MAZDA MODEL SCRUM VAN / WAGON 2018 取扱説明書 (スクラムバン/ワゴン) (in Japanese)
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必読! 安全なドライブのために
2-17
横風が強いときは
64P0017
トンネルの出口や橋の上、大型トラッ
クが通りすぎるときなどに、横風を受
けて車が横に流されることがありま
す。あわてずハンドルをしっかり握
り、徐々にスピードを落として進路を
立て直してください。
草の生い茂った場所は走行
しない
64P0018
滑りやすい路面ではゆっくり
走る
64P0019
草などが駆動系部品や排気管にから
まると、駆動装置が損傷したり、火
災につながったりするおそれがあり
ます。
濡れた路面や凍結路、積雪路などで
は、急発進、急加速、急ブレーキ、急
ハンドル、急激なエンジンブレーキ
など「急」のつく運転はしないでく
ださい。スリップ事故につながるお
それがあります。
滑りやすい路面では、2 速発進モー
ドを使用することでスムーズに発進
することができます。(オートギヤ
シフト車)
深い雪道、砂地や砂利道など駆動力
を必要とする場合は 2 速発進モード
を解除してください。(オートギヤ
シフト車)
急発進
急加速
急ブレーキ
急ハンドル
急激なエンジンブレーキ
000-取扱説明書.book 17 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分
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必読! 安全なドライブのために
2-18
水たまりを高速で通り抜けない
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水たまりを走行したあとや洗
車後はブレーキの効きを確認
64P0021
周囲の安全を確かめてから低速でブ
レーキペダルを数回踏み、ブレーキ
の効きを確かめてください。
ブレーキの効きが悪いときは、効き
が回復するまで低速で繰り返しブ
レーキペダルを軽く踏み、ブレーキ
装置のしめりを乾かしてください。
冠水した場所は走行しない
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万一、冠水した場所を走行したとき
は、ブレーキの効きを確かめながら安
全な場所に停車し、マツダ販売店にご
連絡ください。また、次の項目などに
ついて点検を受けてください。
ブレーキの効き具合
エンジン、トランスミッション、デ
ファレンシャルなどのオイル量およ
び質の変化(オイルが白濁している
場合は、水が混入していますのでオ
イル交換が必要です)
ベアリング、ジョイント部などの潤
滑不良
水たまりや濡れた路面を高速で走行
すると、タイヤと路面の間に水の膜
ができ、タイヤが浮いた状態になる
ことがあります。これをハイドロプ
レーニング現象といい、ハンドルや
ブレーキがまったく効かなくなって
思わぬ事故につながるおそれがあり
ます。
冠水した場所や、深い水たまりを走
行しないでください。エンスト、電
装品のショート、エンジン破損など
の原因になります。
000-取扱説明書.book 18 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分
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必読! 安全なドライブのために
2-19
スタック(立ち往生)したと
きは
ぬかるみや砂地などで、駆動輪が空
転して脱出できなくなることをス
タックといいます。
前進と後退を繰り返すときは、駆動
装置などが損傷するおそれがあるた
め、次のことに注意してください。
・は、セレクトレ
バーを確実に入れてからアクセル
を軽く踏んでください。
・は、セレクト
レバーを 、 、または へ
確実に入れ、メーター内の表示
(セレクトレバー位置表示または
ギヤポジション表示)が1(2 速
発進モードインジケーターが点灯
しているときは2)またはR になっ
ていることを確認してからアクセ
ルを軽く踏んでください。
→ 4-34ページ
(2速発進モード選択機能)
・数回行なっても脱出できないとき
は、操作を中止してください。
タイヤの下に石や木を入れると脱出
しやすくなります。
DSC&TCS装備車では、TCS(トラク
ションコントロールシステム)が脱
出に適さないときがあります。その
ようなときは、DSC&TCS
OFFスイッ
チを操作して TCS(トラクションコ
ントロールシステム)を作動停止の
状態にしてください。
→ 4-47ページ
(DSC&TCS装備車の取扱い)
パートタイム 4WD 車は、2WD の状
態でスタックしたときに4WD へ切り
替えると脱出しやすくなります。
→ 4-45ページ
(2WD4WDの切替え操作)
64P0023
こんなときどうする?
警告灯が点灯したら?
ただちに安全な場所に停車して処置
をしてください。
→ 1-12ページ(警告灯・表示灯)
床下に強い衝撃を受けたら?
ただちに安全な場所に停車し、ブレー
キ液や燃料が漏れていないか、排気
管などに異常がないか点検してくだ
さい。異常が見つかったときは、マツ
ダ販売店にご連絡ください。
オートマチック車
オートギヤシフト車
DMR
脱出しようとする前に、周囲の安全
を十分に確認してください。勢いよ
く発進して事故を起こすおそれがあ
ります。
タイヤを高速で空転させないでくだ
さい。タイヤが異常に過熱して破損
したり、駆動装置が損傷したりする
おそれがあります。
000-取扱説明書.book 19 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分
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必読! 安全なドライブのために
2-20
タイヤが突然パンクしたら?
ハンドルをしっかり握り、慎重にブ
レーキをかけて徐々にスピードを落
とし、安全な場所に停車してくださ
い。
→ 7-2ページ(パンク)
ブレーキペダルが重く感じたら?
車には、エンジンの負圧を利用して
ブレーキペダルを踏む力を軽減する
ブレーキ倍力装置がついています。
エンジンの負圧が低下していると、
ブレーキペダルを踏んだときに重く
感じることがありますが、異常では
ありません。そのままペダルを強く
踏んでください。
パーキングブレーキをしっか
りとかけて
■ 平らな場所に駐車するときは
ブレーキペダルを踏んだまま、
パーキングブレーキをしっかりと
かけます。
→ 4-15ページ
(パーキングブレーキの操作)
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は、セレクトレバーを に入れ
ます。
→ 4-17ページ
(セレクトレバーの操作)
→ 4-28ページ
(セレクトレバーの操作)
は、チェンジレバー
を R(リバース)または1速に入
れます。
→ 4-44ページ
(チェンジレバーの操作)
ブレーキペダルからゆっくりと
足を離し、車が動き出さないこ
とを確認してください。
(1) パーキングブレーキペダル
駐車するときは
1
オートマチック車
(1)
¨