MAZDA MODEL ATENZA 2016 アテンザ|取扱説明書 (in Japanese)

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
レーダーセンサー ( フロント )
レーダーセンサー( フロント )は、 レーダーセンサーから送信される電波が前方車や障害
物に反射し、もどってきた電波により対象物を検知します。 レーダーセンサー  ( フロント ) 
は次のシステムが共用しています。
●マツダ ・ レーダー ・ クルーズ ・ コントロール(MRCC)
●車間認知支援システム(DRSS)
●スマート ・ ブレーキ ・ サポート(SBS)
レーダーセンサー  ( フロント )  は、 ラジエーターグリルの裏側に設置されています。
→ 305ページ「レーダーセンサー
 ( フロント )  について
¬è”Å“7
÷
‹」
レーダーセンサー ( リア )
レーダーセンサー( リア )は、 レーダーセンサーから送信される電波が後方からの接近車
両や障害物に反射し、 もどってきた電波を検知することで制御しています。レーダーセン
サー
 ( リア )  は次のシステムが共用しています。
●ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)
●リア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート(RCTA)
レーダーセンサー  ( リア )  はリヤバンパーの内側に左右 1 つずつ設置されています。
→ 308ページ「レーダーセンサー
 ( リア )  について
¬è”Å“7
÷
‹」
超音波センサー ( フロント )
超音波センサー( フロント )は、 超音波センサーから送信される超音波が前方の障害物に
反射し、もどってきた超音波を受信することによって対象物を検知します。 超音波センサー 
(

フロント )  は AT 誤発進抑制制御  [ 前進時 ]  で使用しています。
超音波センサー
 ( フロント )  はフロントバンパーに設置されています。
→ 309ページ「超音波センサー
 ( フロント )  について
¬è”Å“7
÷
‹」
超音波センサー ( リア )
超音波センサー( リア )は、 超音波センサーから送信される超音波が後方の障害物に反射
し、もどってきた超音波を受信することによって対象物を検知します。 超音波センサー  ( リ
ア )
 は次のシステムが共用しています。
●スマート ・ シティ ・ ブレーキ ・ サポート[ 後退時 ](SCBSR)
●AT 誤発進抑制制御[ 後退時 ]
超音波センサー  ( リア )  はリヤバンパーに設置されています。
→ 310ページ「超音波センサー
 ( リヤ )  について
¬è”Å“7
÷
‹」
ATENZA_Qテ_初校.indb 2212016/06/24 18:11:51

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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
AFS ( アダプティブフロントライティングシステム ) につい

¬è”Å“7
÷
‹
AFS( アダプティブフロントライティングシステム )は、 エンジン回転中、 ヘッドランプ
が 点灯しているとき、 ハンドルの操作にあわせてヘッドランプの照らす方向を左右に自動
で調節するシステムです。
ŒÝ
●対向車がまぶしくないヘッドランプを採用しています。そのため、 海外のような
一時的な右側通行で使用するときでも、 ヘッドランプの光軸を調整する必要はあ
りません。
●AFS( アダプティブフロントライティングシステム )を作動しないようにできま
す。

615ページ 「設定変更  ( カスタマイズ機能 )」
アダプティブ ・LED・ ヘッドライト(ALH)  とは
¬è”Å“7
÷
‹
アダプティブ ・LED・ ヘッドライト(ALH)は、 フォワードセンシングカメラ(FSC)を使
用することにより夜間走行時に前方車や対向車の状況を判断し、 ヘッドランプの照射範囲、
照射部分や明るさを自動的に変化させるシステムです。
→ 300ページ「フォワードセンシングカメラ
 (FSC)  について」
アダプティブ ・LED・ ヘッドライト
 (ALH)  は、 ヘッドランプの上向き  ( ハイビーム )  と
下向き
 ( ロービーム )  を次のように制御し、 前方車や対向車を眩惑することなく運転者の
視界確保を支援します。
グレアフリー ( 防眩 ) ハイビーム
ヘッドランプ上向き( ハイビーム )の配光を前方車の
部分だけ減光して照射します。
車速約
40  km/h 以上で走行中に、 ヘッドランプ上向

 ( ハイビーム )  と下向き  ( ロービーム )  を切り替え
ます。また、 車速が約 30
 km/h 未満になると、 ヘッ
ドランプは下向き
 ( ロービーム )  に切り替わります。
ATENZA_Qテ_初校.indb 2222016/06/24 18:11:51

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トラブルが
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いん
ŒÝ
ヘッドランプが上向き( ハイビーム )のときは、 メーター内のヘッドランプ上向き表
示灯が点灯します。
ワイド配光ロービーム
車速約 40km/h 未満で走行中に、 ヘッドランプ下向
き  ( ロービーム )  の照射範囲を拡大して照射します。
ハイウェイモード
高速走行時にヘッドランプの照射角度を上方向へ移動
して照射します。
アダプティブ ・LED・ ヘッドライト
(

ALH)
が対象物を認識できる距離は
、 周囲の状況に
より異なります。
«™
Э
サスペンションの改造、 ヘッドランプユニットの改造、 カメラの取り外しを
行わないでください。アダプティブ ・LED・ ヘッドライト
  (ALH)   が正常に
作動しなくなるおそれがあります。
žc ”
システムを過信せず、常に周囲の状況に注意を払い、必要に応じて、上向き ( ハ
イビーム )   と下向き   ( ロービーム )   を手動で切り替えるなど、 安全運転に心
がけてください。
ATENZA_Qテ_初校.indb 2232016/06/24 18:11:51

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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
次のような状況では、 アダプティブ ・LED・ ヘッドライト(ALH)が正常に作動しな
い場合があります。視界や道路状況、 交通状況に応じて、 上向き  ( ハイビーム )  と下
向き
 ( ロービーム )  を手動で切り替えてください。
●周囲に街灯、 電光掲示、 信号機などの光源があるとき
●周囲に反射板や標識などの反射物があるとき
●雨、 雪、 霧などで視界が悪いとき
●カーブの多い道、 起伏の激しい道を走行しているとき
●前方車や対向車のランプが暗いときや電球切れしているとき
●薄暗い早朝や夕暮れなどの暗さが不十分なとき
●ラゲッジルームや後席へ重い荷物をのせたとき
●前方車が水をまき上げて走行するなど前方の視界状況が悪いとき
作動させるとき
電源ポジションが ON の状態でランプスイッチが
の位置のときにヘッドランプを上向き( ハイ
ビーム )  にすると作動します。同時にメーター内のア
ダプティブ ・LED・ ヘッドライト
 (ALH)  表示灯  ( 緑 ) 
が点灯します。
周囲の明るさからアダプティブ

・LED・ ヘッドライト  (ALH)  が夜と判断すると作動しま
す。
ランプスイッチを
の位置以外にするか、 下向き( ロービーム )またはパッシングに
すると解除します。
ŒÝ
アダプティブ ・LED・ ヘッドライト(ALH)を作動しないように変更できます。
→ 615ページ「設定変更  ( カスタマイズ機能 )」
ATENZA_Qテ_初校.indb 2242016/06/24 18:11:51

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運転する

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快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ブラインド ・ スポット ・ モニタリング (BSM) とは
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‹
ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)は、 自車の後方から接近する車両の存在を
知らせることにより、 車線変更時の後方確認を支援するシステムです。
ブラインド ・ スポット ・ モニタリング
 (BSM)  は、 車速が約 15  km/h 以上で前進してい
るときに後方からの接近車両を検知して、 その接近状態に応じてドアミラーに設置したブ
ラインド ・ スポット ・ モニタリング
 (BSM)  接近表示灯を点灯させます。ブラインド ・ ス
ポット ・ モニタリング
 (BSM)  接近表示灯が点灯した状態で、 その点灯した側に方向指示
器のレバーを操作すると、 ブラインド ・ スポット ・ モニタリング
 (BSM)  接近表示灯が点
滅、 マルチインフォメーションディスプレイまたはアクティブ ・ ドライビング ・ ディスプ
レイの警告表示、 および警報チャイムにより運転者に危険を知らせます。
当システムの検知エリアは、 自車の左右に隣接する車線で、 自車のフロントドア後端付近
から自車の後方約 50
 m までです。
検知エリア
/
žc ”
実際の車線変更時には、 必ず目視にて周辺状況を確認する。
本システムは車線変更時の後方確認を支援するシステムです。本システムの
作動には各種の制約があるため、 隣接車線に車両が存在する場合でもブライ
ンド ・ スポット ・ モニタリング
  (BSM)   接近表示灯が点滅しなかったり、 点
滅が遅れる場合があります。必ず、 運転者の責任において後方を確認してく
ださい。
ATENZA_Qテ_初校.indb 2252016/06/24 18:11:52

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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
●ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)は次の条件をすべて満たしている
ときに作動します。


電源ポジションが
ON  のとき


メーター内のブラインド
・ スポット ・ モニタリング  (BSM)  OFF 表示灯が消
灯しているとき


車速が約
15  km/h 以上のとき
●ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)は次のときには作動しません。
• 
ブラインド
・ スポット ・ モニタリング  (BSM)  OFF 表示灯が消灯している場
合でも、 車速が約 10
 km/h を下回ったとき


チェンジレバー
 ( マニュアル車 )  またはセレクトレバー  ( オートマチック車 ) 


R に入れて後退中のとき
●次の場合、 システムはブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)OFF 表示灯
を点灯させ、 システムの作動を停止します。ブラインド ・ スポット ・ モニタリン

 (BSM)  OFF 表示灯  が点灯し続ける場合は速やかにマツダ販売店で点検を受
けてください。


ブラインド
・ スポット ・ モニタリング  (BSM)  接近表示灯を含むシステムに何
らかの異常が認められるとき


レーダーセンサー
 ( リア )  の車両への搭載位置に大きなズレが生じたとき


レーダーセンサー
 ( リア )  付近のリヤバンパー上に雪や氷などが多量についた
とき
 ( 氷、 雪や泥が付着しているときは、 これらを取り除いてください。)


雪道を長時間走行したとき



夏場に上り坂を長時間走行するなどレーダーセンサー
 ( リア )  付近の温度が非
常に高くなったとき


バッテリーの電圧が下がっているとき
●次のような対象物は、 レーダーセンサー( リア )が検知しない、 もしくは検知し
にくいことがあります。


隣車線後方の検知エリアにいても、
自車に接近してこない車両  ( 接近車両は
レーダーの検出データをもとにシステムが判断しています。)


自車とほとんど速度差なく長い時間並走している車両



対向車



自車が追い越そうとしている隣接車線の車両



道路幅が極端に広い場合の隣接車線の車両
 ( レーダーセンサー  ( リア )  の検知
エリアは、 高速道路の道路幅に対して設定してあります。)
ATENZA_Qテ_初校.indb 2262016/06/24 18:11:52

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
●次のような場合は、 ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)接近表示灯の
点滅、 警告表示、 および警報チャイムの警告が遅れるか、 点滅 / 警告ができない
ことがあります。


車両が
2 つ離れた車線から隣接車線に車線変更してきたとき


急勾配を走行しているとき



峠を越えるとき



回転半径が小さいとき
 ( 急カーブや交差点を曲がるときなど )


自車線と隣接車線の高さに差があるとき



ブラインド
・ スポット ・ モニタリング  (BSM)  を作動可能な状態にした直後
●道路幅が極端に狭い場合は、 2 車線横の車両を検知する場合があります。( レー
ダーセンサー  ( リア )  の検知エリアは、 高速道路の道路幅に対して設定してあり
ます。)
●道路上および道路端の停止物( ガードレール、 トンネル、 側壁、 駐車車両など )
に対してブラインド
・ スポット ・ モニタリング  (BSM)  接近表示灯が点灯し、 警
告表示を表示する場合があります。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
●次のような場合は、 ドアミラーに取り付けられているブラインド ・ スポット ・ モ
ニタリング (BSM)  接近表示灯の点灯 / 点滅が見えにくいことがあります。


ドアミラーに氷や雪が付着しているとき



フロント窓ガラスに曇、
雪、 汚れ、 霜が付着しているとき
●チェンジレバー( マニュアル車 )またはセレクトレバー( オートマチック車 )を
R の位置にすると、 リア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート  (RCTA)  に切り替わ
ります。
→ 245ページ「リア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート
 (RCTA)  とは
¬è”Å“7
÷
‹」
ブラインド ・ スポット ・ モニタリング (BSM) 接近表示灯 / ブラインド ・
スポット ・ モニタリング   (BSM)   表示 / ブラインド ・ スポット ・ モニタ
リング
  (BSM)   警報チャイム
ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)またはリア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラー
ト  (RCTA)  作動中は、 ブラインド ・ スポット ・ モニタリング  (BSM)  接近表示灯や警報
チャイムで、 隣接車線や自車後方に車両が存在することを知らせます。
ブラインド ・ スポット ・ モニタリング (BSM) 接近表示灯
ドアミラーに取り付けられています。後方からの接近車両を検知すると点灯します。
電源ポジションを ON  にすると点灯し、 しばらくすると消灯します。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
前進時 ( ブラインド ・ スポット ・ モニタリング (BSM) 作動 )
後方からの接近車両を検知して、 その接近状態に応じてドアミラーに設置したブライン
ド ・ スポット ・ モニタリング  (BSM)  接近表示灯が点灯します。また、ブラインド ・ スポッ
ト ・ モニタリング
 (BSM)  接近表示灯が点灯した状態で、 その点灯した側に方向指示器の
レバーを操作すると、 ブラインド ・ スポット ・ モニタリング
 (BSM)  接近表示灯  が点滅
します。
後退時 ( リア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート (RCTA) 作動 )
自車後方の左右に接近する車両を検知して、ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)
接近表示灯が点滅します。
減光解除機能
車幅灯が点灯しているとき、 ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)接近表示灯が
点灯すると、点灯したときの明るさが減光されます。
雪道や霧での走行時など、
周囲が明るく減光状態ではブラインド ・ スポット ・ モニタリン

 (BSM)  接近表示灯が見えにくい場合には、 減光解除ボタンを押すと減光が解除されブ
ラインド ・ スポット ・ モニタリング
 (BSM)  接近表示灯が点灯したときの明るさが明るく
なります。
→ 149ページ「パネルライトコントロールスイッチ」
ディスプレイ表示
前進時、 後方からの接近車両を検知して、 その接近状態に応じてマルチインフォメーショ
ンディスプレイまたはアクティブ ・ ドライビングディスプレイに警告表示を表示します。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ブラインド ・ スポット ・ モニタリング (BSM) を停止させるには
ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)を作動しないようにできます。
→ 615ページ「設定変更  ( カスタマイズ機能 )」
ブラインド ・ スポット ・ モニタリング
(

BSM)
を作動しないようにすると
、 ブラインド ・
スポット ・ モニタリング
 (BSM)  OFF 表示灯が点灯します。
ŒÝ
電源ポジションを OFF にしたときは、 OFF にする前の状態が保持されます。たとえ
ば、 ブラインド ・ スポット ・ モニタリング  (BSM)  およびリア ・ クロス ・ トラフィッ
ク ・ アラート
 (RCTA)  が作動可能な状態で電源ポジションを OFF にすると、 次に電
源ポジションを ON にしたときはブラインド ・ スポット ・ モニタリング
 (BSM)  およ
びリア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート
 (RCTA)  は作動可能な状態のままです。
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