MAZDA MODEL ATENZA 2015 アテンザ|取扱説明書 (in Japanese)
Page 131 of 596
99
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
/
インストルメントパネル上部にステッカーを貼り付けたり、 芳香
剤、 アクセサリー用品、 手荷物などの物を置かない。また、 ルー
ムミラーにワイドミラーを取り付けない。
エアバッグが正常に作動しなくなったり、 エアバッグが膨らむときにこれら
の物が飛散し、 重大な傷害につながるおそれがあります。
車両前部にグリルガードなどを装着しない。
SRS エアバッグシステムに影響をおよぼすため、 万一の場合エアバッグが
正常に作動しなくなり、 重大な傷害につながるおそれがあります。
サスペンションの改造をしない。
車高やサスペンションの硬さが変わると、 衝撃を正しく検知できないため、
エアバッグが正常に作動しなくなったり、 誤って作動し、 重大な傷害につな
がるおそれがあります。
SRS エアバッグシステムの部品や配線を修理したり、 電気テス
ターを使って、 SRS エアバッグシステムの回路診断をしない。
正常に作動しなくなったり、 誤って作動し、 重大な傷害につながるおそれが
あります。
メンテナンスや廃車について
事故後は必ずマツダ販売店で点検を受ける。
エアバッグが作動しない程度の事故であっても、 事故の衝撃でシステム本来
の機能を損なっているおそれがあるため、 万一の場合エアバッグが正常に作
動しなくなり、 重大な傷害につながるおそれがあります。
ATENZA_Qツ_3版.indb 992015/05/07 15:28:59
Page 132 of 596
100
1. 運転する前に
SRS エアバッグシステム
/
次のような作業が必要なときは、 必ずマツダ販売店に相談する。
これらの作業を行なうとエアバッグが正常に作動しなくなったり、 誤って作
動し、 重大な傷害につながるおそれがあります。
●SRS エアバッグの取りはずし、 取り付け、 分解、 修理
●ハンドルまたは周辺部品の取りはずし、 取り付け、 分解、 修理
●インストルメントパネルまたは周辺部品の取りはずし、 取り付け、 分解、
修理
●フロントシートの交換、 取りはずし、 取り付け、 分解、 修理
●車両前部または側部の修理
●フロントピラー、 サイドピラー、 リヤピラー、 ルーフサイド部の修理
●オーディオなど用品の取りはずし、 取り付け
車を廃車にする場合は、 必ずマツダ販売店に相談する。
不意にエアバッグが作動し、 重大な傷害につながるおそれがあります。
サイドエアバッグについて
フロントシート背もたれの外側部分に手、 足、 顔を近づけた姿勢
で座らない。
フロントシートに座ったときは、 フロントドアにもたれかかったり、 窓から
腕を出したりしないでください。また、 リヤシートに座ったときはフロント
シートの背もたれを抱えないでください。サイドエアバッグが作動したとき
に強い衝撃を受け、 重大な傷害につながるおそれがあります。
フロントシートにシートカバーを使用しない。
シートカバーを使用するとサイドエアバッグが正常に作動しなくなり、 重大
な傷害につながるおそれがあります。
ATENZA_Qツ_3版.indb 1002015/05/07 15:28:59
Page 133 of 596
101
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
/
フロントドアやフロントシート付近にカップホルダーなどのアク
セサリー用品を取り付けない。
サイドエアバッグが膨らむときにこれらの物が飛散し、 重大な傷害につなが
るおそれがあります。
フロントシートの下に荷物などを置かない。
フロントシートの下部にあるサイドエアバッグの配線が損傷し、 万一の場合
エアバッグが正常に作動しなくなり、 重大な傷害につながるおそれがありま
す。
カーテンエアバッグについて
ドアにもたれかかったり、 フロントピラー、 リヤピラー、 ルーフ
サイド部などに近づいたりしないようにして座る。
カーテンエアバッグが作動したときに強い衝撃を受け、 重大な傷害につなが
るおそれがあります。
フロント窓ガラス、 リヤ窓ガラス、 フロントピラー、 サイドピラー、
リヤピラー、 ルーフサイド部、 アシストグリップなどカーテンエ
アバッグ展開部周辺にアクセサリー、 ハンズフリーマイクなどを
取り付けたりしない。
カーテンエアバッグが膨らむときにこれらのものが飛散し、 重大な傷害につ
ながるおそれがあります。
Ñéï ÄÐ å”
æàÐå
”
ç”
ѱ Å
æ
± ÅÐ å”
ATENZA_Qツ_3版.indb 1012015/05/07 15:29:00
Page 134 of 596
102
1. 運転する前に
SRS エアバッグシステム
/
アシストグリップやコートフックなどには重たいものやとがった
ものをかけない。
服などをかけるときはハンガーを使わないでください。カーテンエアバッグ
が膨らむときにこれらのものが飛散し、 重大な傷害につながるおそれがあり
ます。
«™
エアバッグが作動した直後は、 しばらくの間エアバッグ取り付け部をさわら
ないでください。エアバッグが作動すると高温になるため、 やけどをするお
それがあります。
ドアを閉じるときは窓ガラスが割れるほど強く閉めないでください。サイド
およびカーテンエアバッグが作動するおそれがあります。
ŒÝ
エアバッグの作動について
●エアバッグは瞬時に膨らむため、 エアバッグとの接触により打撲やすり傷など、
けがをするおそれがあります。
●エアバッグが膨らむと白煙が出ますが、 火災ではありません。また、 人体への影
響はありません。ただし、 皮膚などの弱い方はまれに刺激を受けることがありま
す。エアバッグ作動時の残留物(カス )が目や皮膚に付着したときは 、 できるだ
け早く洗い流してください。
●エアバッグは一度膨らむと再使用できません。マツダ販売店で交換してください。
●助手席エアバッグが膨らむときにフロントガラスが破損することがあります。
ATENZA_Qツ_3版.indb 1022015/05/07 15:29:00
Page 135 of 596
103
運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
エアバッグの作動条件について
運転席 / 助手席エアバッグは正面衝突において、 サイド / カーテンエアバッグは側面衝突
において、 強い衝撃を受けたときに作動します。
車体の衝撃吸収ボディー構造により、 乗員への衝撃は大きくならない場合があります。
したがって、 車両の損傷が大きくてもエアバッグが必ずしも作動するとは限りません。
エアバッグが作動するとき
運転席 / 助手席エアバッグ
次のようなときには、 衝撃が大きいと作動します。
ÿ