4WD MAZDA MODEL CARROL 2013 取扱説明書 (キャロル) (in Japanese)
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4WD車を運転するときは → 2-25ページ
タイヤチェーン → 6-14ページ
けん引してもらうときは → 7-29ページ
■ オイルや、交換部品をさがす
お車との上手なつきあいかた → 6-1ページ
万一のとき → 7-1ページ
サービスデータ → 8-1ページ
000- 取扱説明書 .book 2 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分
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2
必読! 安全なドライブのために
2-1
2. 必読!
安全なドライブのために
とくに重要な項目ですのでしっかりお読
みください。
出発の前に(お車の確認) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2-2
荷物を積むときは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-5
お子さまを乗せるときは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-6
運転席にすわって ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2-10
エンジンをかけるときは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-12
走行するときは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-12
駐車するときは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-18
給油するときは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-20
オートマチック車を運転するときは ・・・・・・・・・・・・・・ 2-22
SRSエアバッグ車を運転するときは ・・・・・・・・・・・・・・ 2-24
4WD車を運転するときは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-25
こんなことにも注意して ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-26
エコドライブをしましょう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2-30
安全運転が第一
お車に装備されているシートベルト、SRSエアバッグ
システム、ABS(アンチロックブレーキシステム)
などの安全装備も、乗員の安全確保には限界がありま
す。法定速度を厳守するとともに、スピードを控えめ
にして安全運転に心がけてください。
000- 取扱説明書 .book 1 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分
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2
必読! 安全なドライブのために
2-3
バッテリーについて
この車は、次のバッテリーを搭載して
います。
鉛バッテリー(全車共通)車の電源供給に使用されています。
リチウムイオンバッテリー
(エネチャージ装備車のみ)車の電装品に電気を供給するために
使用されています。→ 4-36ページ(エネチャージ)
72M00153
各バッテリーについて、次の「 鉛バッ
テリー 」および「 リチウムイオンバッ
テリー 」をお読みいただき、正しい取
扱いをしてください。
バッテリーは少しずつ放電します。
バッテリーあがりを防ぐためには、
1 か月に一度は連続して 30 分以上走
行して充電する必要があります。
■ 鉛バッテリー
液面が下限(2)より下にあるとき
は、バッテリー補充液を上限(1)ま
で補充してください。バッテリー液が
不足すると、バッテリーの寿命を縮め
るおそれがあります。
→ メンテナンスノート(日常点検)
80J1267
指定空気圧を守らないと車の性能が
十分に発揮できず、次のようなこと
が起きるおそれがあり、思わぬ事故
につながったり、故障の原因となっ
たりするおそれがあります。
走行安定性が悪化する
ブレーキをかけたときの制動距離
が伸びる
ABS(タイプ別装備)の場合、正
確なタイヤ回転速度が検出できな くなって正常に作動しなくなる
4WD 車では、その性能が十分に発
揮できないばかりでなく、駆動系
部品に悪影響をあたえる
(1)
(2)
(1) 鉛バッテリー
(2) リチウムイオンバッテリー
バッテリー液が不足すると、発熱し
て爆発のおそれがあります。
バッテリー端子を外して再び接続す
るときは、確実に締め付けてくださ
い。ゆるみがあると、火災や故障の
原因となります。
鉛バッテリーの液面を点検する
(1)
(2)
000- 取扱説明書 .book 3 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分
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2
必読! 安全なドライブのために
2-25
お子さま用シートの取り付け
→ 2-7 ページ(お子さま用シートの使用について)
→ 3-44 ページ(お子さま用シートの 選択について) 4WD 車には特有の操作上の注意があり
ます。正しい取扱いをしてください。
路面の状況に注意して走行する
80J042
ハンドルを交換する、ハンドルの
パッド部にステッカーを貼る、色を
ぬる、カバーで覆うなどの改造をし
ないでください。
インパネ上面には、ステッカーを
貼ったり色をぬったりしないでくだ
さい。また、アクセサリーや芳香
剤、ETC 車載器やポータブルカー
ナビなどを取り付けたり置いたり、
傘などを立てかけたりしないでくだ
さい。
フロントガラスやルームミラーにア
クセサリー(マツダ純正用品を除く)
などを取り付けないでください。
4WD 車 は、雪 道、急 坂 路、砂 地、
ぬかるみなどのタイヤがスリップし
やすい路面で優れた走行性能を発揮
しますが、万能ではありません。ま
た、オフロード(不整地)、ラリ ー
専用車ではありません。次のことを
お守りください。
砂地やぬかるみなど、タイヤが空
転しやすいところでは連続走行し
ないでください。
ブレーキ性能は 2WD 車と比べてほ
とんど差がありません。滑りやすい
路面での走行には十分車間距離を
とってください。アクセル、ハンド
ル、ブレーキの操作も、2WD 車と
同様に慎重に行なってください。
渡河走行や水中走行をしないでく
ださい。
4WD車を運転するときは
000- 取扱説明書 .book 25 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分
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4
運転するときは/チェンジレバー
4-14
■ パーキングブレーキ解除忘れ警告ブザー
パーキングブレーキを解除し忘れたまま
走行すると、室内ブザーが“ピピピッ、
ピピピッ”と鳴り続けます。
チェンジレバーを操作するときは、ク
ラッチペダルをいっぱいに踏みます。
誤操作防止のため、5速からR(リバー
ス)に直接入れることはできません。
一度 N(ニュートラル)に入れてから
Rへ操作してください。
64L40080
シフトダウンの上限速度
エンジンの過回転を防ぐため、次の表に
示す上限速度以下でシフトダウンしてく ださい。
※走行条件やお車のタイプにより、この 上限速度に達しない場合があります。
パーキングブレーキを解除したとき
は、メーター内のブレーキ警告灯が消
灯しているか確認してください。万
一、パーキングブレーキをかけたまま
走行した場合、ブレーキ装置が過熱し
てブレーキが効かなくなるおそれがあ
ります。
→ 3-68ページ (ブレーキ警告灯)
チェンジレバー
チェンジレバーの操作
マニュアル車
チェンジレバーを R(リバース)に入
れるときは、車を完全に停止させてか
ら操作してください。完全に停止して
いない状態で操作すると、トランス
ミッションが破損する原因となりま
す。
シフト
ダウン 上限速度(km/h)
2WD車 4WD車
2速 → 1速 35 30
3速 → 2速 60 55
4速 → 3速 100 95
5速 → 4速 145 130
上限速度を超えた速度でシフトダウン
しないでください。エンジンの回転が
上がりすぎて、エンジンが故障する原
因となります。
000- 取扱説明書 .book 14 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分
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6
お車との上手なつきあいかた/お手入れ
6-5
タイヤのローテーション
タイヤのかたよった摩耗を防止して寿命
をのばすために、約5,000 km走行ごと
に行なってください。(次の図参照)
車載ジャッキでタイヤのローテーショ
ンを行なうときは、応急用スペアタイ
ヤなどを使用して 1 輪ずつ交換しま
す。
→ 7-6ページ(ジャッキアップ)
80J305
タイヤ交換するときは
指定タイヤのサイズと空気圧は、お車
のタイプにより異なります。運転席ド
アの開口部に貼付してある「 空気圧ラ
ベル 」で確認してください。
走行中にハンドルや車体に振動が出る
場合は、タイヤのバランスを点検して
ください。
取り付ける前にタイヤの摩耗状態を点
検してください。ウェアインジケー
ター(溝の深さが 1.6 mm 浅い部分)
が現れて溝の一部が消えていたら、ほ
かのタイヤと交換してください。
82K135
応急用スペアタイヤは、通常の走行
には使用しないでください。
回転方向指定のあるタイヤをロー
テーションするときは、回転方向を
逆にしないでください。走行に悪影
響をおよぼすおそれがあります。
回転方向指定のあるタイヤは、タイヤ
の側面に回転方向を示すマークがあり
ます。
タイヤの交換
°°
H† =‰n® H†
^‰n®
指定のサイズで、4 輪ともサイズ、銘
柄、トレッドパターン(溝模様)が同
一のタイヤを装着してください。ま
た、摩耗状態が著しく異なるタイヤを
使用しないでください。燃費や走行安
定性が悪化するだけでなく、思わぬ事
故につながるおそれがあります。ま
た、故障の原因となります。 (冬 用 タ
イヤも同様です)
ABS(タイプ別装備)の場合、正確
なタイヤ回転速度が検出できなく
なって、正常に作動しない場合があ
ります。
4WD 車では、その性能が十分に発
揮できないばかりでなく、駆動系部
品に悪影響をあたえるおそれがあり
ます。
ウェアインジケーター
(摩耗限度表示)
ウェアインジ
ケーター位置
を示すマーク
000- 取扱説明書 .book 5 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分
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お車との上手なつきあいかた/寒冷時の取扱い
6-14
タイヤチェーン
この車に適合したマツダ純正品を装着し
てください。適合するタイヤチェーンに
ついては、マツダ販売店にご相談くださ
い。
タイヤチェーンを装着する前に
■ タイヤチェーンは前輪に装着
この車は前輪が駆動輪、または前輪が駆
動輪ベースの 4WD です。後輪には装着 しないでください。
■ 応急用スペアタイヤには装着 できません
前輪がパンクしたときは、応急用スペア
タイヤを後輪につけ、外した後輪の標準
タイヤを前輪につけてから、タイヤ
チェーンを前輪に装着します。
■ ジャッキアップに適した安全 な場所で装着
7-4 ページ の「タイヤ交換の準備 」の
、 をお読みください。
■ フルホイールキャップを外し てから装着
フルホイールキャップの傷つき防止のた
め、キャップを外してからタイヤチェー
ンを装着します。キャップの外しかたは
7-5ページ をお読みください。
タイヤチェーンの装着
タイヤチェーンに付属の取扱説明書をよ
くお読みください。
適合品以外を装着しないでくださ
い。ブレーキ配管や車体を損傷する
おそれがあります。
走行中にいつもと違う音がするとき
は、ただちに停車して点検してくだ
さい。タイヤチェーンが切れたり、
一部が外れたりして車体にあたる
と、ブレーキ配管や車体を損傷する
おそれがあります。
タイヤチェーンを装着して走行する
ときは、安全およびタイヤチェーン
保護のためスピードを控えめ(30
km/h 以下)にし、急発進、急加速、
急ブレーキ、急ハンドル、急激なエン
ジンブレーキなど「急」のつく運転を
したり、突起や穴を乗り越えたりし
ないでください。
ABS(タイプ別装備)の場合、タイ
ヤチェーンを装着すると正確なタイ
ヤ回転速度が検出できなくなって、 正
常に作動しない場合があります。
タイヤチェーンを装着したまま、雪の
ない舗装路を走行しないでください。
路面が損傷したり、タイヤチェーンの
摩耗が早まったりします。 また、4WD
車の場合、駆動装置に無理な力がかか
り、故障の原因となります。
タイヤチェーンを装着するとき
12
000- 取扱説明書 .book 14 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分
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万一のとき/パンク
7-4
■ 他の車のスペアタイヤを使わない
■ 装着したときの走行は
■ 前輪には使用しない
この車は前輪が駆動輪、または前輪が駆
動輪ベースの 4WD です。前輪がパンク したときは、応急用スペアタイヤを後輪
に装着し、外した後輪の標準タイヤを前
輪につけてください。
■ タイヤチェーンは装着できま せん
タイヤチェーンを装着した前輪がパンク
したときは、応急用スペアタイヤを後輪
に使用し、外した後輪の標準タイヤを前
輪につけてからタイヤチェーンを再装着 してください。
他車に注意をうながすため、非常点
滅表示灯を点滅させます。他車の通
行のじゃまにならず、安全に作業が
でき、地面が硬くて平らな場所に車
を移動します。
パーキングブレーキをしっかりとか
けます。
はセレクトレ
バーを に入れ、エンジンを止
めます。
はエンジンを止
め、チェンジレバーを R または 1
速に入れます。
必要に応じて、停止表示板(別売
り)を置きます。
応急用スペアタイヤは、この車専用で
す。他の車に使用したり、他の車の応
急用スペアタイヤをこの車に使用した
りしないでください。思わぬ事故につ
ながるおそれがあります。
ABS(タイプ別装備)の場合、正確
なタイヤ回転速度が検出できなく
なって、正常に作動しない場合があ
ります。
応急用スペアタイヤは、高速走行に
は適していません。やむをえず高速
道路を走行する場合は、最低速度
(法令では高速道路の最低速度は 50
km/h です)に近い速度で走行して
ください。
4WD 車では、その性能が十分に発揮
できないばかりでなく、駆動系部品に
悪影響をあたえるおそれがあります。
応急用スペアタイヤは、標準タイヤ
に比べ直径がやや小さいため、車高
が少し低くなります。突起物などを
乗り越えるときは、車体を接触させ
ないように気をつけてください。
タイヤ交換の準備
1
2
オートマチック車
P
マニュアル車
000- 取扱説明書 .book 4
ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分
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7
万一のとき/そのほか
7-29
エンストした車を少し移動さ
せるときは
踏切や交差点などでエンストして動けな
くなったときは、付近の人に押しても
らって、車を安全な場所まで移動させて
ください。
このとき、 はセレクト
レバーを に入れます。
はチェンジレバーをN(ニュートラル)に
入れます。
64L70210
けん引してもらうときは
レッカー車でけん引するとき、4WD
車は必ず 4 輪を持ち上げてください。
2WD車は4輪または駆動輪である前輪
を持ち上げてください。
故障車を移動するには、車両運搬車を
利用する方法もあります。
エンジンがかかっていても車が動かな
かったり、いつもと違う音がしたりす
るときは、駆動装置の故障が考えられ
ます。
けん引する前に、マツダ販売店にご連
絡ください。
80J1265
、 と
もエンジンスイッチを の位
置で保持してスターターをまわすこと
により、 車を動かすことはできません。
オートマチック車
Nマニュアル車
マニュアル車オートマチック車
START
4WD 車は、前輪だけまたは後輪だけ
を台車に載せた(車輪が回転できな
い)状態で絶対にけん引しないでくだ
さい。車が台車から飛び出すなどの思
いがけない事故につながるおそれがあ
ります。また、駆動装置が破損する原
因となります。
000- 取扱説明書 .book 29 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分
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サービスデータ
8-1
※適切なオイルのご使用方法については、2-30ページの「エンジンオイルの規格/粘度」
をお読みください。
油脂類などの交換時期は、「メンテナンスノート」をご覧ください。
指定外のATオイル、CVTオイルは絶対に入れないでください。 項 目 デ ー タ
燃料 使用燃料 無鉛レギュラーガソリン
タンク容量 アイドリングストップシステム非装備車 30 L
アイドリングストップシステム装備車 20 L
エンジンオイル (※) グレード
純正モーターオイル
ゴールデンECO SNSN 0W-20 -35~40
純正モーターオイル
ゴールデンECO SMSM 0W-20 -35~40
規定量 オイル交換時
アイドリングストップ
システム非装備車
2.7 L
アイドリングストップ
システム装備車 2.6 L
オイル、
オイルフィルター 同時交換時 アイドリングストップ
システム非装備車
2.9 L
アイドリングストップ
システム装備車 2.8 L
トランス
ミッション オイル グレード
MT車 ロングライフギヤオイル 75W-80(GL-4)
4AT車 JWS3317
CVT車 CVT グリーン2
規定量 MT車 2.7 L
4AT車 4.5 L
CVT車
アイドリングストップシステム非装備車6.0 L
アイドリングストップシステム装備車5.7 L
トランスファー オイル
(4WD車) グレード
スズキ4輪スーパーギヤオイル 75W-85
(SAE 75W-85、API GL-5相当)
規定量 0.5 L
リヤデファレン シャルオイル(4WD車) グレード
スズキ4輪スーパーギヤオイル 75W-85
(SAE 75W-85、API GL-5相当)
規定量 1.0 L
サービスデータサービスデータ
000- 取扱説明書 .book 1 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分