MAZDA MODEL CX-5 2012 取扱説明書 (in Japanese)

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環境保護のために
廃棄物を処理するときは
廃棄物については、 法律上適切な処理が求められています。
.●タイヤを燃やすと有毒なガスが発生するので、 自己処理はしないでください。使用済みタイ
ヤは新品タイヤを購入した販売店に処分を依頼してください。
.●バッテリーは鉛や硫酸が使われています。使用済みバッテリーは新品バッテリーを購入した
販売店に処分を依頼してください。
.●エンジンオイルやクーラントが地下や川などに流れ出すと、 環境を悪化させます。交換済み
のエンジンオイルは新品エンジンオイルを購入した販売店に処分を依頼してください。また、
クーラントを交換する場合はマツダ販売店にご相談ください。
.●エアコンにはオゾン層を破壊しない代替フロンガスHFC134a. (R134a).を使用しています。
それでも代替フロンガスには地球を温暖化するはたらきがあります。ガスの大気放出を防止
するため、 エアコンの点検、 修理はマツダ販売店か専門の修理業者に依頼してください。
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4. お手入れのしかた

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MEMO

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故障したとき 324
路上で動けなくなったとき................324
スタックしたとき...............................325
踏切内で動けなくなったとき............325
緊急用具の取り扱い 326
発炎筒..................................................326
工具、ジャッキの格納場所................327
ジャッキの取り扱い...........................327
パンクしたとき 331
タイヤパンク応急修理キット............331
バッテリーがあがったと
き 338
バッテリーあがりについて................338
エンジンが始動しないと
き 341
燃料切れしたときは.(SKYACTIV-D.
2.2)..................................................341
オーバーヒートしたと
き 342
オーバーヒートについて...................342
キーが作動しないとき 344
キー一時停止機能...............................344
けん引について 345
けん引してもらうとき.......................345
故障車をけん引するとき...................347
万一事故が起きたとき 349
警報チャイム 350
チャイムがなったときは...................350
警告灯 352
警告灯が点灯、点滅したときは........352
リヤゲート 366
リヤゲートが.
開けられなくなったとき................366
5 トラブルが起きたら
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故障したとき
路上で動けなくなったとき
一般の道路で動けなくなったときに付近に人がいる場合は救援を求めてください。
セレクトレバーをNにいれ、 安全な場所まで押し出します。
万一、 事故や故障などで車から燃料がもれている場合は、 すぐにエンジ
ンを止める。
爆発、 火災につながるおそれがあり危険です。また、 発炎筒は車から離れたところで
使用してください。
1.車を路肩に止め、 非常点滅灯を点滅させます。
2.必要に応じて停止表示板(停止表示灯)、 発炎筒を使用し、 後続車に故障車であることを知
らせます。
. →326ページ「発炎筒」
.●高速道路や自動車専用道路などでは車の後方に停止表示板(停止表示灯)を置くことが
法律で義務づけられています。
.●停止表示板を置くときには、 発炎筒を使って合図をするなど、 後続車に十分注意してく
ださい。
3.全員が車から降り、 ガードレールの外などの安全な場所
に、 すみやかに避難してください。
4.安全を確保した後、 救援を求めます。
. 故障の修理などお困りの際はマツダ販売店へ連絡してく
ださい。
停止表示板(停止表示灯)について
停止表示板(停止表示灯)はお客様のお車に標準で搭載されておりません。万一に備えてあ
らかじめ用意しておいてください。マツダ販売店でお求めいただけます。
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5. トラブルが起きたら

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スタックしたとき
ぬかるみ、 砂地、 深雪路などで駆動輪が空転したり、 埋まり込んで動けなくなることをスタッ
クといいます。
.●周囲の安全を十分に確認してください。脱出直後に車両が突然動き出し、 思わぬ事故につな
がるおそれがあります。
.●タイヤ前後の土や雪を取り除くか、 タイヤの下に木や石をあてがい、 セレクトレバーをDま
たは Rにいれて、 アクセルペダルを軽く踏みます。セレクトレバー操作中はアクセルペダル
を踏まないでください。トランスミッションなどを損傷するおそれがあります。また、 車両
の周辺に人がいないことを確認してください。あてがった木や石が飛散し、 重大な傷害につ
ながるおそれがあります。
.●タイヤを高速で回転させないでください。夕イヤがバースト(破裂)したり、 異常過熱する
ため思わぬ事故につながるおそれがあります。
.●アクセルを過度に空ぶかししたり、 タイヤを空転させないでください。トランスミッション
などを損傷するおそれがあります。
踏切内で動けなくなったとき
脱輪などで動けなくなったとき
1.踏切の非常ボタンを押します。緊急を要するときは、 発
炎筒で列車に合図します。
. →326ページ「発炎筒」
2.付近の人に救援を求めます。
エンストで動けなくなったとき
1.エンジンをかけ直します。
2.エンジンがかからないときは、 踏切の非常ボタンを押します。
. 緊急を要するときは、 発炎筒で列車に合図します。
.→326ページ「発炎筒」
3.付近の人に救援を求めます。
. セレクトレバーを Nに入れ、 安全な場所まで押し出します。
緊急避難について
スターターを使って、 車を緊急避難させることはできません。
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緊急用具の取り扱い
発炎筒
油、 ガソリンなど可燃物の近くでは使用しない。
火災につながるおそれがあります。
使用するときは筒先を顔や身体に向けたり近づけない。
やけどなど、 重大な傷害につながるおそれがあります。
お子さまにはさわらせない。
誤って使用すると、 やけどや思わぬ事故につながるおそれがあります。
トンネル内では発炎筒を使用しない。
トンネル内で発炎筒を使用すると、 煙で視界が悪くなるため、 思わぬ事故につながる
おそれがあります。必要なときは非常点滅灯を使用してください。
発炎筒について
発炎筒
事故や故障で停車したとき、 周囲に危険を知らせるために
使います。
発炎筒に記載されている次のことをよく読み、 あらかじめ
確認しておいてください。
.●使用方法
.●使用上の注意事項
.●発炎時間
.●有効期限
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5. トラブルが起きたら

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工具、ジャッキの格納場所
車に搭載されているジャッキを使用する。
車に搭載されているジャッキはお客様のお車専用のものです。
車に搭載されている以外のジャッキを使用すると、 車体が損傷したり、 思わぬ事故に
つながるおそれがあります。
ジャッキはタイヤ交換、 タイヤチェーンの取り付け、 取りはずし以外に使用しないで
ください。
工具、 ジャッキを使用したあとは走行中に動かないよう、 所定の位置にしっかりと固
定してください。
工具、 ジャッキは図の位置に格納されています。
No^_f4
+V6 _Co2WDf"F
C! 6; +V6 Ì
9Ò*Zo;2J9Ó Ì
9Ò`f#2J9Ó
ジャッキの取り扱い
ジャッキアップする前に
1.交通のさまたげにならず、 安全に作業できる地面の平らで固い場所に車を移動します。
2.セレクトレバーを Pにいれます。
3.ブレーキペダルを踏んだまま、 パーキングブレーキをしっかりとかけ、 エンジンを止めます。
4.必要に応じて、 非常点滅灯を点滅させ、 停止表示板(停止表示灯)を使用します。
. →324ページ「路上で動けなくなったとき」
5.人や荷物を降ろし、 工具、 ジャッキを取り出します。
. →327ページ「工具、ジャッキの格納場所」
6.輪止めを用意します。
Kサ.indb 3272013/09/02 13:35:10

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5. トラブルが起きたら
緊急用具の取り扱い
輪止めについて
輪止めはお客様のお車に標準で搭載されておりません。必要に応じてマツダ販売店でお求め
ください。なお、 輪止めには、 タイヤを固定できる大きさの石や木材が代用できます。
ジャッキを取り出すとき
1.トランクボードを開きます。
2.(トノカバー装着時)
. トランクボードを持ち上げ、 フックをトノカバーへ引っかけます。
(トノカバー非装着時)
.トランクボードを持ち上げ、 フックをヘッドレストへ引っかけます。
トノカバー装着時トノカバー非装着時
3.ジャッキを取り出します。
ジャッキアップするとき
ジャッキアップするときはセレクトレバーを P にいれ、 パーキングブレー
キをかけ、 ジャッキをかける位置と対角の位置に輪止めをする。
セレクトレバーが P にはいっていても、 車が動きジャッキがはずれて思わぬ事故につ
ながるおそれがあります。
Kサ.indb 3282013/09/02 13:35:10

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輪止め1.ジャッキをかける位置と対角の位置にあるタイヤに輪止
めをします。
.●前輪をジャッキアップするときは、 後輪の前後
.●後輪をジャッキアップするときは、 前輪の前後
2.ジャッキを地面に置きます。
3.ジャッキの図の部分を手でまわしてジャッキをジャッキ
アップ指定位置の近くにくるよう調節します。
ジャッキアップ
指定位置
4.ジャッキをジャッキアップ指定位置(目印となるふくら
みの間)の中央に直角にセットします。
輪止め
ジャッキアップ
指定位置
5.ジャッキを徐々に上げて、 ジャッキアップ指定位置(目
印となるふくらみの間)の中央にジャッキがはまってい
ることを確認します。
ジャッキアップ指定位置以外にジャッキをかけたり、 ジャッキの上下に
台やブロックなどを入れない。
車体が変形したり、 ジャッキがはずれたりして思わぬ事故につながるおそれがありま
す。
Kサ.indb 3292013/09/02 13:35:11

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5. トラブルが起きたら
緊急用具の取り扱い
ホイール
レンチ
6.ジャッキにジャッキレバーをかけ、 ジャッキレバーにホ
イールレンチを組み付けます。
ホイールレンチ
7.タイヤが地面から少し離れるまで車をジャッキアップし
ます。
必要以上にジャッキアップしない。
車体が不安定になるため、 思わぬ事故につながるおそれがあります。
ジャッキアップした状態で車のエンジンをかけない。
ジャッキがはずれた場合、 思わぬ事故につながるおそれがあります。
ジャッキアップした車の下には絶対にはいらない。
万一ジャッキがはずれた場合、 重大な傷害につながるおそれがあります。
人を乗せたままジャッキアップしないでください。
ジャッキを格納するとき
ジャッキを取り出すときと逆の手順で格納します。
Kサ.indb 3302013/09/02 13:35:11

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