MAZDA MODEL AZ-WAGON 2012 ワゴン|取扱説明書 (in Japanese)

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2. 必読! 安全なドライブのために
Rc
2-8
ドアやウインドーの開閉、
シートの調節は大人が行なう
お子さまの手足や首をはさまないよう
に、大人が開閉や調節を行なってくだ
さい。
80J029
窓から顔や手を出さない
80J030
車から離れるときは
お子さま用シートは、使用していな
いときでもしっかりとシートに取り
付けるか、荷室に収納してください。
シートから取り外したまま客室内に
放置すると、ブレーキをかけたとき
などに乗員や物にあたるおそれがあ
ります。
パワーウインドーは、お子さまが自
分で操作しないように、ウインドー
ロックスイッチをご使用ください。
→ 3-18ページ(ウインドーロックスイッチ)
お子さまが手や顔などを出さないよ
うに注意してください。急ブレーキ
で重大な傷害を受けたり、転落した
りするおそれがあります。また、車
外の物などにあたって、重大な傷害
を受けるおそれがあります。
車から離れるときは、お子さまだけ
を車内に残さないでください。
お子さまのいたずらで、車の発進
や火災などの事故を起こすおそれ
があります。
炎天下の車内は高温になり、お子
さまが熱射病にかかるおそれがあ
ります。エアコンをつけていて
も、車内にお子さまだけを残さな
いでください。
80J032
000-AZ 取扱説明書 .book 8 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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2. 必読! 安全なドライブのために
Rc
2-9
お子さまを荷室に乗せない
80J1031
ハンドル、シート、ミラーの
調節は走行前に
80J014
シートベルトは正しく着用
65J106
荷室は人が乗る構造になっていませ
ん。お子さまを乗せないでください。
急ブレーキなどで思わぬ事故につな
がるおそれがあります。
道路上での停車中もお子さまを荷室
で遊ばせないでください。
運転席に座って
走行中にハンドルの調節(タイプ別
装備)やシートの調節、ルームミ
ラーやドアミラーの調節をしないで
ください。ハンドル操作を誤った
り、前方不注意となったりして、思
わぬ事故につながるおそれがありま
す。
→ 3-37ページ (チルトステアリング)
→ 3-24ページ(前席シート)
→ 3-35ページ
(ルームミラー、ドアミラー)
背もたれを必要以上に倒さないでく
ださい。ヘッドレストやシートベル
トが本来の機能を発揮できません。
走行前にシートベルトを正しく着用
してください。
助手席や後席の同乗者全員にシート
ベルトを着用させてください。
→ 4-2ページ(シートベルト)
000-AZ 取扱説明書 .book 9 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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2. 必読! 安全なドライブのために
Rc
2-10
運転席の足元付近に物を置か
ない
64L20030
車に合ったフロアマットを
適切に使用する
64L20040
換気が悪いところでエンジン
をかけたままにしない
80J010
空き缶などを足元に放置しないでく
ださい。ペダル操作ができなくなっ
て思わぬ事故につながるおそれがあ
ります。
ペダル操作のさまたげになって思わ
ぬ事故につながるおそれがあります
ので、次のことをお守りください。
足元の形に合わないフロアマット
を使わない
フロアマットを重ねて敷かない
フロアマットは固定具などで確実に
固定する
64L20190
※運転席のフロア(カーペット下)には、マツダ純正フロアマットに
付属する固定具を取り付ける穴が
あります。
この車専用のマツダ純正フロアマッ
トのご使用をおすすめします。
マツダ純正フロアマットの例
エンジンをかけるときは
000-AZ 取扱説明書 .book 10 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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2. 必読! 安全なドライブのために
Rc
2-11
窓越しのエンジン始動はしない
72J20240
周囲をよく確認してから発進する
80J025
エンジン始動直後の空ぶか
し、急加速をしない
80J064
エンジンオイルが暖まっていないの
で、暖機が完了するまでは空ぶかしや
急加速をしないでください。エンジン
故障の原因となります。
車庫の中など、換気が悪いところで
エンジンをかけたままにすると、一
酸化炭素中毒のおそれがあります。
エンジンをかけた状態で、バックド
アを開けたままにしないでくださ
い。排気ガスが車内に侵入します。
車内で排気ガスのにおいがしたとき
は、すべての窓を全開にし、エアコ
ン、ヒーターの内外気切替えを外気
導入に切り替え、ファンを強にして
換気します。換気してもにおいが消
えないときは、すみやかにマツダ販
売店で点検を受けてください。
運転席にすわり、ブレーキペダルを
踏んでからエンジンを始動してくだ
さい。思わぬ事故につながるおそれ
があります。
→ 3-67ページ (エンジンのかけかた)
周囲の安全をしっかりと確認してか
ら発進してください。
バックミラーやバックアイカメラ
(タイプ別装備)だけでは後方の安
全が十分に確認できません。車を後
退させるときは、車からおりて自分
の目で後方を確認してください。
走行するときは
000-AZ 取扱説明書 .book 11 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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2. 必読! 安全なドライブのために
Rc
2-12
携帯電話やカーナビゲーショ
ンなどに気を取られないで
80J071
ハンドルの中に手を入れてス
イッチなどを操作しない
80J034
ブレーキペダルに足をのせた
まま走行しない
クラッチペダルに足をのせた
まま走行しない
64L20060
必要以上に長い時間半クラッチ操作を
行なわないでください。
運転者は、走行中に自動車電話や携
帯電話などを使用しないでください。
会話や電話の操作に気を取られ、思
わぬ事故につながるおそれがありま
す。
運転者は、走行中にテレビを見た
り、カーナビゲーションやオーディ
オなどを操作したりしないでくださ
い。前方不注意で思わぬ事故につな
がるおそれがあります。
ハンドル操作のさまたげになり、思
わぬ事故の原因となります。
ブレーキ部品が早く摩耗したり、ブ
レーキ装置が過熱したりして、効き
が悪くなるおそれがあります。
クラッチが早く摩耗したり過熱した
りして、思わぬ事故につながるおそ
れがあります。
マニュアル車
000-AZ 取扱説明書 .book 12 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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2. 必読! 安全なドライブのために
Rc
2-13
走行中はニュートラルにしない
80J035
こんなときどうする?
警告灯が点灯したら?ただちに安全な場所に停車して処置
をしてください。
→ 3-42ページ (警告灯・表示灯の見かた)
床下に強い衝撃を受けたら?ただちに安全な場所に停車し、ブ
レーキ液や燃料が漏れていないか、
排気管などに異常がないか点検して
ください。異常が見つかったとき
は、マツダ販売店にご連絡ください。
タイヤが突然パンクしたら?ハンドルをしっかり握り、慎重にブ
レーキをかけて徐々にスピードを落
とし、安全な場所に停車してくださ
い。
→ 7-2ページ(パンク)
ブレーキペダルが重く感じたら?車には、エンジンの負圧を利用して
ブレーキペダルを踏む力を軽減する
ブレーキ倍力装置がついています。
エンジンの負圧が低下していると、
ブレーキペダルを踏んだときに重く
感じることがありますが、異常では
ありません。そのままペダルを強く
踏んでください。
緊急時以外は、走行中にチェンジレ
バーまたはセレクトレバーをニュー
トラルにしないでください。エンジ
ンブレーキがまったく効かないた
め、思わぬ事故の原因となります。
000-AZ 取扱説明書 .book 13 ページ
2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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2. 必読! 安全なドライブのために
Rc
2-14
長い下り坂ではエンジンブ
レーキを使用する
長い下り坂ではエンジンブレーキ
(※)を併用してください。アクセル
ペダルから足をはなし、走行速度に合
わせて、次のようにシフトダウンしま
す。
ギヤを1速ずつおとします。
→ 3-73ページ(チェンジレバーの操作)
オーバードライブ(O/D)スイッチを
OFF にするか、セレクトレバーを に
します。
S(スポーツ)モードスイッチを ON に
するか、セレクトレバーを にしま
す。
パドルシフトスイッチ(-側)を操作し
て、適切なギヤポジションにします。 → 3-74ページ (セレクトレバーの操作)
※エンジンブレーキとは、走行中にア クセルペダルから足をはなしたとき
に起こるブレーキ効果のことをいい
ます。エンジンブレーキは低速ギヤ
ほどよく効きます。
80J1003
横風が強いときは
80J038
トンネルの出口や橋の上、大型トラッ
クが通り過ぎるときなどに、横風を受
けて車が横に流されることがありま
す。あわてずハンドルをしっかり握
り、徐々にスピードを落として進路を
立て直してください。
滑りやすい路面ではゆっくり
走る
80J039
マニュアル車
4AT車
2
マニュアルモードなしCVT車
L
マニュアルモード付CVT車
Ÿ’
Šp½
ブレーキペダルを踏み続けると、ブ
レーキ装置が過熱してブレーキが効
かなくなるおそれがあります。
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000-AZ 取扱説明書 .book 14 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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2. 必読! 安全なドライブのために
Rc
2-15
水たまりを高速で通り抜けない
80J040
水たまりを走行したあとや洗
車後はブレーキの効きを確認
80J041
冠水した場所は走行しない
80J042
濡れた路面や凍結路、積雪路などで
は、急発進、急加速、急ブレーキ、急
ハンドル、急激なエンジンブレーキ
など「急」のつく運転はしないでく
ださい。スリップ事故につながるお
それがあります。
水たまりや濡れた路面を高速で走行
すると、タイヤと路面の間に水の膜
ができ、タイヤが浮いた状態になる
ことがあります。これをハイドロプ
レーニング現象といい、ハンドルや
ブレーキがまったくきかなくなって
思わぬ事故につながるおそれがあり
ます。周囲の安全を確かめてから低速でブ
レーキペダルを数回踏み、ブレーキ
の効きを確かめてください。
ブレーキの効きが悪いときは、効き
が回復するまで低速で繰り返しブ
レーキペダルを軽く踏み、ブレーキ
装置のしめりを乾かしてください。
冠水した場所や、深い水たまりを走
行しないでください。エンスト、電
装品のショート、エンジン破損など
の原因になります。
万一、冠水した場所を走行したとき
は、ブレーキの効きを確かめながら
安全な場所に停車し、マツダ販売店
にご連絡ください。また、次の項目
などについて点検を受けてくださ
い。
ブレーキの効き具合
エンジン、トランスミッション、
デファレンシャルなどのオイル量
および質の変化(オイルが白濁し
ている場合は、水が混入していま
すのでオイル交換が必要です)
ベアリング、ジョイント部などの
潤滑不良
000-AZ 取扱説明書 .book 15 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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2. 必読! 安全なドライブのために
Rc
2-16
スタック(立ち往生)したと
きは
ぬかるみや砂地などで、駆動輪が空
転して脱出できなくなることをス
タックといいます。
前進と後退を繰り返すときは、駆動
装置などが損傷するおそれがあるた
め、次のことに注意してください。・ は、セ レ ク ト レ
バーを確実に入れてからアクセル
を軽く踏んでください。
・ 数回行なっても脱出できないとき
は、操作を中止してください。
タイヤの下に石や木を入れると脱出
しやすくなります。
80J043
パーキングブレーキをしっか
りとかけて
(ペダル式)
82K003
セレクトレバーを に入れてくだ
さい。
(レバー式)
80J1037
チェンジレバーをRまたは1速に入れ
てください。
脱出しようとする前に、必ず周囲の
安全を十分に確認してください。勢
いよく発進して事故を起こすおそれ
があります。
タイヤを高速で空転させないでくだ
さい。タイヤが異常に過熱して破損
したり、駆動装置が損傷したりする
おそれがあります。
オートマチック車
(1) パーキングブレーキ
(1) パーキングブレーキ
駐車するときは
オートマチック車
(1)
P
マニュアル車
(1)
000-AZ 取扱説明書 .book 16 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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2. 必読! 安全なドライブのために
Rc
2-17
坂道で駐車するときは、必ず次のこ
とをお守りください。パーキングブレーキをしっかり
とかけ、車が動き出さないこと
を確認してください。
下り坂ではチェンジレバーを
R、上り坂では1速に入れてくだ
さい。
市販品の輪止めや石などでタイ
ヤを固定し、車が動き出さない
ようにしてください。
車を移動するときはエンジン
をかけて
エンジンをかけたまま仮眠し
ない
80J045
急な坂道には駐車しないでください。
無人で車が動き出すなど、思わぬ事
故につながるおそれがあります。
坂道を利用して惰性で車を移動しな
いでください。ハンドルを回すとき
やブレーキペダルを踏むときに強い
力が必要となって、思わぬ事故を起
こすおそれがあります。
1
2マニュアル車
3
周囲の状況や風向きで排気ガスが車
内に侵入し、一酸化炭素中毒を起こ
すおそれがあります。
無意識にセレクトレバーやチェンジ
レバーを動かしたり、アクセルペダ
ルを踏み込んだりして、思わぬ事故
を起こすおそれがあります。
無意識にアクセルペダルを踏み続け
ると、エンジンや排気管が過熱して
火災が発生するおそれがあります。
000-AZ 取扱説明書 .book 17 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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