MAZDA MODEL BIANTE 2008 取扱説明書 (in Japanese)

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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
6. カバーを取り付けます。
7. 補助キーを差し込みます。
«™
ゴムリングを傷つけないようにしてください。
ゴムリングが外れた場合は、 新しい電池を入れる前にゴムリングを取り付け
てください。
°Ü æï¬
リトラクタブルタイプキー
次のようなときは電池残量が少なくなっていることが考えられます。
●リモートコントローラーの作動表示灯が点灯しない
●どのスイッチを押しても作動しない
●作動範囲が狭く不安定になる
お客様自身で電池の交換をする場合は、 次の手順で交換してください。
電池の規格 : リチウム電池 CR1620
Ñ¿ «1. キーを取り出します。
→15ページ「リトラクタブルタイプキー」
2. マイナスドライバーなどを使ってフックを押し、
キー部分とリモートコントローラー部分を取りは
ずします。
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4. お手入れのしかた
電池交換
3. マイナスドライバーなどを慎重に使って、 ゆっく
りとまわしながらカバーを開きます。
4. 電池の端を押して、 電池を取り出します。
ŒÝ
指で押して取り出しにくい場合は、ドライバーなどで押すと取り出しやすくなります。
5. 新しい電池の側を下にして、 電池を差し込み取
り付けます。
6. カバーを閉めます。
7. リモートコントローラーとキーの向きを合わせ、
外れないようにカチッと音がするまで押し込みま
す。
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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
4. お手入れのしかた
車の手入れ
外装の手入れ
車を美しく保つためには日ごろの手入れが大切です。
●保管、 駐車は風通しのよい屋根のある場所をおすすめします。
●走行後は、 車体についたほこりをやわらかい布か毛ばたきで払い落としましょう。
●とび石などによる塗装の傷は腐食の原因となります。見つけたら早めに補修してくだ
さい。
●洗車やワックスがけ、 装備品の手入れは定期的に行ないましょう。
●ベンジンやガソリンなどの有機溶剤は塗装を損傷するので付着させないでください。
万一付着した場合はただちにふき取るか、 洗車してください。
●ヘッドランプ、 制動灯などのプラスチックを使用しているランプ類は、 コンパウンド
( みがき粉 )入りのワックスを使用しないでください。
●次のようなときは、 早めに洗車などの手入れを行なってください。
そのまま放置しておくと、 塗装の変色や車体の腐食の原因となります。
•海岸地帯を走行したとき。
•凍結防止剤を散布した雪道を走行したとき。
•ばい煙や粉じん、 鉄粉、 化学物質などの降下の多い場所を走行したとき。
•鳥のふん、 虫の死がい、 樹液、 果実などが付いたとき。
•コールタール、 塗料、 砂じん、 コンクリートの粉などが付いたとき。
•泥、 ほこりが著しく付いたとき。
•雨の中を走行したときや、 雨にぬれたとき。
洗車するとき
水洗いするとき
1. 車の足まわりに付いている泥を洗い落とします。
2. 車体上部から水をかけながら、 やわらかいスポンジやセーム皮などで洗います。汚れ
がひどいときは洗車用洗剤を使用し、 水で十分洗い流してください。
3. はん点が残らないように水をふき取ってください。
«™
オートワイパー装備車は、 ワイパーレバーを OFF の位置にしてください。
電源ポジションが ON で、 ワイパーレバーが AUTO の位置のとき、 ワイパー
が自動で作動することがあります。
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4. お手入れのしかた
車の手入れ
«™
運転席 / 助手席側ワイパーアームを起こすときは、 運転席側のワイパーアー
ムから起こしてください。また、 降ろすときは助手席側のワイパーアームか
ら降ろしてください。ワイパーアームとブレードが接触し損傷するおそれが
あります。
エンジンルーム内に水をかけないでください。エンジンの始動不良や電気部
品の故障につながるおそれがあります。
洗車やワックスがけを行なうときは、 車体のルーフ部の一点に強い力をかけ
ないようにしてください。強い力をかけると、 万一の場合、 車体がへこむこ
とがあります。
自動洗車機を使用するとき
●ドアミラーを格納してください。
●自動洗車機を使用すると、 ブラシにより傷がつき塗装の光沢が失われたり、 劣化を早
めることがあります。
●スポイラー装備車は、 洗車機によってはスポイラーがひっかかり洗車できない場合や
損傷するおそれがあります。
高圧洗車機を使用するとき
洗車機は機種によっては高温、高圧のものがあります。洗車ノズルを近づけすぎると、モー
ルなど樹脂部分やシール材などが変形、 損傷したり、 室内に水が入るおそれがありますの
で、 洗車ノズルと車体との距離は十分に離してください(30cm 以上 )。また、 同じ場所
を連続して洗浄しないでください。ドアのすき間や窓ガラスまわりは、特に注意して行なっ
てください。
ワックスをかけるときは
●ワックスがけは月に一回程度、 または水のはじきが悪くなったときに洗車してから行
なってください。
●直射日光を避け、 ボディーが冷えているとき( 体温以下が目安 )に行なってください。
ŒÝ
ワックスの使用について
●コンパウンド(みがき紛 )入 りのワックスを使用すると、 塗装の光沢が失われる
ことがあります。
●ワックス容器に記載してある使用説明をよく読んでから使用してください。
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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
ガラス、 ミラーの手入れ
ガラスやミラーについた油膜を取るときは純正ガラスクリーナーを使用してください。
ガラスの内側をふくときは、 水やぬるま湯でぬらしたやわらかい布で、 軽くふいてくださ
い。
«™
熱線を損傷するおそれがあるため、 熱線にそってふいてください。ガラスク
リーナーなどを使用すると、 熱線をいためるおそれがあります。
フロントガラスの油膜をとるときは
雨の夜は、 フロントガラスに油膜があると、 対向車のライトなどが乱反射して、 見えにく
くなることがあります。
ガラスクリーナーを使ってフロントガラスの表面をきれいにしてください。
撥水加工ガラス / ミラー¬è”Å“7
÷
‹
運転席 / 助手席窓ガラス、 ドアミラー
撥水加工が施されているため、 運転席 / 助手席窓ガラス、 ドアミラーについた水滴が小さ
な水玉状になります。
また、 撥水加工により、 泥、 油膜などが付きにくく、 霜、 雪なども落としやすくなります。
手入れについて
水滴をはじく持続期間には限りがあります。長持ちさせるために次の点を守ってください。
●ガラスやミラーが汚れているときは、 早めにやわらかい湿った布などで清掃してくだ
さい。
●運転席 / 助手席窓ガラスの汚れがひどいときは、 汚れを取り除いてから、 ガラスの開
閉を行なってください。
●ガラスやミラーを清掃するときは、コンパウンド( みがき粉 )のはいったガラスクリー
ナーやワックスは使用しないでください。また、 ガラスクリーナーを使用しても曇る
場合は、 湿った布などでふき取ってください。
●自動洗車機( コイン洗車機 )を使用するときは 、 ガラスやミラー表面の泥などの汚れ
を落としてから洗車してください。
●ワックス洗車を使用したときは、 ガラスやミラー表面についたワックスにより、 水滴
がはじきにくくなることがあります。このようなときは、 ワックスをふき取ってくだ
さい。
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4. お手入れのしかた
車の手入れ
アルミホイールの手入れ¬è”Å“7
÷
‹
アルミホイールに海水や凍結防止剤を付着させたままにしておくと、 腐食するおそれがあ
ります。できるだけ早く水洗いしてください。
汚れのひどいときは中性洗剤をしみこませたやわらかい布などでふき取ってください。
«™
中性洗剤以外は使用しないでください。ご使用の際には成分をご確認くださ
い。
変色 · シミの原因となります。
ŒÝ
アルミホイールを洗うときは
●アルミホイールは傷がつきやすいので、 砂入り石けんや硬いブラシは使用しない
でください。
●自動洗車機を使用すると、 ブラシにより傷がつくことがあります。
外装樹脂部品の手入れ
●バンパーなど樹脂部品の塗装面にガソリン、 オイル、 冷却水、 バッテリー液などが付
着すると変色、 シミ、 塗膜はがれなどの原因となります。すみやかに軟らかい布でふ
き取ってください。
●コンパウンド(みがき粉 )入りのワックスを使用すると 、 塗膜を損傷するおそれがあ
りますので使用しないでください。
●電動またはエア工具を使用してコンパウンド(みがき粉 )が けやワックスがけを行な
うと摩擦熱が発生して、 樹脂部品の変形や塗膜の損傷などの原因になることがありま
すので使用しないでください。
●プラスチックレンズを使用しているランプ類は、 ガソリン、 灯油、 高濃度アルコール類、
塗料、 シンナー、 強酸性洗剤、 強アルカリ性洗剤などの化学液により表面が変色した
りダメージを受けて、 機能を著しく損なうおそれがあります。お手入れの際には使用
しないでください。万一付着したときは、 すみやかに水で洗い流してください。
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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
内装の手入れ
/
室内に水をかけない。
オーディオ、 スイッチなどの電気部品に水がかかると、 故障や車両火災につ
ながるおそれがあり危険です。
ŒÝ
●シンナー、 ベンジン、 ガソリンなどの有機溶剤や、 アルコール、 塩素系漂白剤な
どでふかないでください。変色、 シミの原因になります。
●硬いブラシや布で強くこすると、 傷がつくことがあります。
シートベルトの手入れ
汚れたままにしておくと、 汚れが落ちにくくなったり、 ベルトの巻き取りが悪くなること
があります。早めに手入れを行なってください。
1. 水で薄めた中性洗剤( 約 5%)をやわらかい布に含ませ 、 軽くたたくようにして汚れ
た部分をふき取ります。
2. きれいな水にひたした布を固くしぼり、 残った洗剤をふき取ります。
3. 手入れのため引き出したシートベルトを巻き取らせるときは、 十分に乾燥させ、 水分
が残っていないことを確認してください。
/
シートベルトにほつれ、 すりきずなどの異常があるときは、 マツ
ダ販売店で交換する。
そのままの状態で使用すると、 万一の場合シートベルトの効果が十分に発揮
できないため、 重大な傷害につながるおそれがあります。
シートベルトの汚れを取るときは、 中性洗剤を使用する。
有機溶剤を使用したり、 染色、 漂白するとベルトの強度が低下し、 万一の場
合シートベルトの効果が十分に発揮できないため、 重大な傷害につながるお
それがあります。
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4. お手入れのしかた
車の手入れ
布張り部分の手入れ
汚れたままにしておくと、 汚れが落ちにくくなったり、 シミや変色を生じることがありま
す。早めに手入れを行なってください。
1. 水で薄めた中性洗剤(約 5%)をやわらかい布に含ませ 、 軽くたたくようにして汚れ
た部分をふき取ります。
2. きれいな水にひたした布を固くしぼり、 残った洗剤をふき取ります。
革張り部分の手入れ¬è”Å“7
÷
‹
汚れたままにしておくと、 汚れが落ちにくくなったり、 シミや変色を生じることがありま
す。早めに手入れを行なってください。
1. 掃除機などでホコリや砂を取り除きます。
2. 純正専用クリーナーまたは水で薄めた中性洗剤(約 5%)をやわらかい布に含ませ 、
汚れをふき取ります。
3. きれいな水にひたした布を固くしぼり、 残った洗剤をふき取ります。
4. 乾いたやわらかい布で水分を取り、 風通しのよい日陰で乾燥させます。雨などでぬれ
たときも早めに水分をふき取り、 乾燥させてください。
クリーナブルシートの手入れ¬è”Å“7
÷
‹
汚れたままにしておくと、 汚れが落ちにくくなったり、 シミや変色を生じることがありま
す。早めに手入れを行なってください。
1. 乾燥したきれいな布で、 包み込むようにして汚れを取り除きます。
2. 残った汚れをきれいな布でこすらずに、 しみこませるようにしてゆっくりふき取りま
す。
ŒÝ
●硬いブラシや布で強くこすると、 傷がつくことがあります。
●シンナー、 ベンジン、 ガソリンなどの有機溶剤や、 アルコール、 塩素系漂白剤な
どでふかないでください。変色、 シミの原因になります。
●中性洗剤を使用するとクリーナブルシートの機能が低下する原因になります。
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運転する
前に
運転する
ときに
快適装備の
使いかた
お手入れの
しかた
トラブルが
起きたら
車両
スペック
さく
いん
樹脂部品の手入れ
樹脂部品に油脂類が付着すると、 変色、 シミ、 ひび割れ、 塗膜はがれの原因になります。
早めにやわらかい布などでふき取ってください。
«™
つや出し剤を使用しないでください。
含まれる成分によっては変色、 シミ、 ひび割れ、 塗膜はがれの原因になります。
パネルの手入れ
パネルが汚れたときは、 やわらかい布などでふき取ってください。
ŒÝ
硬いブラシや布で強くこすると、 傷がつくことがあります。
特に次の箇所には特殊な塗装処理が施されたパネルが取りつけられているため、 お手
入れには注意が必要です。
●デコレーションパネル
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4. お手入れのしかた
季節の準備
冬にそなえて
エンジンオイルの準備
外気温に応じたエンジンオイルに交換してください。
→316ページ「エンジンオイル」
バッテリー液の点検
気温が下がるとバッテリー性能が低下するためエンジン始動が困難になる場合がありま
す。
バッテリー液の量、 比重を点検し、 必要に応じて液の補充をしてください。
点検、 補充の要領は別冊のメンテナンスノートに記載しています。
冷却水の濃度の調節
冷却水には、 凍結を防止するために不凍液が入っています。
冬場になっても凍結しないよう冷却水の濃度を調節してください。
不凍液の割合 凍結温度
30% - 16°C
50% - 37°C
純正ロングライフクーラント ( ゴールデン )を使用する場合
純正ロングライフクーラント( ゴールデン )は濃度調整済みの冷却水です。
薄めずそのままご使用ください。
冷却水量の点検や補充については別冊のメンテナンスノートに記載しています。
冷却水を交換する場合はマツダ販売店にご相談ください。
ウォッシャー液の濃度の調節
ウォッシャー液が凍結するのを防ぐため、 ウォッシャー液容器に表示してある凍結温度を
参考にして、 外気温に応じた濃度に調節してください。
→237ページ「ウォッシャー液の補充」
寒冷地用ワイパーブレードについて
降雪期にフロントガラスに雪が付着するのを防ぐために、 寒冷地用ワイパーブレードをお
使いください。
寒冷地用ワイパーブレードは通常のワイパーブレードの金属部分をゴムでおおってありま
す。
必要に応じてマツダ販売店でお求めください。
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