MAZDA MODEL AZ-WAGON 2012 ワゴン|取扱説明書 (in Japanese)
Page 21 of 270
2. 必読! 安全なドライブのために
Rc
2-8
ドアやウインドーの開閉、
シートの調節は大人が行なう
お子さまの手足や首をはさまないよう
に、大人が開閉や調節を行なってくだ
さい。
80J029
窓から顔や手を出さない
80J030
車から離れるときは
お子さま用シートは、使用していな
いときでもしっかりとシートに取り
付けるか、荷室に収納してください。
シートから取り外したまま客室内に
放置すると、ブレーキをかけたとき
などに乗員や物にあたるおそれがあ
ります。
パワーウインドーは、お子さまが自
分で操作しないように、ウインドー
ロックスイッチをご使用ください。
→ 3-18ページ(ウインドーロックスイッチ)
お子さまが手や顔などを出さないよ
うに注意してください。急ブレーキ
で重大な傷害を受けたり、転落した
りするおそれがあります。また、車
外の物などにあたって、重大な傷害
を受けるおそれがあります。
車から離れるときは、お子さまだけ
を車内に残さないでください。
お子さまのいたずらで、車の発進
や火災などの事故を起こすおそれ
があります。
炎天下の車内は高温になり、お子
さまが熱射病にかかるおそれがあ
ります。エアコンをつけていて
も、車内にお子さまだけを残さな
いでください。
80J032
000-AZ 取扱説明書 .book 8 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
Page 22 of 270
2. 必読! 安全なドライブのために
Rc
2-9
お子さまを荷室に乗せない
80J1031
ハンドル、シート、ミラーの
調節は走行前に
80J014
シートベルトは正しく着用
65J106
荷室は人が乗る構造になっていませ
ん。お子さまを乗せないでください。
急ブレーキなどで思わぬ事故につな
がるおそれがあります。
道路上での停車中もお子さまを荷室
で遊ばせないでください。
運転席に座って
走行中にハンドルの調節(タイプ別
装備)やシートの調節、ルームミ
ラーやドアミラーの調節をしないで
ください。ハンドル操作を誤った
り、前方不注意となったりして、思
わぬ事故につながるおそれがありま
す。
→ 3-37ページ (チルトステアリング)
→ 3-24ページ(前席シート)
→ 3-35ページ
(ルームミラー、ドアミラー)
背もたれを必要以上に倒さないでく
ださい。ヘッドレストやシートベル
トが本来の機能を発揮できません。
走行前にシートベルトを正しく着用
してください。
助手席や後席の同乗者全員にシート
ベルトを着用させてください。
→ 4-2ページ(シートベルト)
000-AZ 取扱説明書 .book 9 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
Page 23 of 270
2. 必読! 安全なドライブのために
Rc
2-10
運転席の足元付近に物を置か
ない
64L20030
車に合ったフロアマットを
適切に使用する
64L20040
換気が悪いところでエンジン
をかけたままにしない
80J010
空き缶などを足元に放置しないでく
ださい。ペダル操作ができなくなっ
て思わぬ事故につながるおそれがあ
ります。
ペダル操作のさまたげになって思わ
ぬ事故につながるおそれがあります
ので、次のことをお守りください。
足元の形に合わないフロアマット
を使わない
フロアマットを重ねて敷かない
フロアマットは固定具などで確実に
固定する
64L20190
※運転席のフロア(カーペット下)には、マツダ純正フロアマットに
付属する固定具を取り付ける穴が
あります。
この車専用のマツダ純正フロアマッ
トのご使用をおすすめします。
マツダ純正フロアマットの例
エンジンをかけるときは
000-AZ 取扱説明書 .book 10 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
Page 24 of 270
2. 必読! 安全なドライブのために
Rc
2-11
窓越しのエンジン始動はしない
72J20240
周囲をよく確認してから発進する
80J025
エンジン始動直後の空ぶか
し、急加速をしない
80J064
エンジンオイルが暖まっていないの
で、暖機が完了するまでは空ぶかしや
急加速をしないでください。エンジン
故障の原因となります。
車庫の中など、換気が悪いところで
エンジンをかけたままにすると、一
酸化炭素中毒のおそれがあります。
エンジンをかけた状態で、バックド
アを開けたままにしないでくださ
い。排気ガスが車内に侵入します。
車内で排気ガスのにおいがしたとき
は、すべての窓を全開にし、エアコ
ン、ヒーターの内外気切替えを外気
導入に切り替え、ファンを強にして
換気します。換気してもにおいが消
えないときは、すみやかにマツダ販
売店で点検を受けてください。
運転席にすわり、ブレーキペダルを
踏んでからエンジンを始動してくだ
さい。思わぬ事故につながるおそれ
があります。
→ 3-67ページ (エンジンのかけかた)
周囲の安全をしっかりと確認してか
ら発進してください。
バックミラーやバックアイカメラ
(タイプ別装備)だけでは後方の安
全が十分に確認できません。車を後
退させるときは、車からおりて自分
の目で後方を確認してください。
走行するときは
000-AZ 取扱説明書 .book 11 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
Page 25 of 270
2. 必読! 安全なドライブのために
Rc
2-12
携帯電話やカーナビゲーショ
ンなどに気を取られないで
80J071
ハンドルの中に手を入れてス
イッチなどを操作しない
80J034
ブレーキペダルに足をのせた
まま走行しない
クラッチペダルに足をのせた
まま走行しない
64L20060
必要以上に長い時間半クラッチ操作を
行なわないでください。
運転者は、走行中に自動車電話や携
帯電話などを使用しないでください。
会話や電話の操作に気を取られ、思
わぬ事故につながるおそれがありま
す。
運転者は、走行中にテレビを見た
り、カーナビゲーションやオーディ
オなどを操作したりしないでくださ
い。前方不注意で思わぬ事故につな
がるおそれがあります。
ハンドル操作のさまたげになり、思
わぬ事故の原因となります。
ブレーキ部品が早く摩耗したり、ブ
レーキ装置が過熱したりして、効き
が悪くなるおそれがあります。
クラッチが早く摩耗したり過熱した
りして、思わぬ事故につながるおそ
れがあります。
マニュアル車
000-AZ 取扱説明書 .book 12 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
Page 26 of 270
2. 必読! 安全なドライブのために
Rc
2-13
走行中はニュートラルにしない
80J035
こんなときどうする?
警告灯が点灯したら?ただちに安全な場所に停車して処置
をしてください。
→ 3-42ページ (警告灯・表示灯の見かた)
床下に強い衝撃を受けたら?ただちに安全な場所に停車し、ブ
レーキ液や燃料が漏れていないか、
排気管などに異常がないか点検して
ください。異常が見つかったとき
は、マツダ販売店にご連絡ください。
タイヤが突然パンクしたら?ハンドルをしっかり握り、慎重にブ
レーキをかけて徐々にスピードを落
とし、安全な場所に停車してくださ
い。
→ 7-2ページ(パンク)
ブレーキペダルが重く感じたら?車には、エンジンの負圧を利用して
ブレーキペダルを踏む力を軽減する
ブレーキ倍力装置がついています。
エンジンの負圧が低下していると、
ブレーキペダルを踏んだときに重く
感じることがありますが、異常では
ありません。そのままペダルを強く
踏んでください。
緊急時以外は、走行中にチェンジレ
バーまたはセレクトレバーをニュー
トラルにしないでください。エンジ
ンブレーキがまったく効かないた
め、思わぬ事故の原因となります。
000-AZ 取扱説明書 .book 13 ページ
2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
Page 27 of 270
2. 必読! 安全なドライブのために
Rc
2-14
長い下り坂ではエンジンブ
レーキを使用する
長い下り坂ではエンジンブレーキ
(※)を併用してください。アクセル
ペダルから足をはなし、走行速度に合
わせて、次のようにシフトダウンしま
す。
ギヤを1速ずつおとします。
→ 3-73ページ(チェンジレバーの操作)
オーバードライブ(O/D)スイッチを
OFF にするか、セレクトレバーを に
します。
S(スポーツ)モードスイッチを ON に
するか、セレクトレバーを にしま
す。
パドルシフトスイッチ(-側)を操作し
て、適切なギヤポジションにします。 → 3-74ページ (セレクトレバーの操作)
※エンジンブレーキとは、走行中にア クセルペダルから足をはなしたとき
に起こるブレーキ効果のことをいい
ます。エンジンブレーキは低速ギヤ
ほどよく効きます。
80J1003
横風が強いときは
80J038
トンネルの出口や橋の上、大型トラッ
クが通り過ぎるときなどに、横風を受
けて車が横に流されることがありま
す。あわてずハンドルをしっかり握
り、徐々にスピードを落として進路を
立て直してください。
滑りやすい路面ではゆっくり
走る
80J039
マニュアル車
4AT車
2
マニュアルモードなしCVT車
L
マニュアルモード付CVT車
Ÿ’
Šp½
ブレーキペダルを踏み続けると、ブ
レーキ装置が過熱してブレーキが効
かなくなるおそれがあります。
r ùýý
rÏñýý
r ¶Âw
r™½“µ
r=r½‚½ ¶Âw
000-AZ 取扱説明書 .book 14 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
Page 28 of 270
2. 必読! 安全なドライブのために
Rc
2-15
水たまりを高速で通り抜けない
80J040
水たまりを走行したあとや洗
車後はブレーキの効きを確認
80J041
冠水した場所は走行しない
80J042
濡れた路面や凍結路、積雪路などで
は、急発進、急加速、急ブレーキ、急
ハンドル、急激なエンジンブレーキ
など「急」のつく運転はしないでく
ださい。スリップ事故につながるお
それがあります。
水たまりや濡れた路面を高速で走行
すると、タイヤと路面の間に水の膜
ができ、タイヤが浮いた状態になる
ことがあります。これをハイドロプ
レーニング現象といい、ハンドルや
ブレーキがまったくきかなくなって
思わぬ事故につながるおそれがあり
ます。周囲の安全を確かめてから低速でブ
レーキペダルを数回踏み、ブレーキ
の効きを確かめてください。
ブレーキの効きが悪いときは、効き
が回復するまで低速で繰り返しブ
レーキペダルを軽く踏み、ブレーキ
装置のしめりを乾かしてください。
冠水した場所や、深い水たまりを走
行しないでください。エンスト、電
装品のショート、エンジン破損など
の原因になります。
万一、冠水した場所を走行したとき
は、ブレーキの効きを確かめながら
安全な場所に停車し、マツダ販売店
にご連絡ください。また、次の項目
などについて点検を受けてくださ
い。
ブレーキの効き具合
エンジン、トランスミッション、
デファレンシャルなどのオイル量
および質の変化(オイルが白濁し
ている場合は、水が混入していま
すのでオイル交換が必要です)
ベアリング、ジョイント部などの
潤滑不良
000-AZ 取扱説明書 .book 15 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
Page 29 of 270
2. 必読! 安全なドライブのために
Rc
2-16
スタック(立ち往生)したと
きは
ぬかるみや砂地などで、駆動輪が空
転して脱出できなくなることをス
タックといいます。
前進と後退を繰り返すときは、駆動
装置などが損傷するおそれがあるた
め、次のことに注意してください。・ は、セ レ ク ト レ
バーを確実に入れてからアクセル
を軽く踏んでください。
・ 数回行なっても脱出できないとき
は、操作を中止してください。
タイヤの下に石や木を入れると脱出
しやすくなります。
80J043
パーキングブレーキをしっか
りとかけて
(ペダル式)
82K003
セレクトレバーを に入れてくだ
さい。
(レバー式)
80J1037
チェンジレバーをRまたは1速に入れ
てください。
脱出しようとする前に、必ず周囲の
安全を十分に確認してください。勢
いよく発進して事故を起こすおそれ
があります。
タイヤを高速で空転させないでくだ
さい。タイヤが異常に過熱して破損
したり、駆動装置が損傷したりする
おそれがあります。
オートマチック車
(1) パーキングブレーキ
(1) パーキングブレーキ
駐車するときは
オートマチック車
(1)
P
マニュアル車
(1)
000-AZ 取扱説明書 .book 16 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
Page 30 of 270
2. 必読! 安全なドライブのために
Rc
2-17
坂道で駐車するときは、必ず次のこ
とをお守りください。パーキングブレーキをしっかり
とかけ、車が動き出さないこと
を確認してください。
下り坂ではチェンジレバーを
R、上り坂では1速に入れてくだ
さい。
市販品の輪止めや石などでタイ
ヤを固定し、車が動き出さない
ようにしてください。
車を移動するときはエンジン
をかけて
エンジンをかけたまま仮眠し
ない
80J045
急な坂道には駐車しないでください。
無人で車が動き出すなど、思わぬ事
故につながるおそれがあります。
坂道を利用して惰性で車を移動しな
いでください。ハンドルを回すとき
やブレーキペダルを踏むときに強い
力が必要となって、思わぬ事故を起
こすおそれがあります。
1
2マニュアル車
3
周囲の状況や風向きで排気ガスが車
内に侵入し、一酸化炭素中毒を起こ
すおそれがあります。
無意識にセレクトレバーやチェンジ
レバーを動かしたり、アクセルペダ
ルを踏み込んだりして、思わぬ事故
を起こすおそれがあります。
無意識にアクセルペダルを踏み続け
ると、エンジンや排気管が過熱して
火災が発生するおそれがあります。
000-AZ 取扱説明書 .book 17 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分