MAZDA MODEL DEMIO 2017 デミオ|取扱説明書 (in Japanese)

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
車線逸脱警報
車線から逸脱する可能性があるとシステムが判断すると、 車線逸脱警報システム(LDWS)
警報チャイムが鳴り
、 車線逸脱警報システム
(
LDWS)
警告灯が点滅します
。適切にハン
ドルを操作し、 車線の中央を走行するようにしてください。
アクティブ ・ ドライビング ・ ディスプレイ装備車
車線から逸脱する可能性があるとシステムが判断した方向を、アクティブ ・ ドライビング ・
ディスプレイに表示します。
ŒÝ
●外部の騒音など状況によっては、 車線逸脱警報システム( LDWS)警報チャイム
が聞こえない場合があります。
●車線逸脱警報システム(LDWS)警報チャイムの音量を変更できます。
→ 585ページ「設定変更  ( カスタマイズ機能 )  」
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ブラインド ・ スポット ・ モニタリング (BSM) とは
¬è”Å“7
÷
‹
ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)は、 自車の後方から接近する車両の存在を
知らせることにより、 車線変更時の後方確認を支援するシステムです。
ブラインド ・ スポット ・ モニタリング

(BSM)

は、
車速が約 15 
km/h
以上で前進してい
るときに後方からの接近車両を検知して、 その接近状態に応じてドアミラーに設置したブ
ラインド ・ スポット ・ モニタリング

(BSM)

接近表示灯を点灯させます。ブラインド
・ ス
ポット ・ モニタリング

(BSM)

接近表示灯が点灯した状態で、
その点灯した側に方向指示
器のレバーを操作すると、 ブラインド ・ スポット ・ モニタリング

(BSM)

接近表示灯が点


、 アクティブ ・ ドライビング ・ ディスプレイの警告表示、 および警報チャイムにより運
転者に危険を知らせます。
当システムの検知エリアは、 自車の左右に隣接する車線で、 自車のフロントドア後端付近
から自車の後方約 50
 m までです。
U Œ¤æž
/
žc ”
実際の車線変更時には、 必ず目視にて周辺状況を確認する。
本システムは車線変更時の後方確認を支援するシステムです。本システムの
作動には各種の制約があるため、 隣接車線に車両が存在する場合でもブライ
ンド ・ スポット ・ モニタリング
 (

BSM)
 接近
表示灯が点滅しなかったり、 点
滅が遅れる場合があります。必ず、 運転者の責任において後方を確認してく
ださい。
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2 11
運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
●ブラインド ・ スポット ・ モニタリング( BSM)は次の条件をすべて満たしている
ときに作動します。


電源ポジションが
ON  のとき


メーター内のブラインド
・ スポット ・ モニタリング
(
BSM)
O
FF 表示灯が消
灯しているとき


車速が約
15  km/h 以上のとき
●ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)は次のときには作動しません。
• 
ブラインド
・ スポット ・ モニタリング
(
BSM)
O
FF 表示灯が消灯している場
合でも、 車速が約 10
 km/h を下回ったとき



ェンジレバー
(
マニュアル車 )
ま
たはセレクトレバー
(
オートマチック車 )



R に入れて後退中のとき
●次の場合、 システムはブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM) OFF 表示灯
を点灯させ、 システムの作動を停止します。ブラインド ・ スポット ・ モニタリン

(

BSM)
O
FF 表示灯
が
点灯し続ける場合は速やかにマツダ販売店で点検を受
けてください。


ブラインド
・ スポット ・ モニタリング 
(BSM)

接近表示灯を含むシステムに何
らかの異常が認められるとき



レーダーセンサー
 ( リア )  の車両への搭載位置に大きなズレが生じたとき


レーダーセンサー

(
リア ) 
付近のリヤバンパー上に雪や氷などが多量についた
とき

 ( 氷、 雪や泥が付着しているときは、 これらを取り除いてください。)


雪道を長時間走行したとき



夏場に上り坂を長時間走行するなどレーダーセンサー

(
リア ) 
付近の温度が非
常に高くなったとき



バッテリーの電圧が下がっているとき
●次のような対象物は、 レーダーセンサー( リア )が検知しない 、 もしくは検知し
にくいことがあります。


隣車線後方の検知エリアにいても
、 自車に接近してこない車両
(
接近車両は
レーダーの検出データをもとにシステムが判断しています。)


自車とほとんど速度差なく長い時間並走している車両



対向車



自車が追い越そうとしている隣接車線の車両



道路幅が極端に広い場合の隣接車線の車両

(
レーダーセンサー 
(
リア ) 
の検知
エリアは、

高速道路の道路幅に対して設定してあります。)
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
●次のような場合は、 ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)接近表示灯の
点滅 、 警告表示、 および警報チャイムの警告が遅れるか、 点滅 / 警告ができない
ことがあります。


車両が
2 つ離れた車線から隣接車線に車線変更してきたとき


急勾配を走行しているとき



峠を越えるとき



回転半径が小さいとき
 ( 急カーブや交差点を曲がるときなど )


自車線と隣接車線の高さに差があるとき



ブラインド
・ スポット ・ モニタリング  (BSM)  を作動可能な状態にした直後
●道路幅が極端に狭い場合は、 2 車線横の車両を検知する場合があります。( レー
ダーセンサー
(
リア )
の
検知エリアは、 高速道路の道路幅に対して設定してあり
ます。)
●道路上および道路端の停止物( ガードレール、 トンネル、 側壁、 駐車車両など )
に対してブラインド

・ スポット ・ モニタリング
(
BSM)
接近表示灯が点灯し
、 警
告表示を表示する場合があります。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
●次のような場合は、 ドアミラーに取り付けられているブラインド ・ スポット ・ モ
ニタリング  (BSM)  接近表示灯の点灯 / 点滅が見えにくいことがあります。


ドアミラーに氷や雪が付着しているとき



フロント窓ガラスに曇、
雪、 汚れ、 霜が付着しているとき
●チェンジレバー(マニュアル車 )またはセレクトレバー( オートマチック車 )を
R の位置にすると、 リア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート  (RCTA)  に切り替わ
ります。
→ 220ページ「リア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート
 (RCTA) 

とは
¬è”Å“7
÷
‹」
ブラインド ・ スポット ・ モニタリング (BSM) 接近表示灯 / ブラインド ・
スポット ・ モニタリング   (BSM)   表示 / ブラインド ・ スポット ・ モニタ
リング
  (BSM)   警報チャイム
ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)またはリア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラー

(
RCTA)
作動中は
、 ブラインド ・ スポット ・ モニタリング
(
BSM)
接近表示灯や警報
チャイムで、

隣接車線や自車後方に車両が存在することを知らせます。
ブラインド ・ スポット ・ モニタリング (BSM) 接近表示灯
ドアミラーに取り付けられています。後方からの接近車両を検知すると点灯します。
電源ポジションを ON  にすると点灯し、 しばらくすると消灯します。
前進時 ( ブラインド ・ スポット ・ モニタリング (BSM) 作動 )
後方からの接近車両を検知して、 その接近状態に応じてドアミラーに設置したブライン
ド ・ スポット ・ モニタリング  (BSM)  接近表示灯が点灯します。また、ブラインド ・ スポッ
ト ・ モニタリング

(BSM)

接近表示灯が点灯した状態で、
その点灯した側に方向指示器の
レバーを操作すると、 ブラインド ・ スポット ・ モニタリング
(

BSM)
接近表示灯が点滅
します。
DEMIO_Dコ_初版.indb 2132016/08/30 9:25:42

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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
後退時 ( リア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート (RCTA) 作動 )
自車後方の左右に接近する車両を検知して、ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)
接近表示灯が点滅します。
減光解除機能
車幅灯が点灯しているとき、 ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)接近表示灯が
点灯すると、点灯したときの明るさが減光されます。

道や霧での走行時など、 周囲が明るく減光状態ではブラインド ・ スポット ・ モニタリン


(BSM)

接近表示灯が見えにくい場合には、
減光解除ボタンを押すと減光が解除されブ
ラインド ・ スポット ・ モニタリング

(BSM)

接近表示灯が点灯したときの明るさが明るく
なります。


138ページ「パネルライトコントロールスイッチ」
ディスプレイ表示 ( アクティブ ・ ドライビング ・ ディスプレイ装備車 )
前進時、 後方からの接近車両を検知して、 その接近状態に応じてアクティブ ・ ドライビン
グディスプレイに警告表示を表示します。
ブラインド ・ スポット ・ モニタリング (BSM) 警報チャイム
ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)接近表示灯の点滅と同時に鳴ります。
ŒÝ
ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)警報チャイムの音量を変更できます。
→ 585ページ「設定変更  ( カスタマイズ機能 )  」
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ブラインド ・ スポット ・ モニタリング (BSM) を停止させるには
ブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)を作動しないようにできます。
→ 585ページ「設定変更  ( カスタマイズ機能 )」
ブラインド ・ スポット ・ モニタリング
(

BSM)
を作動しないようにすると
、 ブラインド ・
スポット ・ モニタリング
 (BSM)  OFF 表示灯が点灯します。
ŒÝ
電源ポジションを OFF にしたときは、 OFF にする前の状態が保持されます。たとえ
ば、 ブラインド ・ スポット ・ モニタリング 
(BSM)

およびリア
・ クロス ・ トラフィッ
ク ・ アラート

(RCTA)

が作動可能な状態で電源ポジションを
OFF にすると、 次に電
源ポジションを ON にしたときはブラインド ・ スポット ・ モニタリング
 (BSM) 
およ
びリア

・ クロス ・ トラフィック ・ アラート  (RCTA)  は作動可能な状態のままです。
車間認知支援システム (DRSS) とは¬è”Å“7
÷
‹
車間認知支援システム(DRSS)は、車速が約 30km/h 以上のとき、レーダーセンサー( フ
ロント ) 
が前方車との車間距離を計測し、
車速に応じた適正な車間距離よりも前方車に近
づきすぎた場合に、 アクティブ ・ ドライビング ・ ディスプレイにお知らせを表示して、 適
正な車間距離を保って運転ができるようアドバイスします。
/
Э
車間認知支援システム (DRSS) を過信しない
車間認知支援システム ( DRSS) は前方車との安全な車間距離の目安をお知
らせし、 安全運転のアドバイスを行うシステムです。前方車の種類、天候状況、
道路状況等によっては前方車の検知に限界がありますので、 アクセルやブレー
キの適切な操作を怠ると思わぬ事故につながるおそれがあります。周囲の安
全を確認してブレーキペダルやアクセルペダルを踏むなど、 前方車や後続車
との車間距離を十分に確保してください。
DEMIO_Dコ_初版.indb 2152016/08/30 9:25:42

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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
●次の条件をすべて満たしているときに車間認知支援システム(DRSS)は 作動し
ます。


電源ポジションが
ON のとき


車間認知支援システム
 (DRSS)  が ON のとき


セレクトレバーが
R レンジ以外のとき


車速が約
30  km/h 以上のとき
●システムの作動対象は 4 輪車両です。
●バイクや自転車等にも車間認知支援システム( DRSS)が 作動するときがありま
す。
●次の条件のときは、 車間認知支援システム( DRSS)が正常に作動しないときが
あります。


DSC
が故障しているとき


前方車が極低速のとき
●次の対象物には作動しません。
•
対向車



静止物
 ( 停車車両、 障害物 )
●車間認知支援システム(DRSS)を作動しないようにできます。
→ 585ページ 「設定変更  ( カスタマイズ機能 )」
ディスプレイ表示
車間認知支援システム(DRSS)の作動状態をアクティブ ・ ドライビング ・ ディスプレイ
に表示します。
システム故障時は、スマート ・ ブレーキ ・ サポート / スマート ・ シティ ・ ブレーキ ・ サポー

(

SBS/SCBS)
警
告灯
(
橙 )
が
点灯します。センターディスプレイで点灯理由を確認
してください。
→ 553ページ 「警告灯が点灯、 点滅したときは」
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217
運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
電源ポジションを OFF にしたときは、 OFF にする前の状態が保持されます。たとえ
ば、 車間認知支援システム
(
DRSS)
が作動可能な状態で電源ポジションを
OFF に
すると、 次に電源ポジションを ON にしたときは車間認知支援システム
(

DRSS)
は
作動可能な状態になります。

²M 
¯Ô
車間表示の目安*1
ディスプレイ表示 車間距離の目安
( 約 40  km/h 走行時 )車間距離の目安
( 約 80  km/h 走行時 )
( 前方車表示が点灯 )約 25  m ~ 10  m 約 50  m ~ 20  m
( 前方車表示の手前側が橙
色で点灯 ) 約 10
 m 以下
約 20  m 以下
*1 
車間距離は車速によって異なります。
ŒÝ
アクティブ ・ ドライビング ・ ディスプレイ表示の前方車表示が点灯する車間距離を変
更できます。
→ 585ページ 「設定変更  ( カスタマイズ機能 )」
DEMIO_Dコ_初版.indb 2172016/08/30 9:25:42

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218
2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ドライバー・アテンション・アラート (DAA) とは
¬è”Å“7
÷
‹
ドライバー ・ アテンション ・ アラート(DAA)は、 運転者の疲労や注意力の低下を検知し、
運転者に休憩を促すシステムです。
ドライバー
・ アテンション ・ アラート 
(DAA)

は、
車線内を車速が約 
65

km/h
以上で走
行しているとき、 フォワードセンシングカメラ
(

FSC)
や各種車両情報から運転者の疲労
増加や注意力低下を推定して、

アクティブ ・ ドライビング ・ ディスプレイの表示、警報チャ
イムにより運転者へ休憩を促します。
ドライバー ・ アテンション ・ アラート
(

DAA)
は高速道路や自動車専用道路などで使用し
てください。


257ページ「フォワードセンシングカメラ  (FSC)  について
¬è”Å“7
÷
‹」
/
žc ”
ドライバー ・ アテンション ・ アラート (DAA)  を過信せず安全運
転に心がける。
ドライバー ・ アテンション ・ アラート ( DAA) は 、 運転者の疲労や注意力の
低下を検知し、 運転者へ休憩を促すシステムです。ふらつきを防止するもの
ではないため、 過信しすぎると、 思わぬ事故につながるおそれがあります。
運転に集中し、 適切にハンドルを操作してください。
また、 道路状況や走行状況等によっては、 運転者の疲労や注意力の低下を適
切に検知出来ない場合があります。運転者は十分に休憩を取り、 安全運転に
心がけてください。
DEMIO_Dコ_初版.indb 2182016/08/30 9:25:42

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