MAZDA MODEL DEMIO 2014 デミオ|取扱説明書 (in Japanese)

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
減光解除機能
車幅灯が点灯しているとき、 ブラインドスポットモニタリング(BSM) 接近表示灯が点灯
すると、点灯したときの明るさが減光されます。
雪道や霧での走行時など、 周囲が明るく減光状態ではブラインドスポットモニタリング
(BSM)接近表示灯が見えにくい場合には、 減光解除ボタンを押すと減光が解除されブラ
インドスポットモニタリング(BSM)接近表示灯が点灯したときの明るさが明るくなりま
す。
→135ページ「パネルライトコントロールスイッチ
¬è”Å“7
÷
‹」
ブラインドスポットモニタリング (BSM) 警報チャイム
ブラインドスポットモニタリング(BSM)接近表示灯の点滅と同時に鳴ります。
ŒÝ
ブラインドスポットモニタリング(BSM)警報チャイムの音量を変更できます。
→478ページ「設定変更( カスタマイズ機能 )」
ブラインドスポットモニタリング (BSM) OFF 表示灯
●電源ポジションを ON にすると点灯し、 しばらく
すると消灯します。
●ブラインドスポットモニタリング( BSM)スイッ
チを押して、 ブラインドスポットモニタリング
(BSM)およびリアクロストラフィックアラート
(RCTA)を停止すると点灯します。
●次のようなときはシステムの異常が考えられま
す。マツダ販売店で点検を受けてください。
•電源ポジションを ON にしても点灯しないと

•ブラインドスポットモニタリング( BSM)ス
イッチを操作しても、 点灯し続けるとき
•走行中に点灯したとき
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ブラインドスポットモニタリング (BSM) スイッチ
スイッチを押すとブラインドスポットモニタリン
グ(BSM)およびリアクロストラフィックアラート
(RCTA)が停止され、 メーター内のブラインドスポッ
トモニタリング(BSM)OFF 表示灯が点灯します。
もう一度押すとブラインドスポットモニタリング
(BSM)およびリアクロストラフィックアラート
(RCTA)が作動可能な状態になり、 ブラインドスポッ
トモニタリング(BSM)OFF 表示灯が消灯します。
ŒÝ
電源ポジションを OFF にしたときは、 OFF にする前の状態が保持されます。たとえ
ば、 ブラインドスポットモニタリング(BSM)およびリアクロストラフィックアラー
ト(RCTA)が作動可能な状態で電源ポジションを OFF にすると、 次に電源ポジショ
ンを ON にしたときはブラインドスポットモニタリング(BSM)  およびリアクロスト
ラフィックアラート(RCTA)は作動可能な状態のままです。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
リアクロストラフィックアラート (RCTA) とは
¬è”Å“7
÷
‹
リアクロストラフィックアラート( RCTA)は 、 自車の後方に接近する車両の存在を知ら
せることにより、 車両後退時の後方確認を支援するシステムです。
リアクロストラフィックアラート(RCTA)は 、 駐車場などから後退するときに自車の左
右に接近した車両を検知して、 ブラインドスポットモニタリング(BSM) 接近表示灯の点
滅、 および警報チャイムにより運転者に危険を知らせます。
U Œ¤æž
× 
リアクロストラフィックアラート (RCTA) 作動
1. チェンジレバー( マニュアル車 ) またはセレクトレバー ( オートマチック車 ) を R の
位置にすると、 リアクロストラフィックアラート(RCTA)が作動します。
2. 車両が接近し、 自車と衝突の可能性がある場合、 ブラインドスポットモニタリング
(BSM)接近表示灯が点滅、 同時に警報チャイムが鳴ります。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
/
žc ”
実際の車両後退時には、 必ず目視にて周辺状況を確認する。
本システムは車両後退時の後方確認を支援するシステムです。本システムの
作動には各種の制約があるため、 自車後方に車両が存在する場合でもブライ
ンドスポットモニタリング ( BSM) 接近表示灯が点滅しなかったり 、 点滅が
遅れる場合があります。必ず、運転者の責任において後方を確認してください。
ŒÝ
●次の場合、 システムはブラインドスポットモニタリング(BSM)OFF 表示灯を点
灯させ、 システムの作動を停止します。ブラインドスポットモニタリング(BSM)
OFF 表示灯が点灯し続ける場合は速やかにマツダ販売店で点検を受けてくださ
い。
•ブラインドスポットモニタリング(BSM) 接近表示灯を含むシステムに何らか
の異常が認められるとき
•レーダーセンサー( リア )の車両への搭載位置に大きなズレが生じたとき
•レーダーセンサー(リア ) 付近のリヤバンパー上に雪や氷などが多量についた
とき
•雪道を長時間走行したとき
•夏場に上り坂を長時間走行するなどレーダー付近の温度が非常に高くなったと

•バッテリーの電圧が下がっているとき
●次の場合、 レーダーセンサー( リア )が検知しない 、 もしくは検知しにくいこと
があります。
•後退時の車速が約 10km/h 以上のとき
•隣接した壁や駐車車両によりレーダーセンサー(リア ) の検知エリアが妨げら
れているとき(レーダーセンサー ( リア ) の検知エリアが妨げられない位置ま
で、 自車を後退させてください。)
× 
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ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
•自車の真後ろから車両が接近してきたとき
× 
•車両が斜めに駐車されているとき
× 
•ブラインドスポットモニタリング(BSM) スイッチを押してシステムを作動可
能な状態にした直後
●次のような場合は、 ドアミラーに取り付けられているブラインドスポットモニタ
リング(BSM)接近表示灯の点灯 / 点滅が見えにくいことがあります。
•ドアミラーに氷や雪が付着しているとき
•フロント窓ガラスに曇りや雪、 汚れ、 霜が付着しているとき
●トレーラーなどをけん引したり、 車両後部に自転車のキャリアなどを装着した場
合は、 リアクロストラフィックアラート(RCTA)を解除してください。レーダー
の電波がさえぎられるためシステムが正常に作動しない可能性があります。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
スマートシティブレーキサポート (SCBS) とは
¬è”Å“7
÷
‹
スマートシティブレーキサポート(SCBS)は車速が約 4 km/h ~約 30 km/h で走行中
に前方車をレーザーセンサーが検知し、前方車との衝突を回避できないと判断したときに、
ブレーキ制御(SCBSブレーキ ) を行なう装置で、 衝突時の被害を軽減します。また自車
と前方車との相対速度が約 20km/h より低いときは、衝突を回避できる場合があります。
なお、約 4km/h ~約 30km/h でシステム作動範囲に入っているときに、運転者がブレー
キペタルを踏んだときは、 ブレーキが素早く確実にかかるよう補助します。( ブレーキア
シスト(SCBSブレーキアシスト ))
蔲”·ï±”
DEMIO_Dク_初版.indb 2122015/03/03 13:41:06

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
/
žc ”
システムを過信しない
 ●スマートシティブレーキサポート (SCBS)  は、 あくまでも衝突時の被害
を軽減するシステムです。システムを過信してアクセルやブレーキなど
の操作を怠ると思わぬ事故につながるおそれがあります。
 ●スマートシティブレーキサポート (SCBS) は、 前方車  (4 輪車両 )  に対
して作動するシステムです。2 輪車や歩行者に対しては作動保障しませ
ん。
 ●スマートシティブレーキサポート (SCBS) のレーザーセンサーはルーム
ミラー付近に設置され、 AT 誤発進抑制制御と共用しています。スマート
シティブレーキサポート (SCBS) の正しい作動のため、 次のことをお守
りください。
• レーザーセンサー付近のフロントガラス表面にステッカー ( 透明なも
のを含む ) などを貼り付けないでください。レーザーセンサーが前方
車や障害物を正しく検知できず思わぬ事故につながるおそれがありま
す。
• フロントガラスにガラスコーティング剤などを使用しないでください。
レーザーセンサーが前方車や障害物を正しく検知できず思わぬ事故に
つながるおそれがあります。
• レーザーセンサーの分解などを行なわないでください。
• 飛び石などでフロントガラスのレーザーセンサー周辺に傷などが認め
られるときは、 ただちにスマートシティブレーキサポート ( SCBS) 
の使用を停止し、 必ずマツダ販売店で点検を受けてください。レーザー
センサーの周辺にひび割れや引っかき傷などがあるまま運転を続ける
と意に反して作動し、 思わぬ事故につながるおそれがあります。
作動を停止させるときは次のページを参照してください。
→478
ページ「設定変更 ( カスタマイズ機能 )」
• フロントガラスやフロントワイパーを交換する際は、 マツダ販売店に
相談してください。
Э
サスペンションを改造しない
車高や車の傾きが変わると前方車や障害物を正しく検知できないため、 スマー
トシティブレーキサポート ( SCBS) が正常に作動しなくなったり 、 誤って
作動し、 重大な事故につながるおそれがあります。
DEMIO_Dク_初版.indb 2132015/03/03 13:41:06

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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
«™
žc ”
草の生い茂った場所や、 オフロードなど悪路を走行する際はスマートシティ
ブレーキサポート (SCBS) を停止してください。
žc ”
4 輪ともすべて指定されたサイズで、 同一メーカー ・ 同一銘柄 ・ 同一トレッ
ドパターンのタイヤを使用してください。また、 磨耗差の著しいタイヤを混
ぜて使用しないでください。タイヤを混ぜて使用すると、 スマートシティブ
レーキサポート (SCBS) が正常に作動しなくなるおそれがあります。
žc ”
レーザーセンサーは、 ガラスの汚れを検知してお知らせする機能を備えてい
ますが、 ビニール袋や氷、 雪などが付着した場合など、 状況によっては検知
できない場合があります。このようなときは前方車を正しく判断できず、 正
しい制御ができないおそれがあります。常に前方を注意して運転してくださ
い。
žc ”
シャシーローラーを使用するときは、 シャシーローラー上を走行中に誤って
作動しないようにシステムを停止してください。
→478
ページ「設定変更 ( カスタマイズ機能 )」
ŒÝ
●スマートシティブレーキサポート( SCBS)は 、 運転者が意図的に運転操作( ア
クセル操作、 ハンドル操作 )を行なったときは作動しません。
●スマートシティブレーキサポート(SCBS)は次の条件のとき作動します。
•エンジンがかかっているとき
•スマートシティブレーキサポート(SCBS)警告灯( 橙 )が点灯していないと

•車速が約 4km/h ~約 30km/h のとき
•スマートシティブレーキサポート(SCBS)を停止していないとき
•DSC が故障状態でないとき
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
●スマートシティブレーキサポート( SCBS)は近赤外線レーザー光を照射し 、 前
方車のリフレクター(反射板 )からの反射を測定して前方車を検知しています 。
そのため、 次のようなときは、 スマートシティブレーキサポート(SCBS)が作
動しない場合があります。
•車両形状等により反射作用が低い車両
•前方車が著しく汚れているとき
•雨 ・ 霧 ・ 雪など天候が悪いとき
•ウインドーウォッシャー使用中や降雨時にワイパーを使用していないとき
•フロントガラスが汚れているとき
•ハンドルを大きく切った状態や、 アクセルを踏み込んだ状態で、 前方車に接近
しているとき
•荷台の低いトラック、 極端に車高の低い車両や車高の高い車両
•キャリアカーなど、 特殊な形状をした車両
●次のような状態のときはスマートシティブレーキサポート(SCBS)が正常に作
動しない場合があります。
•荷室やリヤシートへ重い荷物をのせたとき
•前方車と部分的な接触の可能性があるとき
•カーブが連続する道路やカーブの出入口を走行しているとき
•ルーフレールなどを装着してレーザーセンサーをおおうような長尺物をのせた
とき
•前方車の排気ガス、 砂や雪、 マンホールやグレーチングなどからの水蒸気など
による煙、 水しぶきが巻きあがっているとき
•偏摩耗の著しいタイヤを装着して走行しているとき
●次のようなときはレーザーセンサーが前方車と判断し、 スマートシティブレーキ
サポート(SCBS)が作動する場合があります。
•カーブ入口に路側物があるとき
•カーブで対向車両とすれ違うとき
•路面上に金属物、 段差または突起物があるとき
•ETC ゲートを通過するとき
•ビニールカーテン、 旗などを潜って通行するとき
•パイロンなどのプラスチック類
•2 輪車、 歩行者、 動物や立ち木
 ●( マニュアル車 )
SCBS ブレーキの作動により車両が停止した場合、 クラッチペダルを踏み込まな
いとエンジンが停止します。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
スマートシティブレーキサポート (SCBS) 表示灯 ( 赤 )
スマートシティブレーキサポート(SCBS)作動中に
表示灯( 赤 )が点滅します。
自動ブレーキ作動表示 ( アクティブ ドライビング ディスプレイ装備車 )
SCBS ブレーキ作動中やブレーキアシスト( SCBS
ブレーキアシスト )作動中に、アクティブドライビン
グディスプレイに「SCBS 自動ブレーキ作動」と表
示されます。
ŒÝ
●SCBS ブレーキ作動中やブレーキアシスト( SCBSブレーキアシスト )作動中
は、 衝突警報音が断続的に鳴ります。
→458ページ「チャイムが鳴ったときは」
●SCBS ブレーキの作動により車両が停止した場合、ブレーキペダルを踏まないと、
約 2 秒後にチャイムが鳴り、 SCBS ブレーキが自動的に解除されます。
スマートシティブレーキサポート (SCBS) を停止させるには
スマートシティブレーキサポート(SCBS)を作動しないようにできます。
スマートシティブレーキサポート( SCBS)を作動し
ないようにすると、 スマートシティブレーキサポート
(SCBS)OFF 表示灯が点灯します。
ŒÝ
スマートシティブレーキサポート(SCBS)を 停止した状態でエンジンを停止した場
合、 次にエンジンを始動するとスマートシティブレーキサポート( SCBS)は作動可
能な状態にもどります。
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