MAZDA MODEL AZ-WAGON 2012 ワゴン|取扱説明書 (in Japanese)

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2. 必読! 安全なドライブのために
Rc
2-18
燃えやすい物の近くに駐車し
ない
80J046
車から離れるときはエンジン
を止めてドアを施錠
70K20010
少しの間でも車から離れるときは、現
金や貴重品を車内に放置しないでくだ
さい。盗難のおそれがあります。
ハンドルをいっぱいにまわし
た状態を長く続けない
80J049
車内にパソコンや携帯電話な
どを放置しない
盗難にあったり、水分や湿気または温
度変化などにより故障したりするおそ
れがあります。
枯れ草、
紙くず、 ベニヤ板などの可燃
物の近くに車を止めないでください。
排気管や排気ガスが高温になるため、
火災が発生するおそれがあります。
エンジンをかけたまま車から離れな
いでください。火災や盗難など思わ
ぬ事故につながるおそれがあります。
駐車するときや車庫入れのとき、ハ
ンドルをいっぱいにまわして力をか
けた状態を長く続けないでください。
パワーステアリング装置が損傷する
原因となります。
000-AZ 取扱説明書 .book 18 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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2. 必読! 安全なドライブのために
Rc
2-19
ライターやメガネなどを放置
しない
80J1004
→ 3-22ページ(燃料給油口)
火気に気をつけて
80J020
セルフスタンドで給油すると
きは
炎天下で駐車するときは、車内にラ
イターやスプレー缶、プラスチック
製品(メガネやカード、CD ケース
など)や炭酸飲料缶を放置しないで
ください。車内が高温になるため、
ライターやスプレー缶の自然発火や
爆発による火災、メガネやカード、
CD ケースなどの変形やひび割れ、
炭酸飲料缶の破裂を起こすおそれが
あります。
操作部が露出しているライターやス
プレー缶をグローブボックスや小物
入れなどに入れたり、床やシートの
すき間に落としたままにしたりしな
いでください。荷物を押し込んだと
きやシートを動かしたときに、ガス
が噴出して火災につながるおそれが
あります。
必ず次のことをお守りください。
エンジンを止めてください。
給油中はドアや窓を閉めてくださ
い。
ガソリンは引火性が高いため、タ
バコなどの火気は厳禁です。
セルフスタンドで給油するときは必
ず次のことをお守りください。
フューエルキャップを開ける前
に、車体または給油機の金属部分
に手を触れて、身体の静電気(※)
を除去してください。身体に静電
気を帯びていると、放電による火
花で燃料に引火し、やけどをする
おそれがあります。
また、給油中は車内にもどらない
でください。再び帯電するおそれ
があります。
給油するときは
000-AZ 取扱説明書 .book 19 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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2. 必読! 安全なドライブのために
Rc
2-20
無鉛ガソリン以外は使用しない
給油口には、静電気除去を行なった
方以外の人を近づけないでくださ
い。
※空気が乾燥すると、身体に多くの静電気が帯電します。また、かさ
ね着をすると、繊維の摩擦により
静電気が発生します。とくに乾燥
する季節は注意してください。
フューエルキャップはゆっくりとゆ
るめ、空気が抜ける音が止まったら
キャップを開けます。急に開けると
燃料タンク内の圧力が急激に抜け、
燃料が吹き出すおそれがあります。
給油口に給油ノズルを止まるところ
まで確実に差し込んでください。ノ
ズルを確実に差し込まないと、燃料
が吹きこぼれるおそれがあります。
給油ノズルのレバーを止まるところ
まで確実に引いてください。
給油ノズルの自動停止(オートス
トップ)機能が作動したら、給油を
終了してください。
自動停止後に継ぎ足し給油をする
と、燃料があふれ出るおそれがあり
ます。
80J1005
※給油機によっては、早期に自動停 止機能が作動して給油できない
場合があります。ガソリンスタ
ンド従業員の指示に従ってくだ
さい。
U!4*
Hã
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燃料をこぼさないようにしてくださ
い。こぼれた場合は、ただちに柔ら
かい布などでふき取ってください。
火災など思わぬ事故につながるおそ
れがあります。また、そのまま放置
すると、塗装のしみ、変色、ひび割
れの原因となります。
給油後は、給油ノズルを確実にもと
の位置にもどし、フューエルキャッ
プをしっかりと閉めてください。
キャップが確実に閉まっていない
と、燃料が漏れたり、火災が発生し
たりするおそれがあります。
燃料は人体に有害な物質を含んでい
ます。気化した燃料を吸い込まない
でください。
その他、ガソリンスタンドに掲示さ
れている注意事項をお守りください。
有鉛ガソリンや粗悪ガソリン、その
他の燃料(アルコール系、軽油な
ど)を使用すると、エンジンや燃料
配管系などに悪影響をおよぼします。
000-AZ 取扱説明書 .book 20 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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2. 必読! 安全なドライブのために
Rc
2-21
オートマチック車には特有の操作上の
注意があります。3-74 ページの「オー
トマチック車 」もあわせてお読みいた
だき、正しい取扱いをしてください。
※本書で「オートマチック車」と記載さ れている場合、 「4AT車」と「CVT車」
の両方を示しています。
クリープ現象に注意して
エンジンをかけて停車しているとき、
セレクトレバーが 以外に入って
いると、アクセルペダルを踏まなくて
も車がゆっくり動きます。これをク
リープ現象といいます。
(リバース)ポジション
警告ブザー
セレクトレバーを に入れると室内
で警告ブザーが鳴り、セレクトレバー
が に入っていることを運転者に知
らせます。
ペダルの踏み間違いに注意
ペダルの踏み間違いを防ぐため、エン
ジンをかける前にアクセルペダルとブ
レーキペダルを実際に足で踏んで、位
置を確認してください。
ブレーキペダルは右足で踏む
82K004
左足では適切なブレーキ操作ができま
せん。ブレーキペダルは右足で踏む習
慣をつけてください。
セレクトレバーを 以外に入
れているときは、ブレーキペダルを
しっかり踏んでください。
エンジン始動直後やエアコン作動時
は、クリープ現象が強くなることが
あります。とくにしっかりブレーキ
ペダルを踏んでください。
CVT車もクリープ現象があります。
オートマチック車を 運転するときは
PN
PN
R
R
R
(リバース)ポジション警告ブ
ザーは、車外の人に車の後退を知ら
せるためのものではありません。
アクセルペダルとブレーキペダルを
踏み間違えると、思わぬ事故につな
がります。
(1) パーキングブレーキ
(2) ブレーキペダル
(3) アクセルペダルR
(1) (2)
(3)
000-AZ 取扱説明書 .book 21 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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2. 必読! 安全なドライブのために
Rc
2-22
セレクトレバーを操作すると
きは
前進と後退を繰り返すときなどは、
セレクトレバーを に入れたこと
を忘れることがあります。車を後退
させたあとは、すぐに から
に入れる習慣をつけてください。
切り返しなどで前進と後退を繰り返
すときは、完全に停車してからセレ
クトレバーを操作してください。
セレクトレバーの位置は目で
確認
始動時や降車時は 、前進時は 、
後退時は にあることを目で確認し
てください。
車から離れるときは
70K30010
SRS エアバッグシステムの効果を発揮
させるために、4-15ページの「SRSエ
アバッグ 」もあわせてお読みいただ
き、正しい取扱いをしてください。
シートベルトは必ず着用
65J106
アクセルペダルを踏んだままでセレ
クトレバーを操作しないでください。
急発進して事故を起こすおそれがあ
ります。
R
RN
PD
R
エンジンをかけたまま車から離れな
いでください。万一、セレクトレバー
が 以外に入っていると、車がひ
とりでに動き出すおそれがあります。
また、車に乗り込むときに誤ってセ
レクトレバーを動かしたりアクセル
ペダルを踏み込んだりして、思わぬ
急発進をするおそれがあります。
SRS エアバッグシステムは、シート
ベルトに代わるものではありませ
ん。シートベルトと併用すること
で、その効果を発揮するシートベル
トの補助拘束装置です。したがって
SRSエアバッグシステムが装備され
ている車であっても、シートベルト
を必ず着用してください。
P
SRSエアバッグ車を 運転するときは
000-AZ 取扱説明書 .book 22 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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2. 必読! 安全なドライブのために
Rc
2-23
着座姿勢
瞬時にふくらむ運転席・助手席 SRS エ
アバッグにより強い衝撃を受けるおそ
れがあるため、運転者および助手席の
同乗者は、シートに奥深くすわり、背
もたれに背中を軽くつけてください。
また、シートを前方に出し過ぎないよ
うにシートの位置を調節してくださ
い。
80J014
SRS エアバッグシステムを
正常に機能させるために
66K20540
お子さま用シートの取付け
→ 2-6 ページ(お子さま用シートの使用について)
→ 4-10 ページ(お子さま用シートの 選択について)
ハンドルやインパネに、顔や胸など
を近づけたり、足を置いたりしない
でください。SRS エアバッグが作動
したときの強い衝撃で、重大な傷害
を受けるおそれがあります。
ハンドルを交換する、ハンドルの
パッド部にステッカーを貼る、色を
ぬる、カバーでおおうなどの改造を
しないでください。
インパネ上面には、ステッカーを
貼ったり色をぬったりしないでくだ
さい。また、アクセサリーや芳香
剤、ETC 車載器やポータブルカー
ナビなどを取り付けたり置いたり、
傘などを立てかけたりしないでくだ
さい。
フロントガラスやルームミラーにア
クセサリーなどを取り付けないでく
ださい。
000-AZ 取扱説明書 .book 23 ページ
2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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2. 必読! 安全なドライブのために
Rc
2-24
4WD 車には特有の操作上の注意があり
ます。正しい取扱いをしてください。
路面の状況に注意して走行する
80J042
ターボ車には特有の操作上の注意があ
ります。正しい取扱いをしてください。
ターボとは
エンジンに多量の空気を送り込んで、よ
り大きな馬力を引き出す精密装置です。
ターボ装置には高温で超高速回転する
羽根が取り付けられており、その軸受
部をエンジンオイルで潤滑・冷却して
います。
4WD 車 は、雪 道、急 坂 路、砂 地、
ぬかるみなどのタイヤがスリップし
やすい路面で優れた走行性能を発揮
しますが、万能ではありません。ま
た、オフロード(不整 地)、ラリー
専用車ではありません。必ず次のこ
とをお守りください。
砂地やぬかるみなど、タイヤが空
転しやすいところでは連続走行し
ないでください。
ブレーキ性能は 2WD 車と比べてほ
とんど差がありません。滑りやす
い路面での走行には十分車間距離
をとってください。アクセル、ハ
ンドル、ブレーキの操作も、2WD
車と同様に慎重に行なってくださ
い。
渡河走行や水中走行をしないでく
ださい。
4WD車を運転するときは
ターボ装置の潤滑や冷却を適切に行
なうために、次のことをお守りくだ
さい。守らないと、ターボ軸受部の
固着や異音の原因となります。
エンジン始動直後などのエンジン
が暖まっていないときは、空ぶか
しや急加速をしないでください。
82K006
高速走行、登坂走行直後は、すぐ
にエンジンを止めないでください。
高速走行直後は約1分、登坂走行直
後は約2分のアイドリング運転をし
てターボ装置を冷やしてから、エ
ンジンを止めてください。
エンジンオイル、オイルフィルター
は定期的に交換してください。
→ 2-28 ページ(エンジンオイル は定期的に交換する)
ターボ車を運転するときは
000-AZ 取扱説明書 .book 24 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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2. 必読! 安全なドライブのために
Rc
2-25
マッチ、タバコの火は確実に
消す
80J067
外装部品に力をかけすぎない
スポイラー、リヤバンパー、サイドス
カートなどに強い力をかけないでくだ
さい。破損するおそれがあります。
段差などに注意して
マッチ、タバコの火は確実に消し、
吸いがらを入れた灰皿(別売り)は
完全に閉めてください。
灰皿(別売り)の中に吸いがらをた
め過ぎたり、紙など燃えやすい物を
入れたりしないでください。
こんなことにも注意して
次のような場合は、バンパーまたは
車両下部が破損するおそれがありま
す。十分注意してください。
路肩など段差がある場所への乗り
入れ
わだちやくぼみなどがある道路の
走行
000-AZ 取扱説明書 .book 25 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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2. 必読! 安全なドライブのために
Rc
2-26
植込み型心臓ペースメーカーなどをご使用の方へ
70K20030
植込み型心臓ペースメーカーおよび植込み型除細動器(ICD)を使用している方
は、プッシュボタンスタート&アドバンストキーレスエントリーシステム装備車
の各発信機(下図参照)から約 22 cm 以内の範囲に、植込み型心臓ペースメー
カーおよび植込み型除細動器(ICD)が近づかないようにしてください。電波が
植込み型心臓ペースメーカーおよび植込み型除細動器(ICD)の作動に影響をあ
たえるおそれがあります。
植込み型心臓ペースメーカーおよび植込み型除細動器(ICD)以外の医療用電気
機器を使用している方は、プッシュボタンスタート&アドバンストキーレスエン
トリーシステム装備車の電波が医療用電気機器の作動に影響をあたえる場合があ
るため、医療用電気機器製造業者などへ影響を確認してください。
詳しくは、マツダ販売店にお問い合わせください。
(1) 前席ドア車外発信機(※イラストは運転席ドア側)
(2) 車室内発信機 (4) バックドア車外発信機
(3) 荷室発信機
プッシュボタンスタート&アドバンストキーレスエントリーシステム装備車
(1) (4)
(2)(3)
000-AZ 取扱説明書 .book 26 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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2. 必読! 安全なドライブのために
Rc
2-27
不正改造はしない
64L20170
部品の取付け、取外し、修理
をするときは
この車に適さない部品を取り付けた
り、自己流のエンジン調整や配線を
したりしないでください。思いがけ
ない火災や事故を起こしたり、不正
改造になったりすることがありま
す。
無線機、オーディオ、ETC車載器な
どの電気製品の取付け、取外しをす
るときは、マツダ販売店にご相談く
ださい。また、バッテリー端子から
直接電気製品の電源をとったり、
アース線を直接つなげたりしないで
ください。電子部品の働きをさまた
げたり、火災、故障、バッテリーあ
がりなどを起こしたりするおそれが
あります。
ホイール、ホイールナットは指定の
マツダ純正品以外を使用しないでく
ださい。走行中にナットがゆるんで
ホイールが外れるなど、思わぬ事故
につながるおそれがあります。ま
た、燃費や走行安定性が悪化した
り、故障の原因となったりします。
ディスチャージヘッドライト装備車
では、次のような改造をするとオー
トレベリング機能(自動光軸調整機
能)が正常に作動しなくなるおそれ
があります。
サスペンションの改造(車高やサ
スペンションの硬さ変更)
指定サイズ以外のタイヤやホイー
ルの装着
SRS エアバッグ、 シートベルトプ
リテンショナーは、その機能に影響
をあたえる部品に手を加えると、思
いがけないときに作動したり、必要
なときに正常に作動しなかったりす
ることがあります。
次のような場合は、システムに悪影
響をおよぼします。事前にマツダ販
売店にご相談ください。
ハンドルの取外し、ハンドルまわ
りの修理など
インパネまわり、センターコン
ソール付近の修理および電気配線
の修理
オーディオ用品などの取付け
ダッシュボード周辺の板金塗装お
よび修理
センターピラーまわりの修理
000-AZ 取扱説明書 .book 27 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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