MAZDA MODEL AXELA HYBRID 2014 アクセラハイブリッド|取扱説明書 (in Japanese)

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運転する
.
前に
運転する
.
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
.●道路幅が極端に狭い場合は、 2 車線横の車両を検知する場合があります。 .( レー
ダーセンサーの検知エリアは、 高速道路の道路幅に対して設定してあります。)
.●道路上および道路端の停止物 .( ガードレール、 トンネル、 側壁等 ) .に対して
RVM 接近表示灯が点灯する場合があります。
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.●車両後部に自転車のキャリア等を装着した場合は、 リアビークルモニタリングシ
ステムを解除してください。レーダーの電波がさえぎられるためシステムが正常
に作動しない可能性があります。
.●リアビークルモニタリングシステムのレーダーセンサーは日本国内の電波法の認
可を受けています。日本国外で走行する際には、 その国の認可を受ける必要があ
ります。
.●市街地の交差点を曲がるときなどに、 RVM 接近表示灯が点滅、 または警報チャ
イムが複数回鳴る場合があります。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
RVM 接近表示灯 / 警報チャイム
リアビークルモニタリングシステムが作動中は、 RVM 接近表示灯や警報チャイムで、 隣
接車線に車両があることを知らせます。
RVM 接近表示灯
ドアミラーに取り付けられています。後方からの接近車両を検知すると点灯します。点灯
した状態で、 点灯側へ方向指示器のレバーを操作すると点滅し、 運転者に危険を知らせま
す。
減光解除機能
ランプスイッチをまたはの位置にすると、 RVM 接近表示灯が点灯したときの明
るさは減光されます。
雪道や霧での走行時など、 周囲が明るく減光状態では RVM 接近表示灯が見えにくい場合
には、 減光解除ボタンを押すと減光が解除され RVM 接近表示灯が点灯したときの明るさ
が明るくなります。
→130ページ「パネルライトコントロールスイッチ」
警報チャイム
RVM 接近表示灯の点滅と同時に吹鳴し、 運転者に危険を知らせます。
ŒÝ
リアビークルモニタリング.(RVM).警報チャイムの音量を変更できます。
→451ページ「設定変更.( カスタマイズ機能 ).」
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運転する
.
前に
運転する
.
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
RVM 表示灯 ( 緑 )
リアビークルモニタリングシステムが作動可能なとき
点灯します。
RVM スイッチ
スイッチを押すとメーター内の RVM 表示灯. ( 緑 ).が
点灯し、 リアビークルモニタリングシステムが作動可
能な状態になります。
もう一度押すとリアビークルモニタリングシステムが
解除され、 RVM 表示灯.( 緑 ).が消灯します。
ŒÝ
.●電源ポジションを OFF にしたときは、 OFF にする前の状態が保持されます。た
とえば、 リアビークルモニタリングシステムが作動可能な状態で電源ポジション
を OFF にすると、 次に電源ポジションを ON にしたときはリアビークルモニタ
リングシステムは作動可能な状態のままです。
.●12V バッテリーのターミナルやヒューズの脱着などにより、 12V バッテリーと
の接続が断たれるとリアビークルモニタリングシステムは OFF になります。リ
アビークルモニタリングシステムを作動させる場合は、 RVM スイッチを押して
ON にしてください。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
スマートシティーブレーキサポート (SCBS) とは
スマートシティーブレーキサポート.(SCBS).は車速が約 4. km/h ~約 30. km/h で走行
中に前方車をレーザーセンサー. ( フロント ).が検知し、 前方車との衝突を回避できないと
判断したときに、 ブレーキ制御. (SCBS ブレーキ ).を行なう装置で、 衝突時の被害を軽減
します。また自車と前方車との相対速度が約 15. km/h より低いときは、 衝突を回避でき
る場合があります。なお、 約 4.km/h ~約 30 .km/h でシステム作動範囲に入っている
ときに、 運転者がブレーキペダルを踏んだときは、 ブレーキが素早く確実にかかるよう補
助します。.( ブレーキアシスト.(SCBS.ブレーキアシスト ))
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運転する
.
前に
運転する
.
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
/
žc ”
システムを過信しない
 ●スマートシティーブレーキサポート  (SCBS) は、 あくまでも衝突時の被
害を軽減するシステムです。システムを過信してアクセルやブレーキな
どの操作を怠ると思わぬ事故につながるおそれがあります。
 ●スマートシティーブレーキサポート  (SCBS) は、 前方車  (4 輪車両 )  に
対して作動するシステムです。2 輪車や歩行者に対しては作動保障しま
せん。
 ●スマートシティーブレーキサポート  (SCBS) のレーザーセンサー  ( フロ
ント ) はルームミラー付近に設置され、 AT 誤発進抑制制御と共用してい
ます。スマートシティーブレーキサポート (SCBS) の正しい作動のため、
次のことをお守りください。
• レーザーセンサー ( フロント )  付近のフロントガラス表面にステッ
カー  ( 透明なものを含む )  などを貼り付けないでください。レーザー
センサー  ( フロント )  が前方車や障害物を正しく検知できず思わぬ事
故につながるおそれがあります。
• フロントガラスにガラスコーティング剤などを使用しないでください。
レーザーセンサー  ( フロント )  が前方車や障害物を正しく検知できず
思わぬ事故につながるおそれがあります。
• レーザーセンサー ( フロント ) の分解などを行なわないでください。
• 飛び石などでフロントガラスのレーザーセンサー  ( フロント )  周辺に
傷などが認められるときは、 ただちにスマートシティーブレーキサポー
ト  (SCBS)  の使用を停止し、 必ずマツダ販売店で点検を受けてくだ
さい。レーザーセンサー  ( フロント )  の周辺にひび割れや引っかき傷
などがあるまま運転を続けると意に反して作動し、 思わぬ事故につな
がるおそれがあります。
作動を停止させるときは次のページを参照してください。
→451ページ「設定変更 ( カスタマイズ機能 )」
• フロントガラスやフロントワイパーを交換する際は、 マツダ販売店に
相談してください。
Э
サスペンションを改造しない
車高や車の傾きが変わると前方車や障害物を正しく検知できないため、 スマー
トシティーブレーキサポート  (SCBS)  が正常に作動しなくなったり、 誤っ
て作動し、 重大な事故につながるおそれがあります。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
«™
žc ”
草の生い茂ったオフロードなど悪路を走行する際はスマートシティーブレー
キサポート (SCBS) を停止してください。
žc ”
4 輪ともすべて指定されたサイズで、 同一メーカー ・ 同一銘柄 ・ 同一トレッ
ドパターンのタイヤを使用してください。また、 磨耗差の著しいタイヤを混
ぜて使用しないでください。タイヤを混ぜて使用すると、 スマートシティー
ブレーキサポート (SCBS) が正常に作動しなくなるおそれがあります。
žc ”
レーザーセンサー  ( フロント )  は、 ガラスの汚れを検知してお知らせする機
能を備えていますが、ビニール袋や氷、雪などが付着した場合など、状況によっ
ては検知できない場合があります。このようなときは前方車を正しく判断で
きず、 正しい制御ができないおそれがあります。常に前方を注意して運転し
てください。
žc ”
シャシーローラーを使用するときは、 シャシーローラー上を走行中に誤って
作動しないようにシステムを OFF にしてください。
→451ページ「設定変更 ( カスタマイズ機能 )」
ŒÝ
.●スマートシティーブレーキサポート.(SCBS).は、 運転者が意図的に運転操作.( ア
クセル操作、 ハンドル操作 ).を行なったときは作動しません。
.●スマートシティーブレーキサポート.(SCBS).は次の条件のとき作動します。
•.ハイブリッドシステムが作動しているとき
•.スマートシティーブレーキサポート .(SCBS) .警告灯 .( 橙 ) .が点灯していない
とき
•.車速が約 4.km/h ~約 30.km/h のとき
•.スマートシティーブレーキサポート.(SCBS).を OFF にしていないとき
•.DSC が故障状態でないとき
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運転する
.
前に
運転する
.
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
.●スマートシティーブレーキサポート .(SCBS) .は近赤外線レーザー光を照射し、
前方車のリフレクター.( 反射板 ).からの反射を測定して前方車を検知しています。
そのため、 次のようなときは、 スマートシティーブレーキサポート .(SCBS) .が
作動しない場合があります。
•.車両形状等により反射作用が低い車両
•.前方車が著しく汚れているとき
•.雨 ・ 霧 ・ 雪など天候が悪いとき
•.ウインドーウォッシャー使用中や降雨時にワイパーを使用していないとき
•.フロントガラスが汚れているとき
•.ハンドルをいっぱいまでまわした状態や、 アクセルを踏み込んだ状態で、 前方
車に接近しているとき
•.荷台の低いトラック、 極端に車高の低い車両や車高の高い車両
•.キャリアカーなど、 特殊な形状をした車両
.●次のような状態のときはスマートシティーブレーキサポート .(SCBS) .が正常に
作動しない場合があります。
•.荷室やリヤシートへ重い荷物をのせたとき
•.前方車と部分的な接触の可能性があるとき
•.カーブが連続する道路やカーブの出入口を走行しているとき
•.ルーフレールなどを装着してレーザーセンサー. ( フロント ).をおおうような長
尺物をのせたとき
•.前方車の排気ガス、 砂や雪、 マンホールやグレーチングなどからの水蒸気など
による煙、 水しぶきが巻きあがっているとき
•.偏摩耗の著しいタイヤを装着して走行しているとき
.●次のようなときはレーザーセンサーが前方車と判断し、 スマートシティーブレー
キサポート.(SCBS).が作動する場合があります。
•.カーブ入口に路側物があるとき
•.カーブで対向車両とすれ違うとき
•.路面上に金属物、 段差または突起物があるとき
•.ETC ゲートを通過するとき
•.ビニールカーテン、 旗などを潜って通行するとき
•.パイロンなどのプラスチック類
•.2 輪、 歩行者、 動物や立ち木
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
スマートシティーブレーキサポート (SCBS) 表示灯 ( 赤 )
スマートシティーブレーキサポート.(SCBS) .作動中
に表示灯.( 赤 ).が点滅します。
自動ブレーキ作動表示
SCBS ブレーキ作動中やブレーキアシスト .(SCBS .ブレーキアシスト ) .作動中に、 アク
ティブ.ドライビング.ディスプレイに表示されます。
スマートシティーブレーキサポート (SCBS) を停止させるには
スマートシティーブレーキサポート.(SCBS).を作動しないようにできます。
→451ページ「設定変更.( カスタマイズ機能 )」
スマートシティーブレーキサポート .(SCBS) .を作動
しないようにすると、 スマートシティーブレーキサ
ポート.(SCBS).OFF 表示灯が点灯します。
ŒÝ
SCBS を停止した状態でハイブリッドシステムを停止した場合、 次にハイブリッド
システムを始動すると SCBS は作動可能な状態にもどります。
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運転する
.
前に
運転する
.
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
AT 誤発進抑制制御とは
AT 誤発進抑制制御は車両が徐行中 .( 約 10 .km/h 以下 ) .や停車時、 前方に車や壁などの
障害物があるにも関わらず、 必要以上にアクセルペダルが踏み込まれた. ( アクセルペダル
を踏み間違えたと判断した ).ときに、 駆動力を抑制することで、 衝突時の被害を軽減しま
す。システム作動中はアクティブ .ドライビング .ディスプレイに作動中をお知らせすると
同時に、 警報音で運転者に警告します。
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AT 誤発進抑制制御を過信せず安全運転に心がける
AT 誤発進抑制制御は、 ペダルの踏み間違いによる事故を回避するものでは
ありません。発進時はシフトやペダルの位置を十分に確認して操作してくだ
さい。アクセルやブレーキなどの操作を怠ると思わぬ事故につながるおそれ
があります。
Э
停車中、 むやみにアクセルペダルを踏まない
停車状態を保ったり、 発進を緩やかにするものではありません。また、 障害
物の近くで故意にアクセルを踏み込まないでください。意に反して車が動き
出し、 思わぬ事故につながるおそれがあります。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
.●AT 誤発進抑制制御は次の条件のときに作動します。
•.ハイブリッドシステムが作動しているとき
•.スマートシティーブレーキサポート.(SCBS).を停止していないとき
•.スマートシティーブレーキサポート.(SCBS) .警告灯 .( 橙 ) .が点灯していない
とき
•.P、 R、 N にしていないとき
.●レーザーセンサー .( フロント ) .の検知能力には限界があります。次のようなとき
は、 AT 誤発進抑制制御が作動しない場合があります。
•.前方車が著しく汚れているとき
•.フロントガラスに氷やビニール袋が付着しているとき
•.ウインドーウォッシャー使用中や降雨時にワイパーを使用していないとき
•.フロントガラスに曇り、 雪、 汚れ、 霜が付着しているとき
•.急カーブ、 急な坂道のとき
•.ハンドルをいっぱいまでまわしたとき
.●次のような障害物は AT 誤発進抑制制御が作動しない場合があります。
•.障害物の高さが低いとき.( 低い壁、 低いガードレール、 トレーラーなどの後部 )
•.障害物が小さいとき
•.障害物が細いとき.( 標識の支柱など )
•.障害物が自車の中心から外れた位置にあるとき
•.黒い障害物、 汚れた障害物.( レーザーが反射しにくい障害物 )
•.フェンス、 ガラスなどレーザーが透過.( 通過 ).する障害物
•.荷台の低いトラック、 極端に車高の低い車両や車高の高い車両
•.キャリアカーなど、 特殊な形状をした車両
.●次のような状態のときは AT 誤発進抑制制御が作動しない場合があります。
•.フロントガラスに汚れ、 雨、 雪、 氷などが付着しているとき
•.ボンネットの上に雪などの障害物があるとき
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