MAZDA MODEL BONGO TRACK 2016 取扱説明書 (in Japanese)

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Black plate (191,1)
ジャッキの取り扱い
ジャッキアップする前に
交通のさまたげにならず、安全に作業で
きる地面の平らで固い場所に車を移動し
ます。
マニュアル車はチェンジレバーを1また
はRに、オートマチック車はセレクトレ
バーをPにいれます。
また、4WD車は4WDセレクトレバーを
2H、4H、4Lのいずれかにいれてくださ
い。
→109ページ「4WDセレクトレバー」
ブレーキペダルを踏んだまま、パーキン
グブレーキをかけ、エンジンを止めま
す。
必要に応じて、非常点滅灯を点滅させ、停
止表示板(停止表示灯)を使用します。
人や荷物を降ろし、工具、ジャッキを取り
出します。
→189ページ「工具、ジャッキ」
輪止めを用意します。
輪止めや停止表示板(停止表示灯)はお客
様のお車に標準で搭載されておりませ
ん。
必要に応じてマツダ販売店でお求めくだ
さい。なお、輪止めには、タイヤを固定で
きる大きさの石や木材が代用できます。
取り出すとき
シートの背もたれを前に倒します。
→37ページ「角度調節(リクライニン
グ)」
ジャッキの図の部分をゆるめてジャッキ
を取り出します。
191
BONGO TRUCK_JK_初版191ページ
2015年12月10日02:16 PM
Form No.JK

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Black plate (192,1)
格納するとき
取り出すときと逆の手順で格納場所に固定
します。
ジャッキアップするとき
lジャッキアップするときはマニュアル
車はチェンジレバーを1またはRに、オー
トマチック車はセレクトレバーをPにい
れ、パーキングブレーキをかけ、ジャッ
キをかける位置と対角の位置に輪止め
をしてください。
また、4WD車は4WDセレクトレバーを
2H、4H、4Lのいずれかにいれてくださ
い。
チェンジレバーが1またはR、セレクトレ
バーがPにはいっていても、車が動き
ジャッキがはずれて思わぬ事故につな
がるおそれがあります。
lジャッキアップした状態で車のエンジ
ンをかけないでください。ジャッキが
はずれた場合、思わぬ事故につながるお
それがあります。
パーキングブレーキをしっかりとかけ、
ジャッキをかける位置と対角の位置にあ
るタイヤに輪止めをします。
l前輪をジャッキアップするときは、後
輪の前後
l後輪をジャッキアップするときは、前
輪の前後
ジャッキを地面に置きます。
ジャッキの図の部分を手でまわして
ジャッキをジャッキアップ指定位置の近
くにくるよう調節します。
192
BONGO TRUCK_JK_初版192ページ
2015年12月10日02:16 PM
Form No.JK
緊急用具の取り扱い
5.万一のときは

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Black plate (193,1)
ジャッキをジャッキアップ指定位置にか
けます。
ジャッキアップ指定位置以外にジャッキを
かけたり、ジャッキの上下に台やブロック
などを入れないでください。車体が変形し
たり、ジャッキがはずれたりして思わぬ事
故につながるおそれがあります。
ジャッキにジャッキレバーをかけジャッ
キレバーとジャッキハンドルを組み付け
ます。
ジャッキハンドルはラチェット式です。
まわす方向が逆のときは、ジャッキハンド
ルを裏がえして組み付けます。
タイヤが地面から少し離れるまで車を
ジャッキアップします。
l必要以上にジャッキアップしないでく
ださい。車体が不安定になるため、思わ
ぬ事故につながるおそれがあります。
lジャッキアップした車の下には絶対に
入らないでください。万一ジャッキが
はずれた場合、重大な傷害につながるお
それがあります。
人を乗せたままジャッキアップしないでく
ださい。
193
BONGO TRUCK_JK_初版193ページ
2015年12月10日02:16 PM
Form No.JK

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Black plate (194,1)
ジャッキをおろすとき
ジャッキハンドルを裏がえしてジャッキ
レバーに組み付けます。
ジャッキを下げます。
スペアタイヤ
車に搭載されているスペアタイヤとホイー
ルは、お客様のお車専用のものです。他の
タイヤや、ホイールと組み合わせて使用し
たり、他の車に使用しないでください。思
わぬ事故につながるおそれがあります。
スペアタイヤの空気圧を定期的に点検し
てください。
適正空気圧は、運転席ドアを開けたボ
ディー側に貼付されているラベルで確認
してください。
取り出すとき
ジャッキレバーとジャッキハンドルを組
み付けて、図の位置に差し込みます。
194
BONGO TRUCK_JK_初版194ページ
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Form No.JK
緊急用具の取り扱い
5.万一のときは

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Black plate (195,1)
ジャッキハンドルを左にまわして、スペ
アタイヤをおろします。
フックをはずし、スペアタイヤを取り出
します。
格納するとき
タイヤを格納した後は、確実に固定されて
いることを確認してください。確実に固定
されていないと、走行中にタイヤが脱落し、
思わぬ事故につながるおそれがあります。
ホイールの外側を上に向けて、中央穴に
フックを組み付けます。
ジャッキレバーとジャッキハンドルを組
み付けて図の位置に差し込み、ジャッキ
ハンドルを右にまわして巻き上げます。
245N (25kgf)以上の力で締め付けてくだ
さい。
タイヤを軽くゆすって確実に巻き上げら
れていることを確認します。
195
BONGO TRUCK_JK_初版195ページ
2015年12月10日02:16 PM
Form No.JK

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Black plate (196,1)
タイヤ交換
¢タイヤを交換するときは前後輪と
も必ず指定されたサイズ、同一種
類のものを使用してください。
指定された組み合わせ以外のタイヤを装
着すると走行安定性が損なわれるため、思
わぬ事故につながるおそれがあります。
タイヤサイズは、運転席ドアを開けたボ
ディー側に貼付されているラベルで確認
してください。
くわしくはマツダ販売店にご相談くださ
い。
タイヤ交換をする前に
交通のさまたげにならず、安全に作業で
きる地面が平らで固い場所に車を移動し
ます。
マニュアル車はチェンジレバーを1また
はRに、オートマチック車はセレクトレ
バーをPにいれます。
また、4WD車は4WDセレクトレバーを
2H、4H、4Lのいずれかにいれてくださ
い。
→109ページ「4WDセレクトレバー」
ブレーキペダルを踏んだままパーキング
ブレーキをかけエンジンを止めます。
必要に応じて、非常点滅灯を点滅させ、停
止表示板(停止表示灯)を使用します。
人や荷物を降ろし、工具、ジャッキ、スペ
アタイヤを取り出します。
→189ページ「工具、ジャッキ」
→194ページ「スペアタイヤ」
輪止めを用意します。
輪止めや停止表示板(停止表示灯)はお客
様のお車に標準で搭載されておりませ
ん。
必要に応じてマツダ販売店でお求めくだ
さい。なお、輪止めには、タイヤを固定で
きる大きさの石や木材が代用できます。
タイヤの取りはずし
ホイールキャップ装着車はホイールとホ
イールキャップの間にホイールレンチの
端を入れ、図のようにこじりながらホ
イールキャップをはずします。
ホイールレンチでナットを左に約1回転
まわしてゆるめます。
196
BONGO TRUCK_JK_初版196ページ
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Form No.JK
パンクしたとき
5.万一のときは

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Black plate (197,1)
タイヤが地面から少し離れるまで車を
ジャッキアップします。
→192ページ「ジャッキアップすると
き」
ナットをはずし、タイヤを取りはずしま
す。
ボルトとホイール裏側の接触面に付着し
ている汚れを布などでふき取ります。
¢ボルトやホイール裏側の接触面が
汚れていないことを確認してくだ
さい。
ボルトやホイール裏側の接触面がホコリな
どで汚れていると、走行中にナットがゆる
みタイヤがはずれ、思わぬ事故につながる
おそれがあります。
タイヤの取り付け
タイヤをスペアタイヤに取り替えます。
タイヤを取り付けてから、ナットのテー
パー部がホイールのシート部に軽くあた
る程度まで、ナットを右にまわして仮締
めします。
ナットやボルトにオイルやグリースをぬら
ないでください。ナットがゆるんでタイヤ
がはずれ、思わぬ事故につながるおそれが
あります。また、必要以上に締め付けられ
て、ナットやボルトが破損するおそれがあ
ります。
ジャッキを縮めて、車をおろします。
→194ページ「ジャッキをおろすとき」
ホイールレンチで図の番号順にナットを
2~3回分けて締め付けます。
ナットの締め付けトルク:
N・m (kgf・m)
89~117 (9~12)
197
BONGO TRUCK_JK_初版197ページ
2015年12月10日02:16 PM
Form No.JK

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Black plate (198,1)
$ãNo^
$ãNo^
ホイールレンチを足で踏んでナットを必要
以上に締め付けないでください。ボルトが
破損するおそれがあります。
ホイールキャップ装着車は取り付けたタ
イヤにホイールキャップを取り付けま
す。
バルブ(空気口)とホイールキャップの切
り欠きを合わせて取り付けます。
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$èÇ

タイヤを交換した後は
交換したタイヤは、スペアタイヤの格納
場所に格納します。
→195ページ「格納するとき」
輪止めをはずし、工具、ジャッキを格納し
ます。
→189ページ「工具、ジャッキ」
lタイヤを交換してから約1,000km走行
した後に、ナットにゆるみが無いこと
を確認してください。
lタイヤの交換後はホイールバランスが
狂うことがあります。走行中に車体の
振動などの異常を感じたら、マツダ販
売店で点検を受けてください。
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BONGO TRUCK_JK_初版198ページ
2015年12月10日02:16 PM
Form No.JK
パンクしたとき
5.万一のときは

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Black plate (199,1)
オーバーヒートについて
次のようなときは、オーバーヒートです。
l水温計の針がH付近を示し、エンジンの出
力が急に低下したとき。
lエンジンルームから蒸気が出ていると
き。
lエンジンルームから蒸気が出ていると
きは、エンジンカバーを開けないでくだ
さい。
エンジンルーム内が熱いとき、エンジン
カバーを開けると、蒸気や熱湯が噴き出
してやけどなど、重大な傷害につながる
おそれがあります。また、蒸気が出てな
い場合でも高温になっている部分があ
ります。エンジンカバーを開けるとき
は十分に注意してください。
lエンジンが十分に冷えるま
ではラジエーターとリザーバータンク
のキャップを開けないでください。エ
ンジンが熱いときにキャップをはずす
と、蒸気や熱湯が噴き出してやけどな
ど、重大な傷害につながるおそれがあり
ます。
lエンジンルーム内を点検するとき
は、ファンやベルトなどの回転部に触れ
ないようにしてください。手や指など
が巻き込まれるなど、重大な傷害につな
がるおそれがあります。
処置方法
安全な場所に車を止めます。
エンジンカバーを開けます。
→70ページ「エンジンカバー」
サービスホールカバーを開けます。
→71ページ「サービスホールカバー」
エンジンルームから蒸気が出ていないか
どうかを確認します。
エンジンルームから蒸気が出ていないと
きは
エンジンをかけたまま、窓ガラスを開け
て風通しをよくし、エンジンカバーを開
け、エンジンを冷やします。
エンジンルームから蒸気が出ているとき

エンジンを止めてください。窓ガラスを
開けて風通しをよくし、蒸気が出なくな
るまで待ち、風通しをよくするためにエ
ンジンカバーを開け、エンジンを始動し
てください。
クーリングファンが作動していることを
確認し、水温計の針が下がってきたらエ
ンジンを止めます。
クーリングファンが作動していないとき
は、エンジン温度がさらに上昇します。た
だちにエンジンを止め、マツダ販売店にご
連絡ください。
199
BONGO TRUCK_JK_初版199ページ
2015年12月10日02:16 PM
Form No.JK
オーバーヒートしたとき
5.万一のときは

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Black plate (200,1)
エンジンが十分に冷えてから、冷却水の
量を点検します。量が不足しているとき

ラジエーターリザーバータン
クの順に冷却水を補充してください。
補充後はキャップを確実に取り付けてく
ださい。
エンジンが十分に冷えるまで
はラジエーターとリザーバータンクの
キャップを開けないでください。エンジン
が熱いときにキャップをはずすと、蒸気や
熱湯が噴き出してやけどなど、重大な傷害
につながるおそれがあります。
l冷却水がない場合は、一時的に水を補
充してください。
一時的に水だけを補充したときは、冷
却水の濃度をもとにもどしてくださ
い。
l冷却水を補充しても少なくなるとき
は、冷却水のもれが考えられます。早
めにマツダ販売店で点検を受けてくだ
さい。
200
BONGO TRUCK_JK_初版200ページ
2015年12月10日02:16 PM
Form No.JK
オーバーヒートしたとき
5.万一のときは

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