MAZDA MODEL CX-5 2017 取扱説明書 (in Japanese)

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
2. 運転するときに
駐車支援システムについて
駐車支援システムとは
駐車支援システムとは、 カメラとセンサーを使用して、 周囲の安全確認を補助するシステ
ムです。
駐車支援システムは次のシステムで構成されています。
●サイドモニター
●バックガイドモニター
●パーキングセンサー¬è”Å“7
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カメラとセンサーの取り付け位置
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サイドモニター
サイドモニターは、 車両左前方側面の映像上に映し出したガイド線で、 車の前進と左前側
面を補助するシステムです。
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必ず左前側面および周囲の安全を直接確認しながら運転する。
サイドモニターはあくまでも車の前進と左前側面を補助する装置です。画面
に映し出されている映像は実際の状況とは異なることがあります。サイドモ
ニターを過信して運転すると障害物に接触したり、 思わぬ事故につながるお
それがあります。
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2. 運転するときに
駐車支援システムについて
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次のような状況では危険ですので、 サイドモニターを使用しないでください。
 ●凍結した滑りやすい路面や雪道
 ●タイヤチェーン · 応急用タイヤを使用しているとき
 ●坂道などの平坦でない道路
žc ”
ディスプレイが冷えているとき、 映像が尾を引いたり、 画面が通常よりも暗
くなり、 車両周辺の状況を確認しにくくなる場合があります。必ず後方およ
び周囲の安全を直接確認しながら運転してください。
Э
カメラ部に強い衝撃を与えないでください。カメラの位置や取り付け角度が
ずれるおそれがあります。
Э
カメラ部は防水構造となっていますので、 分解 · 改造 · 取りはずしをしないで
ください。
žc ”
カメラのカバーは樹脂ですので、油膜取り剤 · 有機溶剤 · ワックス · ガラスコー
ト剤などを付着させないでください。付着したときは、 すぐにやわらかい布
等でふき取ってください。
Э
カメラのカバーを強くこすったり、 研磨剤や硬いブラシなどでみがいたりし
ないでください。カバーまたはレンズが傷つき、 映像に悪影響をおよぼすお
それがあります。
ŒÝ
●カメラのレンズに水滴や雪、 泥などがついているときは、 やわらかい布等でふき
取ってください。よごれがひどい場合は、 中性洗剤で洗い流してください。
●車両側面をぶつけたときは、 カメラ( 位置、 取り付け角度 )がずれているおそれ
があります。必ずマツダ販売店で確認を行なってください。
●寒いときにお湯をかけるなど、 カメラ部に急激な温度変化をあたえるとサイドモ
ニターが正常に作動しなくなるおそれがあります。
●バッテリーの電圧が低いときや、 アイドリングストップが再始動するときに画面
が見えにくくなることがありますが、 異常ではありません。
●ディスプレイに「映像信号を受信できません。」と表示されたときは、 カメラ等
の故障が考えられます。マツダ販売店で点検を受けてください。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
サイドモニター表示位置
センターディスプレイに表示します。
ŒÝ
モニターの明るさは自動で調整されます。
サイドモニターに切り替えるには
電源ポジションが ON のときに、 モニタースイッチを押すとサイドモニターに切り替わ
ります。
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●サイドモニターは、 次の状態になると解除されます。
•電源ポジションを ACC または OFF にしたとき
•連続表示が約 4 分 30 秒経過したとき
•車速が約 20k m/h 以上になったとき( サイドモニター表示から約 8秒経過
後)
●バックガイドモニターを表示しているとき、 モニタースイッチを押すと、 サイド
モニターが表示されます。
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2. 運転するときに
駐車支援システムについて
画面に映し出される範囲
左ドアミラー内に設置されたカメラから、 車両左前方側面を映し出します。
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žc ”ドアミラーを格納したまま使用しないでください。
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●サイドカメラとセンターディスプレイは保安基準適合部品です。サイドカメラと
センターディスプレイが故障したときは速やかにマツダ販売店にご相談くださ
い。
●自車の状況や路面状況により、 映し出される範囲は異なります。
●サイドモニターのカメラは特殊なレンズを使用しているため、 画面に映る映像の
距離間隔は実際の距離とは異なります。
●装備によってはカメラに写りこむ場合があります。カメラの視野に影響をおよぼ
すもの(視野を遮るもの、 光を発するもの、 光沢素材でできているものなど )は
取り付けないでください。
●次のような状況では、 画面が見づらくなることがありますが、 故障ではありませ
ん。
•夜間など暗いところ
•レンズ付近の温度が高い / 低いとき
•雨天時など、 カメラに水滴がついたときや湿度が高いとき
•カメラ付近に泥などの異物がついたとき
•太陽やヘッドランプなどの光がカメラのレンズに直接当たったとき
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
画面の見方
車両の左前方の映像を映し出して発車時、 駐 · 停車時に周囲の安全を確認するときの補助
としてご使用ください。
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¯ÔhØ車両平行線( 黄色 )
●ドアミラーを含んだ車幅の目安を示します。
車両前端線( 黄色 )
●車両の先端の目安を示します。
サイドモニターの使用
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サイドモニターを使って運転する方法は、 道路事情 · 路面状況 · 自車の状況に
よって違います。ハンドル操作のタイミング · 操作量は状況によって異なり
ますので、 周囲を確認しながら状況に合わせた操作を行なってください。
車両平行線
車両平行線が路肩の縁石などの障害物にかかっていないことを確認します。
路肩の縁石などの障害物と車両平行線が重ならないように車両を幅寄せします。このとき
車両平行線と目標物が平行になるようにハンドルを操作すると目標物と平行に駐車するこ
とができます。
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2. 運転するときに
駐車支援システムについて
ŒÝ
画面に映し出される映像と実際の状況は異なることがありますので、 必ずミラーや目
視で周囲の安全を確認しながら運転してください。
●画面に映し出されている路肩の縁石や駐車スペースの区画線などの目標物と車両
平行線が平行に見えていても、 実際には平行ではないことがあります。
実際の画面と路面の誤差
実際の路面と画面上の路面とでは誤差が生じます。距離感の誤差は事故につながるおそれ
がありますので、 次のような誤差の起こりやすい状況を確認しておいてください。
人や荷物の重みで車が傾いているとき
車両が傾いているときは、 カメラに映る障害物は車体前部からの距離が実際の位置と違っ
て見えます。
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車両前方に勾配の急な上り坂や下り坂があるとき
車両前方に勾配の急な上り坂( 下り坂 ) があるときは、 カメラに映る障害物は車体前部か
らの距離が実際よりも遠く( 近く )にあるように見えます。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
車両が坂にある場合でも同じように誤差が生じます。
車両前方に立体物があるとき
車両前端線は水平な路面を基準に表示されているため、 画面に映っている立体物との距離
は実際とは異なります。
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画質調整
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サイドモニターの画質調整は必ず車両停止中に行う。
運転中にサイドモニターの画質を調整しないでください。車両走行中に、 明
るさ、 コントラスト、 色の濃さ、 および色合いなどサイドモニターの画質調
整を行うと、 車両操作の妨げになり思わぬ事故につながるおそれがあります。
モニタースイッチを押したときに、 画質調整をすることができます。
調整項目には、 明るさ、 コントラスト、 色の濃さ、 色合い、 の 4 種類があります。調整
するときは車両の周囲を十分に確認してください。
1. 画面のを選択して、 タブを表示します。
2. 目的の項目のタブを選択します。
3. スライダを使用して明るさ、 コントラスト、 色の濃さ、 色合いを調整します。
リセットする場合は、 リセットボタンを押します。
4. 画面のを選択して、 タブを閉じます。
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2. 運転するときに
駐車支援システムについて
バックガイドモニター
バックガイドモニターは、 車両後方の映像上に映し出したガイド線で、 車の後退を補助す
るシステムです。
/
žc ”
必ず後方および周囲の安全を直接確認しながら運転する。
バックガイドモニターはあくまでも車の後退操作を行なうための補助装置で
す。画面に映し出されている映像は実際の状況とは異なることがあります。
バックガイドモニターを過信して後退すると障害物に接触したり、 思わぬ事
故につながるおそれがあります。
«™
Э
次のような状況では危険ですので、 バックガイドモニターを使用しないでく
ださい。
 ●凍結した滑りやすい路面や雪道
 ●タイヤチェーン・応急用タイヤを使用しているとき
 ●リアゲートが完全に閉まっていないとき
 ●坂道などの平坦でない道路
žc ”
ディスプレイが冷えているとき、 映像が尾を引いたり、 画面が通常よりも暗
くなり、 車両周辺の状況を確認しにくくなる場合があります。必ず後方およ
び周囲の安全を直接確認しながら運転してください。
Э
カメラ部に強い衝撃を与えないでください。カメラの位置や取り付け角度が
ずれるおそれがあります。
Э
カメラ部は防水構造となっていますので、 分解、 改造、 取りはずしをしない
でください。
žc ”
カメラのカバーは樹脂ですので、 油膜取り剤、 有機溶剤、 ワックス、 ガラスコー
ト剤などを付着させないでください。付着したときは、 すぐにやわらかい布
等でふき取ってください。
Э
カメラのカバーを強くこすったり、 研磨剤や硬いブラシなどでみがいたりし
ないでください。カバーまたはレンズが傷つき、 映像に悪影響をおよぼすお
それがあります。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
●カメラのレンズに水滴や雪、 泥などがついているときは、 やわらかい布等でふき
取ってください。よごれがひどい場合は、 中性洗剤で洗い流してください。
●車両後部を接触したときは、 カメラ( 位置、 取り付け角度 )がずれているおそれ
があります。必ずマツダ販売店で確認を行なってください。
●寒いときにお湯をかけるなど、 カメラ部に急激な温度変化をあたえるとバックガ
イドモニターが正常に作動しなくなるおそれがあります。
●バッテリーの電圧が低いときや、 アイドリングストップが再始動するときに画面
が見えにくくなることがありますが、 異常ではありません。
●ディスプレイに「映像信号を受信できません。」と表示されたときは、 カメラ等
の故障が考えられます。マツダ販売店で点検を受けてください。
バックガイドモニター表示位置
センターディスプレイに表示します。
ŒÝ
モニターの明るさは自動で調整されます。
バックガイドモニターに切り替えるには
電源ポジションが ON のとき、 セレクトレバーを R に入れるとバックガイドモニターに
切り替わります。
ŒÝ
バックガイドモニター作動前にサイドモニターを表示していた場合、 セレクトレバー
を R 以外の位置に入れると、 サイドモニター画面にもどります。
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2. 運転するときに
駐車支援システムについて
画面に映し出される範囲
車両後方の映像を映し出して駐・停車時に障害物や車間距離を確認するときの補助として
ご使用ください。
車両後部に設置されたカメラから、 ほぼ水平に映し出します。
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