MAZDA MODEL CX-5 2012 取扱説明書 (in Japanese)

Page 111 of 416

91
エアバッグが作動した直後は、 しばらくの間エアバッグ取り付け部をさわらないでく
ださい。エアバッグが作動すると高温になるため、 やけどをするおそれがあります。
ドアを閉じるときは窓ガラスが割れるほど強く閉めないでください。サイド / カーテ
ンエアバッグが作動するおそれがあります。
エアバッグの作動について
.●エアバッグは瞬時に膨らむため、 エアバッグとの接触により打撲やすり傷など、 けがをす
るおそれがあります。
.●エアバッグが膨らむと白煙が出ますが、 火災ではありません。また、 人体への影響はあり
ません。ただし、 皮膚などの弱い方はまれに刺激を受けることがあります。エアバッグ作
動時の残留物.(カス).が目や皮膚に付着したときは、 できるだけ早く洗い流してください。
.●エアバッグは一度膨らむと再使用できません。マツダ販売店で交換してください。
.●助手席エアバッグが膨らむときにフロントガラスが破損することがあります。
エアバッグの作動条件について
運転席 /助手席エアバッグは正面衝突において、 サイド /カーテンエアバッグは側面衝突にお
いて、 強い衝撃を受けたときに作動します。
車体の衝撃吸収ボディー構造により、 乗員への衝撃は大きくならない場合があります。
したがって、 車両の損傷が大きくてもエアバッグが必ずしも作動するとは限りません。
Kサ.indb 912013/09/02 13:34:11

Page 112 of 416

92
1. 運転する前に
SRS エアバッグシステム
エアバッグが作動するとき
運転席 / 助手席エアバッグ
次のようなときには、 衝撃が大きいと作動します。
ÿLNIŽ Íp{M¯ï«æ”Äwsr
t
YØ ¿ ¥`hqVq ‰a  Sw ¿8› !
ZhqV
YØ ¿ ¥sr †w
²M(ÈÿÃŽ º
w
M²T’§M ¿8› !ZhqV
ÿ„
ÿ„ ^ ˆ
c“
次のようなときには、 路面などから車両下部に強い衝撃を受けると作動することがあります。
¤
üm 3
¿ ¥`hqV

M@
´ßïÓsrp
mTlhqV
Kサ.indb 922013/09/02 13:34:11

Page 113 of 416

93
サイド / カーテンエアバッグ
次のようなときには、 衝撃が大きいと作動します。
†w Øïá 8 ‡hx  
n ‰ Ð
ÇÙðt#M²T’ ¿ ¥^•hqV
エアバッグが作動しにくいとき
次のようなときには、 衝撃の大きさによって作動しないことがあります。
運転席 / 助手席エアバッグ
qæÄå¿«w<srt

œ“œiqVüŠ
²Mt ¿ ¥`hqV
Kサ.indb 932013/09/02 13:34:11

Page 114 of 416

94
1. 運転する前に
SRS エアバッグシステム
サイド / カーテンエアバッグ
# 8
  U Øt ¿ ¥`hqV
üŠ
²Mt ¿ ¥`hqV
†w Ø á 8 ‡hx  
n ‰ Ð
ÇÙ

T’qæ
エアバッグが作動しないとき
次のようなときには作動しません。
運転席 / 助手席エアバッグ
™–M²T’ ¿ ¥^•hqV
# 8#M²T’ ¿ ¥
^•hqV
Kサ.indb 942013/09/02 13:34:12

Page 115 of 416

95
サイド / カーテンエアバッグ
™–M²T’ ¿ ¥^•hqV
YØ ¿ ¥`hqV
EDR ( イベントデータレコーダー ) について
本車両は、SRSエアバッグ制御のためのコンピュータを搭載しています。
そのコンピュータは、 SRSエアバッグシステムが正常に作動していることを診断するとともに、
衝突や衝突に近い状態のとき、 以下のデータを記録 ·蓄積する EDRを装備しています。
記録するデータ
EDRは下記のような情報を記録します。
.●車速
.●運転席乗員のシートベルト装着有無
.●助手席乗員のシートベルト装着有無
.●エアバッグ作動に関する情報.( 加速度波形等)
.●エアバッグシステムの故障診断情報
EDRは会話などの音声や映像は記録しません。
データの開示について
マツダおよびマツダの委託先は、 EDRに記録されたデータを、 車両衝突安全性能の向上などを
目的に取得 ·利用することがあります。
なお、 取得したデータは以下の場合を除き、 第三者へ開示 ·提供することはありません。
.●お車の使用者の同意がある場合
.●裁判所命令などの法的強制力のある要請に基づく場合
.●統計的な処理を行なうなどの使用者や車が特定できないように加工したデータを研究機関な
どに提供する場合
Kサ.indb 952013/09/02 13:34:12

Page 116 of 416

96
安全に運転をしていただくために
積雪、寒冷時の取り扱い
お車に乗る前に
ルーフに雪が積もっているときは
.●走行中、 ガラスに雪が落ちると視界のさまたげとなり危険です。
走行前に取り除いてください。
.●ルーフの雪を取り除くときは、 アンテナに注意して取り除いてください。アンテナを損傷す
るおそれがあります。
ガラスに雪や霜がついているときは
.●視界を確保するため、 雪や霜を取り除いてください。
.●プラスチックの板などを使用して取り除くことができます。
プラスチックの板などを使用する時はガラスに傷をつけないように注意して取り除いてくだ
さい。
足まわりなどに雪や氷が付着しているときは
部品に傷をつけないように注意して取り除いてください。
ドアなどが凍結しているときは
.●ドアが凍結しているときは、 お湯をかけて氷を溶かしてから開けてください。
無理に開けようとすると、 ドアまわりのゴムがはがれたり、 周辺部を損傷するおそれがあり
ます。
.●ドアのキー穴部にはお湯をかけないでください。凍結してキーが差しこめなくなるおそれが
あります。
.●お湯をかけたあとは、 すぐに水分をふき取ってください。
.●ワイパー、 パワーウインドー、 電動ドアミラーなどが凍結して動かない場合もお湯をかけて
氷を溶かしてから操作してください。
無理に動かそうとすると故障の原因になります。
お車に乗るときは
靴についた雪をよく落としてから乗車してください。
ペダル類を操作するときにすべったり、 室内の湿気が多くなるため窓ガラスが曇ったりするこ
とがあります。
Kサ.indb 962013/09/02 13:34:12
1. 運転する前に

Page 117 of 416

97
安全なドライブのため
に 100
運転するとき.......................................100
運転装置について...............................103
こんなことにも注意...........................103
駐停車するとき...................................107
お子さまを乗せるとき.......................108
エンジンの始動と停止 109
電源ポジション.
(エンジンスイッチ).......................109
エンジンの始動...................................110
エンジンの停止...................................115
i-stop について....................................117
メーター、 警告灯、 表示灯
の見方 126
メーター..............................................126
警告灯、 表示灯...................................143
トランスミッションの使い
かた 167
オートマチック.
トランスミッション.......................167
ブレーキ 178
ブレーキの操作...................................178
4WD 179
4WD について.....................................179
スイッチの使いかた 180
ヘッドランプスイッチ.......................180
方向指示器...........................................184
非常点滅灯スイッチ...........................185
フォグランプスイッチ.......................185
ワイパー / ウォッシャースイッチ....186
リヤウインドーデフォッガー.
(曇り取り)スイッチ.....................191
ホーン..................................................191
ABS について 192
ABS とは.............................................192
ヒルローンチアシスト
(HLA) について 193
ヒルローンチアシスト.
(HLA)とは.....................................193
エマージェンシーシグナル
システム (ESS) につい
て 194
エマージェンシーシグナルシステム
(ESS)とは.....................................194
トラクションコントロール
システム (TCS) につい
て 195
TCS とは.............................................195
2 運転するときに
Kサ.indb 972013/09/02 13:34:12

Page 118 of 416

98
ダイナミック ・ スタビリ
ティ ・ コントロール (DSC)
について 197
DSC とは.............................................197
ハイビームコントロールシス
テム (HBC) について 199
ハイビームコントロールシステム.(HBC).
とは..................................................199
フォワードセンシングカメ
ラ (FSC) について 201
フォワードセンシングカメラ.(FSC).と
は......................................................201
スマートシティーブレーキ
サポート (SCBS) につい
て 203
スマートシティーブレーキサポート(SCBS)
とは...................................................203
車線逸脱警報システム
(LDWS) について 212
車線逸脱警報システム..
(LDWS).とは...................................212
リアビークルモニタリング
システムについて 218
リアビークルモニタリング.
システムとは...................................218
クルーズコントロールにつ
いて 223
クルーズコントロールとは...............223
タイヤ空気圧警報システム
について 227
タイヤ空気圧警報システムとは........227
駐車支援システムについ
て 232
駐車支援システムとは.......................232
ディーゼルパティキュレー
トフィルター (DPF) につい
て 242
ディーゼルパティキュレートフィルター
(DPF)とは.....................................242
様々な状況での運転のとき
は 244
悪天候での運転...................................244
環境保護のために 246
経済的な運転.......................................246
2 運転するときに
Kサ.indb 982013/09/02 13:34:12

Page 119 of 416

Kサ.indb 992013/09/02 13:34:12

Page 120 of 416

100
安全なドライブのために
運転するとき
走行中はエンジンを止めない
走行中にエンジンを止めると、 ブレーキの効きが悪くなり、 ハンドルも重くなるため、 思わぬ
事故につながるおそれがあります。
坂道ではエンジンブレーキを使う
ブレーキペダルを踏み続けると、 ブレーキが過熱し、 効きが悪くなることがあります。
下り坂ではフットブレーキとエンジンブレーキを併用してください。
高速走行中、 またはぬれた路面や積雪路、 凍結路では急激なエンジンブレーキの使用(シフト
ダウン)は避けてください。スリップするおそれがあります。
エンジンブレーキとは、 走行中アクセルペダルから足を離したときにかかるブレーキ力で、 低
速ギヤほどよく効きます。
車を発進させるときは周囲に注意する
この車両は通常の乗用車と比べ車高が高く、 車両の前方および直左部が確認しにくいので、 発
進時などは目視、 サイドモニターで確認し、 周囲に十分注意をしてください。
→234ページ「サイドモニター」
走行中はセレクトレバーを N にいれない
トランスミッションの故障につながります。また、 エンジンブレーキが全く効かないため思わ
ぬ事故につながるおそれがあります。
すべりやすい路面では慎重に運転する
ぬれた路面や凍結路、 積雪路などのすべりやすい路面では、 急加速や急ブレーキ、 急ハンドル、
急激なエンジンブレーキを避け、 スピードをひかえめにして運転してください。ぬれた路面を
高速で走行すると、 タイヤと路面の間に水の膜ができ、 タイヤが浮いた状態(ハイドロプレー
ニング現象)になるおそれがあります。
高速走行中、 またはぬれた路面や積雪路、 凍結路を走行しているときは、 急激なエンジンブレー
キの使用(シフトダウン)は避けてください。タイヤがスリップし、 思わぬ事故につながるお
それがあります。
Kサ.indb 1002013/09/02 13:34:13
2. 運転するときに

Page:   < prev 1-10 ... 71-80 81-90 91-100 101-110 111-120 121-130 131-140 141-150 151-160 ... 420 next >