MAZDA MODEL DEMIO 2017 デミオ|取扱説明書 (in Japanese)

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
3. ジャッキの図の部分を手でまわしてジャッキを
ジャッキアップ指定位置の近くにくるよう調節し
ます。
´ß ¿© ž¿Ó
¦ 
4. ジャッキをジャッキアップ指定位置( 目印となる
ふくらみの間 )  の中央に直角にセットします。
´ß¿© ž¿Ó
¦ 
 ­Š
5. ジャッキを徐々に上げて、 ジャッキアップ指定位

 ( 目印となるふくらみの間 )  の中央にジャッキ
がはまっていることを確認します。
/
Э
ジャッキアップ指定位置以外にジャッキをかけたり、 ジャッキの
上下に台やブロックなどを入れない。
車体が変形したり、 ジャッキがはずれたりして思わぬ事故につながるおそれ
があります。
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5. トラブルが起きたら
緊急用具の取り扱い
× ”ç
èï ½
´ß
¿©
èÌ ”
6. ジャッキにジャッキレバーをかけ、 ジャッキレ
バーにホイールレンチを組み付けます。
× ”ç èï½
7. タイヤが地面から少し離れるまで車をジャッキ
アップします。
/
Э
必要以上にジャッキアップしない。
車体が不安定になるため、 思わぬ事故につながるおそれがあります。
Э
ジャッキアップした状態で車のエンジンをかけない。
ジャッキがはずれた場合、 思わぬ事故につながるおそれがあります。
Э
ジャッキアップした車の下には絶対にはいらない。
万一ジャッキがはずれた場合、 重大な傷害につながるおそれがあります。
«™
Э人を乗せたままジャッキアップしないでください。
ジャッキを格納するとき
1. ジャッキを取り出すときと逆の手順で格納します。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
5. トラブルが起きたら
パンクしたとき
タイヤパンク応急修理キット
本キットはタイヤの接地面に刺さった釘やネジなどによる軽度のパンクを一時的に修理す
るものです。
タイヤに刺さった釘やネジなどを抜かず、 応急修理してください。
タイヤパンク応急修理キットは図の位置に格納されています。
»  àÍ ï« x .g ©¿Ä»  àÍ ï« x .g ©¿Ä8%  8% 
タイヤパンク応急修理キットについて
タイヤパンク応急修理キット内には、 次のものが格納されています。
.gN « Ö×”µ¤ ž¯ïÓ迱”
'
‹ ÌçÒ¯ž¯ ž‡˜`  S
Mv³”ç {
†Ì {
/
žc ”
万一誤飲したときは、 すぐに多量の水を飲み、 応急処置が済んだ
ら、 医師の診察を受ける。
修理剤を誤飲すると健康に害があります。
žc ”
修理剤が目に入ったり、 皮膚に付着したときは、 すぐに多量の水
で洗浄する。
それでも異常を感じたときは、 医師の診察を受けてください。
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5. トラブルが起きたら
パンクしたとき
/
Э
お子さまには修理剤をさわらせない。
誤って使用すると、 思わぬ事故につながるおそれがあります。
Э
天然ゴムに対するアレルギーを有する人は修理剤に触れない。
アレルギー症状を発症する可能性があります。
ŒÝ
修理剤の使用について
●一度使用した修理剤は再使用できません。新しい修理剤をマツダ販売店でお求め
ください。
●次のようなときには、 修理剤を使用することができません。マツダ販売店または
JAF などに連絡してください。
•
修理剤の有効期限がきれているとき
 ( 有効期限はボトルのラベルに記載されて
います )



4mm 以上の切り傷や刺し傷があるとき


接地部以外が損傷を受けたとき



パンクしたまま走行し、
タイヤ側面が損傷しているとき


タイヤがホイールからはずれているとき



ホイールやバルブが破損しているとき



タイヤが
2 本以上パンクしているとき
タイヤパンク応急修理キットの使いかた
1. 車を交通のさまたげにならない、 地面が平らで固い安全に作業できる場所に移動しま
す。
2. マニュアル車はチェンジレバーを 1 または R に、 オートマチック車はセレクトレバー
を P に入れます。
3. ブレーキペダルを踏んだまま、 パーキングブレーキをかけ、 エンジンを止めます。
4. 必要に応じて、 非常点滅灯を点滅させ、 停止表示板( 停止表示灯 )を使用します。
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運転する

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運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
5.
人や荷物を降ろし、 タイヤパンク応急修理キットを取り出します。
8% 
8% 
6. 修理剤のボトルをよく振ります。
/
žc ”
注入ホースをねじ込む前にボトルを振る。
注入ホースをねじ込んだ後にボトルを振ると、 修理剤が注入ホースから飛び
散り、 衣服などに付着すると取れないおそれがあります。
ŒÝ
修理剤の性質について
0°C 以下の寒冷時では修理剤が固まりやすくなり、 注入作業がしにくくなります。
車内などで暖めると注入作業がしやすくなります。
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5. トラブルが起きたら
パンクしたとき
©ß¿Ó
« Ö ×”µ
Ø Äç
7. ボトルのキャップをはずします。内ぶたをつけた
ままの状態で注入ホースをボトルにねじ込むと、
ボトルの内ぶたが破れます。
Ìç Ò
©ß ¿Ó
¯ž‡˜ `
8. パンクしたタイヤのバルブからキャップを取りは
ずし、 コアまわしの後ろでバルブ内のバルブコア
を押してタイヤの空気を完全に抜きます。
¯ž‡˜`
ÌçÒ¯ž
9. コアまわしでバルブコアを左にまわし、 バルブコ
アを取りはずします。
«™
žc ”
バルブコアをはずすとき、 タイヤに空気が残っているとバルブコアが飛び出
すおそれがあります。バルブコアは慎重に取りはずしてください。
ŒÝ
バルブコアは汚れないように保管してください。
DEMIO_Dコ_初版.indb 5342016/08/30 9:28:00

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運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
« Ö×” µ
Ìç

10. 注入ホースをバルブに差し込みます。
ÌçÒ
11. ボトルを逆さまにして持ち、 手でボトルを圧迫し、
修理剤をすべてタイヤの中に注入します。
« Ö×” µ
Ìç

ÌçÒ¯ž
¯ž‡˜ `
12. 注入ホースをバルブから引き抜きます。
13. コアまわしでバルブコアを右にまわし、 バルブコ
アを取り付けます。
»Ò
14. 残った修理剤が漏れないようにするために、 注入
ホースをタブに取り付けます。
DEMIO_Dコ_初版.indb 5352016/08/30 9:28:01

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5. トラブルが起きたら
パンクしたとき
ŒÝ
修理剤の回収について
注入が完了した空ボトルは、 タイヤ交換または修理の際に使用済み修理剤の回収に使
用しますので、 ボトルは捨てずにマツダ販売店までお持ちください。
15. 運転者のよく見えるところに速度制限シールを貼
ります。
/
Э
ハンドルのパッド部に速度制限シールを貼らない。
万一の場合エアバッグが正常に作動しなくなり、 重大な傷害につながるおそ
れがあります。また、 警告灯やスピードメーターが見えなくなる位置には貼
らないでください。
¯ïÓ迱 ”×” µ16. エアコンプレッサーからコンプレッサーホースと
電源プラグを引き出します。
DEMIO_Dコ_初版.indb 5362016/08/30 9:28:01

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
Ìç Ò×” µ
±Ú
17. エアコンプレッサーのホースの口金を右にまわし
てバルブに取り付けます。
¯ïÓ迱 ”
Óå¬
18. エアコンプレッサーのプラグを車内の電源ソケッ
トに差し込み、 電源ポジションを ACC にします。
→ 468ページ「電源ソケット」
«™
žc ”
電源ソケットにエアコンプレッサーのプラグを抜き差しするときは、 エアコ
ンプレッサーのスイッチが OFF になっていることを確認してください。エ
アコンプレッサーの ON、 OFF はエアコンプレッサー本体のスイッチで行
なってください。
19. エアコンプレッサーのスイッチを ON にして、 タイヤを適正空気圧まで昇圧します。
DEMIO_Dコ_初版.indb 5372016/08/30 9:28:02

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5. トラブルが起きたら
パンクしたとき
ŒÝ
空気圧の調整について
●タイヤの適正空気圧は運転席ドアを開けたボディー側に貼り付けられているラベ
ルで確認してください。
●エアコンプレッサーは長時間使用すると故障につながるおそれがありますの
で、 10 分以上連続して作動させないでください。
●10 分以内に適正空気圧にならなければ、 タイヤがひどい損傷を受けている可能
性があります。この場合は、 本修理キットで応急修理することができません。マ
ツダ販売店または JAF などに連絡してください。
●空気を入れすぎたときはエアコンプレッサーのホースの口金を緩めて空気を抜い
てください。
20. 適正空気圧まで昇圧できたら、 エアコンプレッサーのスイッチを OFF にしエアコン
プレッサーのホースの口金を左にまわしてバルブから抜きます。
21. バルブキャップを取り付けます。
22. 修理剤をタイヤ内にゆきわたらせるため、 ただちに走行を始めます。
«™
žc ”
80km/h 以下の速度で慎重に運転してください。80km/h 以上の速度で走
行した場合、 車体が振動することがあります。
23. 10 分間もしくは 5km 程度走行後に手順 17 の方法でタイヤにエアコンプレッサー
を接続し、 エアコンプレッサーに付属している空気圧計でタイヤ空気圧を確認します。
適正空気圧より低下していたら、 手順 18 の作業から再度行ないます。
/
Э
空気圧が 130kPa (1.3kgf/cm2) 以下に低下していたら、 運
転を中止してマツダ販売店または
JAF などに連絡する。
本修理キットによる応急修理はできません。
Э
手順 17 ~ 23 の作業を繰り返しても、 空気圧の低下が認められ
る場合は、 運転を中止する。
マツダ販売店または JAF などに連絡してください。
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