MAZDA MODEL AXELA HYBRID 2015 アクセラハイブリッド|取扱説明書 (in Japanese) 

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
エアバッグが作動しにくいとき
次のようなときには、 衝撃の大きさによって作動しないことがあります。
運転席 / 助手席エアバッグ
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サイド / カーテンエアバッグ
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1. 運転する前に
SRS エアバッグシステム
エアバッグが作動しないとき
次のようなときには作動しません。
運転席 / 助手席エアバッグ
™–M² T’ ¿ ¥ ^•hqV# 8 8
ô`hqV #M²T’ ¿ ¥
^• hqV
サイド / カーテンエアバッグ
™– M² T’ ¿ ¥ ^•hqV
YØ ¿ ¥`hqV
EDR ( イベントデータレコーダー ) について
本車両は、 SRS エアバッグ制御のためのコンピュータを搭載しています。
そのコンピュータは、 SRS エアバッグシステムが正常に作動していることを診断すると
ともに、 衝突や衝突に近い状態のとき、 以下のデータを記録 · 蓄積する EDR を装備して
います。
記録するデータ
EDR は下記のような情報を記録します。
●車速
●運転席乗員のシートベルト装着有無
●助手席乗員のシートベルト装着有無
●エアバッグ作動に関する情報( 加速度波形等 )
●エアバッグシステムの故障診断情報
ŒÝ
EDR は会話などの音声や映像は記録しません。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
データの開示について
マツダおよびマツダの委託先は、 EDR に記録されたデータを、 車両衝突安全性能の向上
などを目的に取得 · 利用することがあります。
なお、 取得したデータは以下の場合を除き、 第三者へ開示 · 提供することはありません。
●お車の使用者の同意がある場合
●裁判所命令などの法的強制力のある要請に基づく場合
●統計的な処理を行なうなどの使用者や車が特定できないように加工したデータを研究
機関などに提供する場合
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1. 運転する前に
安全に運転をしていただくために
積雪、 寒冷時の取り扱い
お車に乗る前に
ルーフに雪が積もっているときは
走行中、 ガラスに雪が落ちると視界のさまたげとなり危険です。
走行前に取り除いてください。
ガラスに雪や霜がついているときは
●視界を確保するため、 雪や霜を取り除いてください。
●プラスチックの板などを使用して取り除くことができます。
プラスチックの板などを使用する時はガラスに傷をつけないように注意して取り除い
てください。
足まわりなどに雪や氷が付着しているときは
部品に傷をつけないように注意して取り除いてください。
ドアなどが凍結しているときは
●ドアが凍結しているときは、 お湯をかけて氷を溶かしてから開けてください。
無理に開けようとすると、 ドアまわりのゴムがはがれたり、 周辺部を損傷するおそれ
があります。
●ドアのキー穴部にはお湯をかけないでください。凍結してキーが差しこめなくなるお
それがあります。
●お湯をかけたあとは、 すぐに水分をふき取ってください。
●ワイパー、 パワーウインドー、 電動ドアミラーなどが凍結して動かない場合もお湯を
かけて氷を溶かしてから操作してください。
無理に動かそうとすると故障の原因になります。
お車に乗るときは
靴についた雪をよく落としてから乗車してください。
ペダル類を操作するときにすべったり、 室内の湿気が多くなるため窓ガラスが曇ったりす
ることがあります。
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2 運転するときに
安全なドライブの
ために 104
運転するとき......................................104
運転装置について
..............................107
こんなことにも注意
..........................107
駐停車するとき
..................................110
お子さまを乗せるとき
......................112
ハイブリッドシステムの始動
と停止 113
電源ポジション
( パワースイッチ )
.........................113
ハイブリッドシステムの始動
...........114
ハイブリッドシステムの停止
...........119
EV ドライブモード
...........................121
エネルギーフローモニター
...............124
メーター、 警告灯、 表示灯の
見方 131
メーター.............................................. 131
マルチインフォメーションディスプレ イ
.....................................................137
アクティブドライビングディスプレ
イ.....................................................141
インテリジェント ・ ドライブ ・ マス
ター(i-DM)....................................143
警告灯、 表示灯
..................................149
HEV トランスアクスルの使
いかた 155
HEV トランスアクスル....................155
ブレーキ 167
ブレーキの操作..................................167
スイッチの使いかた 169
ヘッドランプスイッチ......................169
方向指示器
..........................................173
非常点滅灯スイッチ
..........................174
フォグランプスイッチ
......................175
ワイパー / ウォッシャースイッチ
...176
リヤウインドーデフォッガー( 曇り取
り )スイッチ..................................180
ホーン
.................................................180
車両接近通報装置
..............................180
ABS について 182
ABS とは...........................................182
ヒルローンチアシスト
(HLA) について 184
ヒルローンチアシスト
(HLA)とは.....................................184
エマージェンシーシグナルシ
ステム (ESS) について 185
エマージェンシーシグナルシステム
(ESS)とは.....................................185
トラクションコントロールシ
ステム (TCS) について 186
TCS とは............................................186
ダイナミック ・ スタビリ
ティ ・ コントロール (DSC)
について 187
DSC とは...........................................187
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102
2 運転するときに
i-ACTIVSENSE に
ついて 189
i-ACTIVSENSE とは.......................189
AFS( アダプティブフロントライティ
ングシステム )について...............191
ハイビームコントロールシステム
(HBC)とは....................................192
車線逸脱警報システム
(LDWS)とは.................................194
ブラインドスポットモニタリング
(BSM)とは....................................201
リアクロストラフィックアラート
(RCTA)とは..................................207
スマートシティブレーキサポート
(SCBS)とは..................................210
AT 誤発進抑制制御とは
....................215
フォワードセンシングカメラ(FSC)
について..........................................219
レーザーセンサーについて( フロン
ト)...................................................222
レーダーセンサー( リア )
について
..........................................224
クルーズコントロールについ
て 226
クルーズコントロールとは...............226
メンテナンスモニター 230
メンテナンスモニター......................230
様々な状況での運転の
ときは 232
悪天候での運転..................................232
環境保護のために 235
経済的な運転......................................235
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
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2. 運転するときに
安全なドライブのために
運転するとき
走行中はハイブリッドシステムを停止させない
走行中にハイブリッドシステムを停止させると、 ブレーキの効きが悪くなり、 ハンドルも
重くなるため、 思わぬ事故につながるおそれがあります。
坂道ではエンジンブレーキを使う
ブレーキペダルを踏み続けると、 ブレーキが過熱し、 効きが悪くなることがあります。
下り坂ではフットブレーキとエンジンブレーキを併用してください。
ぬれた路面や積雪路、 凍結路では急激なエンジンブレーキの使用( シフトポジションをB
にすること )は避けてください。スリップするおそれがあります。
エンジンブレーキとは、 走行中アクセルペダルから足を離したときにかかるブレーキ力で
す。
走行中はシフトポジションを N にしない
HEV トランスアクスルの故障につながります。また、 エンジンブレーキが全く効かない
ため思わぬ事故につながるおそれがあります。
シフトポジションが N のときは、 高電圧バッテリーの充電が行なわれません。長時間シ
フトポジションを N にしていると、 高電圧バッテリーの劣化や燃費の悪化につながる可
能性があります。
すべりやすい路面では慎重に運転する
ぬれた路面や凍結路、 積雪路などのすべりやすい路面では、 急加速や急ブレーキ、 急ハン
ドル、 急激なエンジンブレーキを避け、 スピードをひかえめにして運転してください。ぬ
れた路面を高速で走行すると、タイヤと路面の間に水の膜ができ、タイヤが浮いた状態( ハ
イドロプレーニング現象 )になるおそれがあります。
ぬれた路面や積雪路、 凍結路を走行しているときは、 急激なエンジンブレーキの使用( シ
フトポジションを B にすること )は避けてください。タイヤがスリップし、 思わぬ事故
につながるおそれがあります。
AXELA_HYBRID_Bタ_初版.indb 1042015/07/06 13:25:54

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
冠水した道路を走行しない
大雨などで冠水した道路を走行しないでください。冠水した道路を走行すると、 エンスト
をするだけではなく、 電気部品や電子部品のショート、 水を吸い込んでのガソリンエンジ
ン破損など、 車両に重大な損傷を与えるおそれがあります。万一、 水中に浸ってしまった
ときは、 必ずマツダ販売店で次の点検を受けてください。
●ブレーキの効き具合
●エンジンオイル、 HEV トランスアクスルフルードの量および質の変化
●各ベアリンク、 各ジョイント部などの潤滑不良
冠水により、 P ポジション制御システムが損傷すると、 シフトポジションを P にする、
または P から他のシフトポジションにすることができなくなることがあります。P から
他のシフトポジションにすることができないときは、 前輪が固定された状態になります。
そのため、 他の車にロープなどでけん引してもらうことはできません。その場合は、 前輪
を持ち上げるか、 4 輪とも持ち上げた状態で搬送してください。
→ 433ページ「けん引してもらうとき」
水たまり走行後や洗車後はブレーキの効きを確認する
水たまりを走行したあとや洗車後は、 ブレーキパッドがぬれているため、 ブレーキの効き
が悪くなったり、 ぬれていない片方のブレーキだけが効いて、 ハンドルをとられるおそれ
があり危険です。ブレーキの効きが悪いときは、 低速で走りながら、 効きが回復するまで
アクセルペダルを放してブレーキペダルを軽く数回踏んでブレーキを乾かしてください。
横風が強いときは慎重に運転する
横風が強く、 車が横に流されるようなときは、 ハンドルをしっかり握り、 スピードを徐々
に落としてください。トンネルの出口、 橋の上、 山を削った切り通しなどは特に横風が発
生しやすいので注意してください。走行安定性を失い、 思わぬ事故につながるおそれがあ
ります。
ブレーキペダルに足をのせたまま走行しない
ブレーキペダルに足をのせたまま走行しないでください。
●ブレーキの部品が早く摩耗します。
●ブレーキが過熱し、 効きが悪くなるおそれがあります。
ブレーキ操作は右足で
●ブレーキペダルは必ず右足で踏んでください。慣れない左足でのブレーキ操作は、 緊
急時の反応が遅れるなど、 適切な操作ができないおそれがあります。
●アクセルペダルの操作でブレーキペダルに靴が接触することがないように、 運転に適
した靴で運転してください。
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2. 運転するときに
安全なドライブのために
警告灯が点灯 / 点滅したら車を止める
走行中に警告灯が点灯 / 点滅したときは、 ただちに安全な場所に停車し、 適切な処置を行
なってください。警告灯の点灯 / 点滅を無視して運転を続けるとハイブリッドシステムや
ガソリンエンジンなどを損傷したり、 思わぬ事故につながるおそれがあります。
パンクやバースト ( 破裂 ) してもあわてない
走行中タイヤがパンクやバースト( 破裂)したときは、 ハンドルをしっかり持ち、 徐々に
ブレーキをかけスピードを落としてください。
急ブレーキをかけるとハンドルをとられるおそれがあります。
次のようなときはパンクやバースト( 破裂 )が考えられます。
●ハンドルがとられるとき。
●異常な振動があるとき。
●車両が異常に傾いたとき。
スタックした状態から脱出するときは注意する
403ページの「スタックしたとき」をよくお読みください。
床下に衝撃を受けたら下まわりを点検する
安全な場所に停車して、 車の下にブレーキ液や燃料の漏れがないか、 また各部に損傷がな
いか確認してください。
異常があったときは、 マツダ販売店に連絡してください。
そのまま走行すると故障や思わぬ事故につながるおそれがあります。
異常を感じたときはマツダ販売店で点検を受ける
次のようなときは、 車が故障しているおそれがあります。そのまま走行すると、 思わぬ事
故につながるおそれがあります。マツダ販売店で点検を受けてください。
●普段と違う音や臭い、 振動がするとき。
●ハンドル操作に異常を感じるとき。
●ブレーキ液が不足しているとき。
●車の下に油のあとが残っているとき。
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