MAZDA MODEL AXELA 2017 アクセラ|取扱説明書 (in Japanese)

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
車間認知支援システム (DRSS) とは¬è”Å“7
÷
‹
車間認知支援システム(DRSS)は、車速が約 30km/h 以上のとき、レーダーセンサー( フ
ロント ) 
が前方車との車間距離を計測し、
車速に応じた適正な車間距離よりも前方車に近
づきすぎた場合に、 アクティブ ・ ドライビング ・ ディスプレイにお知らせを表示して、 適
正な車間距離を保って運転ができるようアドバイスします。
/
Э
車間認知支援システム (DRSS) を過信しない
車間認知支援システム ( DRSS) は前方車との安全な車間距離の目安をお知
らせし、 安全運転のアドバイスを行うシステムです。前方車の種類、天候状況、
道路状況等によっては前方車の検知に限界がありますので、 アクセルやブレー
キの適切な操作を怠ると思わぬ事故につながるおそれがあります。周囲の安
全を確認してブレーキペダルやアクセルペダルを踏むなど、 前方車や後続車
との車間距離を十分に確保してください。
ŒÝ
●次の条件をすべて満たしているときに車間認知支援システム( DRSS)は 作動し
ます。


電源ポジションが
ON のとき


車間認知支援システム
 (DRSS)  が ON のとき


セレクトレバーが
R レンジ以外のとき


車速が約
30  km/h 以上のとき
●システムの作動対象は 4 輪車両です。
●バイクや自転車等にも車間認知支援システム( DRSS)が 作動するときがありま
す。
●次の条件のときは、 車間認知支援システム( DRSS)が正常に作動しないときが
あります。


DSC
が故障しているとき


前方車が極低速のとき
●次の対象物には作動しません。
•
対向車



静止物
 ( 停車車両、 障害物 )
●車間認知支援システム(DRSS)を作動しないようにできます。
→ 632ページ 「設定変更  ( カスタマイズ機能 )」
AXELA_Bナ_初版.indb 2312016/07/07 9:49:10

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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ディスプレイ表示
車間認知支援システム(DRSS)の作動状態をアクティブ ・ ドライビング ・ ディスプレイ
に表示します。
システム故障時は、スマート ・ ブレーキ ・ サポート / スマート ・ シティ ・ ブレーキ ・ サポー

(

SBS/SCBS)
警
告灯
(
橙 )
が
点灯します。センターディスプレイで点灯理由を確認
してください。
→ 598ページ 「警告灯が点灯、 点滅したときは」
ŒÝ
電源ポジションを OFF にしたときは、 OFF にする前の状態が保持されます。たとえ
ば、 車間認知支援システム
(
DRSS)
が作動可能な状態で電源ポジションを
OFF に
すると、 次に電源ポジションを ON にしたときは車間認知支援システム
(

DRSS)
は
作動可能な状態になります。

²M 
¯Ô
AXELA_Bナ_初版.indb 2322016/07/07 9:49:10

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
車間表示の目安*1
ディスプレイ表示 車間距離の目安
( 約 40  km/h 走行時 )車間距離の目安
( 約 80  km/h 走行時 )
( 前方車表示が点灯 )約 25  m ~ 10  m 約 50  m ~ 20  m
( 前方車表示の手前側が橙
色で点灯 ) 約 10
 m 以下
約 20  m 以下
*1 
車間距離は車速によって異なります。
ŒÝ
アクティブ ・ ドライビング ・ ディスプレイ表示の前方車表示が点灯する車間距離を変
更できます。
→ 632ページ 「設定変更  ( カスタマイズ機能 )」
AXELA_Bナ_初版.indb 2332016/07/07 9:49:11

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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ドライバー・アテンション・アラート (DAA) とは
¬è”Å“7
÷
‹
ドライバー ・ アテンション ・ アラート(DAA)は、 運転者の疲労や注意力の低下を検知し、
運転者に休憩を促すシステムです。
ドライバー
・ アテンション ・ アラート 
(DAA)

は、
車線内を車速が約 
65

km/h
以上で走
行しているとき、 フォワードセンシングカメラ
(

FSC)
や各種車両情報から運転者の疲労
増加や注意力低下を推定して、

アクティブ ・ ドライビング ・ ディスプレイの表示、警報チャ
イムにより運転者へ休憩を促します。
ドライバー ・ アテンション ・ アラート
(

DAA)
は高速道路や自動車専用道路などで使用し
てください。


282ページ「フォワードセンシングカメラ  (FSC)  について
¬è”Å“7
÷
‹」
/
žc ”
ドライバー ・ アテンション ・ アラート (DAA)  を過信せず安全運
転に心がける。
ドライバー ・ アテンション ・ アラート ( DAA) は 、 運転者の疲労や注意力の
低下を検知し、 運転者へ休憩を促すシステムです。ふらつきを防止するもの
ではないため、 過信しすぎると、 思わぬ事故につながるおそれがあります。
運転に集中し、 適切にハンドルを操作してください。
また、 道路状況や走行状況等によっては、 運転者の疲労や注意力の低下を適
切に検知出来ない場合があります。運転者は十分に休憩を取り、 安全運転に
心がけてください。
AXELA_Bナ_初版.indb 2342016/07/07 9:49:11

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
●ドライバー ・ アテンション ・ アラート( DAA)は 、 次の条件をすべて満たしてい
るときに作動します。


車速が約
 65  km/h 以上のとき


車線の白線
 ( 黄線 )  を検知しているとき


運転者の走行データ学習が完了したとき
●ドライバー ・ アテンション ・ アラート(DAA)は、 次のときには作動しません。
• 
車速が約
 65  km/h  を下回ったとき


車線の白線
 ( 黄線 )  を検知できないとき


急カーブを走行しているとき



車線変更したとき
●ドライバー ・ アテンション ・ アラート( DAA)は 、 次のときには正常に作動しな
い場合があります。


車線の白線
 ( 黄線 )  がかすれや汚れなどにより見えにくいとき


強風や悪路走行で車両が揺れ続けたとき



スポーティーな走行をしているとき



頻繁に車線変更を行っているとき
●ドライバー ・ アテンション ・ アラート( DAA)は 、 車速が約 65k m/h 以上で約
20 分間走行したときの走行データをもとに、 運転者の疲労や注意力の低下を検
知しています。次のときは学習した走行データがリセットされます。


15
分以上停車したとき


車速が約
65  km/h  未満で約 30 分間走行したとき


電源ポジションを
OFF にしたとき
●ドライバー ・ アテンション ・ アラート( DAA)は 、 一度休憩を促すと、 45 分間
は次回休憩をお知らせしません。
ドライバー・アテンション・アラート (DAA) 表示
運転者の疲労や注意力の低下を検知すると、 警報チャ
イムが鳴り、 アクティブ ・ ドライビング ・ ディスプレ
イに表示されます。
ドライバー・アテンション・アラート (DAA) を停止させるには
ドライバー ・ アテンション ・ アラート(DAA)を作動しないようにできます。
→ 632ページ「設定変更  ( カスタマイズ機能 )」
AXELA_Bナ_初版.indb 2352016/07/07 9:49:11

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236
2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
リア・クロス・トラフィック・アラート (RCTA) とは
¬è”Å“7
÷
‹
リア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート(RCTA)は 、 自車の後方に接近する車両の存在
を知らせることにより、 車両後退時の後方確認を支援するシステムです。
リア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート
(

RCTA)
は
、 駐車場などから後退するときに自
車の左右に接近した車両を検知して、 ブラインド ・ スポット ・ モニタリング

(BSM)

接近
表示灯の点滅、

および警報チャイムにより運転者に危険を知らせます。
U Œ¤æž
× 
リア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート (RCTA) 作動
1. チェンジレバー( マニュアル車 ) またはセレクトレバー ( オートマチック車 ) を R の
位置にすると、 リア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート  (RCTA)  が作動します。
2. 車両が接近し、 自車と衝突の可能性がある場合、 ブラインド ・ スポット ・ モニタリン
グ (BSM)  接近表示灯が点滅し、 同時に警報チャイムが鳴ります。
AXELA_Bナ_初版.indb 2362016/07/07 9:49:12

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
/
žc ”
実際の車両後退時には、 必ず目視にて周辺状況を確認する。
本システムは車両後退時の後方確認を支援するシステムです。本システムの
作動には各種の制約があるため、 自車後方に車両が存在する場合でもブライ
ンド ・ スポット ・ モニタリング
 (

BSM)
 接近
表示灯が点滅しなかったり、 点
滅が遅れる場合があります。必ず、 運転者の責任において後方を確認してく
ださい。
ŒÝ
●次の場合、 システムはブラインド ・ スポット ・ モニタリング(BSM) OFF 表示灯
を点灯させ、 システムの作動を停止します。ブラインド ・ スポット ・ モニタリン

(

BSM)
O
FF 表示灯
が
点灯し続ける場合は速やかにマツダ販売店で点検を受
けてください。


ブラインド
・ スポット ・ モニタリング 
(BSM)

接近表示灯を含むシステムに何
らかの異常が認められるとき



レーダーセンサー
 ( リア )  の車両への搭載位置に大きなズレが生じたとき


レーダーセンサー

(
リア ) 
付近のリヤバンパー上に雪や氷などが多量についた
とき



雪道を長時間走行したとき



夏場に上り坂を長時間走行するなどレーダー付近の温度が非常に高くなったと




バッテリーの電圧が下がっているとき
●次の場合、 レーダーセンサー( リア )が検知しない 、 もしくは検知しにくいこと
があります。


後退時の車速が約
10  km/h 以上のとき


隣接した壁や駐車車両によりレーダーセンサー

(
リア ) 
の検知エリアが妨げら
れているとき


(
レーダーセンサー 
(
リア ) 
の検知エリアが妨げられない位置ま
で、

自車を後退させてください。)
× 
AXELA_Bナ_初版.indb 2372016/07/07 9:49:12

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238
2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
•自車の真後ろから車両が接近してきたとき
× 
•車両が斜めに駐車されているとき
× 
•ブラインド・ スポット ・ モニタリング  (BSM)  を作動可能な状態にした直後
●次のような場合は、 ドアミラーに取り付けられているブラインド ・ スポット ・ モ
ニタリング
 (BSM)  接近表示灯の点灯 / 点滅が見えにくいことがあります。


ドアミラーに氷や雪が付着しているとき



フロント窓ガラスに曇りや雪、
汚れ、 霜が付着しているとき
●トレーラーなどをけん引したり、 車両後部に自転車のキャリアなどを装着した場
合は、リア ・ クロス ・ トラフィック ・ アラート  (RCTA)  を解除してください。レー
ダーの電波がさえぎられるためシステムが正常に作動しない可能性があります。
AXELA_Bナ_初版.indb 2382016/07/07 9:49:12

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運転する

前に
運転する

ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール (MRCC) とは
¬è”Å“7
÷
‹
マツダ ・ レーダー ・ クルーズ ・ コントロール(MRCC)は、 レーダーセンサー( フロント )
が前方車を検知することで
、 運転者がアクセルペダルやブレーキペダルを踏まなくても、
約 30
k

m/h ~ 100
k
m/h の設定した速度での定速走行や、 前方車との車間距離を車速
に応じて一定に保つ追従走行ができるシステムです。
また、 追従走行時に前方車が急ブレーキをかけたときなど、 前方車に接近したときは、 警
報音と同時にディスプレイに警告を表示し、車間距離を十分確保するようお知らせします。
マツダ ・ レーダー ・ クルーズ ・ コントロール
(

MRCC)
は高速道路
、 加速 / 減速の繰返し
が少ない自動車専用道路などで使用してください。
/
Э
マツダ ・ レーダー ・ クルーズ ・ コントロール ( MRCC) を過信し
ない
マツダ ・ レーダー ・ クルーズ ・ コントロール ( MRCC) は運転者の負担を軽
減するために 、 走行速度を一定に保つ、 あるいは、 前方車を検知して前方車
との車間距離を車速に応じて一定に保つシステムですが、 前方車の種類や状
態、 天候状況、 道路状況等によっては前方車の検知に限界があります。また、
前方車が急ブレーキをかけたときや他車が割り込んだときなどは十分な減速
ができず、 前方車に接近するなどして思わぬ事故につながるおそれがありま
す。周囲の安全を確認してブレーキペダルやアクセルペダルを踏むなど、 前
方車や後続車との車間距離を十分に確保してください。
Э
思わぬ事故につながるおそれがあるため、 次のような場所では使
用しない
 ●急なカーブ、 交通量が多く車間距離が十分に取れない道路や頻繁に加減
速を繰り返すような道路   ( 道路状況に合わせた走行はできません。)
 ●高速道路などでインターチェンジ · サービスエリア · パーキングエリアへ
進入するなど本線から出るとき
 (
本線上で追従走行していたときは、 自
車が本線から出ることにより前方車がいなくなり、 設定された速度まで
加速する場合があります。)
 ●凍結路や積雪路などの滑りやすい路面 ( タイヤが空転して、 車のコント
ロールを失うおそれがあります。)
 ●長い下り坂 ( 車間距離を保つため自動的にブレーキを踏み続け、 ブレー
キが効かなくなる恐れがあります。)
AXELA_Bナ_初版.indb 2392016/07/07 9:49:13

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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
/
žc ”
マツダ ・ レーダー ・ クルーズ ・ コントロール ( MRCC) を使用し
ないときは、安全のためマツダ ・ レーダー ・ クルーズ ・ コントロー

  (MRCC)   を OFF にする
«™
žc ”
けん引されるとき、 または、 他の車をけん引するときは誤って作動しないよ
うにシステムを OFF にしてください。
žc ”
シャシーローラーを使用するときは、 シャシーローラー上を走行中に誤って
作動させないよう、 システムを OFF にしてください。
ŒÝ
マツダ ・ レーダー ・ クルーズ ・ コントロール( MRCC)は 次のすべての条件を満たし
ているときに作動できます。
●車速が約 30km/h ~ 100km/h のとき
●マツダ ・ レーダー ・ クルーズ ・ コントロール(MRCC)が ON のとき
●ブレーキペダルを踏んでいないとき
●パーキングブレーキがかかっていないとき
●スマート ・ ブレーキ ・ サポート(SBS)警告灯( 橙 )が点灯していないとき
●DSC が正常に作動できる状態のとき
●すべてのドアが閉まっているとき
●運転席シートベルトを着用しているとき
●( マニュアル車 )


チェンジレバーが
R、 N 以外のとき


クラッチペダルを踏んでいないとき
●( オートマチック車 )
セレクトレバーが D または M  ( マニュアルモード )  のとき
次のときは、 前方車と接近したときでも、 警報が作動しない場合があります。
●前方車と同程度の速度で走行しているとき
●マツダ ・ レーダー ・ クルーズ ・ コントロール(MRCC)をセットした直後
●アクセルペダルを踏んでいるとき、 またはアクセルペダルを離した直後
●他車が割り込んだとき
AXELA_Bナ_初版.indb 2402016/07/07 9:49:13

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