MAZDA MODEL AXELA 2017 アクセラ|取扱説明書 (in Japanese)

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
アイドリングストップ中にエンジンが自動で再始動するとき
次のようなときは自動でエンジンを再始動します。
●i-stopOFF スイッチをチャイムが鳴るまで押し続けたとき
●外気温が非常に低い、 または高いとき
 ●( マニュアルエアコン )


エアコンの吹き出し口切り替えダイヤルがの位置でファン調節ダイヤル
を 0 以外にしたとき


最大風量にしたとき



吹き出し風の温度がエアコンの設定温度から大きく外れたとき
 ●( フルオートエアコン )
• 
エアコンの吹き出し口切り替えダイヤルをの位置にしたとき


エアコンの温度設定ダイヤルを最大暖房または最大冷房(
A/C
O
N)
の位置に
したとき



車内の温度がエアコンの設定温度から大きく外れたとき
●坂道でブレーキをゆるめ、 車両が動きだしたとき
●アイドリングストップしてから 2 分経過したとき
●バッテリーの放電が進んだとき
 ●( マニュアル車 )
• 
チェンジレバーがニュートラルの位置で、
運転席シートベルトをはずして運転
席ドアを開けたとき
 ●( オートマチック車 )


セレクト
レバーが D/M
(
2 速固定モードではない )
レンジで
、 アクセルペダ
ルを踏んだとき


セレクトレバーを
R レンジにしたとき


セレクトレバーを
N または P レンジから D/M
(
2 速固定モードではない )
レ
ンジにしたとき



セレクト
レバーが D/M
(
2 速固定モードではない )
レンジの
まま、 ハンドル
操作をしたとき


セレクトレバーが
M レンジで、 2 速固定モードにしたとき


セレクトレバーが
N または P レンジで、 運転席シートベルトをはずして運転
席ドアを開けたとき
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2. 運転するときに
エンジンの始動と停止
ŒÝ
アイドリングストップ中にセレクトレバーを操作したとき ( オートマチック車 )
●アイドリングストップ中にセレクトレバーを D/M(2速固定モードではない ) レ
ンジから N または P レンジへ操作するとブレーキペダルから足を放しても自動
でエンジンは再始動しません。もう一度ブレーキペダルを踏むか、セレクトレバー
を D/M
 (2 速固定モードではない )  または R レンジへ操作すると再始動します。 
(

安全のため、 アイドリングストップ中にセレクトレバーを操作するときは、 必
ずブレーキペダルを踏み込んだ状態で行なってください。)
●アイドリングストップ中にセレクトレバーを D/M(2 速固定モードではない ) レ
ンジから N または P レンジへ操作し、 運転席シートベルトをはずして運転席ド
アを開けたとき、 自動でエンジンが再始動します。
バッテリー端子をはずしたとき
バッテリー端子接続後すぐにはアイドリングストップしないことがあります。また、
バッテリーを交換したときは、 i-stop の機能を確認する必要がありますので、 マツ
ダ販売店にご相談ください。
i-stop 警告灯 ( 橙 )/i-stop 表示灯 ( 緑 )
i-stop は、 安心かつ快適にご使用いただくために、
運転者の操作状況や、 車内外の環境、 車両の状態な
どの状況を常にモニターし、 i-stop 警告灯
(

橙 )/
i-stop 表示灯
(

緑 )
によりさまざまな注意を運転者
にお知らせします。
ŒÝ
マツダコネクト装備車は、 i-stop の作動状況を燃費モニターの作動状況表示に表示
します。
→ 141ページ「i-stop/i-ELOOP 状態表示」
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
i-stop 警告灯 ( 橙 )
点灯するとき
●電源ポジションを ON にすると点灯し、 エンジンがかかると消灯します。
●i-stopOFF スイッチを押してシステムを解除すると点灯します。
●アイドリングストップ中に次の操作を行なうと i-stop 警告灯( 橙 ) が点灯します。こ
の場合 、 安全確保のため自動でエンジンは再始動しません。通常の操作でエンジンを
始動してください。


ボンネットを開けたとき



(
マニュアル車 )
チェンジレバーがニュートラル以外の位置で、 運転席シートベルトをはずして運転
席ドアを開けたとき


(
オートマチック車 )
セレクトレバーが D/M
(

2 速固定モードではない )
レンジで
、 運転席シートベル
トをはずして運転席ドアを開けたとき
ŒÝ
次のようなときはシステムの異常が考えられます。マツダ販売店で点検を受けてくだ
さい。
●電源ポジションを ON にしても点灯しないとき
●エンジンがかかっている状態で、 i-stopO FF スイッチを操作しても点灯し続け
るとき
点滅するとき
システムに異常があるときは点滅し続けます。マツダ販売店で点検を受けてください。
i-stop 表示灯 ( 緑 )
点灯するとき
●アイドリングストップ中に点灯し、 エンジンが再始動すると消灯します。
●走行中にアイドリングストップする条件を満たすと点灯します。
点滅するとき
 ●( マニュアル車 )
アイドリングストップ中、 チェンジレバーをニュートラル以外の位置にしたとき点滅
し、 アイドリングストップ中であることをお知らせします。
クラッチペダルを踏み込むと自動でエンジンが再始動し消灯します。
 ●( オートマチック車 )
ブレーキペダルを強く踏まずに停車させたとき点滅します。ブレーキペダルの踏力が
不足している可能性があります。少しブレーキペダルを踏み足してください。
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2. 運転するときに
エンジンの始動と停止
i-stop 警告チャイム
●アイドリングストップ中に運転席ドアを開けるとチャイムが鳴り、 アイドリングス
トップ中であることをお知らせします。運転席ドアを閉めると鳴り止みます。
●アイドリングストップ中に次の操作を行なうとチャイムが鳴ります。この場合、 安全
確保のため自動でエンジンは再始動しません。通常の操作でエンジンを始動してくだ
さい。
•
(
マニュアル車 )
チェンジレバーがニュートラル以外の位置で運転席シートベルトをはずして運転席
ドアを開けたとき


(
オートマチック車 )
セレクトレバーが D/M
(

2 速固定モードではない )
レンジで運転席シートベルト
をはずして運転席ドアを開けたとき
i-stop OFF スイッチ
スイッチをチャイムが鳴るまで押しつづけると、 i-
stop の作動が解除され、 メーター内の i-stop 警告灯

(

橙 )
が点灯します
。もう一度チャイムが鳴るまで押
しつづけると i-stop が作動可能な状態になり、 i-stop
警告灯
 ( 橙 )  が消灯します。
ŒÝ
i-stop を解除した状態でエンジンを停止した場合、 次にエンジンを始動すると
i-stop は作動可能な状態にもどります。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
発進補助装置について ( オートマチック車 )
i-stop 装備車には発進補助機能が装備されています。これは次のような状態でブレーキ
ペダルから足を放したときに、 坂道などで車両が動き出すことを防ぐ機能です。
●アイドリングストップ中( 車両の後退防止 )
●再始動時( 急なクリープ現象発生による車両の飛び出し防止 )
ブレーキペダルを放したときに、 道路の勾配に応じて自動でブレーキ力を保持します。
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2. 運転するときに
エンジンの始動と停止
/
žc ”
システムを過信しない
発進補助機能はあくまでアイドリングストップ状態から車両を発進させる際
に、 ブレーキから足を放したあと最長 4 秒間作動する補助装置です。システ
ムを過信して操作すると意図せず車両が動き出し思わぬ事故につながるおそ
れがあるため非常に危険です。発進時は周囲の安全を確認してセレクトレバー
やブレーキペダル、 アクセルペダルを適切に操作してください。道路の勾配
や積載、 けん引の状態によって、 車両が意図せず動き出す可能性があります
のでご注意ください。
žc ”
発進時はセレクトレバーを N レンジ以外の位置にしてエンジンを
再始動させたあとに、 ブレーキペダルから足を放す
アイドリングストップ中にセレクトレバーを N レンジに操作し、 ブレーキペ
ダルから足を放したときは、 ブレーキ力が徐々に解除されます。発進時はセ
レクトレバーを N レンジ以外の位置にしてエンジンを再始動させたあとに、
ブレーキペダルから足を放してください。セレクトレバーが N レンジの状態
では、 発進補助機能が解除されたあとに車両が意図せず動き出す可能性があ
りますのでご注意ください。
ŒÝ
●急な坂道で停車したときは、 アイドリングストップしないため発進補助機能は作
動しません。
●発進補助機能の作動により、 ブレーキペダルの踏み応えが変わったり、 ブレーキ
から音が発生したり、 ブレーキペダルが振動したりすることがありますが、 異常
ではありません。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
2. 運転するときに
i-ELOOP について
i-ELOOP とは¬è”Å“7
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i-ELOOP とは、 減速エネルギー回生システムです。ブレーキ操作やエンジンブレーキで
減速する際に発生する運動エネルギーを発電機により電気エネルギーに変換し、 変換され
た電気エネルギーを蓄電器

(
キャパシターおよびバッテリー ) 
に蓄えます。蓄電された電


エネルギーは、 バッテリー充電やエアコン、 ヘッドランプなどの車両電装品の電源とし
て活用しています。
●運動エネルギーを電気エネルギーに変換する発電機には、 車両状態に応じて効率的に
発電できる可変電圧式オルタネーターを採用しています。
●発電された大量の電気エネルギーを瞬時に蓄え、 すばやく取り出すことのできるキャ
パシターを採用しています。
●蓄電された電気エネルギーを車両電装品で使用可能な電圧に降圧する DC-DC コン
バーターを採用しています。
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2. 運転するときに
i-ELOOP について
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次のものには高電流が流れているため触れないでください。
 ●可変電圧式オルタネーター
 ●DC-DC コンバーター
 ●キャパシター
ŒÝ
●i-ELOOP のエネルギー回生状況を燃費モニターの i-stop/i-ELOOP 状態表示に
表示します。
→ 141ページ

「i-stop/i-ELOOP
状態表示」
●エアコンやヘッドランプなどの車両電装品の使用状況によっては燃費に差が生じ
ることがあります。
●キャパシターを廃棄する場合は、 必ずマツダ販売店にご相談ください。
詳しくは次の URL を参照ください。
http://www.mazda.com/csr/environment/recycling
i-ELOOP 表示灯
長期間お車を使用しなかった後などにエンジンを始動
すると、 i-ELOOP 表示灯が点滅することがあります。
表示灯が消えるまでアイドリング状態で待機すること
をおすすめします。
AXELA_Bナ_初版.indb 1382016/07/07 9:48:28

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
●i-ELOOP 表示灯点滅中に走行するとチャイムが鳴ります。
●i-ELOOP 表示灯点滅中にハンドルを操作すると通常のハンドル操作より重くな
るときがありますが、 異常ではありません。エンジンをかけたまま安全な場所に
停車し、 ハンドル操作をしないでください。しばらくすると表示灯が消えて、 通
常のハンドル操作に戻ります。
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2. 運転するときに
燃費モニター
燃費モニター¬è”Å“7
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センターディスプレイ内の各アイコンを操作することにより i-stop/i-ELOOP 状態表示、
燃費情報、 i-stop 効果を切り替え表示します。また、 運転終了後、 エンディング表示が
ON のときは、 今回の運転のエネルギー効率実績などを表示します。
1. ホーム画面のアイコンを選択して、 アプリケーション画面を表示します。
2. 燃費モニターを選択します。
3. コマンダースイッチを操作、 または画面にタッチしてメニューを表示します。
4. メニュー内のアイコンを選択します。各アイコンは次の様に機能します。
メニュー表示を閉じます。
アプリケーション画面にもどります。
燃 費 モ ニ タ ー の 表 示 を、 i-stop/i-ELOOP 状 態 表
示、 i-stop 効果表示、 燃費情報の順に切り替えます。
燃費データをリセットします。
次のセッティング画面を表示します。
●エンディング表示の ON/OFF 切り替え
●燃費データのリセットをトリップメーター
(TRIP

A)


同期させる機能の ON/OFF 切り替

ŒÝ
電源ポジションを ON から OFF にしたときの燃費モニター画面が、次回電源ポジショ
ン ON したとき、 最初の燃費モニター画面になります。
燃費情報
燃費に関する情報を表示します。
過去 60 分間の燃費を表示します。
●過去 1 ~ 10 分間は、 1 分間毎の燃費を表示し
ます。
●過去 10 ~ 60 分間は、 10 分間毎の燃費を表
示します。
過去 5 回分のリセット時の平均燃費とリセット後
(

現在 )  の平均燃費を表示します。
走行開始後の平均燃費を 1 分間毎に算出して表示
します。
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