MAZDA MODEL AXELA HYBRID 2014 アクセラハイブリッド|取扱説明書 (in Japanese)

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運転する
.
前に
運転する
.
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
次のような状況では、ヘッドランプの切り替えタイミングが変化することがあります。
適切に切り替えが行われない場合は、 視界や道路状況、 交通状況に応じて、 上向き.( ハ
イビーム ).と下向き.( ロービーム ).を手動で切り替えてください。
.●周囲に街灯、 電光掲示、 信号機などの光源があるとき
.●周囲に反射板や標識などの反射物があるとき
.●雨、 雪、 霧などで視界が悪いとき
.●カーブの多い道、 起伏の激しい道を走行しているとき
.●前方車や対向車のランプが暗いときや電球切れしているとき
.●薄暗い早朝や夕暮れなどの暗さが不十分なとき
.●荷室や後席へ重い荷物をのせたとき
.●前方車が水をまき上げて走行するなど前方の視界状況が悪いとき
作動させるとき
電源ポジションが ON の状態でランプスイッチが
の位置のときにヘッドランプを上向き .( ハイ
ビーム ). にすると作動します。同時にメーター内のハ
イビームコントロールシステム .(HBC) .表示灯 .( 緑 ) .
が点灯します。
周囲の明るさからハイビームコントロールシステム .(HBC) .が夜と判断すると作動しま
す。
ランプスイッチをの位置以外にするか、 下向き .( ロービーム ) .またはパッシングに
すると解除します。
ŒÝ
.●時速約 30km/h 以上で走行中に、 前方に前方車や対向車がいないときは、 .ヘッ
ドランプは上向き .( ハイビーム ) .に切り替わります。車速が 20km/h .未満のと
きハイビームコントロールシステム .(HBC) .は、 ヘッドランプをロービームに切
り替えます。
.●カーブを走行しているときは、 ロービームからハイビームに切り替らないことが
あります。
.●ハイビームコントロールシステム .(HBC) .の機能を作動させないようにすること
もできます。
→451ページ「設定変更.( カスタマイズ機能 ).」
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
車線逸脱警報システム (LDWS) とは¬è”Å“7
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‹
車線逸脱警報システム.(LDWS) .は自車が車線から逸脱する可能性があることを知らせる
装置です。走行中にフォワードセンシングカメラ .(FSC) .で車線の白線 .( 黄線 ) .を検知し
て、 自車が車線から逸脱する可能性があるとシステムが判断した場合に、 車線逸脱警報シ
ステム .(LDWS) .表示灯 .( 緑 ) .の点滅と車線逸脱警報システム警報チャイム、 アクティブ .
ドライビング.ディスプレイの表示により運転者に知らせます。. 白線.( 黄線 ). の整備され
た道路でご使用ください。
→209ページ「フォワードセンシングカメラ.(FSC).とは¬è”Å“7
÷
‹」
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次のような状況のときは、 車線逸脱警報システム  (LDWS)  を使
わない。
実際の走行状況にあわせた適切な作動ができず、 思わぬ事故につながるおそ
れがあります。
 ●急カーブのある道
 ●悪天候のとき ( 雨、 霧、 雪のときなど )
Э
車線逸脱警報システム (LDWS) を過信しない。
車線逸脱警報システム  (LDWS)  の機能には限界があります。常にハンドル
の操作で進路を修正し、 安全運転に心がけてください。車線逸脱警報システ
ム  (LDWS)  は、 前方不注意を補助するものではないため、 車線逸脱警報シ
ステム  (LDWS)  を過信しすぎると、 思わぬ事故につながるおそれがありま
す。
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運転する
.
前に
運転する
.
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
«™
Э
サスペンションの改造をしないでください。車高やサスペンションの硬さが
変わると、 車線逸脱警報システム  (LDWS)  が正常に作動しないおそれがあ
ります。
ŒÝ
.●自車が車線を逸脱したときは、 車線逸脱警報.( 警報音と警告表示 ).が作動します。
適切にハンドルを操作し、 車線に沿って車線の中央を走行するようにしてくださ
い。
.●車線変更などで方向指示器を操作すると、 車線逸脱警報システム .(LDWS) .の警
報を自動解除します。方向指示器を戻し、 車線の中央付近を走行して、 システム
が白線.( 黄線 ).を検知すると、 車線逸脱警報システム.(LDWS).が復帰します。
.●急なハンドル操作、 アクセル操作、 ブレーキ操作をしながら車線の白線 .( 黄線 ) .
へ接近したときは、 運転者が車線を変更すると判断し、 車線逸脱警報システム .
(LDWS).の警報を自動解除します。
.●短時間のうちに連続して車線をはみ出したときは、 車線逸脱警報システム.
(LDWS).が作動しない場合があります。
.●車線の白線.( 黄線 ) .を検知していないときは、 車線逸脱警報システム .(LDWS) .
は作動しません。
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
.●次のようなときは、 車線の白線.( 黄線 ) .を正しく検知することができず、 車線逸
脱警報システム.(LDWS).が正常に作動しない場合があります。
•.インストルメントパネルの上に置いた物が、 フロントガラスに反射してカメラ
に写ったとき
•.荷室やリヤシートなどに重い荷物を積んで、 車が傾いているとき
•.タイヤの空気圧が指定空気圧に調整されていないとき
•.高速道路などで、 料金所、 インターチェンジ、 サービスエリア、 パーキングエ
リアなどの分岐路を走行するとき
•.白線.( 黄線 ).がかすれや汚れなどにより見えにくいとき
•.前方車が白線.( 黄線 ).の近くを走行して、 白線.( 黄線 ).が見えにくいとき
•.天候.( 雨、 霧、 雪のときなど ).により、 白線.( 黄線 ).が見えにくいとき
•.工事による車線規制や仮設の車線がある区間を走行するとき
•.道路補修の消し残り線、 影、 残雪、 雨のたまった轍など、 白線. ( 黄線 ).と紛ら
わしい線が見えるとき
•.トンネルの出入り口など、 周辺の明るさが急に変わるとき
•.ヘッドランプのレンズが汚れて照射が弱いときや光軸がずれているとき
•.フロントガラスが汚れているときや曇っているとき
•.逆光を浴びて路面が光っているとき
•.雨あがりなどで、 路面がぬれて光っているときや水たまりがあるとき
•.ガードレールなどの影が、 道路上に白線.( 黄線 ).と平行して写っているとき
•.車線の幅が狭いときや広いとき
•.道路がうねっているとき
•.段差などにより車が大きく揺れたとき
•.2 本以上の白線.( 黄線 ).が隣接して描かれているとき
•.交差点付近に様々な路面表示や様々な形状のレーンマーカーがあるとき
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運転する
.
前に
運転する
.
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
作動させるとき
車線逸脱警報システム.(LDWS).スイッチを押します。
メーター内の車線逸脱警報システム .(LDWS) .警告灯 .( 橙 ) .が点灯し、 システムが待機状
態になります。アクティブ. ドライビング.ディスプレイに車線表示. ( 中抜き ).が表示され
ます。

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システム待機状態で車線の中央付近を走行します。
次の条件をすべて満たすと、 メーター内の車線逸脱警
報システム .(LDWS) .警告灯 .( 橙 ) .が車線逸脱警報シ
ステム.(LDWS).表示灯.( 緑 ).に変わります。アクティ
ブ .ドライビング .ディスプレイも車線表示に変わり、
システム作動状態になります。
.●左右もしくは一方に白線 .( 黄線 ) .が引かれている
車線の中央付近を走行しているとき
.●車速約 45.km/h 以上で走行しているとき
.●直線またはゆるやかなカーブの道路を走行してい
るとき
ŒÝ
.●左右のどちらか一方の車線の白線 .( 黄線 ) .を検知するまでは、 車線逸脱警報シス
テム.(LDWS).は待機状態のままになります。
.●左右のどちらか一方の車線の白線 .( 黄線 ) .を検知した場合、 検知できていない方
向への逸脱は警報できません。
.●車線から逸脱する可能性があるとシステムが判断する距離、 警報感度 .( 警報しや
すさ ).を変更できます。
→451ページ「設定変更.( カスタマイズ機能 ).」
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
自動解除
次のようなときは、 車線逸脱警報システム.(LDWS) .が自動で解除され待機状態になり、
メーター内の車線逸脱警報システム. (LDWS).警告灯.( 橙 ).が点灯します。アクティブ. ド
ライビング.ディスプレイには車線表示 .( 中抜き ) .が表示されます。尚、 車線逸脱警報シ
ステム.(LDWS).が作動可能な状態になると自動で復帰します。
.●白線.( 黄線 ).を検知できないとき
.●車速が約 40.km/h 未満になったとき
.●急なカーブを走行したとき
.●不適切な速度でカーブを走行したとき
.●カメラ内部の温度が高温または低温になったとき
.●カメラ付近のフロントガラスが曇ったとき
.●カメラ付近のフロントガラスに遮蔽物があり前が見えないとき
警報の自動中止
次のような操作をおこなうと、 運転者の意思で車線変更しているとシステムが判断し、 車
線逸脱警報システム .(LDWS) .の警報が自動で中止されます。尚、 操作後は、 車線逸脱警
報システム.(LDWS).が自動で復帰します。
.●急なハンドル操作をしたとき
.●急なブレーキ操作をしたとき
.●急なアクセル操作をしたとき
.●方向指示器を操作したとき .( 方向指示器が戻った後、 進路を修正するための約 3 秒程
度は、 車線逸脱警報システム.(LDWS).が作動しない場合があります )
ŒÝ
方向指示器を出したまま約 5 秒経過した後、 車線の白線 .( 黄線 ) .に近づくと、 車線
逸脱警報システム.(LDWS).が警報を行う場合があります。
解除するとき
車線逸脱警報システム .(LDWS) .を解除するときは、 車線逸脱警報システム .(LDWS) .ス
イッチを押します。
車線逸脱警報システム .(LDWS) .警告灯 .( 橙 )/ 車線逸脱警報システム .(LDWS) .表示灯 .
( 緑 ).が消灯します。
アクティブ.ドライビング.ディスプレイの車線表示も非表示になります。
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運転する
.
前に
運転する
.
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
車線逸脱警報
車線から逸脱する可能性があるとシステムが判断すると、 アクティブ .ドライビング .ディ
スプレイに車線から逸脱する可能性があるとシステムが判断した方向を表示します。車線
逸脱警報システム. (LDWS).警報音が鳴り、 車線逸脱警報システム. (LDWS).表示灯.( 緑 ).
が点滅します。適切にハンドルを操作し、 車線の中央を走行するようにしてください。
ディスプレイ表示
ŒÝ
.●外部の騒音など状況によっては、 車線逸脱警報システム .(LDWS) .警報音が聞こ
えない場合があります。
.●車線逸脱警報システム.(LDWS).警報チャイムの音量を変更できます。
→451ページ「設定変更.( カスタマイズ機能 ).」
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
リアビークルモニタリングシステム (RVM) とは
¬è”Å“7
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‹
リアビークルモニタリングシステムは、 自車の隣接車線の後方から接近する車両の存在を
知らせることにより、 車線変更時の後方確認をアシストするシステムです。
当システムの検知エリアは、 自車の左右に隣接する車線で、 自車のフロントドア後端付近
から自車の後方約 50m までです。
当システムは、 後方からの接近車両を検知して、 その接近状態に応じてドアミラーに設置
した RVM 接近表示灯を点灯させます。RVM 接近表示灯が点灯した状態で、 その点灯し
た側に方向指示器のレバーを操作すると、 RVM 接近表示灯が点滅するとともに警報チャ
イムによって運転者に危険を知らせます。
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実際の車線変更時には、 必ず目視にて周辺状況を確認する。
本システムは車線変更時の後方確認をアシストするシステムです。本システ
ムの作動には各種の制約があるため、 隣接車線に車両が存在する場合でも
RVM 接近表示灯が点灯しなかったり、 点灯が遅れる場合があります。必ず、
運転者の責任において後方を確認してください。
AXELA_HYBRID_Bサ_初版.indb 1942014/10/16 9:15:38

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運転する
.
前に
運転する
.
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ŒÝ
.●リアビークルモニタリングシステムは次の条件をすべて満たしているときに作動
します。
•.電源ポジションが ON のとき
•.RVM スイッチを押してメーター内の RVM 表示灯.( 緑 ).が点灯しているとき
•.車速が約 15km/h 以上のとき
.●リアビークルモニタリングシステムは次のときには作動しません。
•.RVM 表示灯 .( 緑 ) .が点灯している場合でも、 車速が約 10km/h を下回った
とき
•.自車がシフトポジションを R にして後退中のとき
.●次の場合、 システムは RVM 警告灯 .( 橙 ) .を点灯させ、 システムの作動を停止し
ます。RVM 警告灯 .( 橙 ) .が点灯し続ける場合は速やかにマツダ販売店で点検を
受けてください。
•.RVM 接近表示灯を含むシステムに何らかの異常が認められるとき
•.レーダーセンサーの車両への搭載位置に大きなズレが生じたとき. ( リアビーク
ルモニタリングシステムのレーダーセンサーが接近車両を正しく検出するため
に、 車両搭載状態でレーダーセンサーの向きを車両ごとに調整して出荷してい
ます。レーダーの向きが何らかの原因でずれた場合は再調整が必要です。)
•.レーダーセンサー付近のリヤバンパー上に雪や氷などが多量についたとき
•.雪道を長時間走行したとき
•.夏場に上り坂を長時間走行するなどレーダー付近の温度が非常に高くなったと

•.12V バッテリーの電圧が下がっているとき
.●レーダーの検知性能には限界があります。次のような場合はリアビークルモニタ
リングシステムの検知性能が低下し、 正常に作動しないことがあります。
•.レーダーセンサー付近のリヤバンパーが変形したとき
•.リヤバンパーのレーダーセンサー付近に氷、 雪や泥が付着しているとき
•.雨、 雪、 霧などの悪天候のとき
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2. 運転するときに
i-ACTIVSENSE について
ŒÝ
.●次のような車両に対してはレーダーセンサーが検知しないか、 もしくは検知しに
くいことがあります。
•.小型の二輪車、 自転車、 歩行者、 道路上および道路端の静止物体
•.レーダーが反射しにくい形状の車両.( 車高の低い空荷のトレーラー、 スポーツ
カーなど )
•.隣車線後方の検知エリアにいても、 自車に接近してこない車両 .( 接近車両は
レーダーの検出データをもとにシステムが判断しています。)
•.自車とほとんど速度差なく長い時間並走している車両
•.対向車
•.自車が追い越そうとしている隣接車線の車両
•.道路幅が極端に広い場合の隣接車線の車両 .( レーダーセンサーの検知エリア
は、 高速道路の道路幅に対して設定してあります。)
.●次のような場合は、 RVM 接近表示灯の点灯および警報チャイムの警告が遅れる
か、 点灯 / 警告ができないことがあります。
•.車両が 2 つ離れた車線から隣接車線に車線変更してきたとき
•.急勾配を走行しているとき
•.峠を越えるとき
•.回転半径が小さいとき.( 急カーブや交差点を曲がるときなど )
•.自車線と隣接車線の高さに差があるとき
•.リアビークルモニタリングシステムを ON にした直後
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