MAZDA MODEL AXELA 2016 アクセラ|取扱説明書 (in Japanese)

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
スマートシティブレーキサポート (SCBS) 表示灯
スマートシティブレーキサポート(S CBS)作動中に
表示灯( 赤 )が点滅します。
自動ブレーキ作動表示 ( アクティブ ドライビング ディスプレイ装備車 )
SCBS ブレーキ作動中やブレーキアシスト(S CBSブレーキアシスト )作動中に、 アク
ティブドライビングディスプレイに表示されます。
スマートシティブレーキサポート (SCBS) を停止させるには
スマートシティブレーキサポート(SCBS)を作動しないようにできます。
→526ページ「設定変更( カスタマイズ機能 )」
スマートシティブレーキサポート(S CBS)を作動し
ないようにすると、 スマートシティブレーキサポート
(SCBS)OFF 表示灯が点灯します。
ŒÝ
●DSC を OFF にすると、 スマートシティブレーキサポート(SCBS)も OFF にな
り、 スマートシティブレーキサポート(SCBS)OF F 表示灯が点灯します。( 警
報機能は作動します。)
●スマートシティブレーキサポート(SCBS)を作動しないようにすると、 スマー
トブレーキサポート(SBS)も作動しなくなります。
●SCBS を停止した状態でエンジンを停止した場合、 次にエンジンを始動すると
SCBS は作動可能な状態にもどります。
AXELA_Bセ_初版.indb 2392015/07/06 15:18:43

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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
AT 誤発進抑制制御とは ( オートマチック車 )¬è”Å“7
÷
‹
AT 誤発進抑制制御は車両が徐行中( 約10km /h 以下 )や停車時、 前方に車や壁などの
障害物があるにも関わらず、 必要以上にアクセルペダルが踏み込まれた( アクセルペダル
を踏み間違えたと判断した )ときに、 エンジン出力を抑制することで、 衝突時の被害を軽
減します。システム作動中はアクティブドライビングディスプレイに作動中をお知らせ
すると同時に、 警報音で運転者に警告します。
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¤ï´ï Z—H
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žc ”
AT 誤発進抑制制御を過信せず安全運転に心がける
AT 誤発進抑制制御は、 ペダルの踏み間違いによる事故を回避するものでは
ありません。発進時はシフトやペダルの位置を十分に確認して操作してくだ
さい。アクセルやブレーキなどの操作を怠ると思わぬ事故につながるおそれ
があります。
Э
停車中、 むやみにアクセルペダルを踏まない
停車状態を保ったり、 発進を緩やかにするものではありません。また、 障害
物の近くで故意にアクセルを踏み込まないでください。意に反して車が動き
出し、 思わぬ事故につながるおそれがあります。
AXELA_Bセ_初版.indb 2402015/07/06 15:18:44

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
●AT 誤発進抑制制御は次の条件のときに作動します。
•エンジンがかかっているとき
•スマートシティブレーキサポート(SCBS)を停止していないとき
•DSCOFF スイッチを押して DSC を作動停止状態にしていないとき
•スマートシティブレーキサポート(S CBS)警告灯( 橙 )が点灯していないと

•P、 R、 N に入れていないとき
●レーザーセンサー( フロント )の検知 能力には限界があります。次のようなとき
は、 AT 誤発進抑制制御が作動しない場合があります。
•前方車が著しく汚れているとき
•フロントガラスに氷やビニール袋が付着しているとき
•ウインドーウォッシャー使用中や降雨時にワイパーを使用していないとき
•フロントガラスに曇り、 雪、 汚れ、 霜が付着しているとき
•急カーブ、 急な坂道のとき
•ハンドルをいっぱいまでまわしたとき
●次のような障害物は AT 誤発進抑制制御が作動しない場合があります。
•障害物の高さが低いとき( 低い壁、 低いガードレール、 トレーラーなどの後部 )
•障害物が小さいとき
•障害物が細いとき( 標識の支柱など )
•障害物が自車の中心から外れた位置にあるとき
•黒い障害物、 汚れた障害物( レーザーが反射しにくい障害物 )
•フェンス、 ガラスなどレーザーが透過( 通過 )する障害物
•荷台の低いトラック、 極端に車高の低い車両や車高の高い車両
•キャリアカーなど、 特殊な形状をした車両
●次のような状態のときは AT 誤発進抑制制御が作動しない場合があります。
•フロントガラスに汚れ、 雨、 雪、 氷などが付着しているとき
•ボンネットの上に雪などの障害物があるとき
AXELA_Bセ_初版.indb 2412015/07/06 15:18:44

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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
●次のような状態のときは、 AT 誤発進抑制制御が正常に作動しない場合がありま
す。
•雨 ・ 霧 ・ 雪など天候が悪いとき
•前方車の排気ガス、 砂や雪、 マンホールやグレーチングなどからの水蒸気など
による煙、 水しぶきが巻きあがっているとき
•荷室やリヤシートへ重い荷物をのせたとき
•障害物などと部分的な接触の可能性があるとき
•カーブが連続する道路、 カーブの出入口、 車線内の位置、 事故や故障で不安定
な走行をしているとき
•ルーフレールなどを装着してレーザーセンサー( フロント)をおおうような長
尺物を装着したとき
•車、 二輪車、 自転車などが横から割り込んだり、 飛び出してきたとき
•自車が進路変更を行い、 障害物のすぐ後ろに接近したとき
●次のようなときは、 レーザーセンサー( フロント )が障 害物と判断し、 AT 誤発
進抑制制御が作動する場合があります。
•道路沿いの草木、 垣根、 車両、 壁、 フェンスを感知しているとき
•草の生い茂ったオフロードなど悪路を走行するとき
•低いゲート、 狭いゲート、 洗車機、 トンネルなどを通行するとき
•路面上に金属物、 段差または突起物があるとき
•ビニールカーテン、 旗などを潜って通行するとき
•パイロンなどのプラスチック類
•2 輪、 歩行者、 動物や立ち木
•完全に開いていない駐車場ゲートや遮断器
•シャシーダイナモなど使用するとき
•キャリアカーに積載するとき
●踏切内に閉じ込められた場合、 レーザーセンサー( フロント )が遮断 機を障害物
と判断し、 AT 誤発進抑制制御が作動することがあります。遮断機を押しのけて
進む場合、 あわてずにアクセルを踏み続けて脱出してください。脱出後は、 車両
が急加速することがありますので注意して運転してください。
AXELA_Bセ_初版.indb 2422015/07/06 15:18:45

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
AT 誤発進抑制制御表示
AT 誤発進抑制制御が作動中に、 スマートシティブレーキサポート(SCBS)表示灯( 赤 )
の点滅と同時に表示します。
AT 誤発進抑制制御を停止させるには
スマートシティブレーキサポート(SCBS)を停止させると、 AT 誤発進抑制制御が停止
します。
作動を停止させるときは次のページを参照してください。
→526
ページ「設定変更( カスタマイズ機能 )」
AXELA_Bセ_初版.indb 2432015/07/06 15:18:45

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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
スマートブレーキサポート (SBS) とは¬è”Å“7
÷
‹
スマートブレーキサポート(SBS)は、 車速が約 15km/h 以上でレーダーセンサー( フ
ロント )が前方車に衝突する可能性があると判断したときに、 アクティブドライビング
ディスプレイへの警告表示、 および警報音により運転者に対して衝突の危険性を知らせま
す。さらに衝突を回避できないと判断したときには、 自動ブレーキ制御を行うことで衝突
時の被害を軽減します。また、 運転者がブレーキペダルを踏んだときは、 ブレーキが素早
く作動するよう補助します( ブレーキプリフィル付き )。
/
Э
スマートブレーキサポート (SBS) を過信しない
スマートブレーキサポート (SBS) は衝突時の被害を軽減するシステムであ
り、 対象物、 天候状況、 道路状況等によっては対象物の検知に限界があります。
このためアクセルやブレーキの適切な操作を怠ると思わぬ事故につながるお
それがあります。周囲の安全を確認してブレーキペダルやアクセルペダルを
踏むなど、 前方車や後続車との車間距離を十分に確保してください。
«™
žc ”
次のときは誤って作動しないようにシステムを OFF にしてください。
 ●けん引されるとき、 または、 他の車をけん引するとき
 ●シャシーローラーを使用するとき
→526
ページ「設定変更 ( カスタマイズ機能 )」
AXELA_Bセ_初版.indb 2442015/07/06 15:18:46

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前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
●次の条件をすべて満たしているときにスマートブレーキサポート(S BS)は作動
します。
•電源ポジションが ON のとき
•スマートブレーキサポート(SBS)が ON のとき
•DSCOFF 表示灯が点灯していないとき
•スマートブレーキサポート(SBS)警告灯( 橙 )が点灯していないとき
•車速が約 15km/h 以上で前進しているとき
•自車と前方車や障害物などとの相対速度が約 15km/h 以上のとき
•DSC が作動していないとき
●次のような状態のときは、 スマートブレーキサポート(SBS)が作動しないとき
があります。
•前方車や障害物と部分的な接触の可能性があるとき
•前方車と同程度の速度で走行しているとき
•急なアクセルペダル操作をしているとき
•ブレーキペダルを踏んでいるとき
•ハンドルを操作しているとき
•セレクトレバーを操作しているとき
•方向指示器を操作しているとき
●システムの作動対象は 4 輪車両ですが、 次のような検知対象物は、 レーダーセン
サー( フロント )が障害物と判断し、スマートブレーキサポート(S BS)が作動
する場合があります。
•カーブ入り口に路側物があるとき( ガードレール、 雪壁等も含む )
•コーナーを曲がるときやカーブですれ違うときに対向車両があるとき
•狭い鉄橋を通るとき
•低いゲートやトンネル、 狭いゲートなどを通過するとき
•地下駐車場の入り口などに侵入するとき
•路面上に金属物、 段差または突起物があるとき
•前方車に急接近したとき
•背の高い草むら等を走行するとき
•バイク、 自転車等の 2 輪車
•歩行者、 立ち木など
AXELA_Bセ_初版.indb 2452015/07/06 15:18:47

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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
スマートブレーキサポート (SBS) 表示灯
スマートブレーキサポート(SBS)作動中に表示灯
( 赤 )が点滅します。
衝突警報
前方車や障害物と衝突する可能性がある場合、 警報音
が「ピピピピピ ・・・」と鳴り続け、 アクティブドライ
ビングディスプレイに警報が表示されます。
スマートブレーキサポート (SBS) を停止させるには
スマートブレーキサポート(SBS)を作動しないようにできます。
→526ページ「設定変更( カスタマイズ機能 )」
スマートブレーキサポート(S BS)を作動しないよう
にすると、 スマートブレーキサポート(SBS)OFF 表
示灯が点灯します。
ŒÝ
●DSC を OFF にすると、 自動ブレーキ制御( スマートブレーキサポート(S BS)
ブレーキ )も OFF になり、 スマートブレーキサポート(S BS)OF F 表示灯が点
灯します。( 警報機能は作動します。)
●スマートブレーキサポート(SBS)を作動しないようにすると、 スマートシティ
ブレーキサポート(SCBS)も作動しなくなります。
AXELA_Bセ_初版.indb 2462015/07/06 15:18:47

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
フォワードセンシングカメラ (FSC) について¬è”Å“7
÷
‹
この車両にはフォワードセンシングカメラ(F SC)が装備されています。フォワードセン
シングカメラ(FSC)は次のシステムが共用しています。
●ハイビームコントロールシステム(HBC)
●車線逸脱警報システム(LDWS)
フォワードセンシングカメラ(FSC)は、 夜間走行時に前方の状況を判断したり、 車線表
示を検知したりしています。フォワードセンシングカメラ(F SC)が対象物を認識できる
距離は、 周囲の状況により異なります。
フォワードセンシングカメラ(FSC)はルームミラー付近に設置されています。
Ñ¥ë” Å·ï³ï ¬§Ýå  '4$

AXELA_Bセ_初版.indb 2472015/07/06 15:18:48

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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
«™
žc ”
正しい作動のため、 次のことをお守りください。
 ●フォワードセンシングカメラ (FSC) を取外さないでください。システム
が正常に作動しなくなるおそれがあります。
 ●フォワードセンシングカメラ (FSC) のカバーを外さないでください。
 ●インストルメントパネルの上に光を反射するものを置かないでください。
 ●フォワードセンシングカメラ (F SC) 付近のフロントガラスにアクセサ
リ、 ステッカーやフィルムを貼らないでください。フォワードセンシン
グカメラ (FSC) のレンズの前方に妨げとなるものがあると、 透明なス
テッカーでも誤作動の原因となります。
 ●フォワードセンシングカメラ (FSC) 付近のフロントガラスは、 汚れた
り曇ったりしないように常に綺麗な状態にしてください。曇ったときは、
曇り取りスイッチを押してガラスの曇りを取ってください。
 ●フロントガラスの手入れをするときは、 ガラスクリーナーなどが、 フォ
ワードセンシングカメラ (FSC) のレンズに付着しないようにしてくださ
い。また、 フォワードセンシングカメラ (FSC) のレンズには触れないで
ください。
 ●フォワードセンシングカメラ (FSC) 前方のフロントガラス内側の清掃は
マツダ販売店にご相談ください。
 ●フォワードセンシングカメラ (FSC) のレンズを汚したり、 傷をつけたり
しないでください。また、 分解などもしないでください。故障、 誤動作
の原因になります。
 ●フォワードセンシングカメラ (FSC) 本体周辺の修理を行うときは、 マツ
ダ販売店にご相談ください。
 ●ルームミラー周辺の修理を行うときはマツダ販売店にご相談ください。
 ●カメラのレンズの手入れは、 マツダ販売店にご相談ください。
 ●フォワードセンシングカメラ (FSC) 本体やその周辺部に強い衝撃や力を
加えないでください。万一、衝撃が加わった場合は、ハイビームコントロー
ルシステム (HBC)、 および車線逸脱警報システム (LDWS) の使用を中
止しマツダ販売店にご相談ください。
 ●フォワードセンシングカメラ (FSC) の向きは厳密に調整されていますの
で、 フォワードセンシングカメラ (FSC) の取付け位置を変更したり、 取
外したりしないでください。故障、 誤動作の原因になります。
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