MAZDA MODEL CARROL 2015 取扱説明書 (キャロル) (in Japanese)

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運転する前に/シートの調節
3-29
3
前後位置の調節
スライドレバー(1)を引き上げたま
ま、シートを前後に動かします。
74P30210
上図のシートは代表例です。お車のタ
イプにより異なります。
背もたれの角度調節
後方へ倒すときは、リクライニングレ
バ ー(1)を 引 き 上 げ た ま ま、背 中 で
軽く押します。
前方へ起こすときは、背中を少し浮か
せて、リクライニングレバーを引き上
げます。
74P30220
上図のシートは代表例です。お車のタ
イプにより異なります。
背もたれと背中の間にクッションなど
を入れないでください。正しい運転姿
勢がとれないばかりか、シートベルト
やヘッドレストの効果が十分に発揮さ
れないおそれがあります。
シートの下にものを置かないでくださ
い。ものがはさまって、次のようなこ
とが起きるおそれがあります。
シートが固定されない
エネチャージ装備車の助手席下にあ
るリチウムイオンバッテリーを損傷
する
→ 2-3ページ(バッテリーについて)
(1)
背もたれを必要以上に倒さないでくだ
さい。シートベルトや SRS エアバッ
グシステムが本来の効果を発揮できま
せん。
背もたれから離れてリクライニングレ
バーを操作すると、背もたれが急に起
きあがって前方へ倒れることがありま
す。手などを添えて操作してください。
(1)
000.book 29 ページ 2014年12月5日 金曜日 午前9時20分

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運転する前に/シートの調節
3-30
3
運転席シートの高さ調節
運転席シート右横のレバーを繰り返し操
作します。
レバーを引き上げると、シート全体が
高くなるとともに前方に動きます。
レバーを押し下げると、シート全体が
低くなるとともに後方に動きます。
74P30230
上図のシートは代表例です。お車のタ
イプにより異なります。
シートヒータースイッチ
シート内にあるヒーターで座面をあたた
めることができます。
エンジンスイッチが のときにス
イッチを押すと、ヒーターが作動し
て、スイッチ内の表示灯(1)が点灯
します。もう一度押すと、ヒーターが
止まります。
シートがお好みの温度になったら、
ヒーターを止めてください。
74P30240
上図のイラストは代表例です。お車の
タイプによりスイッチの数は異なりま
す。
タイプ別装備
(2) 運転席シートヒータースイッチ
(3) 助手席シートヒータースイッチ
長時間ヒーターを使用すると、低温
やけど(水ぶくれなど)の原因にな
ります。
毛布や座ぶとんなど、保温性の高い
ものをシートにかけないでください。
過熱の原因となります。
タイプ別装備
ON
(1)(1)
(2)(3)
000.book 30 ページ 2014年12月5日 金曜日 午前9時20分

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運転する前に/シートの調節
3-31
3
ヘッドレストの高さ調節と取
り外し・取り付け
■ 使用時の位置
使用するときは、ヘッドレストを手で持
ち上げ、しっかりと固定します。
64L3073G
上図の後席は代表例です。お車のタイ
プにより異なります。
■ 収納時の位置
収 納 す る と き は、ロ ッ ク ボ タ ン(1)を
押したままヘッドレストを一番下まで押
し下げます。
64L3074G
シートの上に重い荷物を置いたり、
針や釘などをシートに刺したりしな
いでください。
シートをお手入れするときは、ベン
ジン、ガソリンおよびアルコールな
どの溶剤を含む洗浄液を使用しない
でください。シート表面やヒーター
が損傷する原因となります。
→ 6-4ページ(内装のお手入れ)
水やジュースなどをこぼしたとき
は、やわらかい布などでふき取り、
十分に乾かしてからご使用くださ
い。
鉛バッテリー保護のため、エンジン
がかかっているときに使用してくだ
さい。
ヒーターは自動停止しません。スイッ
チを切らないと作動し続けます。
後席シート
タイプ別装備
使用時
収納時
(1)
000.book 31 ページ 2014年12月5日 金曜日 午前9時20分

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運転する前に/シートの調節
3-32
3
■ 取り外しかた
ロックボタン(1)を押したまま引き抜
きます。
■ 取り付けかた
ヘッドレストの前後の向きを間違えない
ように、固定される位置まで差し込み、
高さの調節をします。
背もたれの倒しかた
背もたれを前方へ倒すと、荷室が広く使
えます。
ヘッドレストを外したまま、後席に人
を乗せないでください。(お子さま用
シートの固定時を除く)
お子さま用シートの固定などで取り外
したヘッドレストは、客室内に放置し
ないでください。急ブレーキをかけた
ときなどに乗員やものなどに当たっ
て、思わぬ事故につながるおそれがあ
ります。
ヘッドレストは、しっかり固定して
ください。また、ヘッドレストを前後
逆に取り付けないでください。ヘッ
ドレストが本来の効果を発揮できま
せん。
ヘッドレストを前後逆に取り付ける
と、ヘッドレストの高さ調節ができ
ません。
お子さま用シートを取り付けるとき
は、お子さま用シートがヘッドレス
トに当たるのを防ぐため、ヘッドレ
ストを固定できる範囲で一番高い位
置に調節するか取り外してください。
ヘッドレストが当たった状態ではお
子さま用シートが確実に固定されな
いため、衝突のときなどにお子さま
が重大な傷害を受けるおそれがあり
ます。
倒した背もたれの上や荷室に人を乗せ
ないでください。ブレ-キや加速、衝
突のときなどに、投げ出されてけがの
おそれがあります。
背もたれを動かすときは、手足をはさ
んだり、身体に当てたりしないように
気をつけてください。
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運転する前に/シートの調節
3-33
3
■ 格納のしかた
ヘッドレスト(タイプ別装備)を一
番低い位置へ調節します。
シートベルトのバックル(1)を前
方へ倒します。
背もたれ肩部のロックノブ(2)を
引き上げロックを解除し、背もたれ
を前方へ倒します。
後席のヘッドレスト(タイプ別装
備)が前席に当たる場合は、前席
を前方へ動かしてください。
ロックノブは左右ともに引き上げ
る必要があります。
74P30250
上図の後席は代表例です。お車のタイ
プにより異なります。
1
2
3
(2)(1)
ロックノブは一度引き上げると、
ロックが解除されたままとなりま
す。背もたれを一度前に倒し再び起
こすなどして、背もたれが確実に固
定されているか確認してください。
背もたれ裏のロック部品(3)に指
などを入れないでください。けがの
おそれがあります。
荷物の固定などに、背もたれ裏のロッ
ク部品や背もたれ固定用フック(4)
を使用しないでください。また、ロッ
ク部品やフックに砂などの異物を付
着させないでください。ロック部品
が損傷したりフックが曲がったりし
て、背もたれが固定できなくなるお
それがあります。
74P30260
上図の後席は代表例です。お車のタ
イプにより異なります。
(4)
(3)
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運転する前に/シートの調節
3-34
3
■ もとにもどすときは
シートベルトが次の状態にあること
を確認します。
背もたれ固定用フック(4)の手
前にある(ベルトがフックの後ろ
側にある状態でシートを起こす
と、シートベルトが使用できませ
ん)
フック(4)にかかっていない
ベルトにねじれがない
74P30270
74P30280
背もたれを起こし、固定される位置
まで車の後ろ方向へ押し付けます。
74P30290
上図の後席は代表例です。お車のタイ
プにより異なります。
ベルトがフックにかかっていたり、ね
じれがあったりすると、シートを起こ
したときにフックへかみ込んで傷つく
おそれがあります。
1
(4)
(4)
(4)
背もたれを前後にゆすって、確実に固
定されているか確認してください。
固定が不確実な場合、走行中に突然背
もたれが前に倒れ、思わぬけがのおそ
れがあります。
2
000.book 34 ページ 2014年12月5日 金曜日 午前9時20分

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運転する前に/シートベルト
3-35
3
正しい姿勢でシートにすわり、正しく
シートベルトを着用しないと、シートベ
ルトが本来の効果を発揮できません。
シートベルトを着用するときは、次のこ
とに注意してください。
シートを正しい位置に調節し、上体を
起こして奥深くすわります。
ベルトがねじれないように着用します。
腰ベルトは、腰のできるだけ低い位置
にかけます。
肩ベルトは、首と肩先の中央にかけます。
ベルトがねじれていないことを確認
し、たるみを取り除きます。
→ 3-28ページ(正しい運転姿勢)
70K216
お子さまもシートベルトを着用
→ 2-6ページ(お子さまを乗せるときは)
80J028
走行前にシートベルトを正しく着用
してください。走行中に着用したり
調節したりすると、思わぬ事故を起
こすおそれがあります。
背もたれを必要以上に倒さないでく
ださい。また、洗たくばさみやクリッ
プなどでベルトをたるませないでく
ださい。シートベルトが本来の効果
を発揮できません。
助手席や後席の同乗者全員にシート
ベルトを着用させてください。
シートベルト
シートベルトについて

-&*9…",b^
HAù>$þ
2^Rþ@+_eX^
‚A: ^3$rqÚ>$þ
2^ReX^
お子さまをシートベルトで遊ばせない
でください。ベルトを身体に巻きつけ
るなどして遊んでいるときに、窒息な
ど重大な傷害を受けるおそれがありま
す。万一の場合はハサミでベルトを切
断してください。
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運転する前に/シートベルト
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3
妊娠中や疾患のある方は
80J075
シートベルト警告ブザー
前席のシートベルト着用忘れを防止する
ためのブザーです。
エンジンをかけて走行を開始してか
ら、最初に車速が約 15 km/h 以上に
なったときにシートベルトを着用して
いないと、メーター内のシートベルト
警告灯が点灯から点滅に切り替わると
ともに、シートベルト警告ブザーが断
続的に鳴ります。
→ 3-69ページ(シートベルト警告灯)
シートベルトの長さ調節
シートベルトは、長さ調節が必要ありま
せん。身体の動きにあわせてベルトが伸
縮し、強い衝撃を受けたときは自動的に
ベルトがロックされて身体を固定しま
す。
妊娠中の方、疾患がある方もシート
ベルトを着用してください。ただし、
衝突のときに局部的に強く圧迫され
るおそれがありますので、医師に相
談して注意事項を確認してください。
妊娠中の方は、腰ベルトを腹部を避
けて腰部のできるだけ低い位置にか
けます。肩ベルトは、首と肩先の中
央から腹部を避けて胸部にかかるよ
うに着用してください。
†Be'$9
bB>$^
†Be'$9
‚BArq
Ú>$^
ベルトを着用すると、警告灯は消灯
します。また、警告ブザーが鳴って
いるときは、ブザーも止まります。
警告ブザーはベルトを着用しなくて
も、約95 秒間鳴り続けたあとに止ま
ります。ただし、警告灯は点滅から点
灯に切り替わったまま、エンジンス
イッチを または (OFF)
にするまで消灯しません。
助手席側の場合、助手席に乗員がす
わっていないときブザーは鳴りませ
ん。ただし、助手席の座面に荷物など
を載せていると鳴る場合があります。
警告灯は運転席側・助手席側兼用で
す。
ACCLOCK
000.book 36 ページ 2014年12月5日 金曜日 午前9時20分

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運転する前に/シートベルト
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3
■ 着用のしかた
タングプレート(1)とシートベル
トをつかみ、ベルトをゆっくりと引
き出します。
ベルトのねじれを取ります。
80J1147
タングプレート(1)をバックル (2)
の差し込み口にまっすぐになるよう
にあわせて、カチッという音がする
までしっかりと差し込みます。
74P30740
腰ベルトを、腰のできるだけ低い位
置にかけます。
肩ベルトを、首と肩先の中央にかけ
ます。
ベルトがねじれていないことを確認
し、たるみを取り除きます。
■ 外すときは
バックルのボタン(3)を押します。
シートベルトが自動的に巻きもどされま
すので、ベルトやタングプレートに手を
添え、ゆっくりともどしてください。
80J1328
ベルトがロックされていて引き出せな
いときは、いったんゆるめてから再度
引き出します。それでも引き出せない
場合は、一度ベルトを強く引いてから
ゆるめ、再度ゆっくりと引き出してく
ださい。
シートベルトの着用のしかた
1
(1)
Y6"]  ‹,
@+_A=&;
e¬S,^
2
(1)
(2)
ベルトがねじれていると、ベルトを外
したときに巻き取られないことがあり
ます。ベルトにたるみがなく巻きもど
されていることを確認してください。
3
4
5
(3)
000.book 37 ページ 2014年12月5日 金曜日 午前9時20分

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運転する前に/シートベルト
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3
シートベルトを正しく着用する
取扱い
後席に人を乗せないときは、シートベル
ト(1)およびタングプレート(2)を
次の図のようにベルトガイド(3)にか
けてください。
74P30790
上図の後席は代表例です。お車のタイ
プにより異なります。
お手入れ
お手入れの方法は、布地などと同様で
す。
→ 6-4ページ(布地、ビニールレザー、樹脂部品などの手入れ)
シートベルトにねじれやたるみがあ
ると、衝撃を受けたときに局部的に
圧迫されるおそれがあります。
ベルトが腹部にかかっていると、衝
撃を受けたときに強く圧迫されるお
それがあります。
ベルトが肩にしっかりとかかってい
ないと、衝撃を受けたときに前に投
げ出されるおそれがあります。
シートベルトの
取扱いとお手入れ
(1)
(2)
(3)
シートベルトにほつれや擦り傷、切
り傷があるときは、ベルトを交換し
てください。
バックルが正常に動かないときは、マ
ツダ販売店で点検を受けてください。
衝突などでベルトに強い力がかかっ
たときは、外観に異常がなくても、
機能が損なわれていることがありま
す。ベルトを交換してください。
バックルの内部に異物が入ったり、飲
み物をこぼしたりしたときは、シー
トベルトが正常に機能を発揮しない
おそれがありますので、マツダ販売
店で点検を受けてください。
ベルトをドアにはさまないでくださ
い。ドアを閉める前に、ベルトがた
るみなく巻きもどされているか確認
してください。
ベルトを改造したり、取り外したり
しないでください。
漂白剤、溶剤、染料を使用しないでく
ださい。しみ、変色、強度低下の原因
となり、シートベルトが正常に機能を
発揮しないおそれがあります。
000.book 38 ページ 2014年12月5日 金曜日 午前9時20分

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