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4. 車幅延長線と駐車スペースが平行になるようにハンドルを操作します。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
5.
平行になったら、 ハンドルを直進状態にして、 ゆっくり後退します。周囲の状況を十
分に確認し、 最適な位置で停止します。(
駐車スペースに区画線がある場合は区画線
と車幅延長線が平行になったら )
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ŒÝ
駐車するときは、 以下のように画面に映し出される映像と実際の状況は異なることが
ありますので、 必ず後方および周囲の安全を直接確認しながら運転してください。
●画面に映し出される駐車スペース(車庫など )の後端と距離目安線が平行に見え
ても、 実際には平行でないことがあります。
●駐車場の区画線が片側しかないときは、 区画線と車幅延長線が平行に見えていて
も、 実際には平行ではないことがあります。
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2. 運転するときに
駐車支援システムについて
実際の画面と路面の誤差
実際の路面と画面上の路面とでは誤差が生じます。距離感の誤差は事故につながるおそれ
がありますので、 次のような誤差の起こりやすい状況を確認しておいてください。
人や荷物の重みで車が傾いているとき
車両が傾いて後部が下がっているときは、 カメラに映る障害物は車体後部からの距離が実
際よりも遠くにあるように見えます。
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車両後方に勾配の急な上り坂や下り坂があるとき
車両後方に勾配の急な上り坂(下り坂 ) があるときは、 カメラに映る障害物は車体後部か
らの距離が実際よりも遠く( 近く )にあるように見えます。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
車両後方に立体物があるとき
距離目安線は水平な路面を基準に表示されているため、 画面に映っている立体物との距離
は実際とは異なります。
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立体物が近くにあるところを後退するとき
張り出しのある立体物(
車や障害物 ) の近くを後退するとき、 予想進路線では立体物に当
たらないように見えても、 実際にはぶつかることがあります。画面上の予想進路線は水
平な路面を基準に表示されているため画面に映っている立体物の位置は実際とは異なりま
す。張り出しのある立体物の近くを通るときは、後方および周辺を直接確認してください。
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2. 運転するときに
駐車支援システムについて
画質調整
/
バックガイドモニターの画質調整は必ず車両停止中に行う。
運転中にバックガイドモニターの画質を調整しないでください。車両走行中
に、 明るさ、 コントラスト、 色の濃さ、 および色合いなどバックガイドモニター
の画質調整を行うと、 車両操作の妨げになり思わぬ事故につながるおそれが
あります。
マニュアル車はチェンジレバーが R のとき、 オートマチック車はセレクトレバーが R の
位置のときに、 画質調整をすることができます。
調整項目には、 明るさ、 コントラスト、 色の濃さ、 色合い、 の 4 種類があります。調整
するときは車両の周囲を十分に確認してください。
1. 画面のを選択して、 タブを表示します。
2. 目的の項目のタブを選択します。
3. スライダを使用して明るさ、 コントラスト、 色の濃さ、 色合いを調整します。
リセットする場合は、 リセットボタンを押します。
4. 画面のを選択して、 タブを閉じます。
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運転する

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快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
リヤパーキングセンサー¬è”Å“7
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 ●センサーの検出範囲内にアクセサリー用品などを取り付けないでください。シス
テムが正常に作動せず、 思わぬ事故につながるおそれがあります。
 ●障害物の種類や周囲の条件によっては、 センサーが障害物を検出できる距離が短
くなったり、 障害物を検出できない場合があります。必ず前方 / 後方および周囲
の安全を直接確認しながら運転してください。 
 ●次の場合、 システムが正常に作動せず、 思わぬ事故につながるおそれがあります。 
• センサー部に氷、 雪、 泥などが付着したとき ( 取り除けば正常に復帰します。)
• センサー部が凍結したとき ( 溶ければ正常に復帰します。)
• センサーを手でふさいだとき
• センサー付近に強い衝撃が加わったとき
• 車両姿勢が大きく傾いたとき
• 炎天下や寒冷時
• 凹凸道、 坂道、 砂利道、 草むら走行時など
• 他車のホーン、 オートバイのエンジン音、 大型車のエアブレーキ音、 他車のセ
ンサーなどの超音波を発生するものが近づいたとき
• どしゃぶりの雨や水しぶきがかかったとき
• 市販のフェンダーポール、 無線機用アンテナを車に取り付けたとき
• 背の高い縁石や直角の縁石に向かって進んだとき
• 障害物がセンサーに近付きすぎているとき
 ●次のような障害物は検出できない場合があり、 思わぬ事故につながるおそれがあ
ります。
• 針金、 ロープなどの細いもの
• 綿、 雪などの音波を吸収しやすいもの
• 鋭角的な形を持つもの
• 背が高く上部が張り出しているもの
• 背の低いもの
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2. 運転するときに
駐車支援システムについて
ŒÝ
●バンパーの真下付近は感知しません。センサーより低い物体や細い杭などは、 一
度感知しても接近すると突然感知しなくなることがあります。
●接触事故などでバンパーへ衝撃が加わったときは、 必ずマツダ販売店で点検を受
けてください。センサーの位置がずれると障害物を正常に検出できず、 思わぬ事
故につながるおそれがあります。
●パーキングセンサースイッチを ON にしてもブザーが鳴らない場合や表示灯が点
灯しない場合は、 システムの故障が考えられます。マツダ販売店で点検を受けて
ください。
●システムの異常を示すブザーが鳴った場合は、 システムの故障が考えられます。
マツダ販売店で点検を受けてください。
●低温時やセンサー部に泥や氷、 雪などが付着した場合にも、 システムの異常を示
すブザーが鳴る場合があります。センサー部に付着した異物を取り除いてくださ
い。
センサーの検出可能範囲
センサーは、 次に示す範囲の障害物を検出します。
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