MAZDA MODEL ATENZA 2015 アテンザ|取扱説明書 (in Japanese)

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
車から離れるときは必ずパーキングブレーキをかけ、 施錠する
車から離れるときは、 必ずパーキングブレーキをかけエンジンを止め、 ドアを施錠してく
ださい。また、 盗難にあわないために、 車内には貴重品を置かないでください。
お子さまを乗せるとき
車から離れるときはお子さまも一緒につれていく
車から離れるときはお子さまだけを車内に残さないでください。
●お子さまのいたずらにより、 装置の作動、 車の発進、 火災など思わぬ事故につながる
おそれがあります。
●炎天下の車内はたいへん高温になり、 お子さまが脱水症状を起こすおそれがあります。
症状がひどくなると脳に障害が残ったり、 最悪の場合死に至るなどお子さまの命にか
かわる重大な傷害につながるおそれがあり危険です。
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2. 運転するときに
エンジンの始動と停止
電源ポジション ( エンジンスイッチ )
各位置の働き
¯Ô n
Ó¿ ³áØ »ï
µ» ”Ä
プッシュボタンスタートを押す毎に OFF、 ACC、 ON
の順に電源ポジションが切り替わり、 ON からもう一
度、 プッシュボタンスタートを押すと OFF へ戻りま
す。
電源
ポジション 働き
OFF
プッシュボタンスタートの表示灯
( 橙 )が、 消灯します。
ACC エンジン停止時に、 オーディオな
どの電装品が使用できる位置。プッシュボタンスタートの表示灯(
橙 )
が、 点灯します。
ON 全ての電装品が使用できる位置。
プッシュボタンスタートの表示灯
( 橙 )が、 点灯します。(
エンジン
回転中は、 プッシュボタンスター
トの表示灯は消灯します。)
ŒÝ
 ●ハンドルがロックされているときは
プッシュボタンスタートの表示灯( 緑 ) が点滅し、 メーター内のディスプレイに
メッセージが表示され、 警告チャイムが鳴ります。ハンドルを左右に動かしなが
ら、 プッシュボタンスタートを押して、 ハンドルのロックを解除してください。
 ●(SKYACTIV-G 2.0、 SKYACTIV-G 2.5)
電源ポジションを ON にしたとき、 燃料タンク付近からフューエルポンプのモー
ター作動音が聞こえることがありますが、 異常ではありません。
●エンジンを止めたままで、 オーディオなどを長時間使用したり、 電源ポジション
を ON のまま放置しないでください。バッテリーがあがるおそれがあります。電
源ポジションを ACC(オートマチック車は、 セレクトレバーが P の位置になっ
ていること )で放置した場合は 、 約 25 分間で電源ポジションが OFF になりま
す。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
●マニュアル車はクラッチペダル、 オートマチック車はブレーキペダルをいっぱい
に踏み込んだ状態で、 プッシュボタンスタートを押すとエンジンが始動します。
電源ポジションの切り替えを行う場合は、 ペダルを踏まずにプッシュボタンス
タートを押してください。
エンジンの始動
エンジンをかける前に
1. パーキングブレーキがかかっていることを確認します。
2. マニュアル車はチェンジレバーがニュートラル位置、 オートマチック車はセレクトレ
バーが P の位置にあることを確認します。
3. 正しい運転姿勢をとり、 右足でアクセルペダルとブレーキペダルが確実に踏めるか確
認します。ペダルの踏み間違いのないように、 ペダルの位置を確認しておいてくださ
い。
→ 46ページ「正しい運転姿勢」
クラッチスタートシステムについて ( マニュアル車 )
クラッチスタートシステムは、 ギヤが入っている状態でクラッチペダルを踏まずにスター
ターをまわしたとき、 車が動き出すのを防止する装置です。
エンジンをかけるとき、 クラッチペダルをいっぱいに踏み込まないとエンジンがかかりま
せん。
ŒÝ
エンストで動けなくなったとき
ギヤを入れたまま電源ポジションを START にし続けて車を緊急避難させることが
できません。
→480ページ「エンストで動けなくなったとき」
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2. 運転するときに
エンジンの始動と停止
エンジンをかけるとき
/
以下以外の医療用機器を使用している方は、 キーの電波の影響を
医師や医療用電気機器製造業者などに確認する。
 ●植込み型心臓ペースメーカー 
 ●植込み型除細動器
電波が悪影響をおよぼすおそれがあります。
プッシュボタンスタートシステム機能、 アドバンストキーレス機
能を作動させないようにすることもできます。
ペースメーカーなどの医療用機器に悪影響をおよぼすおそれがあるため、 キー
を取り出すことなくエンジンの始動ができる機能を停止させることができま
す。 また、 アドバンストキーレス機能を作動させないようにすることができ
ます。
詳しくはマツダ販売店にご相談ください。
ŒÝ
●キーは必ず運転者が携帯してください。
●電源ポジションの状態(OFF、 ACC、 ON)に関係なく、 エンジンを始動できます。
1. キーを携帯していることを確認します。
2. エンジンが完全に始動するまで、 ブレーキペダルをしっかりと踏み続けます。
3. マニュアル車は、 エンジンが完全に始動するまで、 クラッチペダルをいっぱいに踏み
込み続けます。
4. プッシュボタンスタートの表示灯( 緑 )が点灯す
るのを確認します。
プッシュボタンスタートの表示灯( 緑 )が点滅 、
または、 メーター内のディスプレイがメッセージ
を表示する場合は、 正常なキーを携帯しているこ
とを確認します。
プッシュボタンスタートの表示灯(緑 )が点滅す
るとき、 または、 メーター内のディスプレイがメッ
セージを表示するときは、 キーの電池切れなどが
考えられます。
→125ページ「キーが電池切れしたときのエン
ジン始動」
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快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
¯Ô n
Ó¿ ³áØ »ï
µ» ”Ä
5. プッシュボタンスタートの表示灯( 緑 )が点灯し
ている状態でプッシュボタンスタートを押しま
す。
«™
メーター内のディスプレイがメッセージを表示、 またはプッシュボタンスター
トの表示灯 (橙 ) が点滅しているときは 、 エンジンの始動ができなくなるお
それがあります。直ちにマツダ販売店で点検を受けてください。
ŒÝ
●次のようなときは、 メーター内のディスプレイがメッセージを表示し、 エンジン
をかけることができません。
•キーの電池切れ
•キーが作動範囲内にない
•キーを車内でも感知しにくい場所に置いている→ 26ページ「アドバンスト
キーレスエントリー & プッシュボタンスタートシステムの機能を使っての操
作」
•キーに類似した他社のキーが作動範囲内にある
●メーター内のディスプレイがメッセージを表示、 またはプッシュボタンスタート
の表示灯( 橙 )が 点滅しているときは、 通常の操作ではエンジンを始動できない
場合があります。マニュアル車はクラッチペダル、 オートマチック車はブレーキ
ペダルをいっぱいに踏み込み、 エンジンが完全に始動するまでプッシュボタンス
タートを押し続けてください。
●エンジン始動後、 プッシュボタンスタートの表示灯( 橙 )は消灯し、 電源ポジショ
ンは ON 状態になっています。
●冷間始動後は、 エンジン制御システムの働きによりエンジン回転数が高くなりま
すが、 自動的に適正な回転数に下がります。
●冷間始動後は、 排気ガスの浄化を促進するためにエンジン回転が高くなり、 うなっ
ている音が聞こえることがありますが、 部品機能の異常ではありません。
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2. 運転するときに
エンジンの始動と停止
ŒÝ
 ●(SKYACTIV-G 2.0、 SKYACTIV-G 2.5)
プッシュボタンスタートを押して、 エンジンが始動する前に燃料タンク付近から
フューエルポンプのモーター作動音が聞こえることがありますが異常ではありま
せん。
 ●(SKYACTIV-D 2.2)
•外気温が- 10°C より低いときは、 エンジン保護のためエンジンが始動して
から約 3 分間、 最高回転数が制限される場合があります。
•エンジン始動時は、 プッシュボタンスタートを押したあと、 メーター内の予熱
表示灯が消灯して、 エンジンがかかるまでブレーキペダルを放さないでくださ
い。
•エンジンがかかる前にブレーキペダルを放した場合は、 再度ブレーキペダルを
踏み込みプッシュボタンスタートを押してエンジンを始動してください。
•予熱表示灯が消灯するまで、 スターターは回りません。
•予熱が終了したあと、 電源ポジションが ON のままエンジンをかけずに長時
間放置した場合、 再度予熱を行い予熱表示灯が点灯する場合があります。
 ●( マニュアル車 )
エンスト時、 エンジンが完全停止したあと約 3 秒以内にクラッチペダルを再度踏
み込むとエンジンを再始動することができます。
ただし次のようなときは、 クラッチペダルを踏み込んでも再始動させることがで
きません。
•運転席のドアが開いているとき
•運転席のシートベルトが装着されていないとき
•エンスト後にクラッチペダルを完全に放していないとき
•エンジンが完全に止まっていない状態でクラッチペダルを踏んだとき
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使いかた
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トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
キーが電池切れしたときのエンジン始動
«™
キーの使用について
次のような状態にしないでください。車両がキーからの信号を正確に受信できず、 エ
ンジンが始動できない場合があります。
 ●キーに他のキーの金属部や金属製のものが接している
 ●キーにスペアのキーや他の車両の盗難防止システムキー ( 信号発信機内蔵のも
の ) が重なっている、 または近くにある
 ●キーの近くに電子部品を含んだ製品やクレジットカードなどの磁気カードがある
キーの電池切れなどで、 エンジンが始動できないときは、 次の手順でエンジンを始動する
ことができます。
1. エンジンが完全に始動するまで、 ブレーキペダルをしっかりと踏み続けます。
2. マニュアル車は、 エンジンが完全に始動するまで、 クラッチペダルをいっぱいに踏み
込み続けます。
3. プッシュボタンスタートの表示灯( 緑 )が点滅するのを確認します。
ATENZA_Qツ_3版.indb 1252015/05/07 15:29:06

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2. 運転するときに
エンジンの始動と停止
ŒÝ
マニュアル車はクラッチペダル、 オートマチック車はブレーキペダルを踏む前にプッ
シュボタンスタートを押すと、 プッシュボタンスタートの表示灯( 緑 )が点滅します。
この状態からペダルを踏み、 キーの裏面でプッシュボタンスタートに触れると、 エン
ジンが始動します。
¯Ô n©”
Ó¿ ³áØ »ï
µ» ”Ä
4. プッシュボタンスタートの表示灯( 緑 )が点滅中
に、 キーの裏面でプッシュボタンスタートに触れ
ます。
5. プッシュボタンスタートの表示灯(緑 )が点灯に変わったら 、 プッシュボタンスター
トを押します。
ŒÝ
●マニュアル車はクラッチペダル、 オートマチック車はブレーキペダルをいっぱい
に踏み込まないとエンジンがかからないようになっています。
●プッシュボタンスタート機能に異常があるときは、 プッシュボタンスタートの表
示灯( 橙 )が点滅します。この場合でもエンジンを始動できることがありますが、
直ちにマツダ販売店で点検を受けてください。
●キーの裏面でプッシュボタンスタートに触れるときは、 ロックスイッチ側を上に
して、 ボタンに触れてください。プッシュボタンスタートに触れたときにボタン
を押してしまうとエンジンが始動することがあります。
●プッシュボタンスタートの表示灯(緑 )が 点灯しない場合は、 最初から操作を行
なってください。それでも点灯しない場合はマツダ販売店で点検を受けてくださ
い。
●電源ポジションの切り替えを行う場合は、 プッシュボタンスタートの表示灯( 緑 )
が点灯に変わったあと、 マニュアル車はクラッチペダル、 オートマチック車はブ
レーキペダルを放してからプッシュボタンスタートを押してください。電源ポ
ジションが ACC、 ON、 OFF の順に切り替わります。なお、 電源ポジションが
OFF になると、 それ以降は電源ポジションの切り替えができませんので、 エンジ
ンを始動する場合は最初から操作を行なってください。
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トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
エンジンの停止
1. マニュアル車はチェンジレバーをニュートラルの位置、 オートマチック車はセレクト
レバーを P の位置にします。
2. プッシュボタンスタートを押します。エンジンが停止し、 電源ポジションが OFF に
なります。
«™
緊急時以外は、 走行中にエンジンを停止しないでください。
車から離れるときは、 電源ポジションが OFF になっていることを確認して
ください。
ŒÝ
●電源ポジションを ON から ACC または OFF にしたとき、 キーの電池容量が少
なくなっていることを感知したら、 メーター内のディスプレイにメッセージが表
示します。新しい電池と交換してください。
→ 463ページ「キー」
 ●電源ポジションについて
オートマチック車はセレクトレバーが P 以外の位置のときに、 エンジンが停止す
ると、 電源ポジションは ACC になります。
 ●電源ポジションを OFF にせずに車から離れると
警報やメーター表示でお知らせします。
→510ページ「チャイムがなったときは」
 ●(SKYACTIV-G 2.0、 SKYACTIV-G 2.5)
エンジンルームを早期に冷却するため、 電源ポジションを ON から OFF にした
とき、 エアコンの ON/OFF にかかわらずクーリングファンが数分間回転するこ
とがあります。
緊急エンジン停止
車両が停止していなくてもプッシュボタンスタートを押し続ける、 または素早く何度も押
すとエンジンが停止します。電源ポジションは ACC になります。
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2. 運転するときに
エンジンの始動と停止
i-stop について
i-stop( アイ ・ ストップ )は、 燃費向上 ・ 排気ガスの低減 ・ アイドリング騒音低下のため、
信号待ちや渋滞などで車両を停止させたとき、 自動でエンジンを停止 ・ 再始動させる機能
です。
アイドリングストップ ・ 再始動 
ŒÝ
●次の条件のときに、 i-stop 表示灯( 緑 )が点灯します。
•走行中にアイドリングストップする条件を満たしたとき
•アイドリングストップ中のとき
●エンジンが再始動すると、 i-stop 表示灯( 緑 )が消灯します。
マニュアル車
1. ブレーキペダル、 次にクラッチペダルを踏み込んで、 車両を停車させます。
2. クラッチペダルを踏み込んだまま、 チェンジレバーをニュートラルの位置にします。
クラッチペダルから足を放したあと、 アイドリングストップします。
3. クラッチペダルを踏み込むと自動でエンジンが再始動します。
オートマチック車
1. 走行状態(R レンジ、 M レンジの 2 速固定モード時以外 )からブレーキペダルを踏ん
で停車すると、 アイドリングストップします。
2. D/M(2 速固定モードではない )レンジでブレーキペダルから足を放すと、 自動でエ
ンジンが再始動します。
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