MAZDA MODEL DEMIO 2017 デミオ|取扱説明書 (in Japanese)

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219
運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
●ドライバー ・ アテンション ・ アラート( DAA)は 、 次の条件をすべて満たしてい
るときに作動します。


車速が約
 65  km/h 以上のとき


車線の白線
 ( 黄線 )  を検知しているとき


運転者の走行データ学習が完了したとき
●ドライバー ・ アテンション ・ アラート(DAA)は、 次のときには作動しません。
• 
車速が約
 65  km/h  を下回ったとき


車線の白線
 ( 黄線 )  を検知できないとき


急カーブを走行しているとき



車線変更したとき
●ドライバー ・ アテンション ・ アラート( DAA)は 、 次のときには正常に作動しな
い場合があります。


車線の白線
 ( 黄線 )  がかすれや汚れなどにより見えにくいとき


強風や悪路走行で車両が揺れ続けたとき



スポーティーな走行をしているとき



頻繁に車線変更を行っているとき
●ドライバー ・ アテンション ・ アラート( DAA)は 、 車速が約 65k m/h 以上で約
20 分間走行したときの走行データをもとに、 運転者の疲労や注意力の低下を検
知しています。次のときは学習した走行データがリセットされます。


15
分以上停車したとき


車速が約
65  km/h  未満で約 30 分間走行したとき


電源ポジションを
OFF にしたとき
●ドライバー ・ アテンション ・ アラート( DAA)は 、 一度休憩を促すと、 45 分間
は次回休憩をお知らせしません。
ドライバー・アテンション・アラート (DAA) 表示
運転者の疲労や注意力の低下を検知すると、 警報チャ
イムが鳴り、 アクティブ ・ ドライビング ・ ディスプレ
イに表示されます。
ドライバー・アテンション・アラート (DAA) を停止させるには
ドライバー ・ アテンション ・ アラート(DAA)を作動しないようにできます。
→ 585ページ「設定変更  ( カスタマイズ機能 )」
DEMIO_Dコ_初版.indb 2192016/08/30 9:25:43

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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
リア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート (RCTA) とは
¬è”Å“7
÷
‹
リア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート(RCTA)は 、 自車の後方に接近する車両の存在
を知らせることにより、 車両後退時の後方確認を支援するシステムです。
リア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート
(

RCTA)
は
、 駐車場などから後退するときに自
車の左右に接近した車両を検知して、 ブラインド ・ スポット ・ モニタリング

(BSM)

接近
表示灯の点滅、

および警報チャイムにより運転者に危険を知らせます。
U Œ¤æž
× 
リア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート (RCTA) 作動
1. チェンジレバー( マニュアル車 ) またはセレクトレバー ( オートマチック車 ) を R の
位置にすると、 リア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート  (RCTA)  が作動します。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
2.
車両が接近し、 自車と衝突の可能性がある場合、 ブラインド ・ スポット ・ モニタリン

 (BSM)  接近表示灯が点滅し、 同時に警報チャイムが鳴ります。
/
žc ”
実際の車両後退時には、 必ず目視にて周辺状況を確認する。
本システムは車両後退時の後方確認を支援するシステムです。本システムの
作動には各種の制約があるため、 自車後方に車両が存在する場合でもブライ
ンド ・ スポット ・ モニタリング
 (

BSM)
 接近
表示灯が点滅しなかったり、 点
滅が遅れる場合があります。必ず、 運転者の責任において後方を確認してく
ださい。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
●次の場合、 システムはブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM)OFF 表示灯
を点灯させ、 システムの作動を停止します。ブラインド ・ スポット ・ モニタリン

(

BSM)
O
FF 表示灯
が
点灯し続ける場合は速やかにマツダ販売店で点検を受
けてください。


ブラインド
・ スポット ・ モニタリング 
(BSM)

接近表示灯を含むシステムに何
らかの異常が認められるとき



レーダーセンサー
 ( リア )  の車両への搭載位置に大きなズレが生じたとき


レーダーセンサー

(
リア ) 
付近のリヤバンパー上に雪や氷などが多量についた
とき



雪道を長時間走行したとき



夏場に上り坂を長時間走行するなどレーダー付近の温度が非常に高くなったと




バッテリーの電圧が下がっているとき
●次の場合、 レーダーセンサー( リア )が検知しない 、 もしくは検知しにくいこと
があります。


後退時の車速が約
10  km/h 以上のとき


隣接した壁や駐車車両によりレーダーセンサー

(
リア ) 
の検知エリアが妨げら
れているとき


(
レーダーセンサー 
(
リア ) 
の検知エリアが妨げられない位置ま
で、

自車を後退させてください。)
× 
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
•自車の真後ろから車両が接近してきたとき
× 
•車両が斜めに駐車されているとき
× 
•ブラインド ・ スポット ・ モニタリング  (BSM)  を作動可能な状態にした直後
●次のような場合は、 ドアミラーに取り付けられているブラインド ・ スポット ・ モ
ニタリング
 (BSM)  接近表示灯の点灯 / 点滅が見えにくいことがあります。


ドアミラーに氷や雪が付着しているとき



フロント窓ガラスに曇りや雪、
汚れ、 霜が付着しているとき
●トレーラーなどをけん引したり、 車両後部に自転車のキャリアなどを装着した場
合は、リア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート  (RCTA)  を解除してください。レー
ダーの電波がさえぎられるためシステムが正常に作動しない可能性があります。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
マツダ ・ レーダー ・ クルーズ ・ コントロール (MRCC) とは
¬è”Å“7
÷
‹
マツダ ・ レーダー ・ クルーズ ・ コントロール(MRCC)は、 レーダーセンサー( フロント )
が前方車を検知することで
、 運転者がアクセルペダルやブレーキペダルを踏まなくても、
約 30
k

m/h ~ 100
k
m/h の設定した速度での定速走行や、 前方車との車間距離を車速
に応じて一定に保つ追従走行ができるシステムです。
また、 追従走行時に前方車が急ブレーキをかけたときなど、 前方車に接近したときは、 警
報音と同時にディスプレイに警告を表示し、車間距離を十分確保するようお知らせします。
マツダ ・ レーダー ・ クルーズ ・ コントロール
(

MRCC)
は高速道路
、 加速 / 減速の繰返し
が少ない自動車専用道路などで使用してください。
/
Э
マツダ ・ レーダー ・ クルーズ ・ コントロール ( MRCC) を過信し
ない
マツダ ・ レーダー ・ クルーズ ・ コントロール ( MRCC) は運転者の負担を軽
減するために 、 走行速度を一定に保つ、 あるいは、 前方車を検知して前方車
との車間距離を車速に応じて一定に保つシステムですが、 前方車の種類や状
態、 天候状況、 道路状況等によっては前方車の検知に限界があります。また、
前方車が急ブレーキをかけたときや他車が割り込んだときなどは十分な減速
ができず、 前方車に接近するなどして思わぬ事故につながるおそれがありま
す。周囲の安全を確認してブレーキペダルやアクセルペダルを踏むなど、 前
方車や後続車との車間距離を十分に確保してください。
Э
思わぬ事故につながるおそれがあるため、 次のような場所では使
用しない
 ●急なカーブ、 交通量が多く車間距離が十分に取れない道路や頻繁に加減
速を繰り返すような道路   ( 道路状況に合わせた走行はできません。)
 ●高速道路などでインターチェンジ · サービスエリア · パーキングエリアへ
進入するなど本線から出るとき
 (
本線上で追従走行していたときは、 自
車が本線から出ることにより前方車がいなくなり、 設定された速度まで
加速する場合があります。)
 ●凍結路や積雪路などの滑りやすい路面 ( タイヤが空転して、 車のコント
ロールを失うおそれがあります。)
 ●長い下り坂 ( 車間距離を保つため自動的にブレーキを踏み続け、 ブレー
キが効かなくなる恐れがあります。)
DEMIO_Dコ_初版.indb 2242016/08/30 9:25:43

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
/
žc ”
マツダ ・ レーダー ・ クルーズ ・ コントロール ( MRCC) を使用し
ないときは、安全のためマツダ ・ レーダー ・ クルーズ ・ コントロー

  (MRCC)   を OFF にする
«™
žc ”
けん引されるとき、 または、 他の車をけん引するときは誤って作動しないよ
うにシステムを OFF にしてください。
žc ”
シャシーローラーを使用するときは、 シャシーローラー上を走行中に誤って
作動させないよう、 システムを OFF にしてください。
ŒÝ
●マツダ ・ レーダー ・ クルーズ ・ コントロール(MRCC)は次のすべての条件を満
たしているときに作動できます。


車速が約
30  km/h ~ 100  km/h のとき


マツダ
・ レーダー ・ クルーズ ・ コントロール  (MRCC)  が ON のとき


ブレーキペダルを踏んでいないとき



パーキングブレーキがかかっていないとき



スマート
・ ブレーキ ・ サポート  (SBS)  警告灯  ( 橙 )  が点灯していないとき


DSC
が正常に作動できる状態のとき


すべてのドアが閉まっているとき



運転席シートベルトを着用しているとき



(
マニュアル車 )


チェンジレバーが
R、 N 以外のとき


クラッチペダルを踏んでいないとき



(
オートマチック車 )
セレクトレバーが D または M
 ( マニュアルモード )  のとき
●次のときは、 前方車と接近したときでも、 警報が作動しない場合があります。
•
前方車と同程度の速度で走行しているとき



マツダ
・ レーダー ・ クルーズ ・ コントロール  (MRCC)  をセットした直後


アクセルペダルを踏んでいるとき、
またはアクセルペダルを離した直後


他車が割り込んだとき
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
●次の対象物については、 対象物として検知しません。
•
対向車両



歩行者



静止物
 ( 停車車両、 障害物等 )


前方車が極低速のときは、
前方車を正しく検知できないときがあります。
●追従走行をするときはバイク、 自転車等の 2 輪車を前方車として設定しないでく
ださい。
●接近警報が頻繁に作動するような状況では、 マツダ ・ レーダー ・ クルーズ ・ コン
トロール (MRCC)  を使用しないでください。
●追従走行時は前方車の速度にあわせて加速や減速を行いますが、 車線変更などで
加速が必要なときや、 前方車の急ブレーキなどで急接近したときは、 状況に応じ
てアクセルペダルで加速、 ブレーキペダルで減速を行ってください。
●マツダ ・ レーダー ・ クルーズ ・ コントロール(MRCC)を使用して走行している
ときは、 セレクトレバー  ( オートマチック車 )、 チェンジレバー  ( マニュアル車 ) 
を操作してもマツダ

・ レーダー ・ クルーズ ・ コントロール  (MRCC)  が解除され
ないため、 意図したエンジンブレーキがかかりません。減速が必要なときは、 設
定速度を下げるか、 ブレーキペダルを踏んでください。
●マツダ ・ レーダー ・ クルーズ ・ コントロール(MRCC)自動ブレーキ作動中は、
ブレーキランプが点灯しますが、 下り坂を設定車速、 または前方車に追従して一
定車速で走行中はブレーキランプが点灯しないときがあります。
DEMIO_Dコ_初版.indb 2262016/08/30 9:25:43

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
マツダ ・ レーダー ・ クルーズ ・ コントロール (MRCC) ディスプレイ表

マツダ ・ レーダー ・ クルーズ ・ コントロール( MRCC)の設定状況および作動状態をアク
ティブ ・ ドライビング ・ ディスプレイでお知らせします。
ž«ÂŸ

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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
設定するとき
"0%&µ ¿½ 4&5
µ ¿½
4&5 µ ¿½
0''$"/
µ  ¿½
3&4
µ ¿½
µ 
¿½
µ  ¿½
MODE スイッチを押すと速度の設定や追従走行時の車間距離の設定ができる状態になり、
マツダ ・ レーダー ・ クルーズ ・ コントロール
(

MRCC)
ディスプレイ表示およびマツダ

レーダー ・ クルーズ ・ コントロール
(

MRCC)
作動状態表示(
白 )
がアクティブ
・ ドライ
ビング ・ ディスプレイに表示されます。
ŒÝ
マツダ ・ レーダー ・ クルーズ ・ コントロール( MRCC)を ON にしたまま電源ポジ
ションを ACC または OFF にしたとき、 マツダ ・ レーダー ・ クルーズ ・ コントロー

 (MRCC)  は自動的に OFF になります。
速度を設定するとき
1. アクセルペダルの操作で設定したい速度に調節し
ます。
2. SETまたは SETスイッチを押すと定速走
行をはじめます。アクティブ ・ ドライビング ・ ディ
スプレイに設定速度が表示され、 マツダ ・ レー
ダー ・ クルーズ ・ コントロール
(

MRCC)
作動状
態表示が白色から緑色に

、 車間表示の白線表示が
白色の塗りつぶし表示に変わります。同時にマツ
ダ ・ レーダー ・ クルーズ ・ コントロール

(MRCC)

表示灯


( 緑 )

が点灯し、 チャイムが 1 回鳴ります。
走行状態 ディスプレイ表示
定速走行時
追従走行時
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