MAZDA MODEL AZ-WAGON 2012 ワゴン|取扱説明書 (in Japanese)
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2. 必読! 安全なドライブのために
Rc
2-28
アクセサリーの取付けに気を
つけて
80J069
エンジンオイルは定期的に交
換する
標準的な使用方法では、エンジンオイ
ルは10,000 km (ターボ車は 5,000
km )ごと、または 6か月ごとのどち
らか早い方で交換し、エンジンオイル
フィルターは 10,000 kmごとに交換
してください。
指定のエンジンオイルを使ってくだ
さい。
→ 8-1ページ(サービスデータ)
厳しい条件(シビアコンディショ
ン)で使用した場合は、標準的な場
合より早めの交換が必要です。
→ メンテナンスノート
→ 3-52ページ (エコドライブインジケーター)
タイヤの空気圧を適正に
タイヤの空気圧が低いとガソリンを
多く消費します。適正な空気圧にし
てください。
この車の指定空気圧は、運転席ドア
の開口部に貼付してある「 空気圧ラ
ベル 」(1)で確認のうえ、調整して
ください。
70K115
窓ガラスにアクセサリーを取り付け
ないでください。アクセサリーや吸
盤が視界をさまたげたり、吸盤がレ
ンズの働きをして火災を起こしたり
するおそれがあります。また、SRS
エアバッグが作動したときに、アク
セサリーがとんでけがのおそれがあ
ります。
交換時期を守ってください。劣化し
たオイルや目詰まりしたフィルター
は、エンジン故障や異音の原因とな
ります。交換については、マツダ販
売店へお申し付けください。
エコドライブをしましょう
(1)
000-AZ 取扱説明書 .book 28 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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2. 必読! 安全なドライブのために
Rc
2-29
不要な荷物は積まない
燃費が悪化したりタイヤが早く摩耗し
たりするなど、車に悪影響がありま
す。
暖機運転は適切に
長期間、お車を使用しなかったときや
極低温のときは、数十秒の暖機運転を
行なってから走行を開始してくださ
い。それ以外の場合はエコドライブの
ため、エンジンを始動したら、すみや
かに走行を開始してください。
急発進、急加速、急ブレーキ
など「急」のつく運転はしない
80J259
空ぶかしをしない
80J064
燃料を消費するだけで、何の効果もあ
りません。
車速に応じたギヤで走行する
低速ギヤを使って高いエンジン回転で
走行すると燃費が悪くなります。走行
速度に応じた正しいギヤをお使いくだ
さい。
000-AZ 取扱説明書 .book 29 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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3. 運転装置の取扱い
ドアの開閉キー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-2
ドア ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-4
キーレスエントリー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-8
携帯リモコン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-10
警報装置 セキュリティアラーム(警報装置) ・・・・・・・ 3-15
各部の開閉 パワーウインドー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-18
ボンネット ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-21
燃料給油口 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-22
シートの調節 前席シート ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-24
後席シート ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-28
フルフラットシート ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-34
各部の調節 ルームミラー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-35
ドアミラー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-35
チルトステアリング ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-37
メーター メーターの見かた ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-38
警告灯・表示灯の見かた ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-42
000-AZ 取扱説明書 .book 0 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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運転装置の取扱い
3-1
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スイッチの使いかたライトスイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-52
光軸調整ダイヤル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-54
方向指示器スイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-55
非常点滅灯スイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-56
ワイパー/ウォッシャースイッチ ・・・・・・・・・ 3-56
ホーンスイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-57
リヤデフォッガースイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・ 3-58
フォグランプスイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-59
ILLUMIスイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-59
エンジン始動 エンジンスイッチの各位置のはたらき ・・・・・ 3-60
イモビライザーシステム ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-61
プッシュボタンスタート&アドバンスト
キーレスエントリーシステム ・・・・・・・・・・・ 3-63
エンジンのかけかた ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-67
パーキングブレーキ パーキングブレーキの操作 ・・・・・・・・・・・・・・・ 3-71
チェンジレバー チェンジレバーの操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-73
オートマチック車 セレクトレバーの操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-74
オートマチック車の特性 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-80
オートマチック車を運転するとき ・・・・・・・・・ 3-81
オートマチック車の運転のしかた ・・・・・・・・・ 3-83
000-AZ 取扱説明書 .book 1 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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3. 運転装置の取扱い/ドアの開閉
3-2
“ý
l
キーを紛失したり、車内に閉じ込めたり
しないように注意してください。
プッシュボタンスタート&ア
ドバンストキーレスエント
リーシステム非装備車
キーが2本ついています。
キーは、エンジンの始動・停止のほか
に、ドアの施錠・解錠に使用します。
すべてのキーにイモビライザー機能
(車両盗難防止装置)が付いています。 → 3-61ページ (イモビライザーシステム)
82K047
リモコンキーを航空機内へ持ち込む場
合は、機内で操作ボタンを押さないでく
ださい。また、バッグなどに入れるとき
は、 簡単に操作ボタンが押されないよう
に収納してください。操作ボタンが押さ
れると、 電波が発信され、航空機の運航
に支障をきたすおそれがあります。
※リモコンキーは、航空機内での使用 が制限される電子機器に該当しま
す。
盗難などを防ぐため、キーを紛失した
ときは、すみやかにマツダ販売店にご
相談ください。
ドアの開閉
キー
キーホルダーのアクセサリーなどは
必要最小限にしてください。アクセ
サリーを多数付けたり、重い物を付
けたりすると、走行中の振動などで
エンジンスイッチに差したキーがま
わるおそれがあります。
また、大きなアクセサリーを付けて
いると、膝や手などがあたってキー
をまわしてしまうおそれがあります。
→ 3-60 ページ(エンジンスイッチ の各位置のはたらき)
キーには、精密な電子部品が組み込
まれています。電子部品の故障を防
ぐため、次のことをお守りください。
・インパネの上などの高温になるよ
うな場所に置かない
・落下させるなどして、強い衝撃を あたえない
・水洗いをしたり、水中に入れたり しない
・磁気をおびたキーホルダーなどを つけない
・テレビやオーディオなど磁気をお
びた機器の近くに置かない
・電気医療機器(マイクロ波治療器 や低周波治療器など)の近くに置
いたり、身につけたまま治療を受
けたりしない
ホームセンターなどでスペアキーを
作成しても、イモビライザー機能が
ないため、ドアの施錠・解錠はでき
ても、エンジンの始動ができませ
ん。イモビライザー機能付きのマツ
ダ純正のキーにて暗証コードを登録
(最大4本)する必要があります。
キーのご購入、暗証コードの登録に
ついては、マツダ販売店にご相談く
ださい。
000-AZ 取扱説明書 .book 2 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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3. 運転装置の取扱い/ドアの開閉
3-3
“ý
l
プッシュボタンスタート&ア
ドバンストキーレスエント
リーシステム装備車
キーはドアの施錠・解錠に使えます
が、エンジンの始動・停止には使えま
せん。エンジンの始動・停止には携帯
リモコンをご使用ください。
→ 3-67ページ
(エンジンのかけかた)
携帯リモコン(1)が2個、リモコンに
格納可能なキー(2)が2本付いていま
す。
→ 3-10ページ(携帯リモコン)
70K006
リモコンに格納されているキー(2)
は、ロック解除レバー(4)を 方向
に引きながら取り出します。
82K283
キーナンバープレート
キーナンバープレート(2)には、キー
作成時に必要なキーナンバー(1)が打
刻されています。
80J1008
(3) 作動表示灯
(5) 適合証明マーク
(2) (1)
(3)
(2)
(5)
(4)
携帯リモコンには、キーを格納して
ください。リモコンの電池が消耗し
ているときや故障したときなどに、
ドアの施錠・解錠ができなくなるお
それがあります。
キーのご購入については、マツダ販
売店にご相談ください。
お客様以外の方にキーナンバーを知
られないよう、キーナンバープレー
トは車両以外の場所に、大切に保管
してください。万一、キーを紛失し
たときは、マツダ販売店にキーナン
バーを伝えてご相談ください。
お車をおゆずりになるときは、次に
所有される方のために、キーナン
バープレートをお車のキーとともに
お渡しください。
(1)
(2)
000-AZ 取扱説明書 .book 3 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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3. 運転装置の取扱い/ドアの開閉
3-4
“ý
l
キー操作による車外からの
施錠・解錠
→ 3-8ページ(キーレスエントリー)
→ 3-10ページ(携帯リモコン)
■ 運転席ドア
キーを差し込んで時計方向にまわすと解
錠、反時計方向にまわすと施錠できま す。
70K007
■ バックドア
運転席ドアにキーを差し込んで、時計方
向にまわすと解錠、反時計方向にまわすと施錠できます。
バックドアを開けるときは、解錠後、
ドアハンドル (1) を手前に引きながら
ドアを持ち上げます。
70K008
ドアを閉めるときは、シートベルト
や荷物などをはさまないようにして
ください。半ドア状態になって、走行
中にドアが開くおそれがあります。
エンジンをかけた状態で、バックド
アを開けたままにしないでくださ
い。排気ガスが車内に侵入して、一
酸化炭素中毒のおそれがあります。
火災や盗難などの事故防止のため、
車から離れるときは、エンジンを止
めドアを施錠してください。
ドアの開閉は、お子さまではなく大
人 が 行 な い、手、足、頭 な ど を は さ
まないように気をつけてください。
ドアを開けるときは、後ろからの車
に注意してください。とくに風が強
い日は注意してください。
バックドアを開けるときは、完全に
開けてください。開けかたが不十分
な場合、思わぬときに閉まって、け
がのおそれがあります。
エンジンがかかっているときは、排
気管の真後ろでバックドアを開閉し
ないでください。やけどなどのおそ
れがあります。
少しの間でも車から離れるときは、現
金や貴重品を車内に放置しないでく
ださい。盗難のおそれがあります。
セキュリティアラームのセット状態
およびドアの開けかたによっては、
警報が作動する場合があります。
→ 3-15ページ (セキュリティアラーム)
ドア
í
Ē
(1) í
Ē
000-AZ 取扱説明書 .book 4 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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3. 運転装置の取扱い/ドアの開閉
3-5
“ý
l
ドア下面右側の手かけ部(2)を持って
引き下げ、最後はドアを外側から手で、
少し勢いをつけて押しつけます。
70K009
70K010
車内からの施錠・解錠
■ 前席ドア、後席ドア
ドアを閉めてロックレバー(1)を施錠
側(車の前方向)にすると施錠、解錠側 (車の後ろ方向)にすると解錠できま
す。
70K011バックドアを支えているダンパース
テー(3)の損傷や作動不良を防ぐた
め、次のことをお守りください。ス
テーが円滑に動かなくなったり、バッ
クドアを開けたときに、保持できなく
なったりするおそれがあります。
ステーのロッド部(ドア開閉時に摺
動する棒部分)に傷をつけたり、泥
やビニール片、テープなどの異物を
付着させたりしないでください。
ステーに手をかけたり、物をかけた
りしないでください。
バックドアを閉めるときは
(2)
(3)
解錠時、ロックレバーの赤い表示が見
えます。目安としてください。
LR
ƒí í
(1)
000-AZ 取扱説明書 .book 5 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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3. 運転装置の取扱い/ドアの開閉
3-6
“ý
l
■ バックドア
故障やバッテリーあがりなどでバックド
アが解錠できないときは、マツダ販売店
で点検を受けてください。
緊急を要するときは、次の手順で解錠し
てください。
バックドアのトリム(1) を外します。
固定しているクリップ(11 個) (2)
は、マイナスドライバー(市販品)
などで中央部をこじて外します。
70K30230
トリム内側にあるレバー(3) を引き
上げると、解錠します。
施錠するときは、レバーを押し下げ
ます。
70K119
キーを使わない施錠
■ 前席ドア
ロックレバー(1)を施錠側(車の前方
向)に し て、ド ア ハ ン ド ル(2)を 引 い たままドアを閉めると施錠できます。
70K013
■ 後席ドア
ロ ッ ク レ バ ー(1)を 施 錠 側(車 の 前 方
向)にして、ドアを閉めると施錠できま す。
70K014
レバー操作をするときは、バックドアの
穴周囲のエッジ部分をさわらないでく
ださい。けがをするおそれがあります。
1
(2)
(1)
2
(3)
í
Ē
(1)
(2) Ē
Ē
(1)
000-AZ 取扱説明書 .book 6 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分
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3. 運転装置の取扱い/ドアの開閉
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“ý
l
キーまたはロックレバー操作
によるパワードアロック
→ 3-8ページ(キーレスエントリー)
→ 3-10ページ(携帯リモコン)
運転席ドアをキーまたはロックレバー
(1)操 作 で 施 錠・解 錠 す る と、助 手 席
/後席/バックドアも同時に施錠・解錠
します。
70K015 70K016
■ ドアロック解除機能
衝突などで SRS エアバッグが作動する
と、自動的にすべてのドアロックを解除
します。
「キーを使わない施錠 」をするとき
は、キーが手元にあるか確認してく
ださい。キーを閉じ込むおそれがあ
ります。
プッシュボタンスタート&アドバン
ストキーレスエントリーシステム装
備車の場合、次のような状況では、
「キーを使わない施錠 」ができない
場合があります。 ・ 携帯リモコンが車内にある
・ エンジンスイッチが または
のとき
→ 3-14ページ (携帯リモコン閉じ込み防止機能)
ACC
ON
ƒí í
プッシュボタンスタート&アドバンス
トキーレスエントリーシステム装備車
の場合、いずれかのドアが開いている
と、キーまたは運転席ドアのロックレ
バー操作で施錠できない場合がありま
す。
→ 3-14ページ (携帯リモコン閉じ込み防止機能)
エアバッグが作動したときでも、ドア
ロックモーターの配線やモーター自体
が損傷した場合は、ドアロック解除機
能が作動しません。
(1)
ƒí í
000-AZ 取扱説明書 .book 7 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分