MAZDA MODEL BIANTE 2008 取扱説明書 (in Japanese)

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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
冬用タイヤ、 タイヤチェーンの準備
/
タイヤを交換するときは前後輪とも必ず指定された同一サイズ、
同一種類のものを使用する。
指定された組み合わせ以外のタイヤを装着すると走行安定性が損なわれるた
め、 思わぬ事故につながるおそれがあります。
タイヤチェーンはタイヤサイズに合った純正品を準備し、 使用する前に一度装着してみて
手順を理解しておきましょう。
→ 269ページ「タイヤチェーンの取り付け」
タイヤチェーンの取り付け
タイヤチェーンは 4WD 車も前輪に取り付けます。
タイヤチェーンはタイヤサイズに合った純正品を使用してください。タイヤチェーンに付
属の取扱説明書にしたがって正しく取り付けてください。
タイヤチェーンの取り付けは、 交通のさまたげにならず、 安全に作業ができる平らな場所
で行なってください。
路上で行なう場合は、 非常点滅灯、 停止表示板( 停止表示灯 )を使用してください。
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標準タイヤのみタイヤチェーンの装着ができます。標準タイヤ以外のタイヤ
にタイヤチェーンを装着すると、 タイヤチェーンがボディーなどに干渉し、
傷をつけることがあります。くわしくはマツダ販売店にご相談ください。
純正品以外のタイヤチェーンを使用するとボディーなどに干渉し、 傷をつけ
るおそれがあります。くわしくは、 マツダ販売店にご相談ください。
積雪路、 凍結路以外ではタイヤチェーンを装着して走行しないでください。
チェーンの摩耗を早める原因になります。また、 4WD 車は駆動系部品に悪
影響をおよぼし故障につながるおそれがあります。
タイヤチェーンを装着したときは、 30km/h 以下で走行してください。
30km/h 以上で走行すると、タイヤチェーンにかかる負担が大きくなるため、
チェーンが切れやすくなります。
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4. お手入れのしかた
季節の準備
ŒÝ
タイヤチェーンについて
●お客様のお車にタイヤチェーンは標準で搭載されていません。必要に応じてマツ
ダ販売店でお求めください。
●ホイールキャップ装着車は、 キャップをはずしてからタイヤチェーンを取り付け
てください。ホイールキャップに傷がつくおそれがあります。
●アルミホイール装着車にタイヤチェーンを取り付けると、 ホイールに傷がつくお
それがあります。
夏にそなえて
オーバーヒートを防ぐために
冷却水の量が不足していないかこまめに点検してください。
点検要領は別冊のメンテナンスノートに記載しています。
エアコンのチェック
エアコンの冷媒( エアコンガス )が不足していると、 冷房性能が低下します。
夏になる前にマツダ販売店で点検を受けておきましょう。
炎天下に駐車したあとは
炎天下に駐車したあとは室内の温度が大変高くなります。このようなときは、 窓ガラスを
開けて、 室内の熱気を逃がしてからエアコンを作動させてください。
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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
4. お手入れのしかた
環境保護のために
廃棄物を処理するときは
廃棄物については、 法律上適切な処理が求められています。
●タイヤを燃やすと有毒なガスが発生するので、 自己処理はしないでください。使用済
みタイヤは新品タイヤを購入した販売店に処分を依頼してください。
●バッテリーは鉛や硫酸が使われています。使用済みバッテリーは新品バッテリーを購
入した販売店に処分を依頼してください。
●エンジンオイルやクーラントが地下や川などに流れ出すと、 環境を悪化させます。交
換済みのエンジンオイルは新品エンジンオイルを購入した販売店に処分を依頼してく
ださい。また、 クーラントを交換する場合はマツダ販売店にご相談ください。
●エアコンにはオゾン層を破壊しない代替フロンガスを使用しています。それでも代替
フロンガスには地球を温暖化するはたらきがあります。ガスの大気放出を防止するた
め、 エアコンの点検、 修理はマツダ販売店か専門の修理業者に依頼してください。
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5 トラブルが起きたら
故障したとき 274
路上で動けなくなったとき...............274
スタックしたとき
..............................275
踏切内で動けなくなったとき
...........276
緊急用具の取り扱い 277
発炎筒.................................................277
工具、 ジャッキの格納場所
...............278
ジャッキの取り扱い
..........................279
パンクしたとき 283
タイヤパンク応急修理キット...........283
バッテリーがあがったと
き 291
バッテリーあがりについて...............291
オーバーヒートしたと
き 297
オーバーヒートについて..................297
アドバンストキーが作動しな
いとき 299
アドバンストキー一時停止機能.......299
けん引について 300
けん引してもらうとき......................300
故障車をけん引するとき
..................302
万一事故が起きたとき 303
警報チャイム 304
チャイムがなったときは..................304
警告灯 306
警告灯が点灯、 点滅したときは.......306
リヤゲート 314
リヤゲートが開けられなくなった
とき
.................................................314
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5. トラブルが起きたら
故障したとき
路上で動けなくなったとき
一般の道路で動けなくなったときに付近に人がいる場合は救援を求めてください。
セレクトレバーを N にいれ、 安全な場所まで押し出します。
/
万一、 事故や故障などで車から燃料がもれている場合は、 すぐに
エンジンを止める。
爆発、 火災につながるおそれがあり危険です。また、 発炎筒は車から離れた
ところで使用してください。
1. 車を路肩に止め、 非常点滅灯を点滅させます。
2. 必要に応じて停止表示板(停止表示灯 )、 発炎筒を使用し、 後続車に故障車であるこ
とを知らせます。
→277ページ「発炎筒」
•高速道路や自動車専用道路などでは車の後方に停止表示板( 停止表示灯 )を置くこ
とが法律で義務づけられています。
•停止表示板を置くときには、 発炎筒を使って合図をするなど、 後続車に十分注意し
てください。
3. 全員が車から降り、 ガードレールの外などの安全
な場所に、 すみやかに避難してください。
4. 安全を確保した後、 救援を求めます。
故障の修理などお困りの際はマツダ販売店へ連絡
してください。
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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
停止表示板 ( 停止表示灯 ) について
停止表示板( 停止表示灯 )はお客様のお車に標準で搭載されておりません。万一に備
えてあらかじめ用意しておいてください。マツダ販売店でお求めいただけます。
スタックしたとき
ぬかるみ、 砂地、 深雪路などで駆動輪が空転したり、 埋まり込んで動けなくなることをス
タックといいます。
●周囲の安全を十分に確認してください。脱出直後に車両が突然動き出し、 思わぬ事故
につながるおそれがあります。
●タイヤ前後の土や雪を取り除くか、 タイヤの下に木や石をあてがい、 セレクトレバー
を D または R にいれて、 アクセルペダルを軽く踏みます。セレクトレバー操作中は
アクセルペダルを踏まないでください。トランスミッションなどを損傷するおそれが
あります。また、 車両の周辺に人がいないことを確認してください。あてがった木や
石が飛散し、 重大な傷害につながるおそれがあります。
●タイヤを高速で回転させないでください。夕イヤがバースト( 破裂 )したり 、 異常過
熱するため思わぬ事故につながるおそれがあります。
●アクセルを過度に空ぶかししたり、 タイヤを空転させないでください。トランスミッ
ションなどを損傷するおそれがあります。
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5. トラブルが起きたら
故障したとき
踏切内で動けなくなったとき
脱輪などで動けなくなったとき
1. 踏切の非常ボタンを押します。緊急を要するとき
は、 発炎筒で列車に合図します。
→277ページ「発炎筒」
2. 付近の人に救援を求めます。
エンストで動けなくなったとき
1. エンジンをかけ直します。
2. エンジンがかからないときは、 踏切の非常ボタンを押します。
緊急を要するときは、 発炎筒で列車に合図します。
→277ページ「発炎筒」
3. 付近の人に救援を求めます。
セレクトレバーを N にいれ、 安全な場所まで押し出します。
ŒÝ
緊急避難について
スターターを使って、 車を緊急避難させることはできません。
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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
5. トラブルが起きたら
緊急用具の取り扱い
発炎筒
/
油、 ガソリンなど可燃物の近くでは使用しない。
火災につながるおそれがあります。
使用するときは筒先を顔や身体に向けたり近づけない。
やけどなど、 重大な傷害につながるおそれがあります。
お子さまにはさわらせない。
誤って使用すると、 やけどや思わぬ事故につながるおそれがあります。
トンネル内では発炎筒を使用しない。
トンネル内で発炎筒を使用すると、 煙で視界が悪くなるため、 思わぬ事故に
つながるおそれがあります。必要なときは非常点滅灯を使用してください。
発炎筒について
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事故や故障で停車したとき、 周囲に危険を知らせるた
めに使います。
発炎筒に記載されている次のことをよく読み、 あらか
じめ確認しておいてください。
●使用方法
●使用上の注意事項
●発炎時間
●有効期限
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5. トラブルが起きたら
緊急用具の取り扱い
工具、 ジャッキの格納場所
/
車に搭載されているジャッキを使用する。
車に搭載されているジャッキはお客様のお車専用のものです。
車に搭載されている以外のジャッキを使用すると、 車体が損傷したり、 思わ
ぬ事故につながるおそれがあります。
«™
ジャッキはタイヤ交換、 タイヤチェーンの取り付け、 取りはずし以外に使用
しないでください。
工具、 ジャッキを使用したあとは走行中に動かないよう、 所定の位置にしっ
かりと固定してください。
工具、 ジャッキは図の位置に格納されています。
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