TESLA MODEL S 2015 クイックガイド (in Japanese)
Manufacturer: TESLA, Model Year: 2015, Model line: MODEL S, Model: TESLA MODEL S 2015Pages: 96, PDF Size: 2.86 MB
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ロードサイドアシスタンス.............. 2
ロードサイドアシスタンスへのご連絡 ...................... 2
ロードサービスご利用の注意 .......................................3
平台のみを使用する 3
セルフレベリングを無効にする
(
エアサスペンション車両のみ
) 3
牽引モードを有効にする 3
牽引用チェーンを接続する 4
トレーラー上に引っ張り、車輪を固定する 4
安全情報 ............................................... 5
シートベルト ................................................................... 5
シートベルトの着用 5
妊娠中の女性がシートベルトを着用するとき 6
シートベルトプリテンショナー 6
シートベルトのテスト 7
シートベルトに関する警告 7
チャイルドシート ........................................................... 8
お子さまを乗せるときのガイドライン 8
チャイルドシートを選ぶ 9
より大きなお子さまを乗せるとき 11
チャイルドシートを取り付ける 11
シートベルト保持式チャイルドシートを取り付ける 11ISOFIX
対応チャイルドシートを取り付ける 12
トップテザーストラップを取り付ける 12
チャイルドシートをテストする 13
チャイルドシートに関する警告 13
ビルトイン チャイルドシート .................................... 14
使用制限 14
開く 14
折りたたみ 15
お子さまを座らせる 15
チャイルドシートに関する警告 16
エアバッグ ...................................................................... 18
エアバッグの位置 18
エアバッグの動作 19
エアバッグの種類 19
助手席ヘッドエアバッグを
OFF
にする 20
エアバッグ展開の影響 21
エアバッグインジケーター 21
エアバッグについてのご注意 21
タイヤの手入れと保守 .................................................22
タイヤ空気圧の保守 22
タイヤの点検と保守 23
タイヤとホイールの交換 24
タイヤチェーンの使用 25
タイヤ空気圧監視 25
タイヤのマーキングについて 27
車両総重量 ..................................................................... 29
積載量ラベル 29
積載制限の計算 29
トレーラーの牽引 30
ルーフラック 30
免責事項 .......................................................................... 31
車両テレマティクス
/
データレコーダー 31
品質管理 31
適合宣言 ......................................................................... 32
キーおよびパッシブロック解除システム 32
タイヤ空気圧監視システム 33
メディアコントロールユニット 33
無線周波数情報 34
問題の報告 ..................................................................... 35
Tesla
に連絡する 35
保証 .....................................................36
一般保証条項 .................................................................36
保証人 36
保証の対象となる車両 36
保証条件 36
制限および免責事項 36
所有権の移譲 36
本新車限定保証の実行要求者 36
保証期間 37
保証範囲 ......................................................................... 37
基本車両限定保証 37
補助拘束装置(
SRS
)限定保証 37
バッテリーおよびドライブユニット限定保証 37
除外および制限 .............................................................38
保証の制限 38
追加的な制限および除外 38
無効保証 39
損害 40
保証サービスの取得 .................................................... 40
修理費にかかる税のご負担 40
適正修理期間 40
ロードサイドアシスタンス(日本) 40
変更と撤回 41
紛争の解決 ......................................................................41目次
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ロードサイドアシスタンスへのご連絡Tesla は、保証期間中に限り年中無休 24時間いつでもご利用いただけるロードサイドアシスタンスを提供し
ております。
ロードサイドアシスタンスの連絡先:
0120-097-5214
車両識別番号( VIN)、ナンバープレート番号、走行距離、現在地、問題の特徴をお知らせください。 VINは
ダッシュボードの運転席側上部に表示されており、外からでもフロンドガラスを通して見ることができます。
車両輸送者には、お客様の責任で Model Sの輸送方法を指示していただきます (3ページの「ロードサービ
スご利用の注意」を参照)。
ロードサイドアシスタンス
2Model S クイックガイド
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ロードサービスご利用の注意
平台のみを使用する
Tesla が他に指定しない限り、平台トレーラーのみ
を使用してください。タイヤが直接地面に接した状
態で Model S を輸送しないでください。注意: 輸送中に発生した損傷は保証対象にはな
りません。注意 : Model S を輸送する際は、以下の詳細な
指示に従ってください。
セルフレベリングを無効にする (エアサスペ
ンション車両のみ )
Model S にスマートエアサスペンションが搭載さ
れている場合、電源がオフのときでも自動的にセル
フレベリングします。損傷を防止するため、ジャッ
キモードにしてセルフレベリングを無効にする必要 があります。
1. タッチスクリーンで 「コントロール」 > 「運転
モード」 の順にタッチします。
2. ブレーキ ペダルを押してから、 「Very High 」
にタッチして高さを最大にします。
3. 「ジャッキアップ」 にタッチします。
ジャッキモードになっている場合、ア
クティブサスペンションが無効であ
ることを通知するメッセージと共に、
計器パネルにこの表示灯が表示され
ます。
注 : Model S を時速 7 km 以上で運転すると、ジャ
ッキモードは解除されます。
警告 :
スマートエアサスペンションが搭載され
た Model S の場合、ジャッキモードを有効に
しないと輸送中に車両が緩む可能性があり、重 大な損傷を引き起こす危険があります。牽引モードを有効にする
Model S は、ニュートラルにシフトされた直後でも
運転者が車両を離れたことを検知すると、自動的に
パーキングにシフトすることがあります。 Model S
をニュートラルに維持するには (この場合パーキン
グブレーキが解除されます )、タッチスクリーンを使
用して牽引モードにする必要があります。
1. パーキングにシフトします。
2. ブレーキペダルを踏み、次にタッチスクリーン
で 「コントロール」 > 「 Eブレーキと電源オフ」 >
「牽引モード」 の順にタッチします。ジャッキモードになっている場合、ホイ
ールがフリー状態になっていることを通
知するメッセージと共に、計器パネルに
この表示灯が表示されます。
注: 牽引モードは、 Model S がパーキングにシフト
すると解除されます。
注意 : 電気系統が機能していないために電気パ
ーキングブレーキを解除できない場合は、 12V
バッテリーのクイックスタートを試みてくだ
さい。手順については Tesla に電話でお問い
合わせください。パーキングブレーキを解除
できない状況が発生した場合は、タイヤスキッ ドを使用するかホイールドーリーを使用してModel S を搬送します。その場合、搬送距離は
できるだけ短くしてください。これを実行す
る前に、必ずドーリー製造元の仕様および推奨
積載重量を確認してください。
ロードサイドアシスタンス
ロードサイドアシスタンス3
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牽引用チェーンを接続する1. ノーズコーンを取り外します。
最上部右隅にプラスチックプライツールを挿入
し、ノーズコーンを手前にゆっくり引き出しま
す。クリップが外れたら、ひねったり曲げたり
せずにノーズコーンを手前に引き、残りの 3 つ
のクリップを外します。
2. 牽引穴を挿入します。
フロントトランクにある牽引穴を右側の開口部
に完全に挿入し、しっかりと固定されるまで反
時計回りに回します。
3. 牽引穴に牽引用チェーンを取り付けます。
注意:
引く前に、牽引穴がしっかり)~rWZ
いることを確認します。トレーラー上に引っ張り、車輪を固定する
車輪止めと固定用ストラップを使用して車輪を固定します。
• 固定用ストラップの金属部品が、車輪の塗装面
または面に接触しないようにしてください。
• ボディパネル上または車輪内にストラップを置
かないでください。注意 : ストラップを車両ボディのシャーシ、サ
スペンション、その他の部品に取り付けると、
車に損傷を与える可能性があります。注意 : 損傷を防止するため、タイヤが直接地面
に接した状態で Model S を輸送しないでくだ
さい。
ロードサイドアシスタンス
4Model S クイックガイド
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シートベルト
シートベルトの着用
シートベルトとチャイルドシートは、衝突の発生時
に乗員を保護する最も効果的な手段です。したがっ
て、シートベルトの着用はほとんどの地域で義務づ
けられています。
運転席と助手席の両方に、 3 点慣性リールシートベ
ルトが装備されています。慣性リールベルトは、通
常の運転状況で乗員が快適に移動できるよう自動的
に張力がかかるようになっています。チャイルドシ
ートを固定するために、すべての座席の着座位置に
ALR (自動ロック式巻き取り装置)が取り付けられ
ています。シートベルトを必要以上の長さに引っ張
ると、 ALRが作動してベルトがロックされます。バ
ックルが外されないかぎりベルトはロックされたま
まです (11ページの「シートベルト保持式チャイ
ルドシートを取り付ける」参照 )。
シートベルトリールは、 Model S が急加速、ブレー
キング、コーナリング、または衝突の衝撃に伴う力
を受けると、乗員の移動を防止するために自動的に
ロックします。計器パネル上のシートベルト リマインダ
ーは、座席にいる乗員がシートベルトを
着用していない場合に、警告します。シ
ートベルトが着用されないままの状態で
いると、リマインダーが点滅し断続的な
チャイム音を鳴らします。すべての乗員
がシートベルトを着用したにもかかわら
ずリマインダーがオンのままの場合は、
シートベルトが正しく着用されているこ
とを確認するために再度着用し直しま
す。また乗員がいない座席から重い物
( 書類かばんなど ) を移動してください。
リマインダーランプが引き続き点灯して
いる場合は、 Teslaに連絡してください。シートベルトを着用するには
1. 座席の正しい位置を確認します。
2.ベルトをスムーズに引き出して、ベルトが骨盤、
胸、鎖骨の中間点の上、首と肩の間に平らに位
置するようにします。
3. ラッチプレートをバックルの中にカチッという
音がするまで差込みます。
4. 安全に固定されたことを確認するため、ベルト
を引きます。
5. ベルトの対角線部分をリールに向かって引き、
余分な弛みを取り除きます。
シートベルトを着用するには
シートベルトが速く巻き込まれすぎないようにする ために、バックル近くのベルトを持ち、バックルの
ボタンを押します。そうすることで、ベルトが自動
的に巻き込まれます。ベルトが完全に巻き込む際に
邪魔になるような障害物がないことを確認し、ベル
トが完全に巻き込まれるようにします。シートベル
トが完全に巻き込まれない場合は、 Tesla に連絡し
てください。
安全情報
安全情報5
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妊娠中の女性がシートベルトを着用するとき腰ベルトは、腹部のふくらみを避け腰骨のもっとも
低い位置にくるように調整します。肩ベルトは胸の
中央を通るようにします。詳しくは医師の指示に従
ってください。警告 : 事故が発生した場合の衝撃を和らげるた
め、乗員とシートベルトの間に絶対に物を入れ ないでください。シートベルトプリテンショナー
前席シートベルトには、前方向からの激しい衝突の 際にエアバッグと連動して作動するプリテンショナーが装備されています。プリテンショナーはシートベルトアンカーとシートベルトウェビングを巻き込
み、腰ベルトと肩ベルトの弛みを減らし、乗員の前
方への移動を減少させます。
プリテンショナーとエアバッグが衝突時に作動しな
かった場合、故障ではなくこれらの作動条件を満た
すほどの強い衝撃が存在しなかったこと意味しま
す。
警告 : シートベルトプリテンショナーは一度し
か作動しません。一度作動したら、交換する必 要があります。事故の後、エアバッグ、シート
ベルトプリテンショナー、すべての関連コンポ ーネントを確認し、必要に応じて交換します。
安全情報
6Model S クイックガイド
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シートベルトのテスト
シートベルトが正しく作動することを確認するた め、各シートベルトで 3 つの簡単な点検を行ってく
ださい。
1. シートベルトを着用している状態で、バックル
に最も近いウェビングを素早く引きます。バッ
クルはしっかりとロックされたままでなければ
なりません。
2. ベルトを外した状態で、ウェビングを限界まで
引き出します。引き出し操作がスムーズに行え
ることを確認し、ウェビングに摩耗がないか確
認します。ウェビングを引き込ませて、引き込
みがスムーズで完全であることを確認します。
3. ウェビングを半分引き出した状態で、タング プ
レートを持ち、前方に素早く引きます。シート
ベルトが自動的にロックし、それ以上引き出せ
なくなったことを確認します。
シートベルトがこれらのテストのいずれかに合格し ない場合、 Tesla にただちに連絡してください。
シートベルトに関する警告警告 : シートベルトは、短距離の運転であって
も、すべての乗員が必ず着用しなければなりま
せん。着用しない場合は、事故が発生した場合 に負傷や死亡事故につながる危険性が増大します。警告 : 小さなお子さまは適切なチャイルドシー
トに固定してください。取り付ける際は、必ず チャイルドシート製造元の取扱説明書の指示
に従ってください。警告 : すべてのシートベルトが正しく着用され
ていることを確認してください。シートベル
トを正しく着用しないと、事故が発生した場合 に負傷や死亡事故につながる危険性が増大し
ます。警告 : ペン、鍵、眼鏡など硬くて先端が尖った
物、壊れやすい物を入れた衣服の上からシート
ベルトを着用しないでください。警告 : ストラップがねじれた状態でシートベル
トを着用するのは避けてください。警告 : シートベルトは乗員 1人につき 1本使用
します。お子さまを膝の上に乗せたまま、シー トベルトを着用するのは危険です。警告 : 事故で摩耗したシートベルトは、シート
ベルトへの目に見える損傷がない場合でも、必 ず Tesla に検査または交換を依頼してくださ
い。警告 : シートベルトに摩耗の兆候 (擦り切れな
ど ) がある、もしくは何らかの切り込みまたは
損傷がある場合は、必ず Tesla に交換を依頼し
てください。警告 : シートベルトを化学物質、液体、埃、ゴ
ミ、または洗浄液等で汚さないようにしてくだ
さい。シートベルトが巻き込まない、またはバ ックルで固定できない場合は、ただちに交換する必要があります。 Tesla に連絡してくださ
い。警告 : シートベルトの弛みを除去することを妨
げる、またはシートベルトが弛みを調整するこ とを妨げるような部品の追加や改造はしない
でください。ベルトが弛むと、乗員保護の効果 が大幅に減少します。警告 : シートベルトの操作を妨げる、または操
作に影響を与えるような改造はしないでくだ
さい。警告 : シートベルトは、未使用時に完全に巻き
込まれ、弛みのない状態である必要がありま
す。シートベルトが完全に巻き込まれない場
合は、 Tesla に連絡してください。
安全情報
安全情報7
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チャイルドシートお子さまを乗せるときのガイドライン
お子さまを乗せる際は、年齢、体重、身長に合ったチャイルドシートで身体を固定する必要があります。助手 席ヘッドエアバッグが ONになっているときは、お子さまを乳幼児用または小児用チャイルドシートで助手席
に乗車させないでください。助手席フロントエアバッグが作動しないようにする方法については、 20ペー
ジの「助手席ヘッドエアバッグを OFFにする」を参照してください。チャイルドシートを使用する際は、チ
ャイルドシートの取扱説明書に確実に従ってください。警告 : 前方にある「作動可能状態のエアバッグ」によって保護されている座席上で後ろ向きチャイルドシ
ートを使用するのは絶対に避けてください。お子さまが重傷を負ったり死亡事故につながる危険性があ
ります。サンバイザーの両側に貼付されている以下のラベルを見てください。
Model S に搭載されている Tesla ビルトインタイプ後ろ向きチャイルドシート(オプション)は、身長・体
重が一定範囲内のお子さま向けに設計されています( 14ページの「ビルトイン チャイルドシート」を参照)。
安全情報
8Model S クイックガイド
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チャイルドシートを選ぶシートベルト保持式のチャイルドシートおよび ISOFIXチャイルドシートの種類はお子さまの体重に合わせ
て選ぶ必要があります。次の表をガイドラインとして参照してください。
シートベルト保持式チャイルドシート質量グループ助手席後部窓際席後部中央席グループ 010 kg以下XUUグループ 0+13 kg 以下L*UUグループ 19~ 18 kgUF**U、 UFU、 UFグループ II15~ 25 kgUF**U、 UFU、 UFグループ III22~36 kgUF**U、 UFU、 UFU: 汎用後ろ向きチャイルドシート
UF: 汎用前向きチャイルドシート
L: 推奨するチャイルドシート - Maxi-Cosi Cabrio/Cabriofix E4 04443517 または Takata Mini E4
04443717
X: シート位置がこの質量グループのお子さまには不適切です。
* シートは最後部かつ最も低い位置に配置しなければなりません。
** シートは最後部かつ最も高い位置に配置しなければなりません。
注記 :補助シートは必ずシートベルトで取り付けてください( ISOFIXは使用しないでください)。
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ISOFIX* チャイルドシート
質量グループサイズ等級固定具後部窓際 ISOFIX
位置グループ 010 kg以下ER1IL
グループ 0+13 kg 以下
ER1ILA
、 CDR2IL A
、 CCR3IL A
、 C
グループ 19~ 18 kg
DR2ILBCR3ILBBF2IUF
、ILB
、 DB1F2xIUF 、ILB
、 DAF3IUF 、ILB
、 DIL: 準汎用チャイルドシート(支持脚付きの後ろ向きまたは前向きシート)に最適
IUF: 汎用チャイルドシート(テザー付き前向きシート)に最適
A 推奨 :Takata Mini E4 04443717
B 推奨 :Takata Midi E4 04444204
C 推奨 :Maxi-cosi Cabriofix/Easyfix E4 04443517
D 推奨 :Maxi-cosi Pearl/familyfix E4 043908
*ISOFIX - 乗用車内にチャイルドシートを取り付ける方法の国際標準規格
注 : お子さまとチャイルドシートを合わせた重量が 29kgを超える場合、 Teslaはシートベルトとトップテザ
ーストラップでチャイルドシートを取り付けることを推奨します。安全なうえ、シートベルト警告灯が確実に
消灯するという利点があります。チャイルドシート取り付けの際は必ずシートベルトの取扱説明書の指示に
従ってください。
安全情報
10Model S クイックガイド