MAZDA MODEL AZ-WAGON 2012 ワゴン|取扱説明書 (in Japanese)

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3. 運転装置の取扱い/シートの調節
3-28

■ 背もたれの前方への倒しかた
ヘッドレスト(1)を外します。
クッション(2)の後部についてい
るバンド(3)を引き上げて固定を
外し、クッションを車の前方向に起
こします。
バンドを引き上げにくいときは、
背もたれを後ろ方向に倒します。
70K30051
リクライニングレバー(4)を引き
上げ、背もたれ(5)を前方にいっ
ぱいまで倒します。
70K30060
■ もとにもどすときは
「背もたれの前方への倒しかた 」と逆の
手順で行ないます。
前後位置の調節
スライドレバーを引き上げたまま、シー
トを前後に動かします。
ラゲッジフロアボード(1)も連動し
て前後に動きますので、ボード上に荷
物がある場合はいったん降ろしてから
シートを動かしてください。
70K30290
起こしたクッションに、力を加えない
でください。クッション取付部が損傷
するおそれがあります。
1
(3)
(2) (1)
2
(4)
(5)
シートを調節するときは、手足をは
さんだり、身体に当てたりしないよ
うに気をつけてください。
シートを調節したあとは、シートを
前後にゆするなどして、確実に固定
されているか確認してください。
シートの下に物を置かないでくださ
い。物がはさまって、シートが固定さ
れないおそれがあります。
後席シート
(1)
000-AZ 取扱説明書 .book 28 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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3. 運転装置の取扱い/シートの調節
3-29

背もたれの角度調節
片方の手を背もたれにそえ、もう一
方の手で背もたれの上面にあるリク
ライニングレバーを上の方向にいっ
ぱいに引き上げます。
シートからおりて操作してくださ
い。シートにすわったままリクラ
イニングレバーを引き上げると、
背もたれが急に最大角度まで倒れ
込むことがあります。
リクライニングレバーは、いっぱ
いに引き上げてください。ロック
が解除されないうちに背もたれを
倒そうとすると、レバーの動きが
重くなります。
リクライニングレバーを引き上げた
まま、背もたれを好みの角度の少し
手前まで倒します。
70K30300
リクライニングレバーから手をはな
し、固定される位置まで背もたれを
倒します。
ヘッドレストの高さ調節と
取外し・取付け
■ 使用時の位置
使用するときは、ヘッドレストを手で持 ち上げ、しっかりと固定します。
70K30400
シートを動かすときは、ラゲッジフロ
アボードで指や手をはさまないように
ご注意ください。また、荷物が倒れた
り、はさまれたりすることがあります
のでご注意ください。
(2) リクライニングレバー
1
2
(2)
背もたれを必要以上に倒さないでくだ
さい。シートベルトが本来の効果を発
揮できません。
3
使用時
000-AZ 取扱説明書 .book 29 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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3. 運転装置の取扱い/シートの調節
3-30

■ 収納時の位置
収納するときは、ロックボタン(3)を
押したままヘッドレストを一番下まで押
し下げます。
70K30410
■ 取外しかた
ロックボタン(3)を押したまま引き抜
きます。
■ 取付けかた
ヘッドレストの前後の向きを間違えない
ように、固定される位置まで差し込み、
高さの調節をします。
ISOFIX 対応チャイルドシート
固定専用金具
後席には、ECE R44(※ 1)の基準に適
合した ISOFIX(※ 2)タイプのお子さま
用シート(別売り)を固定するための専
用金具が装備されています。
座面と背もたれのすき間にある金具
が、ISOFIX対応チャイルドシート固定
用アンカー(以下ISOFIXアンカーと略
す)です。
背もたれ裏側下方にある金具が、チャ
イルドシート固定用テザーアンカー(以
下テザーアンカーと略す)です。
※1 ECE R44とは、 お子さま用シートに
関する国際法規です。
ヘッドレストを外したまま、後席に人
を乗せないでください。
取り外したヘッドレストは、客室内に
放置しないでください。急ブレーキを
かけたときなどに乗員や物などに当
たって、思わぬ事故につながるおそれ
があります。
収納時
(3)
ヘッドレストは、しっかり固定して
ください。また、ヘッドレストを前
後逆に取り付けないでください。
ヘッドレストが本来の効果を発揮で
きません。
ヘッドレストを前後逆に取り付ける
と、ヘッドレストの高さ調節ができ
ません。
お子さま用シートを取り付けるとき
は、お子さま用シートがヘッドレス
トに当たるのを防ぐため、ヘッドレ
ストを固定できる範囲で一番高い位
置に調節するか取り外してくださ
い。
ヘッドレストが当たった状態ではお子
さま用シートが確実に固定されないた
め、衝突のときなどにお子さまが重大
な傷害を受けるおそれがあります。
000-AZ 取扱説明書 .book 30 ページ
2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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3. 運転装置の取扱い/シートの調節
3-31

※2 ISOFIXとは、お子さま用シートの固
定装置の大きさや取付け方法を統一
した国際標準化機構【ISO(※ 3)】
の規格です。
※3 ISO とは、International Organi-
zation for Standardization(イ ン
ターナショナル オーガニゼイショ
ン フォー スタンダーディゼイショ
ン)の略です。
<マツダ純正用品の場合>
お子さま用シートは、お子さまの年齢
や体格に合った適切なものを選んでく
ださい。
→ 4-10 ページ(お子さま用シート の選択について)
ISOFIX タイプのお子さま用シートは、
シートベルトで固定する必要がありま
せん。
シートベルトで固定するお子さま用
シートを取り付けるときは、 4-8 ペー
ジ の「お子さま用シートのシートベル
トによる固定 」をお読みください。
■ 固定のしかた
ISOFIX アンカー(1)の位置を確認
します。
座面と背もたれのすき間にありま
す。
70K30320
テザーアンカー(3)の位置を確認
します。
ラゲッジフロアボード(5)をめ
くった内側にあります。
70K30330
ISOFIX
アンカー テザー
アンカー
ISOFIXタイプの
ベビーシート
(後ろ向きに固定) ○
(使用) ○
(使用)
ISOFIXタイプの
チャイルドシート
(前向きに固定) ○
(使用) ○
(使用)
1
(1) ISOFIXアンカー (2)タグ
ISOFIXアンカーがある付近には、前図のようなタグ(2)がついています。
(3) テザーアンカー (4) ラベル テザーアンカーがある付近には、前図
のようなラベル(4)が付いています。
(2)
(1)(2) (1)
2
(3)
(5)(4)
000-AZ 取扱説明書 .book 31 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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3. 運転装置の取扱い/シートの調節
3-32

後席のヘッドレスト(6 )は、お子
さま用シ-トに当たらない高さに調
節するか取り外します。
→ 3-29 ページ(ヘッドレストの 高さ調節と取外し・取付け)
70K30420
座席が確実に固定されているか確認
します。
お子さま用シートに付属の取扱説明
書にしたがって、お子さま用シート
のコネクター(7)を ISOFIX アン
カー(8)へ差し込みます。
70K30340
テザーベルトを使用する場合、次の
ようにしてテザーアンカーへ取り付
けます。
ヘッドレストを取り付けていると
きは、図(代表例)のように持ち
上げたヘッドレストと背もたれの
間を通す
70K30350
70K30360
ヘッドレストを調節してもお子さま用
シートに当たる場合は、ヘッドレスト
を取り外してください。ヘッドレスト
に当たった状態ではお子さま用シート
が確実に固定されないため、衝突のと
きなどにお子さまが重大な傷害を受け
るおそれがあります。
3
(6)
4
5
(7) コネクター (8) ISOFIXアンカー
(8)
(7)
6
テザーベルト1本の場合
テザーベルト2本の場合
000-AZ 取扱説明書 .book 32 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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3. 運転装置の取扱い/シートの調節
3-33

お子さま用シートを前後左右にゆ
すって、確実に取り付けられている
か確認します。
荷室を広げるとき(後席シート)
背もたれを前に倒すと、荷室が広く使え
ます。
■ 格納のしかた
シートベルト(1)およびタングプ
レート(2)を図のようにベルトガ
イド(3)にかけます。
70K30370
片方の手を背もたれにそえ、もう一
方の手で背もたれの上面にあるリク
ライニングレバーを、上の方向に
いっぱいに引き上げます。
リクライニングレバーはいっぱい
に引き上げてください。ロックが
解除されないうちに背もたれを倒
そうとすると、レバーの動きが重
くなります。
リクライニングレバーを引き上げた
まま、背もたれを前に倒します。
ヘッドレストが前席に当たる場合
は、前席を前へ動かしてくださ
い。
70K30380
お子さま用シ-トを取り付けるとき
は、ISOFIXアンカーやテザ-アンカ
-周辺にシートベルトや異物などが
ないか確認してください。シ-トベ
ルトなどがかみ込むと、お子さま用
シ-トが正しく固定されず、衝突の
ときなどにお子さまが重大な傷害を
受けるおそれがあります。
荷物の固定などに、ISOFIXアンカー
やテザ-アンカ-を使用しないでく
ださい。アンカ-が曲がったり損傷
したりすると、お子さま用シ-トが
正しく固定されず、衝突のときなど
にお子さまが重大な傷害を受けるお
それがあります。
倒した背もたれの上や荷室に人を乗せ
ないでください。ブレーキや加速、衝
突のときなどに、投げ出されてけがの
おそれがあります。
シートを動かすときは、手足をはさん
だり、身体に当てたりしないように気
をつけてください。
7
1
(2)
(3)
(1)
2
3
000-AZ 取扱説明書 .book 33 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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3. 運転装置の取扱い/シートの調節
3-34

■ もとにもどすときは
リクライニングレバーを車の前方向
にいっぱいに倒し、そのまま背もた
れを少し起こします。
70K30390
リクライニングレバーから手をはな
し、固定される位置まで背もたれを
起こします。
背もたれを前後にゆすって、確実
に固定されているか確認してくだ
さい。
前席と後席の背もたれを後ろへ倒すと、
室内に連続的な空間が作れます。
フルフラットにするときは
前席ベンチシート装備車は、前席の
アームレスト(1)を持ち上げ収納
します。
後席を、後方へいっぱいまでスライ
ドさせます。
後席の背もたれを、後方へいっぱい
まで倒します。後席はフラットにな
りません。
前席のヘッドレスト(2)を外し、
前席を前方へいっぱいまでスライド
させます。
70K30151
前席の背もたれを、後方へいっぱい
まで倒します。
フルフラットにしたシートに、人や荷
物をのせて走行しないでください。
ブレーキや加速、衝突のときなどに、
投げ出されたり、荷物が身体に当たっ
たりして重大な傷害を受けるおそれが
あります。
フルフラットにしたときは、次のこ
とをお守りください。
1
2
フルフラットシート
・シートの上を歩きまわらないでく
ださい。シートから足を踏み外す
と、けがのおそれがあります。
・シートに強い衝撃をあたえないで ください。シートが損傷すること
があります。
フルフラットにしたときや、もとに
もどしたときは、シートをゆすって
固定されているか確認してください。
1
2
3
4
(2)(1)
5
000-AZ 取扱説明書 .book 34 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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3. 運転装置の取扱い/各部の調節
3-35
uBAi®
70K30161
後席に当たるまで、前席を後方へス
ライドさせます。
70K30171
もとにもどすとき
「フルフラットにするときは 」と逆の手
順で操作します。
ミラー全体を動かして角度を調節します。
70K050
角度の調節
■ ドアミラー角度調節スイッチ
エンジンスイッチが または
のときに使用できます。
左右切替えスイッチ(1 )を、調節
したいミラーの側に押します。
角度調節スイッチ(2)を押して、
上下左右にミラーを動かします。
70K051
6
各部の調節
ルームミラー
必ず走行前に調節してください。走行
中に調節すると、前方不注意で思わぬ
事故につながるおそれがあります。
必ず走行前に調節してください。走行
中に調節すると、前方不注意で思わぬ
事故につながるおそれがあります。
調節後は、左右切替えスイッチを中立 の位置にもどしてください。
ドアミラー
ACCON
1
2
(1)
(2)
ùO
n
000-AZ 取扱説明書 .book 35 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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3. 運転装置の取扱い/各部の調節
3-36
uBAi®
格納
狭い場所で駐車するときなどに、ドアミラー
を車の後ろ方向に倒すことができます。
70K052
■ ドアミラー格納スイッチ
エンジンスイッチが または
のときに使用できます。
格納スイッチを押すごとに、格納と通
常の位置に切り替わります。
70K053
80J1023
ドアミラーを倒したまま走行しない
でください。後方の確認ができず、
事故を起こすおそれがあります。
ドアミラーは車体より張り出してい
ます。ドアミラーを車外の人や物に
あてないように気をつけてください。
î 
動いているドアミラーに触れないで
ください。手などをはさんでけがを
するおそれがあります。また、ドア
ミラー故障の原因となります。
ACCON
通常
格納 格納スイッチの状態
000-AZ 取扱説明書 .book 36 ページ
2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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3. 運転装置の取扱い/各部の調節
3-37
uBAi®
ドアミラーヒータースイッチ
ドアミラーヒーターは、リヤデフォッ
ガーと連動します。
→ 3-58ページ
(リヤデフォッガースイッチ)
ハンドルの上下調節
ハンドルの下にあるレバーで、ハンドル
の高さが調節できます。
→ 2-9 ページ(ハンドル、シート、ミラー の調節は走行前に)
レバーを押し下げると、ハンドルを上
下に動かせます。
調節後は、その高さでハンドルを押さ
えたままレバーをもとの位置まで確実
にもどします。
70K054
格納スイッチでドアミラーを格納し
たときは、手でドアミラーを通常の
位置にもどさないでください。ドア
ミラーの固定が不完全になるため、
走行中の振動や走行風などでドアミ
ラーが動くおそれがあります。
その場合は、スイッチを通常の位置
に押して、確実にドアミラーを固定
してください。
エンジンスイッチが または の位置にあるときは、手でドア
ミラーを操作しないでください。ド
アミラー故障の原因となります。
ドアミラーを手で動かすと、エンジ
ンスイッチを または に
したときに、ドアミラーが動き出す
ことがあります。
格納スイッチが通常の位置で、ドアミ
ラーが車の前方向に倒れていると、 エ
ンジンスイッチを または
にしたときに、 ドアミラーがさらに車
の前方向に倒れてしまいます。ドアミ
ラーをもとの状態にもどすときは、 一
度格納操作をしてください。
ACC
ON
ACCON
ACCON
タイプ別装備
調節後はハンドルを上下にゆすって、
確実に固定されているか確認してくだ
さい。
チルトステアリング
タイプ別装備
P°
i®
000-AZ 取扱説明書 .book 37 ページ 2012年5月17日 木曜日 午後1時31分

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