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必読! 安全なドライブのために
2-37
エンジンが冷えているときに、空ぶ
かしや急加速をしないでください。
車検を受けるときの注意
DSC&TCS 装備車をテスターに載せる
場合は、DSC&TCS を整備モードに切
り替える必要があります。
詳細については、マツダ販売店にご相
談ください。
マッチ、タバコの火は確実に
消す
68H20580
外装部品に力をかけすぎない
段差などに注意して
前記にしたがって適切に取り扱わな
いと、ターボ装置の故障や破損の原
因となります。
こんなことにも注意して
マッチ、タバコの火は確実に消し、
吸いがらを入れた灰皿(タイプ別装
備)は完全に閉めてください。
灰皿(タイプ別装備)の中に吸いが
らをためすぎたり、紙など燃えやす
いものを入れたりしないでくださ
い。
スポイラー、リヤバンパー、サイドス
カートなどに強い力をかけないでく
ださい。破損するおそれがあります。
次のような場合は、バンパーまたは
車両下部が破損するおそれがありま
す。十分注意してください。
路肩など段差がある場所への乗り
入れ
わだちやくぼみなどがある道路の
走行
000-取扱説明書.book 37 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分
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必読! 安全なドライブのために
2-38
不正改造はしない
68H20590
この車に適さない部品を取り付け
る、あるいは自己流の調整や配線を
するなどの改造をしないでくださ
い。
火災や事故につながるおそれがあり
ます。また、取扱い、性能、耐久性
に悪影響をあたえたり、法令に違反
したりするおそれがあります。
無線機、ナビゲーション、オーディ
オ、ETC車載器などの電気製品の取
り付け、取り外しをするときは、マ
ツダ販売店にご相談ください。また、
バッテリー端子から電気製品の電源
をとったり、アース線を直接つなげ
たりしないでください。電子部品の
はたらきをさまたげたり、火災、故
障、バッテリーあがりなどを起こし
たりするおそれがあります。
ホイール、ホイールナットは指定の
マツダ純正品以外を使用しないでく
ださい。走行中にナットがゆるんで
ホイールが外れるなど、思わぬ事故
につながるおそれがあります。ま
た、燃費や走行安定性が悪化した
り、故障の原因となったりします。
ディスチャージヘッドライト装備車
では、次のような改造をするとオー
トレベリング機能(自動光軸調整機
能)が正常に作動しなくなるおそれ
があります。
・サスペンションの改造(車高やサ
スペンションの硬さ変更)
・指定サイズ以外のタイヤやホイー
ルの装着
お車の故障診断コネクターには、指
定の点検整備用の故障診断装置のみ
が接続できます。指定以外の機器を
接続すると、電子部品のはたらきを
さまたげたり、バッテリーあがりな
どを起こしたりするおそれがありま
す。
000-取扱説明書.book 38 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分
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必読! 安全なドライブのために
2-39
部品の取り付け、取り外し、
修理をするときは
アクセサリーの取り付けに気
をつけて
80J069
飲み物などをこぼしたときは
SRS エアバッグ、 シートベルトプ
リテンショナーは、その機能に影響
をあたえる部品に手を加えると、思
いがけないときに作動したり、必要
なときに正常に作動しなかったりす
ることがあります。
次のような場合は、システムに悪影
響をおよぼします。事前にマツダ販
売店にご相談ください。
ハンドルの取り外し、ハンドルま
わりの修理など
インパネまわり、センターコン
ソール付近の修理および電気配線
の修理
オーディオ用品などの取り付け
ダッシュボード周辺の板金塗装お
よび修理
前席の交換およびシートまわりの
修理
センターピラーまわりの修理
窓ガラスにアクセサリーを取り付け
ないでください。アクセサリーや吸
盤が視界をさまたげたり、吸盤がレ
ンズのはたらきをして火災を起こし
たりするおそれがあります。また、
SRSエアバッグが作動したときに、
アクセサリーが飛んでけがのおそれ
があります。
車内に水などをかけたり、飲み物な
どをこぼしたりしないでください。
次のような部品が故障したり、火災
の原因になったりするおそれがあり
ます。万一、飲み物などをこぼした
場合は、すみやかにマツダ販売店で
点検を受けてください。
SRSエアバッグシステム
ナビゲーションまたはオーディオ
スイッチ、配線などの電気部品
セレクトレバー、シートベルト
バックルなどの可動部分
000-取扱説明書.book 39 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分
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必読! 安全なドライブのために
2-40
エンジンオイルを交換すると
きは
■ 定期的に交換する
標準的な使用方法では、エンジンオイ
ルは10,000 km(ターボ車は5,000
km)ごと、または6か月ごとのどち
らか早い方で交換し、エンジンオイル
フィルターは10,000 kmごとに交換
してください。
厳しい条件(シビアコンディショ
ン)で使用した場合は、標準的な場
合より早めの交換が必要です。
→ メンテナンスノート
64P0034
■ エンジンオイルの規格/粘度
使用するエンジンオイルにより燃費な
どの性能は左右されるため、次の表 1、
表 2 をそれぞれみたすオイルを使用し
てください。オイルは、マツダ純正オイ
ルのご使用をおすすめします。
→ 8-1ページ(サービスデータ)
※1 API 規格とは、アメリカ石油協会
が定めた規格でエンジンオイルの
品質グレードを表しています。
※2 ILSAC 規格とは、国際潤滑油標準
化認証委員会が定めた自動車用エ
ンジンオイルの規格で、API 規格
をベースに省燃費・耐久性などの
性能がさらに優れたオイルである
ことを示します。
※3 SAE 粘度とは、潤滑油の粘度を定
めた規格です。
左側の数字 (W の付く数字 ) は低温
時の粘度を意味し、この数字が小
さいほど寒さに強くエンジンの始
動性が良いことを示します。右側
の数字は高温時の粘度を意味し、
この数字が大きいほど熱に強く、
エンジンの保護性能に優れていま
す。 交換時期を守ってください。劣化し
たオイルや目詰まりしたフィルター
は、エンジン故障や異音の原因とな
ります。交換については、マツダ販
売店へお申し付けください。
規格 全車共通
SAE粘度(※3) 5W-30
表1
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