MAZDA MODEL VERISA 2007 ベリーサ|取扱説明書 (in Japanese)
Manufacturer: MAZDA, Model Year: 2007, Model line: MODEL VERISA, Model: MAZDA MODEL VERISA 2007Pages: 250, PDF Size: 10.1 MB
Page 31 of 250
Black plate (31,1)
違法改造はしない
車の性能や機能に適さない部品を装着した
り、自分でエンジン調整や配線などをしない
でください。故障や、思わぬ事故につながる
おそれがあります。また、国土交通省に届け
出た部品以外を装着すると違法改造になる
ことがあります。部品の装着をするときは、
マツダ販売店にご相談ください。
タイヤ、ホイール、ホイール
ナットを交換するときはマ
ツダ販売店に相談する
lホイール、ホイールナットは純正品以外を
装着しないでください。純正品以外のも
のを装着すると車の性能が十分に発揮で
きないばかりでなく、走行中にナットがゆ
るみホイールがはずれるなど、思わぬ事故
につながるおそれがあります。また、駆動
系部品に悪影響をおよぼしたり、違法改造
になることがあります。
lタイヤの状態が車の性能に大きく影響し
ます。また、駆動系部品に悪影響をあたえ
ないために、次の点を守ってください。
l前後輪とも指定された同一サイズ、同
一種類のものを使用してください。特
にスノータイヤなどの冬用タイヤを装
着するときは注意してください。
lタイヤサイズは、運転席ドアに貼付さ
れているラベルで確認してください。
くわしくはマツダ販売店にご相談くだ
さい。
l摩耗差の著しいタイヤを混ぜて使用し
ないでください。
lタイヤはゴム製品のため、長期間使用する
と徐々に劣化していきます。安全な走行
状態を確保するために、使用開始後5~
7年を目安にマツダ販売店で点検を受け
てください。
タイヤバルブキャップは
純正品を使用する
タイヤバルブキャップは純正品以外を使用
しないでください。純正品以外を使用する
とバルブの損傷により、適正空気圧にならな
いおそれがあります。そのまま走行すると
空気圧が低下し、思わぬ事故につながるおそ
れがあります。
31
VERISA_Dウ_初版31ページ
2014年7月30日08:35 AM
Form No.Dウ
こんなことにも注意
Page 32 of 250
Black plate (32,1)
ディスチャージヘッドラン
プバルブを交換するときは
マツダ販売店に相談する
ディスチャージヘッドランプのバルブ·コネ
クター·電源回路·光軸(ヘッドランプの照ら
す方向)調整部分を分解したり、取りはずし
たりしないでください。
ディスチャージヘッドランプは高電圧を使
用しているため、取り扱いを誤ると感電する
おそれがあります。ディスチャージヘッド
ランプの交換·修理をするときは、必ずマツダ
販売店へご相談ください。
部品の取り付け、交換は
マツダ販売店に相談する
電話、無線、オーディオなど電気部品や電子
部品を取り付けるときは、電子機器類に悪影
響がでるおそれがありますので、マツダ販売
店にご相談ください。
また、不適当な部品を取り付けたり、取り付
け方法を誤ると、ブレーキ(ABS)、エアバッグ
の誤作動、エンジン不調、車両火災など思わ
ぬ事故につながるおそれがあります。
32
VERISA_Dウ_初版32ページ
2014年7月30日08:35 AM
Form No.Dウ
こんなことにも注意
Page 33 of 250
Black plate (33,1)
路面などと車両との干渉に注意する
次のようなとき、バンパーやマフラーなど車体の下部を損傷するおそれがありますので、十分注
意してください。
l車止めのある場所への駐車
l路肩に沿っての駐車
l路肩など段差のある場所への乗り降り
l駐車場など急な坂道への出入り
l凸凹やわだちのある道路の走行
33
VERISA_Dウ_初版33ページ
2014年7月30日08:35 AM
Form No.Dウ
Page 34 of 250
Black plate (34,1)
SRSエアバッグシステム
の注意
64ページの「SRSエアバッグシステム」を
よくお読みください。
お車に乗る前に
SRSエアバッグシステムはシートベルトの
働きに加えて乗員を保護する装置であり、
シートベルトに代わるものではありませ
ん。シートベルトは必ず着用してくださ
い。
用品の交換、取り付けなどにつ
いて
lハンドルを交換しないでください。また、
パッド部にステッカーなどを貼り付けた
りしないでください。万一の場合エア
バッグが正常に作動しなくなり、重大な傷
害につながるおそれがあります。
lインストルメントパネル上部にステッ
カーを貼り付けたり、芳香剤、アクセサ
リー用品、手荷物などの物を置いたりしな
いでください。また、ルームミラーにワイ
ドミラーを取り付けたりしないでくださ
い。エアバッグが正常に作動しなくなっ
たり、エアバッグが膨らむときにこれらの
物が飛散し、重大な傷害につながるおそれ
があります。
サイドエアバッグについて
lフロントシート背もたれの外側部分に手、
足、顔を近づけた姿勢で座らないでくださ
い。フロントシートに座ったときは、フロ
ントドアにもたれかかったり、窓から腕を
出したりしないでください。また、リヤ
シートに座ったときはフロントシートの
背もたれを抱えないでください。サイド
エアバッグが作動したときに強い衝撃を
受け、重大な傷害につながるおそれがあり
ます。
lフロントシートにシートカバーを使用す
るときは、この車専用のサイドエアバッグ
対応純正品を使用してください。純正品
以外のものを使用するとサイドエアバッ
グが正常に作動しなくなり、重大な傷害に
つながるおそれがあります。ご購入の際
は、マツダ販売店にご相談ください。
34
VERISA_Dウ_初版34ページ
2014年7月30日08:35 AM
Form No.Dウ
こんなことにも注意
Page 35 of 250
Black plate (35,1)
lフロントドアやフロントシート付近に
カップホルダーなどのアクセサリー用品
を取り付けないでください。サイドエア
バッグが膨らむときにこれらの物が飛散
し、重大な傷害につながるおそれがありま
す。カーテンエアバッグについて
lドアにもたれかかったり、フロントピ
ラー、リヤピラー、ルーフサイド部などに
近づかないようにして座ってください。
カーテンエアバッグが作動したときに強
い衝撃を受け、重大な傷害につながるおそ
れがあります。
lフロント窓ガラス、リヤ窓ガラス、フロン
トピラー、サイドピラー、リヤピラー、ルー
フサイド部、アシストグリップなどカーテ
ンエアバッグ展開部周辺にアクセサリー、
ハンズフリーマイクなどを取り付けたり
しないでください。カーテンエアバッグ
が膨らむときにこれらのものが飛散し、重
大な傷害につながるおそれがあります。
lアシストグリップやコートフックなどに
は重たいものやとがったものをかけない
でください。服などをかけるときはハン
ガーを使わないでください。カーテンエ
アバッグが膨らむときにこれらのものが
飛散し、重大な傷害につながるおそれがあ
ります。
35
VERISA_Dウ_初版35ページ
2014年7月30日08:35 AM
Form No.Dウ
Page 36 of 250
Black plate (36,1)
メンテナンスについて
次のような作業が必要なときは、必ずマツダ
販売店にご相談ください。これらの作業を
行なうとエアバッグが正常に作動しなく
なったり、誤って作動し、重大な傷害につな
がるおそれがあります。
lSRSエアバッグの取りはずし、取り付け、
分解、修理
lハンドルまたは周辺部品の取りはずし、取
り付け、分解、修理
lインストルメントパネルまたは周辺部品
の取りはずし、取り付け、分解、修理
lフロントシートの交換、取りはずし、取り
付け、分解、修理
l車両前部または側部の修理
lフロントピラー、サイドピラー、リヤピ
ラー、ルーフサイド部の修理
lオーディオなど用品の取りはずし、取り付
け
ナンバープレートは正し
い位置に取り付ける
ナンバープレートを勝手に取りはずしたり、
位置を変えないでください。
ナンバープレートは正しい位置に確実に取
り付けることが義務付けられています。
アクセサリーを取り付け
ない
窓ガラスやその周辺にアクセサリーを取り
付けると、運転のさまたげになったり、吸盤
がレンズの働きをして、火災が起こるなど思
わぬ事故につながるおそれがあります。
一酸化炭素中毒に気をつ
ける
自動車から出る排気ガスには、一酸化炭素が
含まれています。一酸化炭素は、無色/無臭
の有毒な気体です。体内に入ると、一酸化炭
素中毒を起こします。
一酸化炭素中毒の初期症状は、目まい/吐き
気/頭痛などの体調不良ですが、症状が進む
と意識不明になって動けなくなります。ま
た、症状によっては
死亡に至ることがありま
す。
万一、排気管などに腐食や損傷があったり、
排気音に異常を感じたときは、マツダ販売店
で点検を受けてください。また、車内で排気
ガスの臭いがしたときは、すべての窓を全開
にするか、空調を手動で外気導入にして新鮮
な外気をとり入れてください。
そのまま走行すると、排気ガスが車内に侵入
し、一酸化炭素中毒になるおそれがあり危険
です。
36
VERISA_Dウ_初版36ページ
2014年7月30日08:35 AM
Form No.Dウ
こんなことにも注意
Page 37 of 250
Black plate (37,1)
ライターやメガネを車内
に放置しない
炎天下に駐車するときは、車内にメガネやラ
イターを放置しないでください。車内が高
温になるため、ライターが爆発したり、プラ
スチックレンズ・プラスチック素材のメガネ
が変形・ひび割れを起こすことがあります。
エンジンルーム内のファ
ンやベルトに気をつける
エンジンルーム内を点検するときは、
ファンやベルトなどの回転部に触れないよ
うにしてください。特に、エンジンルームが
高温のときは、エンジンが止まっていても
ファンが回転することがあるため、手や指な
どが巻き込まれるなど、重大な傷害につなが
るおそれがあります。
エンジンルーム内に物を
置き忘れない
エンジンルームの点検をしたときは、工具や
布を置き忘れないようにしてください。置
き忘れるとエンジンなどを損傷したり、火災
につながるなど思わぬ事故につながるおそ
れがあります。
ラジエーターが熱いとき
はキャップをはずさない
エンジンが十分に冷えるまでは
ラジエーターとリザーバータンクのキャッ
プを開けないでください。エンジンが熱い
ときにキャップをはずすと、蒸気や熱湯が噴
き出してやけどなど、重大な傷害につながる
おそれがあります。
バッテリーの取り扱いに
気をつける
正しく安全にバッテリーを取り扱うために、
バッテリー使用前または点検前には必ず次
の注意事項をお読みください。
lバッテリーを取り扱うときは必ず保護メ
ガネを着用してください。
バッテリー液には有毒で腐食性の高い希
硫酸が含まれており、目に入ると失明など
重大な傷害につながるおそれがありま
す。また、バッテリーから発生する可燃性
ガスに引火して爆発するおそれがありま
す。
37
VERISA_Dウ_初版37ページ
2014年7月30日08:35 AM
Form No.Dウ
Page 38 of 250
Black plate (38,1)
lバッテリーを取り扱うときはバッテリー
液をこぼさないでください。
バッテリー液には有毒で腐食性の高い希
硫酸が含まれており、目や皮膚に付着する
と重大な傷害につながるおそれがありま
す。万一付着したときは、すぐに多量の水
で洗浄し、応急処置が済んだら、医師の診
察を受けてください。
lバッテリーの近くでお子さまを遊ばせな
いでください。
バッテリー液には有毒で腐食性の高い希
硫酸が含まれており、目や皮膚に付着する
と重大な傷害につながるおそれがありま
す。
lバッテリーを取り扱うときは、絶対に火気
を近づけないでください。
バッテリーから発生する可燃性ガスに引
火して爆発するおそれがあり危険です。
火気の発生を防ぐため、
端子や端子
に工具などの金属部分が触れないように
してください。また、ブースターケーブル
の接続、取りはずしのときは、
端子がボ
ディーや
端子に触れないように十分注
意してください。
l換気の悪い場所では、バッテリーの充電を
行なわないでください。
バッテリーから発生する可燃性ガスに引
火して爆発するおそれがあり危険です。
発進時には安全を十分確
認する
発進時は周囲の状況に十分注意してくださ
い。
l信号待ちなどで停車したときや、駐車後に
発進するときは、周囲の安全を十分確認し
てから発進してください。
l後退するときに十分な視界を得られない
ときは、車から降りて後方の安全を確認し
てください。
運転中は携帯電話を使用
しない
運転しながらハンズフリー以外の自動車電
話や携帯電話を使用しないでください。思
わぬ事故につながるおそれがあります。
航空機内ではアドバンス
トキーを操作しない
航空機内ではアドバンストキーを操作しな
いでください。アドバンストキーを航空機
内へ持ち込むことは可能ですが、操作すると
航空機の運行に支障をおよぼすおそれがあ
ります。また、かばんやポケットなどで保管
する場合は、アドバンストキーのスイッチが
容易に押されないように注意して下さい。
38
VERISA_Dウ_初版38ページ
2014年7月30日08:35 AM
Form No.Dウ
こんなことにも注意
Page 39 of 250
Black plate (39,1)
安全装備
シート40
正しい運転姿勢..................................... 40
フロントシート...................................... 42
リヤシート............................................. 44
ヘッドレスト.......................................... 45
シートベルト47
正しい着用のしかた.............................. 47
3点式シートベルト............................... 50
お子さまの安全55
お子さま専用シートについて.............. 55
チャイルドシートを固定するとき...... 62
SRSエアバッグ
システム64
SRSエアバッグシステムについて...... 64
ABS 75
ABSについて......................................... 75
トラクションコントロール
システム(TCS) 77
TCSについて......................................... 77
ダイナミック・スタビリ
ティ・コントロール
(DSC) 78
DSCについて......................................... 78
39
VERISA_Dウ_初版39ページ
2014年7月30日08:35 AM
Form No.Dウ
Page 40 of 250
Black plate (40,1)
正しい運転姿勢
正しい運転姿勢がとれるようにシートを調節してください。
¢シート各部の調節は、必ず走行前に行なってください。
走行中に行なうと、運転姿勢が不安定になったり、前方不注意になるため、思わぬ事故につなが
るおそれがあります。
¢背もたれと背中の間にクッションなどを入れないでください。
正しい運転姿勢が取れないばかりか、衝突時にシートベルトなど拘束装置の効果が十分に発揮
できないため、重大な傷害につながるおそれがあります。
¢背もたれは必要以上に倒さないでください。
急ブレーキ時や衝突時に、体がシートベルトの下に滑り込み、シートベルトの効果が十分発揮で
きないため、重大な傷害につながるおそれがあります。
¢シートの下に物を置かないでください。
物がはさまってシートが固定されず、思わぬ事故につながるおそれがあります。
40
VERISA_Dウ_初版40ページ
2014年7月30日08:35 AM
Form No.Dウ
シート
2.安全装備