MAZDA MODEL ATENZA 2015 アテンザ|取扱説明書 (in Japanese)

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
アルミホイールを洗うときは
●アルミホイールは傷がつきやすいので、 砂入り石けんや硬いブラシは使用しない
でください。
●自動洗車機を使用すると、 ブラシにより傷がつくことがあります。
外装樹脂部品の手入れ
●バンパーなど樹脂部品の塗装面にガソリン、 オイル、 冷却水、 バッテリー液などが付
着すると変色、 シミ、 塗膜はがれなどの原因となります。すみやかに軟らかい布でふ
き取ってください。
●コンパウンド( みがき粉 )入りのワックスを使用すると 、 塗膜を損傷するおそれがあ
りますので使用しないでください。
●電動またはエア工具を使用してコンパウンド(みがき粉 )が けやワックスがけを行な
うと摩擦熱が発生して、 樹脂部品の変形や塗膜の損傷などの原因になることがありま
すので使用しないでください。
●プラスチックレンズを使用しているランプ類は、 ガソリン、 灯油、 高濃度アルコール類、
塗料、 シンナー、 強酸性洗剤、 強アルカリ性洗剤などの化学液により表面が変色した
りダメージを受けて、 機能を著しく損なうおそれがあります。お手入れの際には使用
しないでください。万一付着したときは、 すみやかに水で洗い流してください。
内装の手入れ
/
室内に水をかけない。
オーディオ、 スイッチなどの電気部品に水がかかると、 故障や車両火災につ
ながるおそれがあり危険です。
ŒÝ
●シンナー、 ベンジン、 ガソリンなどの有機溶剤や、 アルコール、 塩素系漂白剤な
どでふかないでください。変色、 シミの原因になります。
●硬いブラシや布で強くこすると、 傷がつくことがあります。
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4. お手入れのしかた
車の手入れ
シートベルトの手入れ
汚れたままにしておくと、 汚れが落ちにくくなったり、 ベルトの巻き取りが悪くなること
があります。早めに手入れを行なってください。
1. 水で薄めた中性洗剤(約 5%)をやわらかい布に含ませ 、 軽くたたくようにして汚れ
た部分をふき取ります。
2. きれいな水にひたした布を固くしぼり、 残った洗剤をふき取ります。
3. 手入れのため引き出したシートベルトを巻き取らせるときは、 十分に乾燥させ、 水分
が残っていないことを確認してください。
/
シートベルトにほつれ、 すりきずなどの異常があるときは、 マツ
ダ販売店で交換する。
そのままの状態で使用すると、 万一の場合シートベルトの効果が十分に発揮
できないため、 重大な傷害につながるおそれがあります。
シートベルトの汚れを取るときは、 中性洗剤を使用する。
有機溶剤を使用したり、 染色、 漂白するとベルトの強度が低下し、 万一の場
合シートベルトの効果が十分に発揮できないため、 重大な傷害につながるお
それがあります。
布張り部分の手入れ
汚れたままにしておくと、 汚れが落ちにくくなったり、 シミや変色を生じることがありま
す。早めに手入れを行なってください。
1. 水で薄めた中性洗剤(約 5%)をやわらかい布に含ませ 、 軽くたたくようにして汚れ
た部分をふき取ります。
2. きれいな水にひたした布を固くしぼり、 残った洗剤をふき取ります。
革張り部分の手入れ
汚れたままにしておくと、 汚れが落ちにくくなったり、 シミや変色を生じることがありま
す。早めに手入れを行なってください。
1. 掃除機などでホコリや砂を取り除きます。
2. 純正専用クリーナーまたは水で薄めた中性洗剤(約 5%)をやわらかい布に含ませ 、
汚れをふき取ります。
3. きれいな水にひたした布を固くしぼり、 残った洗剤をふき取ります。
4. 乾いたやわらかい布で水分を取り、 風通しのよい日陰で乾燥させます。雨などでぬれ
たときも早めに水分をふき取り、 乾燥させてください。
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快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
●天然素材のため、 シボ( 本革表面の凹凸 )の 不均一や牛革本来の傷が分かる場合
があります。
●品質を長く保つため、 年に 2 回程度の定期的なお手入れをおすすめします。
●シート表面についた砂やホコリなどは、 本革表面の保護膜を傷つけ早期摩耗の原
因になります。
●本革部分に油汚れなどが付くとカビやシミなどの原因になります。
●硬いブラシや布で強くこすると、 傷がつくことがあります。
●シンナー、 ベンジン、 ガソリンなどの有機溶剤や、 アルコール、 塩素系漂白剤な
どでふかないでください。変色、 シミの原因になります。
●シートがぬれたときはすぐに乾いた布で水分をふき取ってください。表面に水分
が残っていると硬化、 収縮など変質の原因になります。
●直射日光に長時間さらすと、 変質、 縮みなどの原因になります。長時間駐車する
ときは、 サンシェード(日除け )を 使用するなどして直射日光をさえぎってくだ
さい。
●ビニール製品を長時間シートの上に置かないでください。変質、 変色の原因にな
ります。室内が高温になっているとビニールが変質して本革部分に付着するおそ
れがあります。
樹脂部品の手入れ
樹脂部品に油脂類が付着すると、 変色、 シミ、 ひび割れ、 塗膜はがれの原因になります。
早めにやわらかい布などでふき取ってください。
«™
つや出し剤を使用しないでください。
含まれる成分によっては変色、 シミ、 ひび割れ、 塗膜はがれの原因になります。
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4. お手入れのしかた
車の手入れ
インストルメントパネル上面 ( ソフトパッド部 ) の手入れ
ソフトパッド部の表皮には非常にやわらかい素材を使用しています。乾いた布などで強く
こすると白い擦り傷となる場合があります。
1. 水で薄めた中性洗剤( 約 5%)をやわらかい布に含ませ、 汚れをふき取ります。
2. きれいな水にひたした布を固くしぼり、 残った洗剤をふき取ります。
ŒÝ
●硬いブラシや布で強くこすると、 傷がつくことがあります。
●シンナー、 ベンジン、 ガソリンなどの有機溶剤や、 アルコール、 塩素系漂白剤な
どでふかないでください。変色、 シミの原因になります。
アクティブ ドライビング ディスプレイの手入れ
コンバイナーおよびミラー表面はコーティングされています。手入れをするときは、 硬い
布、 表面が荒い布、 洗剤などは使用しないでください。また、 薬剤などが付着した場合は、
すぐにふきとってください。コンバイナーおよびミラーが破損したり、 表面のコーティン
グが傷ついたりするおそれがあります。メガネ拭きのようなきめの細かい、 柔らかい布を
お使いください。
パネルの手入れ
パネルが汚れたときは、 きれいな水にひたして固くしぼったやわらかい布などで軽くふき
取ってください。
特に汚れが気になるときは、 次の方法で手入れを行なってください。
1. 水で薄めた中性洗剤( 約 5%)をやわらかい布に含ませ、 汚れをふき取ります。
2. きれいな水にひたした布を固くしぼり、 残った洗剤をふき取ります。
ŒÝ
●シンナー、 ベンジン、 ガソリンなどの有機溶剤やアルコール、 塩素系漂白剤など
でふかないでください。
変色、 シミの原因になります。
●硬いブラシや布で強くこすると、 傷がつくことがあります。
●光沢のあるパネル、 メッキ部分などの金属部分がある場合は、 傷がつきやすいの
で、 特に注意して手入れを行なってください。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
4. お手入れのしかた
季節の準備
冬にそなえて
エンジンオイルの準備
外気温に応じたエンジンオイルに交換してください。
→ 527ページ「エンジンオイル」
バッテリー液の点検
気温が下がるとバッテリー性能が低下するためエンジン始動が困難になる場合がありま
す。
バッテリー液の量、 比重を点検し、 必要に応じて液の補充をしてください。
点検、 補充の要領は別冊のメンテナンスノートに記載しています。
冷却水の濃度の調節
冷却水には、 凍結を防止するために不凍液が入っています。
冬場になっても凍結しないよう冷却水の濃度を調節してください。
不凍液の割合 凍結温度
30% - 16°C
50% - 37°C
純正ロングライフクーラント ( ゴールデン )を使用する場合
純正ロングライフクーラント( ゴールデン )は濃度調整済みの冷却水です。
薄めずそのままご使用ください。
冷却水量の点検や補充については別冊のメンテナンスノートに記載しています。
冷却水を交換する場合はマツダ販売店にご相談ください。
ウォッシャー液の濃度の調節
ウォッシャー液が凍結するのを防ぐため、 ウォッシャー液容器に表示してある凍結温度を
参考にして、 外気温に応じた濃度に調節してください。
→443ページ「ウォッシャー液の補充」
寒冷地用ワイパーブレードについて
降雪期にフロントガラスに雪が付着するのを防ぐために、 寒冷地用ワイパーブレードをお
使いください。
寒冷地用ワイパーブレードは通常のワイパーブレードの金属部分をゴムでおおってありま
す。
必要に応じてマツダ販売店でお求めください。
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4. お手入れのしかた
季節の準備
冬用タイヤ、 タイヤチェーンの準備
/
タイヤを交換するときは前後輪とも必ず指定された同一サイズ、
同一種類のものを使用する。
指定されたサイズや種類以外のタイヤを装着すると走行安定性が損なわれる
ため、 思わぬ事故につながるおそれがあります。
タイヤチェーンはタイヤサイズに合った純正品を準備し、 使用する前に一度装着してみて
手順を理解しておきましょう。
→ 474ページ「タイヤチェーンの取り付け」
タイヤチェーンの取り付け
タイヤチェーンは 4WD 車も前輪に取り付けます。
タイヤチェーンはタイヤサイズに合った純正品を使用してください。タイヤチェーンに付
属の取扱説明書にしたがって正しく取り付けてください。
タイヤチェーンの取り付けは、 交通のさまたげにならず、 安全に作業ができる平らな場所
で行なってください。
路上で行なう場合は、 非常点滅灯、 停止表示板( 停止表示灯 )を使用してください。
«™
標準タイヤのみタイヤチェーンの装着ができます。標準タイヤ以外のタイヤ
にタイヤチェーンを装着すると、 タイヤチェーンがボディーなどに干渉し、
傷をつけることがあります。くわしくはマツダ販売店にご相談ください。
純正品以外のタイヤチェーンを使用するとボディーなどに干渉し、 傷をつけ
るおそれがあります。くわしくは、 マツダ販売店にご相談ください。
積雪路、 凍結路以外ではタイヤチェーンを装着して走行しないでください。
チェーンの摩耗を早める原因になります。また、 4WD 車は駆動系部品に悪
影響をおよぼし故障につながるおそれがあります。
タイヤチェーンを装着したときは、 30km/h 以下で走行してください。
30km/h 以上で走行すると、タイヤチェーンにかかる負担が大きくなるため、
チェーンが切れやすくなります。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
タイヤチェーンについて
●お客様のお車にタイヤチェーンは標準で搭載されていません。必要に応じてマツ
ダ販売店でお求めください。
●アルミホイール装着車にタイヤチェーンを取り付けると、 ホイールに傷がつくお
それがあります。
夏にそなえて
オーバーヒートを防ぐために
冷却水の量が不足していないかこまめに点検してください。
点検要領は別冊のメンテナンスノートに記載しています。
エアコンのチェック
エアコンの冷媒( エアコンガス )が不足していると、 冷房性能が低下します。
夏になる前にマツダ販売店で点検を受けておきましょう。
炎天下に駐車したあとは
炎天下に駐車したあとは室内の温度が大変高くなります。このようなときは、 窓ガラスを
開けて、 室内の熱気を逃がしてからエアコンを作動させてください。
ATENZA_Qツ_3版.indb 4752015/05/07 15:31:29

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4. お手入れのしかた
環境保護のために
廃棄物を処理するときは
廃棄物については、 法律上適切な処理が求められています。
●タイヤを燃やすと有毒なガスが発生するので、 自己処理はしないでください。使用済
みタイヤは新品タイヤを購入した販売店に処分を依頼してください。
●バッテリーは鉛や硫酸が使われています。使用済みバッテリーは新品バッテリーを購
入した販売店に処分を依頼してください。
●エンジンオイルやクーラントが地下や川などに流れ出すと、 環境を悪化させます。交
換済みのエンジンオイルは新品エンジンオイルを購入した販売店に処分を依頼してく
ださい。また、 クーラントを交換する場合はマツダ販売店にご相談ください。
●エアコンにはオゾン層を破壊しない代替フロンガスを使用しています。それでも代替
フロンガスには地球を温暖化するはたらきがあります。ガスの大気放出を防止するた
め、 エアコンの点検、 修理はマツダ販売店か専門の修理業者に依頼してください。
ATENZA_Qツ_3版.indb 4762015/05/07 15:31:29

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5 トラブルが起きたら
故障したとき 478
路上で動けなくなったとき...............478
スタックしたとき
..............................479
踏切内で動けなくなったとき
...........480
緊急用具の取り扱い 481
発炎筒.................................................481
工具、 ジャッキの格納場所
...............482
ジャッキの取り扱い
..........................483
パンクしたとき 489
タイヤパンク応急修理キット...........489
バッテリーがあがったと
き 497
バッテリーあがりについて...............497
エンジンが始動しないと
き 501
燃料切れしたときは(SKYACTIV-D
2.2).................................................501
オーバーヒートしたと
き 502
オーバーヒートについて..................502
キーが作動しないとき 504
キー一時停止機能..............................504
けん引について 505
けん引してもらうとき......................505
故障車をけん引するとき
..................507
万一事故が起きたとき 509
警報チャイム 510
チャイムがなったときは..................510
警告灯 513
警告灯が点灯、 点滅したときは.......513
リヤゲート 523
リヤゲートが開けられなくなった
とき
.................................................523
トランク 524
トランクが開けられなくなったとき...524
アクティブ ドライビング
ディスプレイ 525
アクティブドライビングディスプレ
イが作動しないとき......................525
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478
5. トラブルが起きたら
故障したとき
路上で動けなくなったとき
一般の道路で動けなくなったときに付近に人がいる場合は救援を求めてください。
チェンジレバー / セレクトレバーを N にいれ、 安全な場所まで押し出します。
/
万一、 事故や故障などで車から燃料がもれている場合は、 すぐに
エンジンを止める。
爆発、 火災につながるおそれがあり危険です。また、 発炎筒は車から離れた
ところで使用してください。
1. 車を路肩に止め、 非常点滅灯を点滅させます。
2. 必要に応じて停止表示板(停止表示灯 )、 発炎筒を使用し、 後続車に故障車であるこ
とを知らせます。
→481ページ「発炎筒」
•高速道路や自動車専用道路などでは車の後方に停止表示板( 停止表示灯 ) を置くこ
とが法律で義務づけられています。
•停止表示板を置くときには、 発炎筒を使って合図をするなど、 後続車に十分注意し
てください。
3. 全員が車から降り、 ガードレールの外などの安全
な場所に、 すみやかに避難してください。
4. 安全を確保した後、 救援を求めます。
故障の修理などお困りの際はマツダ販売店へ連絡
してください。
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