MAZDA MODEL CARROL 2013 取扱説明書 (キャロル) (in Japanese)

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必読! 安全なドライブのために
2-7
シートベルトで遊ばせない
80J028
お子さま用シートの使用につ
いて
お子さま用シートは、助手席で使用
することができません。後席に取り
付けてください。
お子さま用シートは、お子さまの年
齢や体格に合った適切なものを選ん
でください。
→ 3-44 ページ(お子さま用シートの選択について)
80J082
首がすわっていないお子さま、ひとりすわりのできないお子さまに
は、ベビーシートをご使用のう
え、後席に乗せてください。
お子さまをシートベルトで遊ばせな
いでください。ベルトを身体に巻き
つけるなどして遊んでいるときに、
窒息など重大な傷害を受けるおそれ
があります。万一の場合は、ハサミ
でベルトを切断してください。
助手席には、お子さま用シートが必
要なお子さまを乗せないでくださ
い。後ろ向き前向きにかかわらず、
お子さま用シートを適切に取り付け
ることができません。
67H20440
000- 取扱説明書 .book 7 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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必読! 安全なドライブのために
2-8
助手席サンバイザーの両面には、次の警告ラベルが貼られています。ご
使用の前に、必ずお読みください。
85K20020
※警告ラベルで使用される「チャイ ルドシート」は、本書で使用される
「お子さま用シート」のことを表わ します。
この車には、次のタイプのお子さま
用シートを取り付けることができま す。
・ シートベルトで固定するタイプの
お子さま用シート
→ 3-43 ページ(お子さま用シー トのシートベルトによる固定)
・ISOFIXタイプのお子さま用シート → 3-34ページ (ISOFIX 対応チャイルドシート固定専用金具)
お子さま用シートの種類によって
は、この車に正しく取り付けられな
いものがあります。使用する前に、
お子さま用シートに付属の取扱説明
書をよく読み、取り付け方法や取扱
いなどについてご確認ください。
お子さま用シートには、マツダ純正
品をおすすめします。詳しくは、マ
ツダ販売店にご相談ください。
お子さま用シートを使用していて
も、お子さまの安全の確保には限界
があります。スピードは控えめにし
て、安全運転に心がけてください。
走行する前に、お子さま用シートが
確実に固定され、ガタつき、ゆるみ
などがないことを確認してくださ
い。
万一の事故でお子さま用シートに
強い衝撃を受けた場合は、外観に異
常がなくても再使用しないでくだ
さい。いざというときに性能を十分
発揮できないおそれがあります。
お子さま用シートは、使用していな
いときでもしっかりとシートに取り
付けるか、 荷室に収納してください。
シートから取り外したまま客室内に
放置すると、ブレーキをかけたとき
などに乗員やものに当たるおそれが
あります。
000- 取扱説明書 .book 8 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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必読! 安全なドライブのために
2-9
ドアやウインドーの開閉、
シートの調節は大人が行なう
お子さまの手足や首をはさまないよう
に、大人が開閉や調節を行なってくだ
さい。
80J029
窓から顔や手を出さない
80J030
車から離れるときは
パワーウインドーは、お子さまが自
分で操作しないように、ウインドー
ロックスイッチをご使用ください。
→ 3-20ページ(ウインドーロックスイッチ)
お子さまが手や顔などを出さないよ
うに注意してください。急ブレーキ
で重大な傷害を受けたり、転落した
りするおそれがあります。また、車
外のものなどに当たって重大な傷害
を受けるおそれがあります。
車から離れるときは、お子さまだけ
を車内に残さないでください。
お子さまのいたずらで、車の発進
や火災などの事故を起こすおそれ
があります。
炎天下の車内は高温になり、お子
さまが熱射病にかかるおそれがあ
ります。エアコンをつけていて
も、車内にお子さまだけを残さな
いでください。
80J032
000- 取扱説明書 .book 9 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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必読! 安全なドライブのために
2-10
お子さまを荷室に乗せない
80J031
シート、ミラーの調節は走行
前に
80J014
シートベルトは正しく着用
51K0007
荷室は人が乗る構造になっていませ
ん。お子さまを乗せないでください。
急ブレーキなどで思わぬ事故につな
がるおそれがあります。
道路上での停車中も、お子さまを荷
室で遊ばせないでください。
運転席にすわって
走行中にシートの調節、ルームミ
ラーやドアミラーの調節をしないで
ください。ハンドル操作を誤ったり、
前方不注意となったりして、思わぬ
事故につながるおそれがあります。
→ 3-26ページ(前席シート)
→ 3-23ページ (ルームミラー、ドアミラー)
背もたれを必要以上に倒さないでく
ださい。ヘッドレストやシートベル
トが本来の機能を発揮できません。
走行前にシートベルトを正しく着用
してください。
助手席や後席の同乗者全員にシート
ベルトを着用させてください。
→ 3-36ページ(シートベルト)
000- 取扱説明書 .book 10 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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必読! 安全なドライブのために
2-11
運転席の足元付近にものを置
かない
64L20030
車に合ったフロアマットを
適切に使用する
64L20040
空き缶などを足元に放置しないでく
ださい。ペダル操作ができなくなっ
て思わぬ事故につながるおそれがあ
ります。
ペダル操作のさまたげになって思わ
ぬ事故につながるおそれがあります
ので、次のことをお守りください。
足元の形に合わないフロアマット
を使わない
フロアマットを重ねて敷かない
フロアマットは固定具などで確実
に固定する
64L2019A
※運転席側のフロア(カーペット下)には、マツダ純正フロアマットに
付属する固定具を取り付ける穴が
あります。
この車専用のマツダ純正フロアマッ
トのご使用をおすすめします。
マツダ純正フロアマットの例
000- 取扱説明書 .book 11 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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必読! 安全なドライブのために
2-12
換気が悪いところでエンジン
をかけたままにしない
80J010
窓越しのエンジン始動は
しない
72J20240
運転席にすわり、ブレーキペダルを踏
んでからエンジンを始動してくださ
い。
周囲をよく確認してから発進
する
80J025
車庫の中など、換気が悪いところで
エンジンをかけたままにすると、一
酸化炭素中毒のおそれがあります。
エンジンをかけた状態で、バックド
アを開けたままにしないでくださ
い。排気ガスが車内に侵入します。
車内で排気ガスのにおいがしたとき
は、すべての窓を全開にし、エアコ
ン、ヒーターの内外気切替えを外気
導入に切り替え、ファンを強にして
換気します。換気してもにおいが消
えないときは、すみやかにマツダ販
売店で点検を受けてください。
エンジンをかけるときは
窓越しのエンジン始動はしないでく
ださい。思わぬ事故につながるおそ
れがあります。
→ 4-8ページ(エンジンのかけかた)
走行するときは
000- 取扱説明書 .book 12 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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必読! 安全なドライブのために
2-13
エンジン始動直後の空ぶかし
や急発進、急加速をしない
80J064
エコドライブのため、空ぶかしや急発
進、急加速はしないでください。
→ 2-30ページ(エコドライブをしましょう)
携帯電話やカーナビゲーショ
ンなどに気を取られないで
85K2114
周囲の安全をしっかりと確認してか
ら発進してください。
バックミラーだけでは後方の安全が
十分に確認できません。車を後退さ
せるときは、車から降りて自分の目
で後方を確認してください。
エンジン始動直後は暖まっていない
ので、空ぶかしや急発進、急加速を
すると、エンジン故障の原因となり
ます。
運転者は、走行中に自動車電話や携
帯電話などを使用しないでください。
会話や電話の操作に気を取られ、思わ
ぬ事故につながるおそれがあります。
運転者は、走行中にテレビを見た
り、カーナビゲーションやオーディ
オなどを操作したりしないでくださ
い。前方不注意で思わぬ事故につな
がるおそれがあります。
000- 取扱説明書 .book 13 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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必読! 安全なドライブのために
2-14
ハンドルの中に手を入れてス
イッチなどを操作しない
80J034
ブレーキペダルに足を乗せた
まま走行しない
クラッチペダルに足を乗せた
まま走行しない
64L20060
必要以上に長い時間、半クラッチ操作
を行なわないでください。
走行中はニュートラルにしない
80J035
ハンドル操作のさまたげになり、思
わぬ事故の原因となります。
ブレーキ部品が早く摩耗したり、ブ
レーキ装置が過熱したりして、効き
が悪くなるおそれがあります。
クラッチが早く摩耗したり過熱した
りして、思わぬ事故につながるおそ
れがあります。
緊急時以外は、走行中にチェンジレ
バーまたはセレクトレバーをニュー
トラルに入れないでください。エン
ジンブレーキがまったく効かないた
め、思わぬ事故の原因となります。
マニュアル車
000- 取扱説明書 .book 14 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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必読! 安全なドライブのために
2-15
こんなときどうする?
警告灯が点灯したら?ただちに安全な場所に停車して処置
をしてください。
→ 1-10ページ(警告灯・表示灯)
床下に強い衝撃を受けたら?ただちに安全な場所に停車し、ブ
レーキ液や燃料が漏れていないか、
排気管などに異常がないか点検して ください。異常が見つかったとき
は、マツダ販売店にご連絡くださ
い。
タイヤが突然パンクしたら? ハンドルをしっかり握り、慎重にブ
レーキをかけて徐々にスピードを落
とし、安全な場所に停車してくださ
い。
→ 7-2ページ(パンク)
ブレーキペダルが重く感じたら?車には、エンジンの負圧を利用してブレーキペダルを踏む力を軽減する
ブレーキ倍力装置がついています。
エンジンの負圧が低下していると、
ブレーキペダルを踏んだときに重く
感じることがありますが、異常では ありません。そのままペダルを強く
踏んでください。
長い下り坂ではエンジンブ
レーキを使用する
長い下り坂ではエンジンブレーキ(※)
を併用してください。アクセルペダル
から足を離し、走行速度に合わせて、次
のようにします。
■ マニュアル車
ギヤを1速ずつシフトダウンします。
→ 4-14ページ (チェンジレバーの操作)
■4AT車
オーバードライブ(O/D)スイッチを
OFF にするか、セレクトレバーを
または にシフトダウンします。
■CVT車
S(スポーツ)モードスイッチをONにす
るか、セレクトレバーを にシフトダ
ウンします。
→ 4-15ページ(セレクトレバーの操作)
※エンジンブレーキとは、走行中にア クセルペダルから足を離したときに
起こるブレーキ効果のことをいいま
す。エンジンブレーキは低速ギヤほ
どよく効きます。
80J1003
ブレーキペダルを踏み続けると、ブ
レーキ装置が過熱してブレーキが効
かなくなるおそれがあります。
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L
L

Šp½
000- 取扱説明書 .book 15 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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必読! 安全なドライブのために
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横風が強いときは
72J20330
トンネルの出口や橋の上、大型トラッ
クが通り過ぎるときなどに、横風を受
けて車が横に流されることがありま
す。あわてずハンドルをしっかり握
り、徐々にスピードを落として進路を
立て直してください。
滑りやすい路面ではゆっくり
走る
80J039
水たまりを高速で通り抜けない
72J20350
水たまりを走行したあとや洗
車後はブレーキの効きを確認
72J20360
濡れた路面や凍結路、積雪路などで
は、急発進、急加速、急ブレーキ、急
ハンドル、急激なエンジンブレーキ
など「急」のつく運転はしないでく
ださい。スリップ事故につながるお
それがあります。
r ùýý
rÏñýý
r ¶Âw
r™½“µ
r=r½‚½ ¶Âw
水たまりや濡れた路面を高速で走行
すると、タイヤと路面の間に水の膜
ができ、タイヤが浮いた状態になる
ことがあります。これをハイドロプ
レーニング現象といい、ハンドルや
ブレーキがまったく効かなくなって
思わぬ事故につながるおそれがあり
ます。
000- 取扱説明書 .book 16 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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