MAZDA MODEL BONGO TRACK 2016 取扱説明書 (in Japanese)
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バッテリーあがりについて
次のような状態はバッテリーあがりです。
lスターターがまわらない。またはまわっても回転が弱く、なかなかエンジンがかからない。
lホーンの音が小さい、または鳴らない。
lランプ類がいつもより極端に暗い。
正しく安全にバッテリーを取り扱うために、バッテリー使用前または点検前には必ず次の注意
事項をお読みください。
¢バッテリーを取り扱うときは必ず保護メガネを着用してください。
バッテリー液には有毒で腐食性の高い希硫酸が含まれており、目に入ると失明など重大な傷害
につながるおそれがあります。また、バッテリーから発生する可燃性ガスに引火して爆発するお
それがあります。
¢バッテリーを取り扱うときはバッテリー液をこぼさないでください。
バッテリー液には有毒で腐食性の高い希硫酸が含まれており、目や皮膚に付着すると重大な傷
害につながるおそれがあります。万一付着したときは、すぐに多量の水で洗浄し、応急処置が済
んだら、医師の診察を受けてください。
¢バッテリーの近くでお子さまを遊ばせないでください。
バッテリー液には有毒で腐食性の高い希硫酸が含まれており、目や皮膚に付着すると重大な傷
害につながるおそれがあります。
¢バッテリーを取り扱うときは、絶対に火気を近づけないでください。
バッテリーから発生する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあり危険です。火気の発生を
防ぐため、
端子や端子に工具などの金属部分が触れないようにしてください。また、ブース
ターケーブルの接続、取りはずしのときは、
端子がボディーや端子に触れないように十分注
意してください。
¢換気の悪い場所では、バッテリーの充電を行なわないでください。
バッテリーから発生する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあり危険です。
¢ブースターケーブルを使用してエンジンを始動する前に必ずバッテリー液の量
を点検してください。
バッテリー液の量が下限(LOWER LEVEL)より不足している状態でエンジンを始動すると、破
裂(爆発)につながるおそれがあり危険です。バッテリー液が不足しているときは、エンジン始
動前に必ず補充液または蒸留水を補充してください。
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バッテリーがあがったとき
5.万一のときは
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処置方法
押しがけによる始動はできません。
別売のブースターケーブルを使用して、救援
車(他の車)のバッテリーと自車のバッテ
リーを接続してエンジンをかけます。
自車と同じ12Vバッテリーを搭載した救援車
を依頼してください。
自車のバッテリーと救援車のバッテリー
が一番近い位置になるように、車を移動
させます。
ヘッドランプやエアコンなどの電源が
切ってあることを確認します。
救援車のエンジンを止めて、ブースター
ケーブルを次の順で接続します。
ブースターケーブルを接続する前に各
バッテリーの端子(
、)の位置を確認
してください。
1本目
自車のバッテリーの端子
救援車のバッテリーの端子
2本目
救援車のバッテリーの端子
図で表示の箇所(アースを取る)
バッテリーを取り扱うときは、絶対に火気
を近づけないでください。バッテリーから
発生する可燃性ガスに引火して爆発する
おそれがあり危険です。
また、火花の発生を防ぐため次の点を必ず
守ってください。
lの接続は自車バッテリーの端子
につながないでください。
lブースターケーブルの接続、取りはずし
のときは、
端子がボディーや端子
に触れないように十分注意してくださ
い。
救援車のエンジンをかけ、エンジン回転
数を高めにします。
自車のエンジンをかけます。約3分間エ
ンジンを回転させて、応急的に自車の
バッテリーを充電します。
充電中はバッテリーに近づかないでくださ
い。バッテリー液は希硫酸です。目や皮膚
に付着すると重大な傷害につながるおそれ
があります。万一付着したときは、すぐに
多量の水で洗浄し、応急処置が済んだら、
医師の診察を受けてください。
ブースターケーブルを接続したときと逆
の順で取りはずします。
早めにマツダ販売店で点検を受けてくだ
さい。
バッテリーがあがりやすいときは、マツダ
販売店で点検を受けてください。
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バッテリーがあがったとき
5.万一のときは
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ランプ類、電気装置が作
動しないとき
ランプ類が点灯しないときや電気装置が作
動しないときは、ヒューズ切れや電球切れが
考えられます。
まずヒューズを点検し、必要に応じて交換し
てください。
ヒューズは電気装置を過負荷から保護す
る働きをしています。
ヒューズの交換
1.電源ポジションをOFFにします。
2.ヒューズボックスのカバーを開きます。
ヒューズボックスは運転席右下、バッテ
リー付近、およびエンジンルーム内にあり
ます。
室内ヒューズボックス、室外ヒューズボッ
クス
エンジンルーム内ヒューズボックス
1)クリップをはずします。
2)エアクリーナーカバーを持ち上げ、スペー
スを作ります。
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ヒューズ切れ、電球切れのとき
5.万一のときは
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3)矢印の方向にカバーを引き、カバーを取り
はずします。
Co
3.ヒューズの位置を確認し、故障の状況か
ら、点検すべきヒューズを確認してくださ
い。
→214ページ「ヒューズの受け持つ装置」
各ヒューズはグレードや仕様により無い
場合があります。
4.ヒューズを抜き取ります。
5.ヒューズを点検し、切れている場合は、規
定容量のヒューズと交換します。
規定容量を超えるヒューズを使用したり、
ヒューズの代わりに針金や銀紙などを使用
しないでください。
配線などが過熱し、焼損して火災になるお
それがあります。
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ヒューズ切れ、電球切れのとき
5.万一のときは
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lヒューズが切れていないとき、または
ヒューズを交換してもランプ類が点灯
しないときは、電球切れが考えられま
す。電球を点検し、切れているときは、
マツダ販売店で交換してください。
lヒューズが切れていないとき、または
ヒューズを交換しても電気装置が作動
しないときは、マツダ販売店で点検を
受けてください。
lヒューズを交換してもすぐ切れる場合
は、マツダ販売店で点検を受けてくだ
さい。
6.カバーをもとにもどし、確実に取り付けら
れていることを確認します。
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