MAZDA MODEL ATENZA 2016 アテンザ|取扱説明書 (in Japanese)

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101
運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
/
Э
インストルメントパネル上部にステッカーを貼り付けたり、 芳香
剤、 アクセサリー用品、 手荷物などの物を置かない。また、 ルー
ムミラーにワイドミラーを取り付けない。
エアバッグが正常に作動しなくなったり、 エアバッグが膨らむときにこれら
の物が飛散し、 重大な傷害につながるおそれがあります。
Э
車両前部にグリルガードなどを装着しない。
SRS エアバッグシステムに影響をおよぼすため、 万一の場合エアバッグが
正常に作動しなくなり、 重大な傷害につながるおそれがあります。
Э
サスペンションの改造をしない。
車高やサスペンションの硬さが変わると、 衝撃を正しく検知できないため、
エアバッグが正常に作動しなくなったり、 誤って作動し、 重大な傷害につな
がるおそれがあります。
Э
SRS エアバッグシステムの部品や配線を修理したり、 電気テス
ターを使って、 SRS エアバッグシステムの回路診断をしない。
正常に作動しなくなったり、 誤って作動し、 重大な傷害につながるおそれが
あります。
メンテナンスや廃車について
žc ”
事故後は必ずマツダ販売店で点検を受ける。
エアバッグが作動しない程度の事故であっても、 事故の衝撃でシステム本来
の機能を損なっているおそれがあるため、 万一の場合エアバッグが正常に作
動しなくなり、 重大な傷害につながるおそれがあります。
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1. 運転する前に
SRS エアバッグシステム
/
žc ”
次のような作業が必要なときは、 必ずマツダ販売店に相談する。
これらの作業を行なうとエアバッグが正常に作動しなくなったり、 誤って作
動し、 重大な傷害につながるおそれがあります。
 ●SRS エアバッグの取りはずし、 取り付け、 分解、 修理
 ●ハンドルまたは周辺部品の取りはずし、 取り付け、 分解、 修理
 ●インストルメントパネルまたは周辺部品の取りはずし、 取り付け、 分解、
修理
 ●フロントシートの交換、 取りはずし、 取り付け、 分解、 修理
 ●車両前部または側部の修理
 ●フロントピラー、 サイドピラー、 リヤピラー、 ルーフサイド部の修理
 ●オーディオなど用品の取りはずし、 取り付け
žc ”
車を廃車にする場合は、 必ずマツダ販売店に相談する。
不意にエアバッグが作動し、 重大な傷害につながるおそれがあります。
サイドエアバッグについて
Э
フロントシート背もたれの外側部分に手、 足、 顔を近づけた姿勢
で座らない。
フロントシートに座ったときは、 フロントドアにもたれかかったり、 窓から
腕を出したりしないでください。また、 リヤシートに座ったときはフロント
シートの背もたれを抱えないでください。サイドエアバッグが作動したとき
に強い衝撃を受け、 重大な傷害につながるおそれがあります。
Э
フロントシートにシートカバーを使用しない。
シートカバーを使用するとサイドエアバッグが正常に作動しなくなり、 重大
な傷害につながるおそれがあります。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
/
Э
フロントドアやフロントシート付近にカップホルダーなどのアク
セサリー用品を取り付けない。
サイドエアバッグが膨らむときにこれらの物が飛散し、 重大な傷害につなが
るおそれがあります。
Э
フロントシートの下に荷物などを置かない。
フロントシートの下部にあるサイドエアバッグの配線が損傷し、 万一の場合
エアバッグが正常に作動しなくなり、 重大な傷害につながるおそれがありま
す。
カーテンエアバッグについて
žc ”
ドアにもたれかかったり、 フロントピラー、 リヤピラー、 ルーフ
サイド部などに近づいたりしないようにして座る。
カーテンエアバッグが作動したときに強い衝撃を受け、 重大な傷害につなが
るおそれがあります。
Э
フロント窓ガラス、 リヤ窓ガラス、 フロントピラー、 サイドピラー、
リヤピラー、 ルーフサイド部、 アシストグリップなどカーテンエ
アバッグ展開部周辺にアクセサリー、 ハンズフリーマイクなどを
取り付けたりしない。
カーテンエアバッグが膨らむときにこれらのものが飛散し、 重大な傷害につ
ながるおそれがあります。
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1. 運転する前に
SRS エアバッグシステム
/
Э
アシストグリップやコートフックなどには重たいものやとがった
ものをかけない。
服などをかけるときはハンガーを使わないでください。カーテンエアバッグ
が膨らむときにこれらのものが飛散し、 重大な傷害につながるおそれがあり
ます。
«™
Э
エアバッグが作動した直後は、 しばらくの間エアバッグ取り付け部をさわら
ないでください。エアバッグが作動すると高温になるため、 やけどをするお
それがあります。
Э
ドアを閉じるときは窓ガラスが割れるほど強く閉めないでください。サイド
およびカーテンエアバッグが作動するおそれがあります。
ŒÝ
エアバッグの作動について
●エアバッグは瞬時に膨らむため、 エアバッグとの接触により打撲やすり傷など、
けがをするおそれがあります。
●エアバッグが膨らむと白煙が出ますが、 火災ではありません。また、 人体への影
響はありません。ただし、 皮膚などの弱い方はまれに刺激を受けることがありま
す。エアバッグ作動時の残留物 ( カス )  が目や皮膚に付着したときは、 できるだ
け早く洗い流してください。
●エアバッグは一度膨らむと再使用できません。マツダ販売店で交換してください。
●助手席エアバッグが膨らむときにフロントガラスが破損することがあります。
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
エアバッグの作動条件について
運転席 / 助手席エアバッグは正面衝突において、 サイド / カーテンエアバッグは側面衝突
において、 強い衝撃を受けたときに作動します。
車体の衝撃吸収ボディー構造により、 乗員への衝撃は大きくならない場合があります。
したがって、 車両の損傷が大きくてもエアバッグが必ずしも作動するとは限りません。
エアバッグが作動するとき
運転席 / 助手席エアバッグ
次のようなときには、 衝撃が大きいと作動します。
約₃ ₀゜
約₃ ₀゜作



約₂₂km⊘h以 上で固いコンクリートの壁 など

正面衝突 したときと同 じ程度の衝撃を受 け
たとき
正面衝突など車両の前方左右約₃₀ ° 以内
の方向から強い衝撃 を受けたとき
次のようなときには、 路面などから車両下部に強い衝撃を受けると作動することがありま
す。
中央分離帯 や縁石などに
衝突したとき
ジャンプ などで地 面に
ぶつかったと き
深い穴や 溝に落ちたとき
サイド / カーテンエアバッグ
次のようなときには、 衝撃が大きいと作動します。
†w Ø á 8 ‡hx  
n

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1. 運転する前に
SRS エアバッグシステム
エアバッグが作動しにくいとき
次のようなときには、 衝撃の大きさによって作動しないことがあります。
運転席 / 助手席エアバッグ
立木や電 柱に衝 突したと きト ラックの 下などに潜
り込 んだとき
斜め前 方に衝突したと き
サイド / カーテンエアバッグ
横転 や転 覆したと き
₂輪車が側 面に衝突したと き
斜め前 方に衝突したと き
車両の側面︵運転
者または 助手席同乗者付近︶
から立木や電 柱に衝 突したと き
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
エアバッグが作動しないとき
次のようなときには作動しません。
運転席 / 助手席エアバッグ
後ろ 方向 から衝突 されたとき横 転や転覆したとき 横方向から衝突
され たとき
サイド / カーテンエアバッグ
後ろ 方向 から衝突 されたとき 正面衝突したとき
EDR ( イベントデータレコーダー ) について
本車両は、 SRS エアバッグ制御のためのコンピュータを搭載しています。
そのコンピュータは、 SRS エアバッグシステムが正常に作動していることを診断すると
ともに、 衝突や衝突に近い状態のとき、 次のデータを記録 · 蓄積する EDR を装備してい
ます。
記録するデータ
EDR は下記のような情報を記録します。
●車速
●運転席乗員のシートベルト装着有無
●助手席乗員のシートベルト装着有無
●エアバッグ作動に関する情報( 加速度波形等 )
●エアバッグシステムの故障診断情報
ŒÝ
EDR は会話などの音声や映像は記録しません。
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1. 運転する前に
SRS エアバッグシステム
データの開示について
マツダおよびマツダの委託先は、 EDR に記録されたデータを、 車両衝突安全性能の向上
などを目的に取得 · 利用することがあります。
なお、 取得したデータは次の場合を除き、 第三者へ開示 · 提供することはありません。
●お車の使用者の同意がある場合
●裁判所命令などの法的強制力のある要請に基づく場合
●統計的な処理を行なうなどの使用者や車が特定できないように加工したデータを研究
機関などに提供する場合
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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
1. 運転する前に
安全に運転をしていただくために
積雪、 寒冷時の取り扱い
お車に乗る前に
ルーフに雪が積もっているときは
●走行中、 ガラスに雪が落ちると視界のさまたげとなり危険です。
走行前に取り除いてください。
●ルーフの雪を取り除くときは、 アンテナに注意して取り除いてください。アンテナを
損傷するおそれがあります。
ガラスに雪や霜がついているときは
●視界を確保するため、 雪や霜を取り除いてください。
●プラスチックの板などを使用して取り除くことができます。
プラスチックの板などを使用する時はガラスに傷をつけないように注意して取り除い
てください。
足まわりなどに雪や氷が付着しているときは
部品に傷をつけないように注意して取り除いてください。
ドアなどが凍結しているときは
●ドアが凍結しているときは、 お湯をかけて氷を溶かしてから開けてください。
無理に開けようとすると、 ドアまわりのゴムがはがれたり、 周辺部を損傷するおそれ
があります。
●ドアのキー穴部にはお湯をかけないでください。凍結してキーが差しこめなくなるお
それがあります。
●お湯をかけたあとは、 すぐに水分をふき取ってください。
●ワイパー、 パワーウインドー、 電動ドアミラーなどが凍結して動かない場合もお湯を
かけて氷を溶かしてから操作してください。
無理に動かそうとすると故障の原因になります。
お車に乗るときは
靴についた雪をよく落としてから乗車してください。
ペダル類を操作するときにすべったり、 室内の湿気が多くなるため窓ガラスが曇ったりす
ることがあります。
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