MAZDA MODEL CX-5 2012 取扱説明書 (in Japanese)

Page 241 of 416

221
減光解除機能
ランプスイッチをまたはの位置にすると、RVM接近表示灯が点灯したときの明るさは
減光されます。
雪道や霧での走行時など、 周囲が明るく減光状態では RVM接近表示灯が見えにくい場合には、
減光解除ボタンを押すと減光が解除され RVM接近表示灯が点灯したときの明るさが明るくな
ります。
→138ページ「パネルライトコントロールスイッチ」
警報チャイム
RVM接近表示灯の点滅と同時に吹鳴し、 ドライバーに危険を知らせます。
RVM 警告灯 ( 橙 )/RVM 表示灯 ( 緑 )
RVM 警告灯(橙)
点灯するとき
.●電源ポジションを ONにすると点灯し、 リアビークル
モニタリングシステムが作動可能なときは RVM表示灯
(緑)に切り替わります。リアビークルモニタリングシ
ステムが解除されているときは消灯します。
.●システムに異常があるときは点灯し続けます。マツダ販
売店で点検を受けてください。
悪天候、 バンパーの汚れ等によりレーダー感度が一時的に低下し点灯することがありますが、
故障ではありません。
Kサ.indb 2212013/09/02 13:34:43

Page 242 of 416

222
2. 運転するときに
リアビークルモニタリングシステムについて
RVM 表示灯(緑)
点灯するとき
リアビークルモニタリングシステムが作動可能なとき点灯します。
RVM スイッチ
スイッチを押すとメーター内のRVM表示灯(緑)が点灯し、
リアビークルモニタリングシステムが作動可能な状態にな
ります。
もう一度押すとリアビークルモニタリングシステムが解除
され、 RVM表示灯(緑)が消灯します。
.●電源ポジションを OFFにしたときは、 OFFにする前の状態が保持されます。たとえば、
リアビークルモニタリングシステムが作動可能な状態で電源ポジションを OFFにすると、
次に電源ポジションを ONにしたときはリアビークルモニタリングシステムは作動可能な
状態のままです。
.●バッテリーのターミナルやヒューズの脱着などにより、 バッテリーとの接続が断たれると
リアビークルモニタリングシステムは OFFになります。リアビークルモニタリングシス
テムを作動させる場合は、 RVMスイッチを押して ONにしてください。
レーダーセンサーの取り扱い
レーダーセンサーリアビークルモニタリングシステムのセンサーはリヤバン
パーの内側に左右 1つずつ設置されています。
リアビークルモニタリングシステムの正しい作動のため、
レーダーセンサー付近のバンパー表面は、 いつもきれいに
しておいてください。またステッカー等も貼り付けないで
ください。
→311ページ「外装の手入れ」
レーダーセンサーの修理、 交換およびレーダーセンサー付近のバンパーの修理、 塗装、 交換
をするときは、 マツダ販売店にご相談ください。
Kサ.indb 2222013/09/02 13:34:43

Page 243 of 416

223
2. 運転するときに
クルーズコントロールについて
クルーズコントロールとは.
アクセルペダルを踏まなくても車速を約30~100km/h の間に設定できる装置です。
高速道路、 加速 /減速の繰り返しが少ない自動車道などで使用してください。
次のような場所では使用しない。
思わぬ事故につながるおそれがあります。
●急なカーブ、 交通量が多く車間距離が十分にとれない道路(道路状況に合わせた走
行はできません)
●急な下り坂(エンジンブレーキが十分に効かず、 セット速度をこえることがありま
す)
●凍結路や積雪路などのすべりやすい路面(タイヤが空転して、 車のコントロールを
失うおそれがあります)
表示灯
クルーズメイン表示灯(橙)
点灯するとき
ON スイッチを押すと点灯します。
OFF スイッチを押すと消灯します。
クルーズコントロール表示灯(緑)
点灯するとき
速度が設定されると点灯します。
OFFスイッチを押すと消灯します。
Kサ.indb 2232013/09/02 13:34:43

Page 244 of 416

224
2. 運転するときに
クルーズコントロールについて
設定するとき
1. ONスイッチを押すと速度の設定ができる状態になりま
す。同時にメーター内のクルーズメイン表示灯が点灯し
ます。
2.アクセルペダルの操作で希望の速度に調節します。
3. SET+ またはSET-スイッチを押すと定速走行をはじめ
ます。同時にメーター内のクルーズコントロール表示灯
が点灯します。クルーズコントロール表示灯が点灯した
ら、 すぐにスイッチから手を離します。
クルーズコントロールを使用しないときは、 必ず OFF にする。
常に使用できる状態にしておくと、 誤ってクルーズコントロールを作動させ、 思わぬ
事故につながるおそれがあります。
.●急な上り坂または下り坂など、 走行条件によっては設定速度を一定に保てない場合があり
ます。
.●SET+ スイッチを押したままにすると加速をはじめます。 SET-スイッチを押したままに
すると減速をはじめます。
Kサ.indb 2242013/09/02 13:34:43

Page 245 of 416

225
設定速度を上げるとき
次の操作で設定速度を上げることができます。
スイッチで加速するとき
SET+スイッチを押したまま、 希望の速度になったところ
で手を離します。
スイッチを押してすぐに手を離すと、 設定速度の調節(約
1km/h)ができます。たとえば、 スイッチを 4回押すと、
設定速度が約 4km/h上がります。
アクセルペダルで加速するとき
アクセルペダルを踏み、 希望の速度になったところで
SET+または SET-スイッチを押します。
スイッチを操作しなければ、 アクセルペダルから足を離す
と、 もとの設定速度にもどります。
設定速度を下げるとき
SET- スイッチを押し続け、 希望の速度になったところで手
を離します。
スイッチを押してすぐに手を離すと、 設定速度の調節(約
1km/h)ができます。たとえば、 スイッチを 4回押すと、
設定速度が約 4km/h下がります。
Kサ.indb 2252013/09/02 13:34:44

Page 246 of 416

226
2. 運転するときに
クルーズコントロールについて
解除するとき
OFFスイッチを押すと、 クルーズコントロールが解除され、
クルーズコントロール表示灯とクルーズメイン表示灯が消
灯します。
次のようなときは、 クルーズコントロールが解除されク
ルーズコントロール表示灯が消灯しますが、 クルーズメイ
ン表示灯は点灯したままです。車速が 30km/h以上であれ
ば、RESUME スイッチを押すと、 もとの設定速度にもどり
ます。
.●CANCELスイッチを押したとき。
.●ブレーキペダルを踏んだとき。
.●設定速度より、 約 15km/h以上下がったとき、 クルーズコントロールが解除されることが
あります。
.●車速が30km/h 未満になると、 クルーズコントロールが解除されます。この場合、 車速を
30km/h 以上にして RESUMEスイッチを押しても、 もとの設定速度にはもどりません。
クルーズコントロールを設定しなおしてください。
Kサ.indb 2262013/09/02 13:34:44

Page 247 of 416

227
2. 運転するときに
タイヤ空気圧警報システムについて
タイヤ空気圧警報システムとは
タイヤ空気圧警報システムは、 タイヤ空気圧をモニターし、 空気圧が規定値以下になったとき、
メーター内のタイヤ空気圧警告灯を点灯させると同時に、 警報チャイムで運転者に警告するシ
ステムです。
タイヤ空気圧警報システムは、ABSホイールスピードセンサーからのデータを使って、 タイヤ
空気圧を間接的にモニターしています。正常に機能させるためには、 指定空気圧(タイヤ空気
圧ラベルの値)で、 初期化する必要があります。手順に従って、 必ず初期化を行ってください。
マルチディスプレイ(ドット液晶タイプ)装備車
メーター内のディスプレイにメッセージが表示されます。表示されたメッセージの内容によっ
て、 車両の状態を確認するかマツダ販売店での点検を受けてください。
→143ページ「警告灯、 表示灯」
→350ページ「警報チャイム」
ABSホイールスピードセンサー
Kサ.indb 2272013/09/02 13:34:44

Page 248 of 416

228
2. 運転するときに
タイヤ空気圧警報システムについて
タイヤの空気圧は徐々に(自然に)低下します。月に一度は空気圧計を使用して空気
圧が適正であることを点検してください。
点検要領については別冊のメンテナンスノートを参照してください。
空気圧を規定値に調整しても低下する場合は、 亀裂の有無やバルブ(空気口)などを
点検してください。詳しくはマツダ販売店へご相談ください。
タイヤ空気圧警告灯が点灯した場合は、 空気圧を確認し、 できるだけ早く空気圧を適
正にしてください。空気圧が不足していると車両の安定性を損なうばかりでなく、 タ
イヤが偏摩耗します。また、 空気圧が不足したままで高速走行すると、 タイヤがバー
スト(破裂)するなどして、 思わぬ事故につながるおそれがあります。
タイヤ空気圧警報システムを適切に使用するため、 タイヤやホイールを交換した場合
はシステムの初期化を行い、 警告灯を確認してください。
タイヤ空気圧警報システムを過信しないでください。急激な空気の抜けのときなどは、
システムが空気圧の低下を検知できない場合があります。
Kサ.indb 2282013/09/02 13:34:44

Page 249 of 416

229
.●空気圧の調整はタイヤが冷えている状態で行ってください。空気圧はタイヤの温度で変化
するため、 空気圧を調整する前は、 車両を1時間放置するか、 走行する場合は 1.6km以
内にしてください。温まった状態で空気圧を調整すると、 タイヤが冷えたとき空気圧が指
定値を下回るため、 警告灯 /警報チャイムが作動する場合があります。
.●タイヤ空気圧警報システムはタイヤの微妙な変化を感知しています。次のような場合は警
報が早く作動したり、 遅く作動したりすることがあります。
•.サイズ、 メーカー、 型式が指定されたタイヤと異なるとき
•.前後左右のタイヤサイズ、 メーカー、 型式が異なるときや、 磨耗程度が著しく異なる
とき
•.スタッドレスタイヤ、 スノータイヤを使用しているときや、 タイヤチェーンを装着し
ているとき
•.タイヤパンク応急修理キットを使って応急修理をしたタイヤを使用しているとき
•.指定空気圧より極端に高い空気圧で使用しているときや、 走行中のバースト.( 破裂).な
どにより急激に空気圧が低下したとき
•.約 15km/h 未満の速度で走行しているとき .(車両停止時含む ).や、 約 5分未満の短時
間走行のとき
•.極端に荒れた路面や、 凍結路などのすべりやすい路面を走行しているとき
•.ワインディング走行など激しいハンドル操作や加減速が繰り返される走行をしている
とき
•.片側に重い荷物を乗せるなど 1輪に車重が偏っているとき
•.指定空気圧でシステムの初期化をしていないとき
タイヤ空気圧を調整し初期化を行ったあとも警告灯が再点灯する場合は、 タイヤのパンクが考
えられます。
→331ページ「パンクしたとき」
Kサ.indb 2292013/09/02 13:34:44

Page 250 of 416

230
2. 運転するときに
タイヤ空気圧警報システムについて
タイヤ空気圧警告灯
点灯するとき
タイヤの空気圧が低下したときは点灯します。
タイヤ空気圧を適正空気圧に調整し初期化を行ってくださ
い。
→378ページ「タイヤ空気圧」
調整し初期化を行った後も点灯する場合はタイヤのパンク
が考えられます。
→331ページ「パンクしたとき」
点滅するとき
タイヤ空気圧警報システムに異常があると、 電源ポジショ
ンをONにすると約 1分間点滅し、 その後点灯し続けます。
マツダ販売店で点検を受けてください。
タイヤ空気圧警告灯が点灯または点滅したときは高速走行をしない。
警告灯が点灯または点滅したときは、 ブレーキの効きやハンドルの操作性が低下する
ことがあります。徐々にブレーキをかけスピードを落としてください。高速走行や急
なブレーキ操作などをするとおもわぬ事故につながるおそれがあります。
タイヤ空気圧警報チャイム
タイヤの空気圧が低下したときに吹鳴します。
Kサ.indb 2302013/09/02 13:34:44

Page:   < prev 1-10 ... 201-210 211-220 221-230 231-240 241-250 251-260 261-270 271-280 281-290 ... 420 next >